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萌×2作品

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女性ふばばさん

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卵焼きは甘いのもしょっぱいのも好きです

ほのぼの同居BL「ただいま。」のおまけ的短編の詰め合わせです。
全て「ただいま。」本編の後の時間軸だと思われます。

「おまけその2」
お腹が空いた山口は何かお手伝いをしたいが、料理に関してはあまり出来ないのでお風呂掃除を頼まれる。
夕食はジンギスカン丼!(←飯テロ描写です)
満腹満足のあと…

山口「ごはんのお礼に背中でも流しましょうか?イヤイヤ全身流しても…」
成田「…変な事しないなら」
山口「(多分)しない!」

成田は全然信じてない。という事は。これまでもあんなことこんなこと、されたのかなぁ⁇

「章平の卵焼きの作り方(おまけその3)」
章平の甘い卵焼きの作り方です。で、作ったそばから山口が食べちゃう。

「番外編その2」
本編内でちらっと出ていた章平の元カノエピソード。
ある日出張で来ていたその彼女とバッタリ。少し話をする事に。
あの時、多分章平は女性との深い付き合いが結局「家族」につながると感じて、先に進められなかったのでしょうね…
でも彼女の方もその時話を聞かなかった事を謝罪してくれて。
これで章平もまた先に進めるでしょう。


結局エロは無いのでいわゆる「攻め受け」もわかりません。多分山口攻めかなぁ?というくらいのふんわり感。
私、この2人すごく好きかも。

ただいま。 電子 コミック

高岡あまね 

心にじんわりの良作。エロなし

社内で2年間の出向後に戻ってきた先輩社員・山口漣を紹介された成田。
山口は人当たりのいい優しげな男性。
昼食時、自作のお弁当を広げる成田に「卵焼き交換して!」と気軽に声をかけてくる…

…というのが2人の始まり。
料理上手な成田に毎日毎日卵焼きをクレクレ。ついに「山口さんの分も作りましょうか」とまでこぎつける。
と言っても、2人は全く「BL展開」ではなく完全に胃袋関係のみ。
週末山口が成田の家で手料理を食べその後泊まるような習慣になっても、まだBL展開なし!
だが、ある日料理と家族に関しての辛い思い出を成田が明かしてから、少しずつ空気感が動き始める。
「家族」というものに居場所が無かった2人が、食を通じて結びついていく…

山口って意外と策士なんです。
山口の気持ちを全然知らない成田に、家賃いらないごはんだけ作って、そうすれば奨学金の返済できるでしょ…と同居を持ちかけるわけで。
同居しはじめてから淡〜い両片想いになっていきますが、あくまでもほのぼの!
これは山口のキャラ設定の勝利かなぁ。
本当にいつも美味しそうに食べて、いつも成田に感謝してて、でも押し付けがましさは無くて。
成田にとって「家」「ひと」との関係性で初めて落ち着ける場所。それが山口と住む家。
ほのぼのとあったかいハッピーエンドです。

「番外編」
年末、部屋に山口の歳の離れた異父弟・渚が急にやってくる、というエピソード。
成田という同居人がいる事を知らない渚。ですが山口は隠し立てせず成田は恋人だ、と話すし、自分の実家への小さなわだかまりも明かします。
渚にはわかんないだろうけど、自分だけ家族じゃないみたい…っていう気持ち。わかるような気がするな…
「おまけ」は甘〜いヴァレンタインエピソード。ラブラブじゃん。


キャンペーン中で超激安で購入した作品なんですが、これは大当たり。
リーマンのエロ無しBLが読みたい方に大おすすめです。

胸毛あり/VIO無しの美筋肉がいいと思います

毛?
好きですよ、エェ。
で、まず表紙がいいですよねぇ〜。帽子先生のセクスィーなイケおじ!
いつも独自の視点で編まれたアンソロジーを届けてくださるCannaより、今回は「毛はあり?なし?特集」です。

以下、収録順にざっと。(作者様敬称略)

「胸毛ではじまる恋もある」文善やよひ
え?「鴆」の文善先生が体毛フェチの話を?
…と思わず二度見のちょっと笑えるお話。
小さな頃からもふもふが好きなほーじ。胸毛ありの幼馴染・神谷の胸をモフりたい!
一方神谷の方も実はほーじが好きなのだが、ほーじはもふもふのぬいぐるみが好きなのだ、と誤解していて…という両片想いもの。

「そういうの早く言ってよ!」タクアン
付き合って半年なのに明夫はHを拒否する。なぜなら…
明夫は自分が毛深い事をとても気にしていて、どうしても体を見られたくなかったから。
しかし勿論そんな事は気にしないと押し切られ怒涛のHに…
これ、ラストリバりそうなの!なのにリバ好きには寸止めがツラい。

