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最後の最後で…

出版社の公式サイトの作者様コメントや作者様webサイトに書いてあるように、今回で幕を下ろすことになったそうです。
つまり最終巻ということですよね。
去年全巻大人買いしてから1年も経ってないのですが、こんなに早く最終巻を迎えるとは思ってませんでした。
個人的にはもう少し続けて欲しかったです。

以下、あらすじはさらっと簡単にしますが、ラストのネタバレかなり含みます。
この作品を追っかけている方には、予備知識無しで作品を読んでほしいので、
最終巻を読み終えた方のみ、このレビューをお読みください。


サメvs真鍋組となってしまった前巻。
いったいどうなるんだろうとハラハラして読みました。
冒頭は宋一族と清和達の戦闘から始まり、なんとしてもサメを説得して連れて帰りたい氷川。
氷川を止めたい清和とその他真鍋組の面々。
氷川の前に現れる狐童とシャチ。
シャチの話す清和とサメの出会いの話。(出版社公式サイトのSSよりも詳しく書かれてます)
ジュリアスのオーナーが氷川を連れ出し、自体は急展開に…
そして、忘れちゃいけない、祐とサメの賭けの結果の罰ゲーム(二代目のち◯こを舐める)に関しても話が進んでいきます。

いったいどうなるのか、今回は特に惹きこまれて読みました。
一段落ついて大団円と思いきや、残り1ページで「え!?」となってしまいました。
今回のお話自体は丸く収まったんですが…
全てが氷川視点で書かれているので、氷川が悲惨な気持ちで終わるのは、どうしてもバッドエンド感が否めません。
目の前でサメが狙撃されて死んだと思ったのがショックだったにしても、その後全てが想定内と知らされるので、怒ったり、なんとしても真鍋組を真鍋寺にする!と奮起しても良さそうなものですが、あえてあの終わり方なのは意味があるんでしょうか…
もちろん、氷川と清和の考え方が相容れないのは理解してますし、読者は真鍋組を真鍋寺にも真鍋食品会社にもしたいとは思ってないです。(よね?)
氷川視点なので、氷川の幸せを考えるなら寺や食品会社でパッピーエンドなのかもしれませんが…それはちょっと違うと思うので、別の着地点が必要だと思います。

修羅の道に生きる清和に涙する最終回は、読者としては残念です。
2人の間に相容れない部分があっても、先行き問題が山積みでも、とりあえずは2人の笑顔で終わって欲しかった。
サメもとりあえずはバカンスを楽しめるようですし、氷川には泣き止んで欲しかったです。
最後が悲しすぎる。
2人の笑顔とまではいかなくとも、せめて楽しい雰囲気で終わって欲しかった。
番外編・特別編合わせて45巻、15年も続いた作品なのですから、
『危険な生き方しか出来ない攻め様に涙して祈り続ける受け様でした…おわり。』ではなく、氷川に不満が残っても明るい雰囲気で終わって欲しかったです。

しかし、この最後は作者様の拘りなのかもしれないとも思います。
予定調和ではなく、あくまでこの2人の望むものはすれ違っていて、こういう風にしかならないということなのかもしれません。

桐島と藤堂、ウラジーミル、氷川を諦めきれない剛、リキと正道、まだまだ気になることがありますし、もっと読みたかった。
何より清和と氷川のこれからも、もっと見ていたかったです。
本当にこれで終わりだなんて信じられません。続編希望です!!!

奈良千春先生のイラストは今回も素晴らしく美しかったです。
電子特典は紙書籍のイラストカードと同じ、氷川が眼鏡をかけてないバージョンのカバーイラストと、眼鏡をかけてる通常イラストの2種類収録されてます。
今回、特典ペーパーやカードで使われてる氷川の眼鏡無しバージョン、普通に見てたら気付きにくいかもです。
電子はページをめくると眼鏡だけ切り替わるので気付きやすいです。

Amazon特典はPDFファイルで4ページ。
橘高と安倍の化石コンビを助けるために、祐とジュリアスのオーナーが奔走します。
祐の考えた禁じ手の実行場面が見たかったのに、それは書かれてませんでした。

書泉特典はA4サイズのペーパーでモノクロ両面印刷。
四つ折りになってて、イラストと奥付を除くと、文字はA4の片面+1/4ほど。
サメの言動に悩むハマチのお話。悩みすぎて藤堂にまでサメの真意を聞く始末。
特殊部隊の船を宋一族の手に渡すまいと決意を固めるハマチとアンコウ。

アニメイト特典はA4サイズ片面でカラー印刷。
イラストを除くと、A4片面の半分ちょっとくらいの文字量です。(でも文字は小さめ)
イワシがインドカレー屋にいる桐島と藤堂にサメの真意を聞くというお話。(ハマチとやってること同じw)
特殊部隊のメンバーは今回板挟みで大変でしたね。

詰め込みすぎた?

