編集部シリーズですが単体でも読めます。
さて。
トキメキ、タメイキ、ルームシェア3巻で、
編集に片思いをする作家として登場した志羽先生。
まぁまぁしつこかった志羽先生…。
まぁまぁメンドクサイ志羽先生…。
今回はそんな志羽先生のスピンオフになります!
お相手の属性や関係性を見て下さい↓↓
・幼馴染み関係
・過保護攻め
・愛が重い攻め
・拗らせてる攻め
・溺愛攻め
うわ~~~~~~~~!!!!(∩´///`∩)
ドツボに好きな設定ばかりや~~~!!!!
と大興奮。
正直なところぶっちゃけあらすじが一番萌えた。
ただやっぱり私は志羽先生がちょっと苦手で、
メンドクサイなーっていう感想が先立ってしまい;
苦手フィルターがかかったレビューになります。
すみません。
あらすじにも書かれているように、
攻め・藤生の世界の中心は志羽先生の存在です。
志羽先生のためなら転職も引っ越しも厭わない。
志羽先生を甘やかしながらもめっちゃ依存している攻めです。
対して志羽先生は、
悪く言えば泣き虫で甘ったれ
良く言えば今も少年のような無垢な人
なんですよね。
藤生が大切に大切に(実質)育ててきた箱入りで。
ゆえに恋に恋してる言動が目立った気がします。
本当の意味で恋愛してる感じがしないな…ーと。
私はこの部分↑が引っかかって萌えには繋がりませんでした。
終始良くも悪くもめんどくせーーーー!!!なんです。
お子ちゃまみたいな志羽先生
長年の片思いを拗らせた藤生
っていう2人なので話が中々進まない進まない;
ただ「愛が重い藤生を当たり前のように受け容れてる志羽先生」っていう図は
個人的にお気に入りポイントです(∩´///`∩)
(写真撮られまくってるのとか)
(藤生の依存気味なところとか)
(志羽先生自身はなーーーーーんも気にしてない)
(愛が重いはずなのに重さを感じてないとこ良き)
恋に恋してる感じが強かったのであれ?と思ったら
続編があるそうなので恋心の進化が楽しみです…!
完結編です。
レビューをどうやって書いたらいいか…悩む。
個人的に率直な感想はフワッとしてたな、と。
2巻はめちゃくちゃ面白かったんですね。
1巻にはない情報がたくさん出てきて、
世界観が深く広がってく感覚があって大興奮。
その時にまだまだ謎に包まれたベールもあって、
3巻の発売を楽しみにしてました。
で。3巻なんですが。
謎が明らかになる!といった展開はなくて、
フワッと良い感じに収めました…みたいな。
ぶっちゃけ2巻以上の大きな情報は得られませんでした。
悪魔の目的も、天使と悪魔の過去も、
特に語られることなくフワッと終わってしまった…。
なんだったんだろう。私の読解力では追いつかない。
空気感や言葉の端々から読み解く必要があるタイプの最終巻でした(;´Д`)
私の足りない脳みそを振り絞って感じたことは、
人ならざる者が人間に触れ感情を知るドラマ性です。
感情を知ったことで生まれる葛藤が垣間見えて、
登場人物四者四様なりの愛情の示し方があって。
特に悪魔と天使はとても不器用な人達でした。
結局悪魔も天使もベニーを愛していたけれど、
人ならざぬ者ゆえに愛情の概念すらなかった。
しかし天使と悪魔の中の変化が露わになってくんですね。
不器用な人達の不器用な愛情によって
人間の世界で人間として生かされたベニー。
淡々とした話し運びの中に沢山の愛情がありました。
(悪魔の真意は愛情なのか正直わからんけど…;)
フワッとした纏め方は個人的に得意じゃないので
評価抑え目ですみません。でも世界観は好きです。
描き下ろしはたっぷりとあります。びっくり。
そしてッ!!!
ターナー×ベニーのエチエチがッ!!