「ようこそクラブオスフェロへ」カサイウカ
ここは、選ばれし男性ホルモンを持った男のみが働ける店。
ムンムンなオスのフェロモン、それは筋肉と毛から生まれ出ずるのだぁ!
そこに、バツイチのど真面目銀行員が応募してきて…
勿論銀行員さんは、服の下にすんばらしいオスフェロを隠し持っておりました。

「ショートボックス」Re:i
ゲイバーでワンナイトの相手を探す男・佐藤。
ひとりの男性が声をかけてくるが、「俺とヤりたいなら髭を剃れ」。
髭のオトコとの苦い恋の思い出があるんです。
さてこの髭男性、呆気なく髭を剃る事を承諾し佐藤に髭を剃らせます。これが思いのほか興奮を呼び起こし…

「おフェロボディのカオルさん」にたこ
ヤクザのカオルさんの男らしさに惚れ、無鉄砲に交際を申し込んだところ「いいぜ」と言われ、部屋にも上げてもらい。
筋肉&体毛&コワモテのカオルが受けなのが意外性。



確かに「毛」についてのストーリーたちなんだけど、毛ありの話でもそれほど毛深くないんですよね。
まああんまりリアルな毛描写はBL的に無理かもなぁ…
Re:i先生のアプローチが個性的だと感じました。

ユギマジックの胸熱

まとまるの待ってました!
内容的にはそれほど目新しい訳ではありません。
真面目リーマンのノンケ同僚への片想いが叶う……!というストーリー。

主人公は建設会社勤務の水島。
本当は設計部志望だけど現場監督さんを頑張ってる。
そして、同期の北川に友情以上の気持ちを抱きながらも、言うつもりも進めるつもりもなかった水島だけど。
北川は会社を辞めてしまい音信不通だったが、1年後カフェの雇われ店長になっていた…

水島は担当している現場から近いこともあって毎日通います。
友人関係も無事復活…
…じゃないんだなこれが。
普通に考えたらこんな事無いよなぁ…なんだけど。そこはユギ・マジック。すごく胸熱なんですよね。
北川もとても真摯な気持ちで水島の事を考えたんだろうな。
そして、一番自分が空っぽになった時そばにいて欲しかったのが水島だったんだろうな…
想いが通じ合ってももう一波乱あります。水島に海外への長期出張の話が!
ここもね、2人の共通の夢があるから。
恋心の高まりよりも、未来を見据えて仕事を取りますよ。今度は北川が待つ番です。
待ちきれないんだけどね。
あとはとにかくユギ先生の絵がいい!
北川はいい奴でイケメンで。
水島はカタブツだけど色っぽくて。
楓ちゃんも弓削くんもいい。
ラスト、夢が実現した2人の姿がこれまた胸熱でした。

イケメン溺愛に人外を絡めて

コミックス作品はコンプリートしている雨宮かよう先生の新作。
雨宮先生らしいイケメン攻め2人に可愛い系受け1人の組み合わせ、です。
タイトルに「鬼」、表紙の攻めにツノあり、でわかる通り、人外系ファンタジーでもあります。

主人公は人間・結生(ゆう)。
小さい頃は可愛いゆるふわものが大好きで、ひとには見えないお友達と遊んでいるような子供。
ある年のお祭りの晩、迷子になって泣いている鬼の子2人を見つけたが、その時結生が迷子になったと思われてひどく怒られ、自分の中のゆるふわを封印するように。
20才になった結生は、大学の友人達とその時以来のお祭りに行くことになったのだが…
…と始まります。
その日の夜、夢で名前を呼ばれ、なぜか気持ちよくて。(←思いっきり睡眠姦)
目覚めると目の前にツノのある知らない男が2人!
そう。それはあの日の迷子の鬼の子・葵と藤で、なんと2人で結生に結婚を申し込んでくる…!

雨宮先生作品に良くあるカッコいい攻め2人に溺愛される受け、という図式です。
鬼2人はどちらかを選んでほしい、とにかく100日間口説かせてほしい、と。
そして、家事一切、お風呂でも体を洗ってくれる。ついでにそれ以上、とにかく甘やかしがすごい。
でもそれ以上に…
葵と藤は、自分を殺して、ゆるふわもキラキラもわくわくも全て封印して「世間的男」であろうとしてきた結生の押し潰してきた「本当の気持ち」を理解してくれる存在なのです。
さて、結生はどちらを選ぶのか…⁉︎

途中切なさもしっかり織り込まれ、読み応えも充分。
エロも3Pあり、それぞれとのHもあり、色々なシチュエーションでのHあり。
どちらの攻めとも感じすぎる結生ですが、淫乱な印象は全くありません。
また、私は雨宮先生の描く攻めがすごく好み!もし私だったら…どっちかなんて選べないです‼︎

