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神作品

PREMIUM レビューアー ソムリエ合格

女性いるいるさん

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ひーん(;ω;)ウウウウ

シリーズで数えると3冊目になります。
新章スタートです…!(人*´∀`*)パチパチパチ

灰賀が4年生になり就活を控える最中の葛藤や
金江の卒業時を彷彿とさせる灰賀の卒業式etc.
ゆっくりと愛を育む日常の様子が描かれていました。

灰賀の大学生活は
金江で始まって金江で終わる。。。みたいなね!
運命的な出会いをしみじみと感じちゃいますね!

比べるのも野暮ですが比較として…。
無印下巻(シリーズ2冊目)の時みたいな
派手にドカンッとした盛り上がりではないけれど
ゆっくりおだやかに沁み渡ってく感じがあります。

優しく愛を育んでいる日常がお好きな方は是非…!
(最初は箱ヘルから始まるけれど、)
(心理描写のロジックが丁寧な作品だと思ってます)
(無印下巻のリアルがホント良かったので…!!!)


さてさて。

灰賀の進路の悩み・就活の悩み、
金江は仕事で忙しい日々が続き、
新キャラで金江兄の登場、
それによって初めて知る金江の過去、
そして少しずつ近づく灰賀の卒業式ーーー。

慌ただしく過ぎていく日々の中で
灰賀と金江の愛が育まれていきます。

灰賀も金江も誠実な人だし安定感はあるものの、
2人とも相手軸の考え方をするので時には
気遣いが裏目に出てしまう時もあってですね…。
安定感はあるけれどちょっと危うい面がキュッときました(;ω;)

(別れそうとかすれ違いとかじゃないけど)
(なんかちょっとだけ噛み合わない感じ…)
(読んでて ひーん(;ω;) ってなっちゃう。ウウウ)

どっちも「無理させてる…」って思ってて
どっちも相手を慮るのは悪いことじゃないけど!
でも!!!なんかちょっと切ないの!!!!!!
ひーん(;ω;)ウウウウ

金江兄は悪い人じゃないし良い人だと思う。
弟想いの優しい兄だと思うよ。思うけどさ。
ちょぉぉぉぉぉっと黙れ?ってなったよね。
(悪気は無い厄介な人にしか思えなかったんや…;)

ーーーと、何もかも順風満帆ではない中で、
その都度ちゃんと2人で不安を解消していく。
当たり前だけど当たり前じゃない大切なこと。
そうやって育んでる姿を見られてすごく良かったです。

あと2人だけの世界になりすぎないところ。
友人たちのマイノリティへの理解や助言は、
金江も灰賀も愛されてるなぁ…って感じがしてホッとしました。

不安定さを少し感じる中で成長していく続編で
灰賀が社会人になるとまた違う悩みが出ると思うけど、
その度に仲が深くなっていく姿を見るのが楽しみです。

これは愛が過ぎるよーーー!( ´͈ ᐜ `͈ )

これは非常に良き続編でした(∩´///`∩)
終始ニヤニヤニヤニヤが止まらなかったし、
読み終えた後に即リピしたよね…BIGLOVE♡

いやもぅね、
これは愛が過ぎるでしょ~~~////
って一言に尽きるんですよ。

私は1巻のレビューでこう書きました↓↓↓

 何をしても、何が起こっても、
 周囲からどれだけ背中を押されても、
 恋人ルートしかない道に立たされても、

 目 黒 と 秋 野 は 気 づ か な い w
 恋 人 に は 絶 対 な ら な い w

しかし2巻を読むと恋人云々の次元を越えて

 付き合ってよーが、
 付き合ってなかろーが、
 例えどんな関係になろうが、

 目 黒 と 秋 野 は 気 づ か な い w
 恋 人 ど う こ う の レ ベ ル じ ゃ な い w

最後の最後までタイトル回収してるんだけど
1巻のときみたいな焦れったさはなくて、
そういう『気付かない』なら大好物だぜ…!!!
って性癖爆発させながら噛みしめました。