なんとッ!!!
10Pもあるんですッ!!!
最後の最後にこんな濃い2人が見られるとは///
幸せそうな2人が拝めて眼福でした(∩´///`∩)
あずみつなさんはゆる~く作家買いしてます。
刺さる作品はめちゃくちゃ萌えに刺さるけど、
刺さらないときはトコトン う~ん? となっちゃう…;
で、今作は個人的に後者でした。
同衾だったり、付き合う前の距離感だったり、
個人的に性癖ドツボな萌えもあったけどピンと来ず。
200P越えの分厚さなんですけど
話のスピード感が好みに合わず中弛みを感じました。
ただ!あずみつなさんの描くチョロイン受けは
安定して最ッ高~~~~に か・わ・い・い !!!!!!!!
超鈍感なんでめっちゃ焦れったいんですけどね~!
(受け本人は、)
(かわいいと言われるのに抵抗あって嫌がる)
(そんな所も含めてかわいい奴め!ってなる)
攻めで萎えて・受けで萌えるって感じかな(∩´///`;)
私の萌えセンサーが鈍ってるだけだと思います。
ちょっと辛口込みのレビューですみません。
さてさて。
攻めと受けは学生時代の友人で良きライバルです。
攻めがアナウンサーになると告げると、
受けもアナウンサーになって攻めに勝つと誓いました。
そして希望通り2人ともアナウンサーになるも、
受けが飲みに誘っても攻めは断るばかりで疎遠になり…。
今では画面越しで姿を見るだけの元友人になってます。
そんなある日
攻めが大きなスキャンダルに巻き込まれてしまい、
受けに助けを求めるところからストーリーが始まります。
感想がまとまらないので箇条書きで失礼します。
◆好きなところ◆
・同衾。付き合ってないのに近い距離感も好き
・料理上手な攻めによる餌付け
(美味しくご飯を食べてる受けがかわいい…!)
・カッコ良く思われたいのに可愛い扱いされる受け
(可愛い扱いされて嫌がるのが更に可愛い…!)
・鈍感すぎる受けがジワジワと気付く過程
(気付くの遅すぎて焦れったいが可愛いから許す…!)
・『ふみは…バカなのかもしれない…』
(個人的にこの作品で一番のパワーワードwww)
(鈍感すぎる受けに対する冷静なツッコミおもろ)
◆刺さらなかったところ◆
・攻めがイマイチおっさんくさい。ホント同級生?
・攻めの遠回しアピールがグダグダ
(受けが鈍感ってわかってるならもっと切り込め)
(チョイチョイ小出しアピは中弛みが否めない…)
・攻めが好ましく思えないせいか片思いの切なキュンが味わえない
初読は普通に楽しめました。
本はすぐに読み返す派だけど2回目以降は目が滑る;
いつもみたいに前のめりで読めなかった部分もあり、
萌えセンサーが作動しないままの辛口感想ですみません。
でも好きなところはホント好きなんですよ!
あずみつなさんの描くアホの子チョロイン受けは至高+゚。*(*´∀`*)*。゚+
作家買いです。
幾田むぎさんの絵が好きなんですよーーー!!
あと今回は表紙デザインも凝ってて良き。好き。
ただストーリーはあまり刺さるところがなくて
サラサラっと読み終えてしまったなーという印象…。
子どもがめちゃくちゃ可愛い!って感想が一番残る。
攻めがイマイチ掴みどころがなくハマりませんでした。
受けはけっこう好きだったんですが… (∩´///`;)スミマセン
絵が好き・お子ちゃんがめっちゃ可愛かった→萌え2
キャラやストーリーがイマイチ刺さらなかった→萌え
間をとって☆3.5辺りのつもりの萌え評価です。
さてさて。
お話は中学時代の同級生と再会ラブです。
受け:黛
性嗜好の考え方はフラットで、悪口とかも嫌いで、
嫌なことは嫌とハッキリ言えるタイプかな…?
