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女性華宗。さん

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向こうの人と 電子 コミック

上野ポテト 

たどたどしい感じが、堪らない……

大好きな作品『向こうの人』の続きのお話ということで、迷わずに電子購入しました。

2人の会話のたどたどしさ……!!
不器用な感じやお互いを大切に思うが故のぎこちなさが、とてもリアルでした。

「可愛い……」と、ついつい口から溢れてしまう2人の姿、本編『向こうの人』をご存知の方には是非、読んで頂きたいです!!

ポテト先生のお話は、人間の心理描写にリアリティがあり、ついつい引き込まれてしまうのです……
今作も勿論、大好きなお話の1つになりました。

大好きだったお話が……

表題作『恋敵が死んでいる』は、2年前のハロウィン 西先生がTwitterで公開した漫画が元になっている作品です。

天谷さんのストーカー近倉くん(連載時には片倉くんに変わっていました)が天谷さんに憑いている霊の除霊を持ちかける。
天谷さんに憑いていたのは、天谷さんの恋人だった女性……

この漫画がTwitterで公開されたとき、の衝撃は今でも忘れられません。
いつでも読むことが出来るように、ブックマークをして、今でも時々読み返しています。

だからこそ、連載の『恋敵が死んでいる』は、好きだったお話を無理に作り変えられてしまったように感じられて……
とても、悲しいです。
「あの設定が、良かったのに……」と。

大好きな西先生のお話に「神」評価を付けられないことが、残念です……

鵜藤さんを幸せにしてくれてありがとうございました。

鵜藤さんの本気の恋。
"βだから"運命には選ばれない。
それでも、好きになった人の為に真剣になる鵜藤さんの姿に、胸が熱くなりました。

オメガバースの物語で、βという性をここまで魅力的に描いた作品があるでしょうか。
ここまで魅力的なβが、いるでしょうか。

すみくんとの幸せな時間は、短いかもしれない。
それでも……
幸せになってくれて、本当に良かった……
すみくんの隣で、可愛い子供たちと共に、幸せな時間を過ごしてほしいです。

ケリ先生、鵜藤さんを幸せにしてくれてありがとうございました!!!

雄っぱいの魅力、分かります……!!

丸々1冊、表紙の2人のお話です。

物語の前半は岡田さんが雄っぱいの妄想に取り憑かれ、後半は加藤くんがsexの妄想に取り憑かれ……
物語の前後半で妄想の立場(?)が入れ替わっているところが良いなぁと感じました。

物語の構成は単純ながら クスッと出来る場面が多く、どんどんと読み進めることが出来ました。

しかしながら……
物語が後半に進むに連れ 背景の書き込みが減り、画面全体が白くなっていっているように感じました。
その点だけが、残念です。

温かくて、大好きなお話

電子単話売りのものを購入しており、コミックスになる日を待ち侘びていた作品です。

コタちゃんの成長と共に父親として、アオトくんのパートナーとして成長するタケくんの様子が微笑ましいです。

2人の関係性が判りづらい、物語の進行が滑らかではない(?)と感じる部分はありますが……
様々な家族の形を、家族の温かさや愛を感じることの出来る素敵な作品でした。

「akabeko先生=ディープな作品」
というイメージを、良い意味で覆す素敵な作品です。

変わりゆく中で、変わってはいけないモノ

変わっていくモノ、変わらないモノ。
そして、変わってはいけないモノ……

遠距離恋愛となった2人を通じて、誰かを愛することの尊さを改めて感じることが出来ました。

環境が変われば、誰しも翔くんのように価値観が変わってしまうことでしょう。
元いた場所の変化のない様に、居心地の悪さを感じるかもしれません。
それでも、好きになった人を、誰かを好きになったという自分の気持ちは大切にしないといけませんね。

『アルファ戦隊アルレンジャー』や『さよならスーパーダーリン』のようなギャグ要素はありませんが、丁寧に描かれる描写が素敵な作品でした。

不思議で、大好きなお話

ポテト先生の作品が大好きで……
今作も、連載時からたくさん楽しませて頂いておりました。

普段は所謂「人外」や不思議テイストなお話は肌に合わない性分。
しかし、ポテト先生のお話は他ではきっと見られない独特なテイストで「すうっ……」と体内に入ってくる感じがあり、癖になってしまうのです。

「えぇ、そっちが……!?」となってしまう展開も、個性的且つ自然な雰囲気で描かれる2人の同棲生活(?)も、全部がお気に入りです。

次はどのようなお話を生み出してくださるのか……
ワクワクが止まりません。

設定に粗はあるものの……

シンタ先生の描くオメガバースということで、連載時より拝読しておりました。

オメガバースが衰退した時代という、珍しい設定。
それが故なのでしょうか、設定に粗が目立ちます。
例えば、薬のこと。
地球上からαやΩが消えたのに、何故 抑制剤が製造されているのか。
本当にこの2人がα・Ωの最後の1人なのか……
(作中では曖昧な表現がなされており、「他にもα・Ωがいてもおかしくないのでは??」と思いました)

しかしながら、先生の画力に魅せられ てしまうことも事実です。
特に犬飼が回復してからのSEXシーンの2人の表情からは、互いに求め合い、惹かれ合う様子が伝わってきます。

総合評価で「萌×2寄りの神」としました。

繋ぎの巻

長編作品ですので仕方のないことではありますが、この巻は「繫ぎの巻」でした。
BL的な展開もあまりなく、ストーリーも重ためです。

この巻1番の見所は、ゴウちゃんとイサミくんの関係の進展でしょう。
2人の関係は、このお話の中でも気になっていた点でしたので、この巻で読むことが出来て嬉しいです!!
ケイのことを信頼、信用して「ケイ、ケイ」とばかり言っているゴウちゃんに嫉妬するイサミくん。
表情にはあまり出ないけれど、イサミくんを大切に思っているゴウちゃん。
2人の性格の対比が、本当に好きです。

3巻で物語が大きく動くことに期待しております!!

新たな性癖に目覚めそう……な良作

「ガムテ拘束」がテーマとなっているこちらの作品。

ストーリーもエロに関する描写も丁寧で、あっという間に引き込まれてしまいました。
(所謂、男性向けの作品を描かれていらっしゃるということもあり)SEXシーンが一辺倒ではなく、色々なシチュエーションで、様々な角度から絵描かれており、読み応えがありました。

読む人をガムテ拘束の虜にし、新たな性癖に目覚めさせてくれる……
そのような作品でした。

次回作も楽しみに、お待ちしております!!!