無自覚なままクソデカ感情抱えてるの
マジのマジで萌えが過ぎる。ゆくえさん天才。

あと1巻で秋野のクズっぷりが苦手と思った人は
とりあえず温かい目で2巻の秋野を見て欲しい~!
秋野もね、そこまでバカじゃなかったなっていう。

(っていうか何も考えないトコ長所だった)
(何も考えないところが逆に頼もしい)
(秋野にこんな感情を抱くなんて…(困惑))

ママのツッコミポジも安定の的確さでした。
読者の気持ちを代弁してくれる影の主役…!
カバー下はママの恋愛事情(?)がチラリしてます(﹡´◡`﹡ )


さてさて。

あれだけママに背中押されまくっても
いまだ付き合うに至らない目黒と秋野でしたが、
ようやく観念して認め付き合うことにしました。

目黒としては
秋野はノンケだし…って感情が拭えないけれど、
予想に反して恋人になった秋野はカラッと積極的。

人前でも距離が近いし、
手を繋ぐことにも躊躇がなく、
めちゃんこ THE・彼氏! なんですね。

けれど目黒はどうしても戸惑いが大きく、
過去のトラウマと秋野が重なってしまいーーーと展開します。


ゲイがノンケと付き合う怖さが描かれて
怯えたような目黒の表情が切なかったです。が。
それ以上に秋野が頼もしくてキュンキュンした!

なにやだも~~~~かっこいいじゃん!秋野!
って興奮したよね。チョロい読者なので。ふふふ。
(1巻で彼女や目黒を家政婦扱いしてたことは)
(とりあえず忘れて上げようね…私…)

いつまで経っても
「たぶん好き」のスタンスを絶対崩さないくせに、
無自覚でクソデカ感情抱えるほど好きなんですよ。
めっちゃズルくない???

多分だけど、
目黒はこの先もずっとうっすら不安を抱えながら
うっすら秋野を100%信じないままかもしれない。

でも目黒の様子がおかしいと秋野が敏感に感じ、
その都度ちゃんとコミュニケーションを取って、
気づいたら老後だった!?みたいな。

(目黒がうっすら不安になるのは最早性格で、)
(そんな部分も秋野は大らかに包み込むのよ…)
(っていうのが私の解釈)

深~く愛し合ってるのに気づかず一生を共にする。
この2人ならそれも案外幸せなんだろうな…、と。
心が満たされる続編に大感謝です(;////;)

最強で最高なDomDom(∩´///`∩)

待望の単行本化…!!!ですね(﹡´◡`﹡ )
元は去年X(旧Twitter)でバズりにバズった作品で、
私は何回も何回も読み返してニヤニヤしてました。

この作品のオススメポイント。まず、
めっちゃ強いDom×めっちゃ強いDom…!!
なんでCPが成立するの?って感じなんですが、
本人達も理解出来なくて「???」って宇宙猫顔になるのめっちゃ面白いッ!!

コマンドを言われると
素直にペタ~と従って満たされちゃうの可愛い。
めっちゃ強いDomなのに…!!!(←ココ重要)

プレイでほわ~と満たされたあとに
急に我に返ってスンッてなる瞬間もすごく良くて、
ホンワカから一気に激寒の落差に風邪引くわww

あとは安定のゆくえさんなので、
男前受けがカッコイイ!ってとこですかね。
(表紙黒髪が受けです♡)
(マジで癖が安定してるよねスキ!)

テンポ良くコミカルなDom×Domのお話なので
いわゆる支配欲とか暴力的な要素はありません。
斬新で新感覚なDom/Subユニバースになっておりますヾ(*´∀`*)ノ


さてさて。

攻め:OTO
めっちゃ強いDom。
弱いコマンドでもすぐSubを怖がらせてしまい、
中々パートナーと続かず慢性的に体調不良です。

受け:マサ
こちらもめっちゃ強いDom。
パートナーは理解を得た上で3人いる器用な人。
顔良しスタイル良しの元モデルさんです。


OTOがふざけてマサにコマンドをかけたら
なぜか抜群に効いてしまって精神が満たされる。
Dom同士なのになぜこんなことになった???