愛を知らないDom紳士

Dom/Subもの。

主人公は、会社社長の北方篤史。Dom。
ある日、叔父の渡が亡くなったので、と遺言書とカギを託され、その家に行ってみると一人の男と黒猫がいた…
…と始まります。
亡くなった叔父もDom。
思春期に自分のDom性に悩んでいた篤史に、本能との向き合い方を教えてくれて寄り添ってくれた温和で優しかった渡叔父。
その叔父が自分に後を託したのが、パートナSubの塁だったのだが。

従来のDom/Sub設定に加えて、本作の特徴は「食」の概念を加えている部分でしょうか。
DomとSubの本能、これらを満たすことは必須であり、つまりは「第二の食事」。
互いが満たされなければ「栄養」にはならない。
「『良い食事』を心がけねばいけないよ」…

叔父としてはお互い愛情深く、というのを「良い食事」と例えてたんだと思うけど、篤史は、プレイは娯楽ではない、食事だ、だからパートナーは契約相手であり恋愛の相手ではない、という解釈でこれまで心と本能を厳しく分けて生きてきたのです。
しかし、塁と出会い、プレイ中に夢中になってしまう自分を自覚した篤史は、好きな相手ほど痛めつけて束縛してしまう…と思い詰めるようになる。

塁ははじめは懐かないネコのように敵意剥き出しでしたが、理性的で紳士な篤史にどんどん惹かれて、なのに篤史が頑なで。というより怖がっているんですよね。
Dom/Subの性の在り方に誇りを持って、でも同時に自分の持つ加虐性を恐れている…

第二の性に囚われて愛を遠ざけていた2人が、お互い身も心も、のパートナーになっていく、そんなストーリーなのかな。
絵柄はかっこいい系で、塁はエロかわいい。HはやはりどうしてもSMみが強いです。

引っかかるところもチラホラ…
塁が叔父さんの前にもサディストと付き合ってて、なのにHした事無かったとか。
契約にうるさい篤史がはじめてのプレイでNG項目の挿入までしちゃうの?とか。

シバキ足りない

あ〜!あのキノコねぇ〜…
やっぱり阿部あかね先生、キノコ坊ちゃんのスピンオフ、描かれたんですね。
私、このキノコ大嫌い。
シリーズ作「華と楽」のレビューでも明記した通り、「ギッタギタのボッコボコのぺっちゃんこになる話」にしてほしいもんだよな?
…という前置きがあるところで。

ま〜相変わらずのクズキノコ。
しかし、生活に変化が起こる。
お母さんのいとこのおっさんが、東京から大阪に帰ってくるらしい。
キノコの家の「山田組」の教育係であり親戚の中村家の4男・詩郎だ。
詩郎は東京での塾講師の職を辞め、大阪に帰ってきた。そしてなぜか図々しく山田家の、しかも兄ちゃんの部屋にしばらく住むという。
勝手に兄ちゃんのジャージまで着て。
敵・敵・敵。敵認定だ…

…とはじめは敵意剥き出しのキノコなんだけど。
からかってやろ、とHな誘いをかけたキノコだが、兄ちゃんのジャージ効果なのか?EDはおろか、股間を擦りつけるだけで絶頂し詩郎に顔射する始末。
詩郎もヤクザもんの家族の出。そんなキノコを恫喝するわけだ。
勝てない、この「雄み」には勝てない…
キノコは詩郎のマウントに完敗し逆に恋してしまったと自覚して、そこからまとわりつき出すわけだが。

…というストーリー。
なんだかキノコが可愛らしく描かれていて気に入らん。
一方詩郎はカタギで生活してたくせにある意味壊れてる。何もかも捨ててスリルを求めてる。破壊願望みたいなものなのかな?
そういう振り切れてる詩郎も、キノコみたいなのは多分初めて遭遇したんだろうね。
だから、親戚の子とのアレコレ、という面倒くささ以上にやっぱり目を離せずどうしても気にしてしまう、みたいなものがあったのかも。
私的には、キノコはもっと詩郎に無視されたりボコられたり傷つけられたり、そういう酷い目にあってほしかったけどね。
あかね先生優しいね。

あ、シリーズ作品だけど椿は出てきません。

ハズレなし。おすすめ

待ってました!の猛生先輩のスピンオフ!
…という事で期待も大変に大きかったわけですが、読んでみてハズレはなかったです。
まず「絵」がいい。
猛生はイケメンで性格もサッパリしててモテるのよくわかる。いい奴って感じ。
一方、和晃は。
この「和晃」の造形が非常にいいんですよ。
一見クール。メガネだから。
一見ツンデレ。メガネだから。
よく見ると美形、かも?
でもほんとはね?可愛いし、不器用だし、一途だし、でもちゃんと自分の意見もあるし。
何より、勢いとは言え告白する勇気がある。
勇気、その後ぐるぐるモダモダだけどね。
で、斜め上に走る、と。
「きっかけ」を探す…って。コレはダメだわ。
恋愛的にもダメ戦略だと思うし、いかにもスピン元作の慎吾&蒼生を出して何とか絡めようというのがミエミエじゃ。