1巻は謎の生命体と戦うなんだかG◯NTZのような雰囲気でBLとは思えない展開にワクワクして読みました。(神評価)
2巻は受けの血縁者の秘密が明らかになり、暗く不気味な話になってきて夜光花先生の花シリーズのようなどろどろとした濃い雰囲気に。(神評価)
そして最終巻の3巻は、少々設定を捏ねまわしすぎた感があり、回収されない伏線とかが気になって若干消化不良気味でした。なので、評価ひとつ下げてすみません。

幸也が見た昔の記憶では諭吉が老人だったはずが、実際に八千代と一緒に写真に写ってた姿は青年でした。
幸也は幼い頃に母八千代に諭吉の話を何度も聞かされたせいで、自分が諭吉の生まれ変わりだと信じ込んでたそうですが、じゃあ幸也が見た(思い出した?)映像で諭吉が老人だったのは何故なのか…
諭吉が幸也に生まれ変わったかどうかが気になる七生ですが、胎児に寄生したとか、切り落とされた腕が再生したとかそういう現実がすでにあるので、何が起きてもおかしくない設定ですし、そこはこだわるとこだったのか?と。
結局、幸也は諭吉の生まれ変わりではないと結論付けた七生ですが、諭吉が心優しい人物だったから生まれ変わりとは思えないということで結論付けましたが、幸也もそれを否定しないので、お話としては作者さんはそういう設定にしたんだろうと思うのですが、だとすると与兵衞の過去話で、突然いなくなった諭吉が5年後姿を見せたら人が変わったように残酷になっていたという理由が分かりません。
諭吉自身が年をとらない若いままの姿で何年もいたとしたら、新しく寄生するための身体を求めて八千代を説得して生まれ変わる理由が分かりませんし…それすらも八千代の妄想?妄想だとしたら、八千代は何故諭吉を殺したのか?
幸也と七生と司令塔がふたつある場合の蟲の行動の理由付けが少し雑な印象。
などなど…

あまり設定を複雑にしないで、もっと簡潔にした方が良かったかもしれませんが、最後まで楽しく読ませていただきましたし、クライマックスは薔薇シリーズのように「そんな手があったか!」と思いました。

3巻のBL部分は結構甘々で楽しめましたし、水雲も七生もキャラとして好きです。
欲を言えば、水雲が七生に惹かれる理由づけがもう少し欲しかったかな。

あと、幸也と七生、名付けに失敗したという祖母。
諭吉は自分の生まれ変わりに七生と付けてほしかったそうですが、それって7回目の生まれ変わりだからかな?と思ってたんですが、特にそういう話は出てこなかったですね…自分の勝手な予想でした。でも名前に意味がありそうだったのに無かったので少し残念でした。

ラストはホラー映画でよくあるパターンの…
BL的にはハッピーエンド、お話的にはバッドエンド?でした。

色々と書いてしまいましたが、それでも最後まで目が離せない展開で楽しめました!さすが、エンターテイメントの夜光花先生!
3巻で終わりじゃなくて、5巻くらいかけてもう少し設定を整理してじっくり書いて欲しかったです。

サメの本気

部下を殺されたサメがブチ切れて長江組の元若頭に化け、一徹長江会として長江組から離反したおかげで、内部分裂状態の長江組。
本気を出したサメは誰にも止められず、眞鍋組の登り龍が裏社会の大ボスになるために事態はどんどん進んで行きます。
氷川は清和が裏社会の大ボスになるのには反対ですが、色々な人や組織の思惑が絡んで氷川1人の反対ではどうにもならない。

京介にも迷惑がかかってしまい、氷川はお詫びにブランチでも…と京介と喫茶店へ行きますが、そこには長江組の罠が…

長江組の田口に連れ去られた氷川と京介。
田口はサメが元長江組若頭の平松に化けて一徹長江会を立ち上げたのを掴んでる様子。
氷川を使ってサメを揺さぶろうとするも失敗。
暴走族に扮したショウ達の殴り込みによって氷川と京介は窮地を脱します。

その後、突然佑に呼び出され、清和と共に向かった寺には竜仁会の会長と長江組の大原組長が。
旗色の悪い長江組の大原組長が、関東の大親分である竜仁会の会長に仲裁を頼み、休戦協定を結びたい模様。
いわゆる「手打ち」の場を設けたということです。
清和は本意ではないけど、関東の大親分の仲裁とあっては条件を飲まないわけには行かず、仕方なく手打ちということに。

清和が裏社会の大ボスにならず、抗争も終わるということでホッとしていた氷川。
いつものように仕事終わりに迎えを待っていると、来たのは何故か諜報部隊のハマチ。
氷川はハマチに騙され危うく拉致されそうになるも、吾郎と卓が駆けつけて阻止。
周りには武器を隠し持った諜報部隊のメンバーが…
事態は眞鍋組vsサメ率いる諜報部隊という信じられない状況に!