全く状況が理解出来ない2人でしたが
OTOの体調不良が一気に解消されたのは良いコトで、
当面のパートナー役をマサが請け負うことになります。

その後、何度もプレイを重ねるうちに
ついOTOの本音が漏れてしまってーーーと展開します。


このお話って、
・Domなのに褒められるとうれしい
・コマンドをかけられると満たされてしまう
本来ならマサの方が動揺する事案のハズ…;
Domのアイデンティティが崩れちゃうというか。

しかし!
マサがあまり動じず状況を受け容れるんですよね。
この辺りにマサのカッコ良さが滲み出てたし、
こういうところが本当に器用だな~と思いました。

それよりも問題はOTOでしたね。
そもそもOTOにとってマサは憧れの人なのです。
モデルになったのもマサを追ってのことでした。

憧れのマサとプレイをして、
憧れのマサと相性が抜群で、
憧れのマサの今まで見たことがない顔を知る。

テンパってジタバタと藻掻いてる様子が
年下攻めスキーのツボをガンガン押してくる…!
動じないマサとの対比でめっちゃ萌えました…!

で。普段はカッコ良いマサが
OTOにコマンドかけられて蕩けるお顔がホントに
可愛くて…!!!!
可愛くて…!!!!
可愛くて…!!!!(震える)

そりゃもぅ!OTOが動揺するのもわかる。
カッコ良くて可愛いマサが悪い。(悪くない)
あとコマンドに反抗出来るとこも強くて好き!

そんなこんなで
Dom×Domとして成立してるお話なんですが、
Dom性が強いからこそ唯一無二感があります。

絶対的繋がりが見られる関係性が大好物なので、
めっちゃ萌えました(∩´///`∩)
甘さも抜群に感じられてニヤニヤが止まらない。

Dom/Subの特殊設定はありますが、
明るくサッパリしてて読みやすいと思います。
試し読みがツボなら是非是非…!!!

唯一無二の存在

人気小説コミカライズ2巻。
気になるところで終わってて3巻に続きます♪

本の半分ぐらいのところで原作本編が終わり、
残り半分は原作書き下ろし部分に突入してます。
(分量的には3巻で原作1冊分になるのかな?)

ちなみに一穂さんの書き下ろしはナシ・あとがきはアリでした。

さてさて。さて。

めーーーーーーちゃくちゃ良かったです…!
コミカライズの良さが出てるというのかな?
セリフで想像しか出来なかった表情が、
思ってた以上に!あまりにも!あまりにも!可愛くてッッッッッ!!!!
ひとつひとつのセリフに表情が乗る効果でめッちゃ萌えました(∩´///`∩)

(1巻は原作未読で読みましたが、)
(2巻は原作既読で読んだので違う角度で楽しむ)

2巻は本編の後半、
計と潮が精神的に支え合って関係が変化する様子や
恋人になった2人の間に新キャラが割り込んだりと
見所モリモリで進みます。

プレッシャーに押しつぶされそうな計の叫び。
何も言わず黙って計を信じる潮の穏やかな笑み。

ずっと一人で何でも乗り越えてきた計。
初めて他人を頼り、
ひとりじゃないことが力になって、
潮の存在が支えで唯一無二となる。

計の「ひとりじゃなかった」の一言で涙腺が崩壊しました(;///;)

(今まで見たことないような顔しててね、)
(心が素っ裸になった計が見えた気がした)

難局を乗り越えた後の「国江田計」と「オワリ」
半分と半分が溶け合っていくようでグッときました。

潮の表情も良きですね~!
茶化すようなセリフでも表情は愛おしさがあって。
ベタ惚れっぷりにニヤニヤニヤニヤが止まらない。
初エッチはキュンキュンします/////

あと個人的大好きポイントで、
「ヨシヨシ」
「イイ子イイ子」
「かわいいかわいい」の下り。

コミカライズは潮の手が優しくて…!!!
計がほんのり可愛く喜んでて…!!!
めっっっっちゃくちゃキュンキュンした!!!