スレたところがなくて甥っ子の面倒も見てて良い子。
自分の平凡さに不満は無いと言いつつも、
どことなくコンプレックスを感じてそう?と思いました。
攻め:村瀬
中学時代は色々鬱屈した気持ちを抱えて居て、
周囲とは馴れ合わず目立たないように過ごしてました。
地元に帰ったところで連絡をとる友達はいません。
高校で都会に出てからは遊びまくってたようで、
大人になった今はちょっと言葉が軽くチャラめ…?
ナチュラルに勘違いさせる甘い言葉を吐くお人です。
地元に良い思い出がない村瀬でしたが、
中学時代に黛と交わした会話や言葉は支えになってて。
再会を機に下心を持って近づいてーーーと展開します。
村瀬のキャラがイマイチ掴めなかったので
解釈が出来てないままの感想になります。すみません。
とりあえず黛の甥っ子がめちゃくちゃ可愛い!!!
甥っ子と対等に遊んでいる黛も同等に可愛い!!!
村瀬の妹ちゃんもとっても良い子で可愛い!!!
村瀬と黛は子どもを交えて会うことが多いので
作中で「パパ友」って言ってたのがしっくりきましたw
(独身で子どもいないのにパパ状態が板に付いてる黛…)
あと村瀬が遊び人で熟れてるのに対し、
黛は恋愛ビギナーでギクシャクするのが良きでした。
イチイチドキドキしてる黛がとっても可愛い。
でも いざとなると村瀬は逃げ腰なんですよ!
そうなると黛の方がスパンッ!としててですね。
遊び人×恋愛ビギナーの立場逆転って感じが好きです。
どうしても村瀬のキャラが固まらず、
黛はカッコイイって印象が残ったかな…(。_。)?
(あくまで個人的解釈です。合ってるかは自信はない)
甥っ子ちゃんは等身大の描かれ方が良かったです。
ゲームが好きで、時々怒られて、わがままも言う。
ペカーッと明るくて元気印で可愛くて癒やされるー!!
割と平和に大きな波乱なく展開するし、
子どもの可愛さにも癒やされてストレスなく読めました。
タイトルと表紙だけで既に物語が見えてきますね。
こういうのドツボに好きで表紙だけで萌える!!
情感たっぷりの表情も良~~!+゚。*(*´∀`*)*。゚+
しかしこの作品、
あらすじにはラブコメって書かれてるんですよね…。
表紙からはラブコメって感じがしないぞ (。_。)オヤ~?
センシティブな胸キュンストーリーじゃないの???
って不思議に思いながら読み始めたら、
キャラクターの良さでラブコメが成立してました。
2人の周囲も明るい人達ばかりだし、
男同士だからどうのって概念がなく重くない感じで。
深く考えずにサラッと読めるので好みが分れるかな?
個人的には思ったよりアッサリしてた印象が強いかな…。
表紙とタイトルが出たときが萌えのピークだったやも…。
ラブコメじゃなく切なキュンのが合いそうな題材だったかなぁ…と。
(何様な感想ですみません)
絵がキレイで安定してて、
登場する全キャラクターの温かさがめちゃ良きでした!
嫌な人が出てこない安心感や可愛さに癒やされます…!
評価は萌え2と萌えの間で☆3.5ぐらいかな。
良い作品だと思うし好きなんですけど、
輝く原石って確信はあるのにちょっと惜しい感じ…。
さてさて。
親友で両片思いのお話です。
大学時代は4年間同居をしてましたが、
就職をキッカケに同居を解消した2人。
受け:航はずっと湊が好きだったので、
同居解消と同時に恋を終わらせる覚悟をしました。
会わずにいればいつか忘れられる日が来ると…。
攻め:湊は就職して別々に暮らすようになってから、
今まで以上に航が恋しくなってようやく恋を自覚。
また一緒に暮らせるチャンスがあったら絶対逃がさないと決めてます。
そんなこんなで離ればなれになって数年後、
湊は転勤で地元に戻れるチャンスが巡って航に同棲を申し出ました。
しかし航にとって恋人は永遠に続かないモノで怖い。
親友ならずっと側に居られるという理由で断固拒否!