ハマチは、清和に裏社会制覇を成し遂げて欲しいということですが、一体どういうことなのか…
サメは清和の指示を無視し、長江組への攻撃を止めていなかった。
竜仁会会長の仲立ちで手打ちになったのに、このままだと清和の立場が危ない。
サメの命令でハマチが氷川を拉致しようとしたのは、サメの離反表明だと捉える眞鍋組。
サメは長江組に部下を殺されてブチ切れてるだけなのか?
それとも、宋一族のダイアナに籠絡されたのか?
確か過去のSSペーパーで、サメが人使いの荒い清和に嫌気がさして、ダイアナに誘惑されて(?)清和の命令を聞かなかったことがありましたが、あれから徐々にサメの気持が眞鍋組から離れていったのか…?
そもそも、外人部隊の忍者が今まで若い清和に従っていたのが奇跡だったということなのか…?
この先どうなるんだろうと心配です。

深刻な状況が続いてるにも関わらず、笑ってしまう場面も。
桐島「俺の一人息子がカズに入らへんねん」
清和「……入れろ」

相変わらずシュールなやりとりのあるラブシーンw
「僕を愛してるならオムツ時代に戻りなさい」からの、氷川の勘違いSMプレイ?に石化する清和www

今回も楽しく読ませてもらいました。
今回のカタがついたら、たまにはラブラブな2人も読みたいです。
この作品がいつまで続くかわかりませんが、最終的には心の底から笑う清和と氷川が見たいです。本編で氷川のモノローグを読んでそう思いました。

毎回特典SSが多いですが、SSの内容や文字数に関して前もって告知が欲しいところです。
以下は購入できた物だけですがご参考までに。

アニメイト特典SSペーパーは、A4半分ほどに印刷された短めの内容で、京介と共に喫茶リヨンに向かう氷川を護衛する、銀ダラやイワシ達諜報部隊のお話。うっかり長江組極秘戦闘部隊の罠にはまってしまいます。

コミコミ特典は文章だけで7ページほどの冊子で、ウェディングドレス姿のジュリアスオーナーに迫られる宇治…からの、ショウ率いる元暴走族毘沙門天のメンバーが氷川救出のために召集されるお話。なかなか読み応えありました!

Amazon特典はpdfファイルですが表記されてるページ数で言えば5ページほど。
本編で、桐島が清和の所に話をしに行くきっかけとなった、中部岡崎連合会の会長(桐島の長江組時代の兄貴分)が、サメ率いる一徹長江会の攻撃に耐えかねて、眞鍋組に取りなして欲しいと桐島のところへ訪ねてくるお話で、藤堂目線の内容です。
藤堂がサメと初めて会った時の回想シーンや、イライラした桐島が藤堂にキスする場面もあり、桐島と藤堂好きな読者には美味しい内容でしたw

(※4月6日追記。書泉は検索しても商品ページが出てこなかったのですが、どうやらその時はまだ商品ページができてなかったようです。後日通販で買えました。)
書泉のペーパーはA4サイズのモノクロ両面印刷ですが、モノクロ表紙イラストや奥付部分を抜かすと、文字の量はA4片面分くらいです。
内容は、喫茶リヨンへ入っていく氷川と京介を陰で護衛するシマアジや真鍋の諜報部隊のお話。シマアジは不意を突かれて襲われて危うく命を落としそうになりますが、部下たちへのサメの教えを思いだして逃げようとしたところを刺されてしまいます。
サメの教えは「誰かに襲われたら自分の安全を第一に考えろ。その場で殺されそうならさっさと逃げろ。(中略)仲間を裏切って逃げたのならば何がなんでも生きのびろ。仲間の分まで生き抜くんだ。」という内容なのですが、真鍋の兵隊達が清和と氷川に命を投げ出す覚悟があるのに対して、諜報部隊のメンバーはやはり極道とは違う信念で動いているようです。
喫茶リヨンの新入りアルバイトは諜報部隊メンバーなのですが、名前がカツオw
氷川が「カツオくん」と呼ぶ日が来るのでしょうか?
シマアジは命はなんとか助かるのですが、自分のミスだと反省しようとしたらサメに扮する銀ダラや他のメンバー達から「ボスの教えを守ってよくやった」と、キスの嵐を浴びたのでした…みんなボスのサメに毒されてる?

特典以外のSSで必読なのは、講談社X文庫ホワイトハートの公式サイトにあるSSです。
清和とサメの出会いのお話。これは是非読んで欲しいです。

革命とは…?

ついに長江組との抗争が始まりますが、お話はいつも通り氷川視点で進むので、それほど生々しい戦争の場面はありません。
タイトルと表紙イラストで、京子&加藤の息子との戦争のような悲惨な展開かと身構えていたのですが、時代は情報戦のようです。
(と言っても、作中では京子の件から1年も経ってないんですが…)
SNSや人気ブロガーを利用した情報操作で、清和率いる眞鍋組が極悪非道の犯罪組織だという話が巷に溢れ帰ります。

退職して眞鍋の保護下に入るか、何事も無かったように仕事を続けて眞鍋組に一切関わらないか、佑に選択を迫られた氷川は、仕事を続けて眞鍋組に関わらない方を選びます。
そのせいか、話の展開が妙に物足りないような気がしないでもありません。
氷川の核弾頭ぶりが炸裂しないので淡々と話が進んで行きます。(多分それが正常な状態w)
それでも、リキに扮した長江組の極秘戦闘部隊の兵隊が氷川の寝込みを襲おうとしたり、長江組のNo.3一行が、桐嶋組に身を寄せていた氷川と藤堂のところへ押し入って、あわや指を斬られそうになったりと、危うい場面も。