甘々好きには堪らんほどスイートな空気で
ジタバタと悶えながら萌えちゃいました/////

計はヨシヨシしてもらうの初めてだろうなー。
全てを曝け出した相手が包み込んでくれるって
ビッグラブが過ぎるぜ♡♡♡

分厚い仮面を被った国江田計のカタルシスがあり
心がとっても満たされた2巻で大満足です…!!

後輩アナ・皆川が加わったことで
2人関係が更に深くなっていくのが楽しみだー!

巡り巡る『血』はどこから…?

1~2巻だけで15万部突破しているようで
おめでとうございまーーーーす!!(∩´///`∩)

・ストーリー 最高◎
・美麗な絵  最高◎
・BL的萌え 最高◎
キッチリと3拍子揃ってますからね…!!!!
重厚な世界観だけど甘さのバランスが良いので
重くなりすぎないところも読みやすいので是非。
(って3巻のレビューに書くことじゃないな…)


さてさて。

3巻は物語が一気に加速しました!
謎に包まれていた部分が次第に明らかになり、
様々な事件が全て繋がって原因に集約される。

あれ?最終回!!?と思うような大団円と、
終わりのような始まりのような次なる序章。
FANGSの世界観がますますディープになっていきます。

事件のキーになっているメギが動き出すと、
イチイの情緒不安定さがマシマシで…!!!
ぶっちゃけ頼りになんないの!マジで!!!
エンを泣かせやがって( `д´)⊂彡☆))Д´) パーン

ってな感じで、
メギが突然現われてイチイは動揺を隠せません。

けれどエンはエンで、
 ・突然目の前でキスシーンを見せつけらた
 ・キスの相手はイチイと元ペアリング関係
とあっては気にならないハズがありません。

しかし話を聞こうにもイチイの様子が変でね。
2度とチャームを使わない約束をアッサリ破り、
エンの不安を慮る余裕を完全に失っていてーー。

イチイのことを理解したいエンだけど、
イチイ本人が理解させようとしてくれない淋しさ。
悲しみに覆われるエンの表情がすごく切なかった。

そんな中でスギやマリコの寄り添う優しさよ…!
エンが困った時に逃げ場になる場所があってホッとしました。

そしてメギが語る始まりの真相。
30年前の事件やエンが吸血鬼になった事件、
FANGSの成り立ちなども明らかになります。

吸血鬼のお話っていうより神話みたいでしたね。
始まりの5人の獣について考えると、
脳みそが捻れて捻れて宇宙まで飛んでっちゃう。
(3巻を踏まえた上で1巻から読み返してムンク顔)

そんな中でですね。
ペアリングに悩み続けたエンが答えを出します。

それを聞いている時のイチイの涙。
そしてそのあとに始まるセックスは
神々しいほど美しかった。マジで。美!!!

エンがしょんぼりしてるシーンが多かったから
幸せそうに笑ったときはもぅ嬉し泣き(;///;)
イチイも幸せそうでキュンキュンキュンキュン。
あーーーーー堪らん!!!!

長く生きる吸血鬼だからこそ
過去の痛みとも向き合う時間が長くなる。
気が遠くなるほどの時間を痛みと共に…。
FANGSを読んでると不死について深く考えさせられます。

そして最後の最後に落とされた爆弾。
えッッッッッッ!?!?(゚Д゚)!?!?
思わず1巻から読み返しちゃいましたよ…;;

そもそもFANGSとは何か。
今まで見てきたモノすらひっくり返っちゃう。
めっちゃ面白いです。ますますハマりました!

※余談※
2巻は官能的修正だったけど3巻は白抜き。
ぴえんぴえん(;∀;)

ロウーーーーーー!!!!( `д´)⊂彡☆))Д´) パーン

ストレートな感想としては、
思ってたよりラブラブターンが少なくて…アレ?
2人がガッツリ絡むのほぼ最初と最後だけやん!
ーーーってなる。ぶっちゃけ。
(厳密には最初と最後だけじゃないけど感覚的に)

1個だけどうしても許せないセリフがあったので
ロウザマァがちょっとめっちゃ見たかった!
佳乃はロウに甘すぎなんだよーーーーーー!
もっと!焦らして!怒って!苦しめてやりな!!
(地団駄地団駄)
(泣いて謝るまで許さなくていいのに(・3・)ブー)