両片思いが発覚してからモダモダしながらストーリー展開します。
絶対に付き合いたい攻め×絶対に親友でいたい受け
というキャッチコピーが既に萌えだし秀逸。最高。
また航と湊の性格がことごとく正反対なんですね。
湊:無表情・感情表現下手・恋の自覚遅し
こうと決めたら猪突猛進
航:感情ダダ漏れ全部表情に出る(可愛い!!!!)
行動する前に考え込んじゃう
凹凸がピッタリなところが良きでしたヾ(*´∀`*)ノ
物語が始まってすぐに両片思いが発覚するので、
ストーリーとしては本当にそのままタイトル通り。
・湊が「同棲して」ってお願いする背景
・航が「うん」って答えるまで悩んだ背景
が描かれているんですね。
両想いなのが大前提としてあるのでハラハラ感はなく、
さしあたって大きな障害が全く一切ない。
航が【恋人より親友でいる重要性】の価値観を払拭し
同棲にOKしちゃえば済んじゃうお話なんですよね。
これを葛藤を控えめにしてラブコメ仕様にすると
アッサリ薄味だな~という印象は否めなかったです。
個々のキャラクターはめっちゃ好きでしたヾ(*´∀`*)ノ
湊は照れるのを我慢するとムッとなるんですが、
嬉しさを噛み殺してるのがいじらしくてキュンキュン!
航は感情ダダ漏れの表情が可愛くて可愛くて良きです◎
また、湊のおじいさんとおばあさんや、
航が勤務する写真館の館長とお孫さんにホンワカ癒~!
「運命の番がお前だなんて」続編。
獅子倉は超意地っ張りで素直じゃないし、
虎谷は言葉のチョイスが下手で上から目線。
寄れば触ればケンカ&すれ違いだった彼等が…!
表紙からすでに多幸感溢れてますね。
(前作の表紙と並べると温度差で風邪引くやつw)
ちょっとマイナスな感想が混じってしまい、
解釈が足りてないと思うのでザックリとした感想です。
さてさて。
今作はケンカの量はウンと減ってました。
相手の気持ちを慮ったり、
カッとなっても一呼吸置いて堪えたり、
愛を育んで成長するってこういうことなんだなぁ…と。
そういう大人の愛みたいなものが垣間見えて
素直になって愛し合う恋愛が感じられました。
結婚に対する価値観の違いはシリアスでしたが、
相手の意志を汲もうと努力するところが良かったです。
獅子倉も虎谷も好き合ってるのがダダ漏れてれ萌え///
ただ、面白かったのは面白かったけれど
個人的に前作のようなギュンギュンする萌えはなかったです。
なんていうか…、
虎谷の親の恋愛観?辺りの下りが興味ないというか…
良いシーンなんか知らんけどスン顔になっちゃって…
ほーーーーん(鼻ホジ)みたいな。←比喩表現です
結局兄貴の立ち位置もよくわかんなかったし。
虎谷家のゴチャゴチャが意味わかんなくて入り込めなかった;
ここまでオメガ差別が無い社会だったのに
急にα至上主義の親が出てきてモヤッとしたのもある…。
Ωだから結婚に拘る獅子倉の想いが切なかったです。
面白かったんだけど、
前向きな感想があまり出て来なくてすみません。
しかし表紙のシーンはもぅもぅ…!!!