長江組が眞鍋組組員にハニートラップを仕掛けて組員が裏切り、長江組の兵隊を眞鍋第三ビルに手引きしたり、サメの部下の特殊部隊と眞鍋組組員が何人も死んだり…というエピソードもありましたが、そういうことがあったと事後に佑から聞かされるだけで、実際の描写はありません。
清和と氷川がお風呂に入ってるときに長江組の外国人部隊が襲ってきても、氷川視点なのでバスルームのドア越しに音を聞いているだけです。
読者も氷川と同じ風景しか見れないという蚊帳の外の徹底ぶり。
そこが逆に面白い部分でもあるのですが、もうちょっと氷川以外の視点でも物語を読みたいような気も。

裏では佑と藤堂が手を組んで色々と画策してます。そのせいか、長江組は内部分裂状態に。
長江組幹部に扮して行動しているサメが非常に気になるのですが…
サメはダイアナに誑かされて宋一族側に付いたような印象でしたが、実際どうなのか?
サメの部下である眞鍋組特殊部隊が4人犠牲になったので、部下を大事にするサメがブチ切れたそうですが、それで長江組を潰そうとしてるのか?
本編が頑なに氷川視点なので、何がどうなったのか、さっぱり分からないです。
アマゾンの特典SSや電子特典SS、ホワイトハート公式サイトのSSにはその辺のことは特に書かれていません。
さらに他ストアでも特典SS目当てに買わなきゃならないのか…それともいずれ本編で明かされるのかな?
特典SSが多くて集めきれないです…(/ _ ; )

今回、長江組の大原組長の姐をレイプしたという桐嶋の汚名が返上されたのは良かったです。
清和と桐嶋が肩を抱き合ったり、本当に心を許しあってる場面も良かった。
出会いが氷川レイプ未遂という最悪な形だったのに、よくここまで仲直りしたなぁと。
氷川の身体を暴いた櫛橋組の男達は残らず始末されたのに…むしろ、桐嶋の方が氷川の身体を隅々まで観察してたような…( ̄O ̄;)
それでも清和に消されない奇跡の男、桐嶋!

清和はサメを使って長江組を潰して、天下統一を図ろうとしているのか?
氷川はそんなことはありえないと思いながらも、不安に打ちのめされます。
まだこの巻は序章?革命と言うには少し物足りない。氷川の涙雨も印象が薄かったかな…
とにかく、読み終わってから無性にインドカレーが食べたくなりました。

外伝を先に読んでおいた方が分かりやすい

ネタバレとしていますが、あえてネタバレは少なめに書きます。
前巻から引き続き、寒野組が引き起こした眞鍋組のシマを巡る抗争。
まだ片付いていません。黒幕がいます。

読んでいて心臓が止まりそうなショックが2回ほど。
いや、でもそんなことはあるはずがない、物語的にもありえないと分かってはいても、ショックは受けてしまうものですね。
自分が思ってたよりも清和ファンだったと気付きました。

奈良さんの絵がまた少し変化したようで、全体的に綺麗めな絵柄になった気がします。
桐嶋が綺麗…w いや、ホストみたいな風貌らしいのでイケメンなんでしょうが、京介との違いが髪型以外あまり感じられないようなw
今まで桐嶋はギャグっぽいイラストが多かったので余計にそう思ってしまいました。
しかし、ラブシーンの美しさは今まで以上に磨きがかかったように思います。

個人的には吉平よりも寒野の方が好感をもてました。ちょっと可哀想でした。
寒野が出てくる挿絵が見たかったです。

そして、本編の裏で何やら不穏な動きがあるようです。
このシリーズは今までも特別編として、それまで本編とは直接関係の無い全くの新キャラの巻があり(脇道に逸れすぎだと思ってましたが)、一応その後に少し絡んでくるという感じでした。
今回もそんな感じ…どころか、結構ガッツリ絡んで来る感じです。
リキとサメが外伝に関係してくるようで、今作の電子に付いてくるSSでは、サメが何やら不穏な動きをしています。(ダイアナとラブラブで清和と対立?)
前々からサメは清和に対して「クソ坊ちゃん」とか「アレがおかしくなるだろう、アレが」とか、ブラックな職場環境にくわえて、氷川が絡むと周りが見えなくなる清和に対してかなり鬱憤が溜まっていたよう感じます。
「龍の若葉、Dr.の溺愛」で、諏訪や藤堂を始末しろと言う清和に対して「それ以上、ごねるなら俺は昇り龍から去る」とまでサメは言ってました。
思えば、いつサメが清和から去っても不思議じゃなかったかも…

常々思うのですが、氷川が清和と再会して結ばれていなかったら起こらなかった抗争やトラブルは多かったとは思うのです。(サメの清和に対するイライラも)
ですが、それを言ったら物語は始まらないわけで…
氷川を愛するようになって清和が暴走するようになり、暴走する清和を止められるのは氷川だけで、でも氷川がいると余計なトラブルが舞い込んで来る…といった感じでしょうか。
(眞鍋組の面々の苦労が偲ばれる)
今回の寒野の件は、氷川がいなくても起こっていた可能性が高いですし、氷川が居なかったら寒野はそのまま黙って計画を実行していたと思うので、結果的に氷川がいて良かったと思います。
氷川のせいでサメの余計な仕事とストレスは増えたかもしれませんが、氷川のおかげで助かったことも何度かあるので、サメにはコスプレに費やす時間をもう少し削って仕事に充てて眞鍋の諜報部隊のトップとして頑張ってほしいものです。
シャチにも戻ってきてほしい…