とか思いながら、佳乃の優しさに癒されました。
ロウのダメなところはリアルだなと思いました。
年下攻めスキーとして大満足です♪


さてさて。

今回はロウが晴れて社会人となり
職場で知り合った人との関わりなどが描かれて、
ロウにとっての『愛の難しさを知る』お話です。

職場の子が心配でほっとけなくなって、
泊まり込みで様子を見るために佳乃との約束をキャンセル。

もちろんやましい気持ちは微塵もないので
佳乃にはすべて説明して理解を得ています。
けれど佳乃の本音としては理解と納得は別の話でーーー。


人生イージーモードで苦労せずに生きてたロウさん。
 ・デリカシーのなさ
 ・佳乃に対する想像力がなく鈍感なところ
 ・基本的に悪びれないところ
 ・とにかく!デリカシーのなさ! (2回目)
ーーがガシガシ伝わる感じでお話が進んでいきます。

前巻でも言及されていたけど
ロウの恋愛観はチート過ぎて受け身なんですよね。
故に好きな子の気持ちを考えて動く経験がなかった。
だから佳乃の気持ちまで想像が及ばないんですよね。

まぁ…、人は簡単に変われないよなー…と。
急にスパダリになれるワケなんてないし、
ロウの配慮の足りなさはリアルだなと思いました。

佳乃はモヤモヤを抱えることになるんですが、、、
個人的に怒る佳乃が新鮮で…!!(∩´///`∩)
スンとした虚無の表情すら美しかったんですよ…!

(「ゆうべその人のところ泊まった」の表情!)
(ふいに未亡人感が出るのが佳乃なんだよなぁ)
(マジ憂い美人)

まぁ…、怒ってても優しいんですが。
もっともっとロウに反省させてやればいいのに…。

今回はロウが軸になって展開する中で、
「佳乃」と「佳乃以外」で違いがあって萌えました。

・佳乃以外には…
メンタル強すぎる。何を言われても気にしない。
嫌われても気にしない。キツイ当たりもスルー。
コミュ力抜群で気配りもする。

・佳乃に対しては…
佳乃に嫌われるのめっちゃ怖い。メンタル弱い。
佳乃のことになるとすぐに不安そうな顔になる。
そのくせ佳乃の気持ちには鈍感。

この違いにキュンキュンしました(∩´///`∩)
特に不安な顔してるのめっちゃニヤニヤする。
佳乃にしか心が揺れないのがすごく好きです。
もし佳乃に冷たく拒否されたらロウは死ぬほど落ち込むだろうな…ふふふ。

佳乃の前では"かわいいロウくん"なのも良き。
前回冒頭の大人びた印象は消えて、
佳乃の前では素の年相応なロウが見られます。

かわいいって言われて拗ねるロウは
年下攻めの可愛さがギュッと詰まってました…!

あと佳乃がタバコ吸うシーンが
似合ってなくてめっっっっっちゃ可愛かった!
ギャップ萌え!ギャップ萌え!!(∩´///`∩)

タバコなんて大人なアイテム出しながら
"好きな人とやってみたかった"てピュアかよ!!
佳乃は終始可愛くて可愛くて心もかわいい+゚。*

帯に書いてある『愛の難しさを知る』。
ロウにとってはまだまだ成長の余地有りですね。
佳乃と過ごしながら愛を深めていっておくれ…。

現段階のロウでは佳乃を任せられんので、(何様)
精神面も大人になったロウ×佳乃で続きが見たいです。
(「フリーだったら有り」の発言だけは絶許)

余談追記
通常版は電子で、
特装版は紙本を買いました。

特装版に入っていたのは
・両面印刷のダブルカラー表紙
・カバー下 ニコのキャララフや設定
・カバー下 描き下ろし漫画(1P)

↑これらは通常版にはなかったので参考までに。

1巻とは違う意味で罪深い〜!!!