まあ、ね。期待を裏切らないわけです。
Hもしっかりありますしね。しかもきちんと尊いですしね。
だからハズレなわけもなく、猛生男前!和晃良かったね!とめでたしめでたしです。
和晃の一途な想いがキッチリ報われて、キュンも萌えもある。
しかし予定調和すぎるわ〜とも感じるので、ストーリーとしては萌。
絵柄がすごく好みなのでトータル「萌x2」で。

歩道橋 電子 コミック

歩田川和果 

同人誌を集めた電子版単行本

同人誌作品6作を1冊にまとめた電子単行本。
商業作品で目についたセフレとか浮気とかの設定は無くて、ゲイである事を隠していたりの「葛藤」ものが目立つ。

「歩道橋」
主人公はゲイバレを非常に恐れている大学生。
高校時代付き合っていた相手にまた付き合ってほしいと告白されるが。
好きなのにバレる恐怖ばかりが勝ってしまう彼の心がつらい。
でも大丈夫そうなエンディングだから、ただただ踏ん張れよ、だけ。

「愛のかたち」
性癖を知って孤独だった高校生時代のお仲間親友。俺は好きなのに、そいつは兄弟とする気にならないと言う。
もはや苦しさを超越してる長い長い片想いのお話。

「最寄り駅から」
卒業間近の高校生。同じ最寄り駅だからいつも一緒に登校してたけど…
これもゲイバレ回避型の子が主人公ですが、相手も。の両片想いもの。キュンときた。

「一月一日」
幼馴染みが久々に図書館で再会したら、それぞれ不登校と高校中退でした。
何にも聞いてこない距離感に安らぎを感じる。
BL未満です。

「この下界は」
大学生同士。
誘われてルームシェア。流されてセックス。だけど大学内では口も利かないことにしていて。
よくある展開といえるけど、はじめ無責任に見えた攻めが誠実さを見せてくる所など萌えました。

「体温」
編集者と作家。
2人はかつて付き合っていて、当時ゲイである事を隠したかった桂木(編集者)は春海(作家)に酷いことを言って傷つけた過去があって。
別れた後作家になった春海は、急に桂木を担当に指名する。復讐か?お遊びか?
当時の真実が明かされ、元サヤとなる2人。
多分これからはうまくいくでしょう。


どの短編も「萌え」を感じました。特に好きだったのは「この下界は」ですね。
「最寄り駅から」も好きです。

友人関係 コミック

歩田川和果 

短いけど重量感を感じる短編集

短編集。
私はどれもすごく好きでした!良作揃い。

「友人関係」
読み進めていく過程で、この「友人」和久井の方もバカな奴だと思うんです。
はじめにフったくせに、恋人のできない相原にちょっかいを出し続けて。
でも和久井の行動原理と相原の幼さが見えて来る過程で、物語が反転するような感覚。
フラれて宙ぶらりんな待ちに入ったのは和久井の方…わかりづらくなったのは一種の自業自得?
短いのに複雑なストーリーが成立している所がいい。

歩田川先生の作品の多くに、本命とは違う相手との関係、みたいなのありますね。
このお話もそんな感じ。
でも生々しくないのが「歩田川スタイル」なのかな…
本命への本気はありつつ、泡のような浮気/本気ではない関係がふわふわと浮かんだり消えたりの淡い/あわい(間)。


「双子の頭」
これは怖いな…と思った。
ガチ兄弟もの(双子ではない)で、兄は関係を後悔し止めなければと思っている。
だけど弟は?
私的に、こういうブツ切りの終わり方がすごく良かった。
この後どうなるのか、想像が膨らむ所がいい。
思うに…2通りの展開が考えられる。
①2人は二度と会わない。だけど兄は一生弟に心を縛られている。
②連絡を取り、2人は一線を越える。
その場合、兄は生き続けるのかな?死を選んでしまうような気もするな。

「ひつじ雲」
自分の性癖に気付き集団が息苦しくなった颯太は、幼馴染集団からフェイドアウトした。なのに大学で一番苦手だった蓮と再会してしまう…
蓮の隠した切羽詰まり感がなんか新鮮。
歩田川boysは飄々としてて、こんな顔を晒す子はいなかったから。

「0.8」
好きの気持ちは残ってるけど、行き詰まりやすれ違いを感じて別れようと思ってたけど。
土壇場でやっぱり好きが勝つ?
ていうか、感情に才能への嫉妬や自虐みたいな?プライドみたいな?そんな邪魔な分子が混じり込んでるのね。だからややこしい。
何よりお相手の方にずっと好きがあるじゃない?よっかかるのも悪くないよ。