何があったのか、この巻だけでは漠然としか分からないので、この巻より前に出た外伝2冊を先に読むのをおすすめします。
私は外伝を飛ばしてこの巻を読んだので、サメに何があったんだろうと気になってしまいました。
外伝ではサメに起こったことは詳しくは書かれていないですが、宗一族がどういう組織か分かるのと、リキが狙撃されたことに関しても書かれているので、外伝を読むのをおすすめします。

リキはリキで、今作で正道とラブホに行ったという噂話が出てくるんですが、リキと正道に関しては「龍の節義、Dr.の愛念」で氷川が「カチコチの正道くんとラブラブカップルになっている」とすでに言ってるんですよね。
時系列が合わないような?過去の氷川の発言は単なる冗談?希望?その辺がよく分からないのですが…
リキと正道のラブホの話も外伝の2巻の電子特典SSで読めます。
だけどその前のことがあまり詳しく書かれていないのて、リキと正道が何故ラブホに行くことになったのか、推測はできますが詳しくは分かりません。

これからどうなる?

やっぱりメインカプはあまり好みではないんですけど、中盤からリキと藤堂、ウラジーミル、ニコライ、少しだけ清和も登場します。
でも挿絵はほぼメインカプの2人しか描かれていません。

イジオットの所有するルーベンスの絵画を宗一族が盗んだのをきっかけにイジオットと宗一族の戦争が始まり、リキが藤堂を連れて寿明に会いに来ます。
藤堂はイジオットと宗一族の全面戦争を止めたい、眞鍋組はイジオットと宗一族が戦争すると巻き込まれるので止めたい、利害関係が一致したということで、イジオットの至宝を返却するように、寿明から獅童を説得してほしいとの事。
リキはサメの報告から、獅童が寿明にした事を全て知っていて、撮影された動画の在り処を調べて必ず救い出すと約束します。(これが後々サメに無理をさせてしまうんですね…)
そして、寿明と別れるときにリキが宗一族に狙撃されます。血を流しながらも去っていくリキ。

その後、なんとか戦争を止めて絵画をイジオットに返却。
寿明が獅童を止めたことで、豹童や宗一族の男達からこれからも頼むぜと言われたり、寿明が「宗一族で中華料理のチェーン店でも展開したらどうだ?」と言ったり「こんなとんでもないことはいい加減、やめなさいーっ」と凄んだり、言いたい事を言う寿明にダイアナが「意外とお転婆だ」と言ったり…
何だかこれらのパターンには既視感が…。結局、本編の氷川のパターンの廉価版?
この時、例の寿明の動画を孤童が消去して撮影したiPadも破壊してくれますが……。

そして、パーティーに是枝グループの会長として出席していた獅童が眞鍋組の送ったヒットマンに狙撃されます。
呆然とする寿明の前にリキと清和が。
「うちの虎に鉛玉を撃ち込んだ。覚悟していたはずだ」と言う清和。
「例の動画のコピーをふたつ、処分しました。これで寿明さんを縛るものはありません」と言うリキ。
獅童が隠し持っていた動画のコピーをサメが発見して処分したそうですが、他にコピーは無いという話だったのに?孤童の知る限りではコピーが無かっただけなのか?周りに言わずに獅童が独断でコピーしたのか?
リキは「宗一族の汚い手です」と言うけど、何故コピーがあったのかは分かりません。

是枝グループ会長が狙撃され死亡したとニュースになり、獅童の死後、やっと自分の恋心を自覚する寿明。
その後、美術館に見学に来た学生グループの中に獅童が。
実は、是枝グループ会長の兄の雅和は早世していて、弟の獅童が兄の代わりもしていたという…
是枝グループの会長だと結婚話がウザいのと、兄を演じるのも潮時だということで死んだことにしたそうですが。
人気のない美術館の一角で獅童が爽やかに「好きです。付き合ってください」と改めて告白。
気持を確かめあって甘々な2人。
獅童を狙撃したことで眞鍋組と宗一族とで戦争が起きないかちょっと心配。
それとも、リキを狙撃したからこれくらいは覚悟はしていた?