罪意識の強さが前面に出てた1巻に比べて
2巻は初恋の甘酸っぱさが感じられた気がします。

これがもぅめっちゃ良い~~~(∩´///`∩)

年の差だったり、性知識の差だったり、
後ろ暗い気持ちを抱えながらも想い続けた廉の恋。
近くに居すぎて気付くのが遅れたなっちゃんの恋。

幼馴染みという近くて遠い関係の中で
モダモダと恋をする姿がめっちゃアオハルでした!
キュンキュン泣けてしまったーーー!!(;///;)

ショタ時代の2歳差は体格差も含めて大きいです。
背徳感が漂って廉の強い罪意識が印象的でしたが、
高校生になれば、大人になれば、たった2歳差なんですよね。

ごく普通の『高校生の恋愛模様』に変わっていき、
少しずつ廉の罪が消えていくようでグッときました(;///;)


さてさて。

ストーリーとしては
恋に気付き、悩み、幼馴染みゆえに遠回りして、
すれ違いながら2人の関係が少しずつ形を変える。
ごく普通の高校生が恋が等身大に描かれています。

当て馬はいません。大きな波乱もありません。
けれど上手くいきそうでいかないもどかしさに焦れ焦れします…!!!

個人的にドツボなのは廉の不器用さ。
なっちゃんのことが好きで仕方ないのに前に進めず、
結果なっちゃんに誤解されちゃってね。おバカめ…!

廉の世界はすべて"なっちゃん"一色で、
なっちゃんの望むことならなんだって聞くのですね。
それが廉にとってとても辛い選択だったとしても…。

なっちゃんがそうしたいならいいよって。
本当は嫌なのにさ!めっちゃ落ち込むくせに!(;ω;)
でも攻めが凹む姿は性癖なのでめっちゃ萌えたーー!!

そんで廉が初めて見せる涙でグッときます。
涙腺緩みまくりでもらい泣きしちゃいました(;///;)

で。なっちゃんもなっちゃんで沢山悩んでます。
廉の気持ちに全ッッッッッッく気付いていないので、
いろいろ誤解してはいっぱい傷ついちゃっててね…。
不安に揺れる姿が切なキュンでした(;///;)

そして幼馴染みから恋人へ変化していく描写で、
 ・甘えるようになった廉
 ・対等に頼らようとするなっちゃん
って感じで緩やかな変化にキュンキュンする…!!

廉が背負った罪の意識をなっちゃんが浄化させてく。
めっちゃエロエロの中にカタルシスが感じられます。
(泣きながらキュンキュンするドエロって…)
(浄化エロスが最高すぎるんだが!!?!?)

んで浄化エロスに萌えながらも
なっちゃんの天然ドエロは罪深いなぁ…と。笑
廉が振り回される気持ちがよ~~く分かる。笑

そういえば…、Qpanoに掲載されてたっていう
交際中のショート漫画は収録されてませんでした。
読むのをけっこう楽しみにしていたので残念;;

帯に「初恋・完結」と書いてあるので、
恋人になった彼等の続きがあると信じてますよ…!
その時はショート漫画も収録して下さいませ(>人<)

両片思いのバイブル

これはキュンキュンが止まら~~~~ん!!!

・甘々BLが大好き
・両片思い大好き
・周囲が温かく見守る両片思いがツボ
・全てがノロケにしか聞こえんぞ…?
・焦れったい!!!が、それが最高!!!
・名字呼びからの名前呼びで萌えたい!!

ーーーという本が読みたい人に超オススメ。

同じ職場で元恋人という関係でありながら
5年も!5年もの間!片思いしてるんですよ!!

よくもまぁそんなにすれ違えるな?と思うでしょ。
そう。それこそがポイントで、
2人の関係が拗れに拗れた原因も描かれています。

(結局似た者同士なんだよな~~~!!(大の字))
(過去エピはもぉぉ切なキュンキュン(;////;))

これはもぅラブコメを極めたラブコメですね。
個人的には両片想いの金字塔・バイブルetc.
あらゆる言葉を並べ尽くしたいほどドハマリしてます。

・・・いや、認定して良いと思いませんか?
『両片想いのバイブル』(イイと思う…!)(独断)

あと特筆したいのは片思いダダ漏れの表情。
感情がたっぷり感じられる表情の描き方が+゚。*神*。゚+

あとエチエチはそんな多くないのに超エッチ。
ラブたっぷりで熱さが伝わるタイプのエッチ。
も~~~我慢ならん!って感じの性急さも良き…!