めっちゃニヤニヤニヤニヤ楽しみました(∩´///`∩)
前作の表紙と並べて比べて萌えが摂取出来ちゃう///
あーーー……、うーーーーん;
別に悪くないんだけど、
端的に言えば「え!まだ続くの!?」が率直な感想です。
引っ張るような内容はないのにダラダラしちゃってる…。
作品タイトルが『30日の開発メゾット』なんですよね。
ならば30日を迎えた3巻+後日談が一番キレイだったなと思いました。
新キャラ2人出てきたけど、ううーーーん(。_。)
これって必要ある?みたいな。なんかモヤモヤ。
ダラダラ続くなら3巻がピークになっちゃいそうで残念。
1巻読んだ時、めちゃくちゃ興奮したんだけどな。
タイトルや表紙が良い意味で裏切ってくれたのが良かった。
ノンケ上司に恋い焦がれる姿にキュンキュンしたんですよ。
ただの個人的な好みの話ですが、
ダラダラしちゃうの勿体ないよーーー。゚(゚´Д`゚)゚。
(続くってことは人気と需要があるんだろうな)
(ってことはわかる。わかるけどもッ!!!)
さてさて。
晴れて恋人となりお付き合いが始まりました。
2人ともとっても幸せそうでイチャコラ満載です♡
お仕事面では営業部に新人が2人入ってきて、
幸介さんと柳瀬がそれぞれ指導に当たることになります。
しかし中途採用で入社してきた新人・叶恵は
なんと!幸介さんの幼馴染み…!とっても親しげ…!!
叶恵は幸介さんに気がある素振りを見せて
柳瀬は心配&嫉妬で気が気じゃなくーーーと展開します。
展開に意外性がなく、内容も有るようで無い、みたいな。
王道の展開にならば王道なりの萌えがあるハズだけど…、
3巻の盛り上がりからコレ?って印象が拭えなくてハマらなかった。
良かった点は柳瀬の浮かれっぷり…!
幸せすぎて地上から1センチは常に浮いてそうwww
恋愛は諦めてた子が幸せになる姿って良きですね////
叶恵に対し「幸介さんは俺のマウント」取るんですが
マウントの取り方が小者感溢れててアホかわいかった…!
幼馴染マウントで倍返しされてるのも可哀想かわいい…!
で。柳瀬の嫉妬心を幸介さんは理解してるんですね。
嫉妬をバカにせずに気持ちを汲むとろこがグッときました。
確実に育まれている愛情を感じます。
叶恵と共に登場した新キャラくんは…?
今のところなんで登場したのかイマイチわからなかった。
柳瀬に憧れてるっていう立ち位置はけっこう好き。
ダラダラ感が拭えないので辛口になっちゃいましたが
幸介さんと柳瀬のイチャコラが沢山見られたのは良かったです。
表紙に引かれて試し読みしたら絵がとても綺麗。
帯も表紙の一部になってて、
淡く描かれた桜の上に積もる雪が幻想的です。
ストーリーも表紙のような透明感と淡さがあって、
良くも悪くも雰囲気BLかな、と…。
空気を楽しむというか、行間から感じ取るというか。
ズバン!としたBLがお好みだと評価が分れそう…?
かくいう私も得意分野ではないのですが、
表紙のキャラクターがとても可愛かったので満足です。
猫みたいなのに「猫じゃない」って言い張るとこ好き。
かわいいかよ。
冬の寒さから季節が変わる描写と心の動きがマッチしていたのは良かったけど、
ちょっとわかりにくい部分もあってBLを読んだ!って感じはしなかったかな。
2人を繋ぐキーマンの存在が大きいけれど、
その存在もふんわりしてるので、、、ウーン?(。_。)?
私には読解力がないので上手く読み取れませんでした。
でも儚さや透明感を感じられる絵と世界観がとても良かったです…!
(※攻め受け表記ありますがエロ無しです)
教員の青海は雪の中で震えてる青年に声をかけます。
凍える彼を放っておけず家で暖を取らせることに…。
捨て猫のような青年・ゆきは絵描きでした。
雪の中にいたのは絵を描いていたからで、
青海の絵も描きたいからとモデルを頼んできます。
そんな成り行きでゆきは青海の家に居候しはじめてーーー。
ごく普通の好青年に見える青海だけど、
実は学生時代の一部の記憶がゴッソリないのですね。
記憶がない事実すら気付いてないようにも見えます。
いつまでも夢の中で揺蕩って生きているようにも感じました。
そんな青海の欠けた記憶を埋める鍵を握って、
ゆきは現われました。
青海と、失った記憶と、ゆき。
3つの点が少しずつ繋がりながら展開していきます。
失った記憶の中のキーマンになる人物が
もうすこしハッキリと描かれてたら解釈が深まるのに!