無事、獅童と寿明は両思いになったわけですが、ここで獅童の年齢が18歳ということが判明w 年の差17歳!
寿明は「君が成人してから話し合おう」と獅童の恋人になるのを先送り。
とりあえず、デートの約束をして愛ある拉致を免れますが、これからどうなるんだろうと考えてしまいます。
いくら好きでも寿明は犯罪に加担することはできないし…
この2人、本編に絡んでくるのかな?
こんなに本編のキャラが絡んでくるなら外伝の挿絵も奈良さんにして欲しかった。
動画のコピーの件に関しては寿明が何も言わないので、何故コピーがあったのか不明なままで、ちょっとモヤモヤしました。

そして、電子特典のSS!!これが読みたかった!リキと正道に何があったのか…
どうやら正道が宗一族に何かして、始末されるかもしれないらしい?正道を死なせたくないためにリキは「抱いてやる」と言ったようですが(龍の壮烈、Dr.の慈悲にリキがそう言っていたと出てきます)、詳しくは書かれていないので分からず…orz
(店舗別特典SSペーパーとかに書いてあるのでしょうか?どなたか教えてください)

ラブホに入ったリキと正道。リキが無人のフロントで受け付けを済ませるのですが、よく来るわけじゃないのに落ち着いてるし、スムーズだし。過去にラブホ入ったことあるのかも?
それにしてもこの2人、ほんと情緒が無い!前戯も無し!いくらなんでもほぐしもしないでいきなり入れるのは…(潤滑剤は使ってます)
正道は初めてなのか分かりませんが辛そうだし…
リキも清和ほど慣れてないのではと思うし、もうちょっと何か前戯的なものがあってもいいような。
でも全裸の正道を見てどんどん大きくなるリキの分身。
リキの好みのタイプは寿明じゃなくてやっぱり正道?
学生時代、晴信の好みのタイプが正道でリキの好みのタイプは寿明という噂があったようですが、どっちなんだろう。さっぱり分かりません。

入れるときに「…参る」と呟くリキw ごめんなさい、ちょっと笑ってしまいました。
しながら「俺を忘れろ」とか「幸せになれ」とか、そんなん言われてされる正道は辛いのでは…
そして、わりとあっという間に2人のエッチは終わります。(早い!)
リキが抜いたとたんにどこかで爆破音が!宗一族の襲撃です。
急いで服を着るリキと正道。そこへ宗一族の兵隊が乱入して戦いに。
でも脅しだったようで、リキが争う気がないことを告げると素早く引き上げて行きました。
正道は何か狙われるようなことした?特にそれらしきことは無かった気がするのですが。忘れてるだけかな?
2人がラブホに入って行くのを見ていた眞鍋の諜報部員達は、雰囲気や時間の短さから、2人は合体していないのではと思ったそうですw

好みじゃなかった

本編の最新刊まで読んでイマイチよく分からない部分があり、この外伝も必要に迫られて読みました。
宋一族のことは大体分かりましたが、メインカプが全く好みじゃなくて、ストーリーもイマイチ入り込めないというか…。
レ○プから始まるBLはいくらでもありますが、胸糞悪さが払拭しきれないというか。
受けが本当にまったくチラリとでも攻めに好意を持ってない状況での所業、第三者によるビデオ撮影、攻めの傲慢さ、受けが本気で死のうと思ってる…等、細かい要因の積み重ねで胸糞悪さが残ってしまうのかなと思います。
最後の方では攻めが恋心を吐露しますが、その程度で自殺を考えてた受けの気持ちが変わるのも理解しがたい。
ストーリー展開に重きを置きすぎて、恋愛要素が少し大雑把になっている気がします。
次巻ではもう少し2人に好感が持てるといいのですが。

細かい部分に突っ込みを入れてしまいますが、獅童が自分の容姿を自慢するときに「優性遺伝の賜だ。」というセリフがありますが、この表現はおかしいのでは。
優性遺伝は現れやすい遺伝であって、優れたという意味ではないのですが。

それ以外にも、蕎麦屋の夫婦が事故死して成り代わった宗一族の夫婦が、お得意さん達に気付かれず店の味を再現できたことや、本編でもそうですが背格好や体格や声色まで変えての見分けがつかない変装とか、実際には有り得ないですし。
本編のバケモノ京子のラスト辺りから多少現実味のない展開がありますが、それ以前がきちんと許容範囲内の物語だっただけに、都合よすぎる非現実的な設定が行き過ぎると萎えてしまうので、ほどほどにしてほしいかな…

電子で購入しましたが、電子特典では祐が将来的に起こるであろう抗争を考えて、清和に涼子を飾り物の二代目姐に据えるように話す場面が回想で出てきます。
祐は抗争が起こりうる組織の名前を挙げていきますが、国内外含めいくつかの組織の名前が挙がります。(今後これらの組織との抗争が書かれるのかな?)
実は氷川は毎日のように各方面から狙われて攻撃が仕掛けられているという事実。
自分の弱点を曝け出したまま不夜城の支配は無理、氷川が狙われる確率を下げるために涼子を眞鍋第三ビルに住まわせて、月一でいいから涼子の手料理を食うだけでいい、と。清和は当然拒否。
このままでは命をかけても姐さんを守れないと言う祐に対して、清和は「お前らの力を信じている」「何があっても守れ」と。
「…呪っていいか?」と言う祐に対して「呪うなら俺を呪え。女房は守れ」と言い放つ清和。
氷川がそんなに日常的に狙われてたとはびっくりです。眞鍋の構成員や諜報部隊の苦労は察するに余りあります。