試し読みが好みなら絶対に読んで欲しい。
最高の両片思いで最高のラブコメです(∩´///`∩)

囚われすぎててシンドイ

「獣はかくして交わる」
「獣はかくしてまぐわう」
ーーーに続くシリーズ3作目です。順読み必須。

表紙から硬派な空気感が伝わるかと思います。
法律外の場所で復讐と戦いを繰り広げるお話で、
攻め・受けのみならず敵対する相手も規格外で。
沙野さんの筆致で硬派な物語を盛り上げてくれる作品です!

規格外と書きましたが、
メインのメンツはトップに君臨する男ばかり。

・無戸籍の孤児集団をまとめあげるゼロ
・法曹界のサラブレッドで表裏に精通する桐山
・カジノ王であり裏社会で権力を持つ李アズハル

その中で唯一真っ当な表社会を歩いてきた鹿倉は
線引きされた表と裏の狭間に立っていてーーー。

3作目のタイトルは『囚われる』とありますが、
決して恋愛的なポジティブな意味合いではありません。
(甘々好きの私はポジティブにラブラブってことね♡とか思ってたZE( `д´)⊂彡)

ゼロと鹿倉の行為は、
1作目…情報交換の為のセックス
2作目…理由を必要としないセックス
と、愛情が交わるように変化し甘さが出てきました。

しかし今回は、ですよ。
遠野に近づいて見えてきた裏社会の非道の数々は
鹿倉のトラウマになって悪夢となり苦しませて…。
苦しみから逃れる現実逃避としてゼロとセックスに溺れるのですね。

鹿倉は真っ直ぐで男らしい性格が反映し、
ゼロに依存し始めている自分にも嫌気がさしてね。
まさに"囚われている"のが重くのしかかるのです。

またゼロを死なせたくないという鹿倉の思い、
鹿倉を傷つけずに守りたいというゼロの思い、
これらの気持ちは結果的に『共闘』が揺らいでしまう状況に。

2人にとって憎き遠野が目の前にいる状況でも、
ゼロは鹿倉に殺しをやらせたくないし
鹿倉もゼロに殺しをさせまいと阻んで。

遠野を前にしても共闘とは程遠く
本末転倒な関係になってしまった事実がグサッと刺さりました。

(1作目のゼロと鹿倉の共闘関係に萌えたのに!)
(まさか関係が深くなるほど裏目に出るなんて!)
(想像もしてなかったよーー!。゚(゚´Д`゚)゚。)

そんなキリキリした状態に陥る中で
温泉旅行の記憶がふと出ると甘さが滲んでせつない。
おそろいのストラップにはキュンキュンしました///

で。
今回は鹿倉がゼロとの関係を断とうとしてるので、
ゼロよりも桐山の方が出番が多い気がするーッ!
複雑ぅぅぅ~……(・ω・`)ハァ…

でも桐山の印象も少しずつ変化したというか、
以前のような気持ち悪さがちょっと減りました。
(ちょっとだけね!)
(相変わらず1時間舐め回しプレイはしてた)

真意が分からない気味の悪さが桐山にありましたが
桐山の目的とか、桐山の立ち位置とか見えてきます。

法曹界のトップエリートの"コクミン"でありがなら、
性質としては"ヒ・コクミン"に非常に近い男ーーー。
完璧な男の歪さが少し垣間見えてようやく人間らしく思えました。

そして桐山が鹿倉にする忠告はどれも的を得てます。
鹿倉がゼロと行動するデメリットも、
鹿倉が"ヒ・コクミン"になれないことも、
鹿倉の愛し方に対する否定的な言葉も、
どれもなるほどなぁと納得してしまうんですよね;