ちょっとわかりにくくてもどかし~~!の一言。残念。
青海とキーマンの関係性は箇条書きされただけで、
そこに絡む心理描写が見えないので解釈しずらい。
仲の深さが漫画に落とし込まれて描かれていない。
2人の関係性がわからないから入り込みづらい。
青海とキーマンの間になんらかの慕情があるかと思えば
キーマンはゆきのことが好きだったと出てきて…はぁ?
キーマンとゆきの関係性もふわっとしてるんですよ。
出会ってからの時間経過もわかりにくいし、
精神的支えだったのかわかるけど恋に落ちる過程は謎。
・青海⇔キーマン
・ゆき⇔キーマン
それぞれの関係性がふわっとしか描かれないから
イマイチお話についていけなかったんですよね…。
でもキーマンがいたからこそ青海とゆきは繋がれた。
互いを理解しあうことが出来た。
ーーーということだけはなんとなく伝わりました。
絵が綺麗だったのとキャラクターが良かったので
評価は真ん中の萌え評価で上げます。
解釈が足りないままのレビューでふわっとしててすみません。
絵が綺麗で気になるな~と思って購入しました。
好きだなぁ~これは萌えるわ!って思う点と、
んん?なんかモヤッとするな…って思う点があるかな。
いい話なんだろうけどアッサリ感が否めなかったです。
時代背景など設定がボヤッとしてたのが残念でした。
ちょっと入り込みづらいというか、浅い感じが…;
ストーリーに関しては辛口になっちゃうんですけど、
でも萌えにドスッと刺さる場面もあって好きは好きなんですよ…!!!
どうにも勿体ないなという印象でした。
(何様ですみません;;;;)
さてさて。
五穀豊穣を願って古いしきたりに従った結婚。
巫女一族の直系がもう男子1人しかおらず、
男の花嫁が村の長一族に嫁いでくるお話です。
私は攻めの義興がどうにも好きになれませんでした。
そもそも時代背景をハッキリ見せないまま始まるので、
現代の価値観では嫌悪される言動のオンパレードが無理。
(昔ならわかるのよ。そういう時代だし)
(でも始まり方がいつの時代なんだろう?と曖昧で、)
(どういう心構えで読めば良いかわからないのが困る)
結婚は表向きの儀式だから妾と子作りする発想も、
弟夫婦から養子もらえばいいや~!って発想も、
これが現代の話なら気持ち悪いなとしか思えなくて…;
これは○○時代です!って最初にハッキリしていれば
ああ、そういう時代だもんね、って先入観が持てたのに。
あと長の倅で24歳という割に言動が幼すぎる。
見知らぬ土地に嫁いできた18歳の子供への配慮がなく、
年上で次世代リーダーの懐を感じられないのがアウト。
1話目で花嫁に散々酷い態度をとっておきながら、
コロッと気持ちが変化するのもなんか浅い男だなぁって。
あと幼少期のエピソードで
「大きな魚を釣って将来の嫁にもいつか食わせてやる」
って言う割に、本人は魚嫌いの設定で…え!?????
そこはラブラブ後のフラグ回収じゃないの ( ゚д゚)!?
わっかんねーーーーーーー!
(義興を好ましく理解するのを途中放棄した大の字)
花嫁の千歳はめちゃ萌えツボに刺さる子でした。
私が健気受けが好きっていうのもあるんですけど、
ギャップに弱いのもあるので、、最高に可愛かった!!