祐は、眞鍋組がより強固なパイプを各方面に作るために、正道や、その他リキに夢中で役に立ちそうな人物を抱けとリキに命令します。
当然リキは拒否しますが、そこにサメが激務に耐えかねて職場放棄してジュリアスにいるという情報が入り、仕方なく祐が迎えに行きます。
サメは宗一族のダイアナに変装してジュリアスのオーナーにクダを巻いていますが、話の内容からするとすでにサメとダイアナとは体の関係がある模様。
(サメとダイアナの話は次巻に出てくるのかな?)
サメまで男の恋人ができるとは…。
リキを落とす可能性があるのは正道だと言うジュリアスのオーナーに対してサメは「絶対に無理だっ。虎と氷の人形が愛し合ったら俺はクソ坊ちゃんのチ○コを舐めてやるーっ」と全力で否定。
祐は、サメよりオーナーの目を信じると言って、サメと賭けをします。
もし虎と氷の人形が愛し合わなかったら、清和のチ○コを舐めるのは祐ということに…。

気付けばサメもリキもお相手は男。総ホモ化?個人的には総ホモ化は好きじゃないんですが…
これで祐のお相手も男だったら(裕也はまだ子供なので置いといて)、冗談抜きで眞鍋組は二代目組長に倣って男の嫁をもらうという事態になるかもしれませんね。
サメの溜まりに溜まった鬱憤は「龍の壮烈、Dr.の慈悲」の電子特典SSにも書かれています。

これからどうなる?

今作はまた一段と色々とありすぎてレビューが書きにくいですw
今回もラブシーンで清和が微妙に言葉責め?
言葉責めに目覚めた?それで龍の覚醒?違うかな(^^;)
毎回毎回、ラブシーンになると繰り返される清和のセリフ「いいのか?」「いいんだな?」
これが今回別の使われ方をしていますwww
もうちょい違うパターンを…と飽き飽きしていた読者に対する意趣返し?w
そう来たかと。いや~参りましたw

ずっと気になっていた、眞鍋第三ビルのプライベートルームに居座っていた涼子。
やっとその理由が明らかにされますが、作中でまさかの加藤の名前が出てくるとは。

今回、眞鍋組のシマを巡って、新しく看板を掲げた寒野組と一悶着あります。
そして京介が仕事終わりの氷川を攫いますが、理由は暴走族時代の仲間、寒野組の若頭の吉平が関係している模様。
寒野組組長の寒野禮は涼子の異母兄で、禮の母親は今は解散した寒野愚連隊の八代目組長の娘。
禮と母親は父親である支倉組長(橘高の兄貴分)には大事にされなかった。
寒野愚連隊は過去に眞鍋組初代組長とシマを巡って因縁がある。
寒野組の若頭の吉平は、眞鍋組元幹部の加藤と愛人の間に出来た息子で、京介やショウや宇治達の暴走族時代の仲間。
そして寒野組のバックには長江組が…
という人間関係で話が進んで行きます。

そして、今回新たに凄腕の外科医キャラが登場。但し、イギリスから帰国して探偵になった変わり者です。外科医の腕は超一流だけど、知的好奇心をそそられる事件が絡まないと手術しないという…
かなり変なキャラですが、サブキャラとして定着するのかな?

個人的にあまり好きになれなかったのが吉平。
軽薄で、言う事が信用できなくて、かなり二面性があって、悪役ではよく居るタイプだとは思うのですが…謝罪してもなんか嫌悪感が拭えなくてダメでした。
同じように氷川に覚醒剤を打とうとした場面の藤堂の時とは全然違う印象。

涼子は花音と違って良い人でした。
清和のことは好きだけど全く脈がないのは理解してたし、でも清和と結婚したら異母兄の禮が眞鍋組と抗争しないのではと考えてたんですね。
それで祐の考え(二代目姐候補がいれば氷川が狙われる確率が下がる)もあり、眞鍋第三ビルのプライベートルームにずっと居たと。

今回、祐の予想と指示が神がかり的でした。そうじゃなければ清和と木村先生はおそらく死んでましたが…
そもそも、氷川が寒野を助けようとしなければ、木村先生と清和は刺されなかっただろうと思いますが、、うーん…
自分の命を捨ててでも相手に一矢報いたいという人間に情けをかけるのは諸刃の剣ですね。
氷川の平和主義も理解できるんですが…これが少年漫画だったら寒野はリキに殺されてますね。氷川の手前、命まではとらなかったのかな…
清和が刺されて、氷川はシリーズ中、初めて乱暴な言葉遣いで叫びます。読んでて心が痛い。
初期の氷川は今よりもう少し男性らしい言葉遣いだったのですが、最近は少し女性っぽい喋り方になってた気がします。
普段から女扱いされてたりするし、結婚式はドレスだったし、こんなところで氷川の男っぽさを感じることになるとは。

目の前で清和が刺されて、今度こそ本当に眞鍋組を解散させるかもしれない勢いの氷川。
寒野が生きてるのは今後も危険なのでは?そこまで執念深くない?
清和によって自分や身内が犠牲になったと感じて恨む人間はまだたくさんいるんでしょうね…

評価は今回はものすごく悩みましたが、どうにも後味が悪いと言うか、払拭しきれないモヤモヤが残るので萌2ですが、神寄りの萌2ということで。

また短編集出して欲しい

2019年後半からこのシリーズを読み出した者としては大変有り難い短編集です。
今まで講談社の公式サイトで掲載された書き下ろしSSを集めたものです。
ただ、私は電子書籍でこのシリーズを全巻購入したのですが、電子特典として各巻に収録されたものが半分くらいあって、シリーズを全巻電子で買うとダブってしまいました。
でも、書き下ろしや読んだことないものもありましたし、奈良千春さんファンには嬉しい4コマ漫画(1Pだけですが)や、シリーズ1巻からのタイトル文字無しの表紙イラスト収録!存分に楽しめました!