鹿倉にとっても、
ゼロにとっても、
見守ってる読者にとっても、
なかなか試練となる3作目でした。゚(゚´Д`゚)゚。

とくに鹿倉は色々なことに囚われすぎて
かなり精神的にまいってそうなのでみててシンドイ。

次回完結巻との予告あり。
2025年の冬……?ーーーん?2025年!?
2年近く先になりますが楽しみに待ってます。

保護者×被保護者

良ーーーーー!!!
良ーーーーー!!!
良ーーーーー!!!(´✪∀✪)=3(大興奮)

小波×黒太を待っていたのでめっちゃ嬉しい。
テンション爆上げで読んで満たされました/////
めっっちゃ良かったーーーーー!!!(大の字)

黒太には加奈子という絶対的な想い人がいるので
その辺りをどうクリアしていくのか注目してました。
様々な小技を上手く絡めて昇華させてお見事です…!

あと個人的にめっちゃ性癖にクる萌えが多々あり、
終始ニヤニヤニヤニヤが止まらなかったッ(∩´///`∩)

大大大満足で満たされまくりでした♡♡♡


さてさて。

黒太の家族が1週間不在になるということで
その間にお休み処で預かることになりました。

で。なんやかやとあって、
小波の誘導で黒太は初めての精通をするのですね。

黒太の初精通を感じ取った昔馴染みの白鳥が
黒太と会う為にお休み処にやってきてーーーと展開します。


興奮しすぎて感想をうまくまとめられないのですが、
個人的に推し萌えポイントを箇条書きで。。。

◆黒太が性的無知すぎて可愛い
小波の自制心に全く気付いてない無自覚小悪魔が
小波の欲を煽りに煽ってそりゃあもぅ可愛すぎる。
小波の我慢がぶっ飛ぶのもわかる。(わかる)

勃起を知らないので
「陰茎が腫れてる」とキュ~ンキュ~ンと泣き、
「どうしたら…」と泣きべそで小波に縋る。
ヤバイくらい可愛い。小波に同情するほど可愛い。

ピュアで性的無知な部分を通して
"想う感情"の違いが描かれてたのが良きでした。
エッチな設定に留めずストーリーに絡んでます…!

◆小波の術
黒太は小波の術で小さくなっているんですが、
 ・額にキス → 大人に戻る
 ・唇にキス → 子どもになる
という発動理由に切なキュンキュンでした;;

黒太と結ばれたい気持ちもあるけど
黒太を今のまま守りたい気持ちも現われててね。
保護者だからって自制心との葛藤に萌えるーッ!

そのくせめっちゃ執着は感じられるんですよ。
黒太の昔馴染みに対する嫉妬や牽制に滾った////

自分は保護者だから…っていう気持ちと
抑えきれずに当て馬にブチキレちゃうギャップが最高でした。

◆小波×黒太
身長体格差も萌えだし、
外歩く時に手を繋ぐのがデフォなのも萌えだし、
保護者×被保護者の関係性にキュンキュンだし、
恋愛無知な黒太とゆっくり歩んでく感じが良き!

初心者を相手にしながら
エッチはガッツリエ・ロ・い!!!のも滾る/////
(黒太が無知のくせに天然でエロいのが悪い)
(羊の射精回数ヤバイね!?!?!?)

◆颯助×コマ
脇でイチャイチャイチャイチャと……けしからん!
呑みながらお膝だっこされてるの2度見したよね。
(大歓喜・大感謝・五体投地・コマが+゚。*美*。゚+ )

今回は颯助が大将の月だったので
キリッとしててカッコ良かったですヾ(*´∀`*)ノ
でっかいモフモフに乗りたーーーーい!!!!!

◆ゲスト新キャラ・白鳥&鴨ご一行
白鳥の平親はキャラが濃くて面白かったです。
黒太が精通したらわかる術をかけてるかなりヤバイ人ではありますがw

鴨の芹さんが比較的まともな人で良かったです。
(平親は無自覚で犯罪スレスレのことしちゃうから)
(横で一緒にいる人たちも大変だぁよ…;)

第三話の小波・黒太・平親の扉絵が
めっちゃかっこよかったです。イケメンハーレム。
平親は黙ってたらカッコイイのに残念イケメンだ。。。


まだまだ書き足りないけれどこの辺りで自粛。
念願の小波×黒太に大満足の一冊でした(∩´///`∩)