子供の時から義興のお嫁さんになるって育てられてね。
写真の中の義興に恋してた姿がもーキュンキュンくる!
そのくせギャップがある男なので、
儚げ美人のイメージをぶち壊しにくるところも好き…!
あとテンパると暴走して、後で泣いてるとこも良き…!
(巫らしいシーンがないのでそこはよくわかんないけど)
ちょっと気になると言えば、
千歳は巫女一族の唯一の直系なんですよね…?
血が途絶えちゃうけどそこは大丈夫なのか…?
(いや、まぁ…別に気にする必要ないかもしれんが、)
(この古いしきたりはこれで終わりってことでいい?)
義興の人物像にしろ、時代背景にしろ、
物語に説得力が欲しかったな…というのが率直な感想です。
評価がとても迷う。
辛口なことばかり書いたけど中立ってほどでもない。
(千歳が抱える切なさはすごく良かったんだよー!)
とりあえず真ん中評価の萌えで上げます。
表題作の他にも同時収録されている作品があって、
どちらも"幼なじみと恋をする"共通項がありました。
3話ずつ収録されてるので分量的には半々ぐらいです。
個人的には萌え2寄りの萌え辺り……かな。
表題作は幼なじみだからこそ!の沸き立つ高揚感がなく。
同時収録は年の差がある幼なじみだからこそ葛藤があり、
切なさやキュンとくるものがあって好みでした。
幼なじみ設定が大好物なんですけど、
大好物すぎてこだわりも強く…評価下げてすみません。
(作品どうこうより単純に好みの問題↑)
◆幼なじみと恋 (3話+描き下ろし)
攻め→受け→もうひとりの幼なじみという一方通行の恋。
あるキッカケで受けも攻めが好きに変わっていくんですね。
んで攻めと受けはキスする関係にまで発展し、
あとは受けがハッキリ告白をするだけ!ってほどラブラブ。
けれど、もうひとりの幼なじみが彼女にフラれて
また昔のような3人組で連むようになって変化がーーーー。
3人組の幼なじみっていうのが良かったです。
恋が絡みバランスが崩れて切なさを抱える者が出てしまう。
一方通行の恋という誤解がすれ違いを生んで切なキュン!
ただ、個人的に受けの乙女ムーブがちょっと苦手でした。
『付き合っているのに片思い!?』と帯にあるんですが、
2年も友達以上恋人未満みたいな曖昧な関係なんですね。
好きアピールするだけで「気持ち伝わらない~」って…;
いや、言えばいいじゃん。攻めからは告白されてるんだし。
面倒くさいなっていう印象が残ってしまった(。_。)
攻めはどこまでも"受けファースト"で、
必要あらば自分の恋は諦める健気さにキュンとしました。
個人的に同級生幼なじみのズケズケした距離感が好きで。
気を使わない・阿吽が成立する・男同士だからこその雑さ
っていう部分に萌える質なんですが、
そういうのが一切なくて距離感で萌えられず残念でした。
(あーーー、書きながら気付いた)
(スッキリしないのは幼なじみらしい雑さがなかったからだ)
(受けが「守られる対象」っていうのにモニャっとしたのよ)
攻めと受けの身体の描き方が違ってたのは良かったです!
◆大人の恋をもう一度 (3話+描き下ろし)
年上の幼なじみに告白をしフラれてしまった過去。
4年経っても失恋を引きずったままの受けでしたが、
就職をキッカケに実家に戻ると失恋相手の幼なじみに再会してーーー。
年上の幼なじみが大人の狡さを出してくるんですが、
彼は彼なりの葛藤が見えたのが良かったです。
でもホンッッッット~~~~~にズルイ!!!!!!
振り回されてる受けがちょっと可哀想なんですが、
忘れたくても切り離すことが出来ない恋心が切なくてね。
流されずに頑張って抗おうとすることも可愛かったです。
しっかし、何度も書くけど攻めはズルイわ~~~~……。
(ちょっと攻めザマァが見たかった←)