またこういう短編集出して欲しいです。
紙書籍の特典SSを集めたものとか、後から読み始めた人にとっては巻数的にも集めるのは無理なので、是非SS集を出して欲しいです。!

書き下ろしのSSは、結婚式での余興の話。
お色直しに裕也の選んだ可愛いピンクの姫系ドレスを着た氷川。
それを見た清和に話しかける氷川。
「清和くん、僕、どう?」
「・・・・・・・・」
「僕、おかしい?」
何を言ってもブロンズ像のように突っ立っているだけで、強張った顔のまま反応のない清和www
何か言って欲しいけど、全く役に立たず…
メイクや着付けを担当した美佳も呆れるくらい。

そして、氷川にそっくりに扮した(そっくりじゃない人も5名)偽物の氷川が8人も登場。
新郎の清和が、偽物の新婦の中から本物の新婦の氷川を当てるという余興ですw
桐嶋、ショウ、ジュリアスオーナー、大輝、信司の5名はまったく似せられないので偽物なのは一目瞭然。
残る3名は、サメ、イワシ、シマアジ。
諜報部隊の3人は、リストラをかけた変装に背後にブラックホールを背負いながら謎の気迫が…
シマアジはむしろ、このブラックな仕事である諜報部隊からリストラされたい模様w

清和は本物の氷川を当てられるのか!?
それは読んでからのお楽しみということで…

いつもの

表紙イラストの清和がいつになく幼く見える今作。
すでに人物紹介イラストとは別人に見えるくらい変化しました。どちらの絵も好きですが。

坊主、芸者、と来て、今回はホスト→闇医者→眞鍋食品会社社長?
ほとんどが流され巻き込まれた結果、氷川が本気になる展開ですが、今回もお約束のこのパターン。
そして、もれなく付いてくる氷川の眞鍋組は解散します宣言w
いやほんと、そろそろ諦めてあげて…と思わないでもないですが、氷川にとっては譲れないことなのでしょう。
(征一が言っていたようにヤクザぐらいでないと氷川は守れないでしょうけど)

目まぐるしく変わっていく展開に、この話はいったいどこに着地するんだろうと今回も思わずにはいられません。
タイトルの意味は最後の方の桐嶋のセリフで分かりますが、ちょっと強引かな…でもまあその通りなんですけど。
作詞様自身も後書きで呆れつつ「芸者の次はホストだ」と思ったそうでw
でも氷川が真面目にこなすのは、やっぱり医者なんですね。「闇」と付くけど。
あと、眞鍋組を解散させようとする企画には生き生きとしていますw

ところで、最初に太夢の子供達だけを帰らせれば何事も無かったはず。(それじゃ話が進みませんが)
子供達に食事(お昼?)を食べさせた後、太夢の仕事場まで子供達を送って行って、闇病院で夏目達と眞鍋食品会社の計画を立てるまで、いったい何時間経っているのか分からないくらい、時間の感覚の無い目まぐるしい展開でした。(最後の方は深夜近い?)

一応、ラブもちゃんとあります!
始まりは前巻からの続きなので、着崩れた芸者姿のまま帰ってきた氷川。
清和は精神的に相当疲れたらしく、ベッドシーンになるまであまり怒りませんw(不機嫌ではありますが)
眞鍋第二ビルの部屋に戻ってから諜報部隊の意趣返しやら色々あったのち、新婚旅行の続きと称して氷川は清和の手を引いて寝室に行きます。
今回は清和の「いいんだな?」が3回も出てきてちょっとしつこいかなあ…(苦笑)
3回も確認しなくても大丈夫なのに律儀です。
そして、いつもならラブシーンでは機嫌が良くなる清和なのに、今回はどんどん不機嫌に。
というのも、氷川が芸者をやって他の男に侍ったのが気に入らなくて、今頃になって嫉妬の炎が燃え上がったのです。
それまでは嫉妬する余裕も無かった清和。それくらい熱海の女児軍団は清和にとって大変だったようで…
「俺だけのものだ」「よくも…」「許せない」「絶対に離さない」と氷川の身体を激しく責め立てる清和。
お仕置きエッチなんですけど、まあいつもの如く、オブラートに包んだような表現がほとんどなので…無理とは分かっていても、もう少し詳細を知りたいですw
なんだかここのところ、清和が可哀想なパターン(お決まりですけど)が多いので、たまには清和良かったね!と思える展開が読んでみたいです。(無理かな…?)

ふと思い出しましたが、眞鍋第三ビルのプライベートルームに居座っている涼子はどうなったんでしょう?
番外編SSで、藤堂が、祐がプライベートルームから涼子を追い出さない理由が分かったと言っていたのですが、私にはよく分からなかった…orz
次回あたり判明するといいのですが。