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女性フランクさん

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受けのタメ口が気になる……

もう本当に小姑な意見で申し訳ないのですが、39歳の攻めが終始「です、ます」の丁寧な口調なのに、24歳の受けの口調がラフすぎて、どーーーしてもそこが受け入れられませんでした。

攻めが「花を描くのが好きなんですか」と丁寧に聞いてるのに、受けは「そうだね。〜だから描きたくなるんだよね」とか、なんなの、その口のきき方!と思ってしまう。

もちろん初対面時には受けも丁寧に話していたけれど、場面切り替わって仲良くなってからは、いつのまにか口調がくだけてて、その間に何があった?!と。

私の感覚としては、たとえ目上から「堅苦しいからふつーに話していいよ」と勧められたとしても、友達に話すような口調にはなりません。
「そうだね。〜だから描きたくなるんだよね」じゃなくて、「そうなんです!〜だから描きたくなっちゃうんですよ」じゃダメなの??
15歳も年上の人を相手にする喋り方じゃないわ。

アートな世界を目指す生き生きとした青年という感じを演出したかったのかもしれないけど、コイツなっちゃないな!!としか思えませんでした。

攻めも同じようなキャラでポンポンと言い合うような二人だったら、そこまで違和感感じなかったのかもしれないけど、攻めが紳士で人一倍口調が丁寧なので二人の落差が激しすぎて……。




助演女優賞・ミコちゃん

流されるままにスイーツ部に入部する羽目になった睦月。
この睦月がノーとは言えない男で、あまりにもノーと言えない睦月に最初はイラっとしたんだけど、不平不満も言わずにその結果を楽しんでるので、まぁいっかなと。

それよりも、スイーツ部に在籍する巨漢のオネエ・ミコちゃん先輩の言動がかなり面白くてかなり笑わせてもらいました。
特に途中から入部した当て馬の沢渡と、ミコちゃんとのやり取りときたら、コントか!!って感じで、何度も吹いた。

後半からは、ミコちゃんの元カレも登場するんですね。
その元カレは、影でハリウッドと命名されちゃうほどの日本人離れした顔&体型。
そんなハリウッドと巨漢なミコちゃんという組み合わせを見た沢渡が、「トドとクジラのぶつかり稽古」と言うところは、ほんとーーーに笑いました。

正直、攻め受けのメインカプよりも、ミコちゃんのほうが私の中では印象鮮やかで、助演女優賞どころか主演女優賞を捧げてもいいなと思ってます。

樫原も人の子だった

タイトル見て、スターのマネージャーってことはあのノーデリカシーな樫原だよね、樫原の相手なんて出来る人いるの??と思ってました。
で、誰だろ??と思って読み始めたら、あの日暮さんじゃないですか!!あ゛〜納得!と。

実は、購入元(シーモア)のあらすじには、
「所属コントユニットが解散し、芸能人の付き人業をすることになった遼太。任されたのは、敏腕マネージャー・樫原のサポートだった。樫原は眼鏡の似合う美形で、仕事はできるが口が悪く滅多に人を誉めない。そんな樫原と温厚で気の利く遼太は相性がよかったらしく、二人はいい相棒に。いつしか遼太は、樫原に本気で誉められると仕事以上の喜びを感じるようになってしまい!? 「国民的スター」シリーズ、スピンオフ。」
とあるんですね。
日暮の下の名前を知らなかったので、てっきり「遼太」という別の新人でも登場するのかと思い込んでました。

考えてみれば「国民的スター」シリーズでも実に息があってましたもんね、二人は。
ノーデリカシーな樫原の発言で落ち込む旬を、いつも上手く持ち上げていた日暮。
樫原が鞭役なら、日暮は飴役といった感じで、旬のお父さんとお母さんといった二人だったけど、まさか実は恋愛関係だったんか!!と。
でもそれは誤解で、読み進めていったら、日暮が七年もの片思いをしててそーだったのかぁぁぁ!!と。

「国民的スター」が好きなので、あのエピソードの裏側といったものも読めたりしてそこも良かったです。
二人のラブだけではなく、充実したお仕事エピソード、そして相変わらずの葛生×旬のバカップルぶり(お弁当エピ)なども読めて楽しかったな。

恋人同士になっても、相変わらず樫原の辞書には「デリカシー」の文字がないんだけど、案外デレてたりして樫原も人の子なんだなと思いました。

ワリキリ コミック

中川カネ子 

年下攻め、最高。エロもバッチリ。

作家さん買い。

儚げ美人なのに、どエロエロな受けの柊。
だけど昼間に偶然見かけた柊は、きっちりしっかりなリーマンで、あの人こんな顔して働いてるんだ‥‥!と衝撃を受けるんですね、行哉(攻め)は。

知れば知るほど別人か?ってくらいの昼の顔と夜の顔が違う柊。
お互い割り切った単なるセフレだったのに、どんどん相手のことを知りたくなっちゃって、どーしよ〜……!!と悩む行哉。

これが年下攻めの視点で描かれてるってところが、まず最高。
年下くんが一生懸命になる姿が、かわいいのなんのって!

そして、行哉が未成年ということを知ってからの展開が良かったな。
理想的だった。

ほんとに行哉が良き年下攻めだったー!!
猪突猛進的な必死さ、若いゆえの怖いもの知らずなところとか、すごく良かったー!!
年下扱いされて憤慨される姿とか、ヤキモチ妬いちゃう姿とかもかわいいし。
「君だって遊んだんだろ」って柊に言われて「君って言うな」ってところとか、すごく好き。
行哉は、いい男になるだろうなーとも思うし。

コミックシーモア限定の描き下ろしは、「恋人とのはじめて」にこだわってるシュウの姿がかわいいの。


中川カネ子さんらしいエロもしっかりなので、エロいの読みたいって人にもおすすめできるし、エロだけじゃヤダ!って人にもオススメできる。
修正は相変わらず電子(シーモア)でも薄いです。白線が入る程度。
エロとキャラがしっかり両立してて、中川作品の中でも上位のお気に入りになりました。

清々しいまでのバカップルぶりに神を捧げます。

続編って、くっついた二人のその後の「仲良くしている」様子が読みたいのに、余計な当て馬が登場してこのやろー!もっと二人のイチャコラを読ませろ!!みたいなのが多いと思うんですが、これは限界を超えた甘さ、そしてとどまることをしらない二人のイチャコラが図抜けてて、こういうの大好き!!

もっとも前半は、受けの旬が国民的スターゆえに殺人的スケジュールで、逢うことすらままらないので、そこまでバカップルではないです。
バカップル開花しちゃうのは、後半。
二人がようやく1週間の休みを取って二人きりで過ごすんですね。
その1週間の様子がもうなんていうか、笑うしかないバカップルのてんこ盛り状態。
一人サイン会とかもうニヤついて仕方ないし。

それにしても攻めの葛生って、常に穏やかで寛容で優しくて、旬専用の生ける精神安定剤だし、本当にパーフェクト!!な彼氏なんですよねぇ。
旬のために美容薬膳まで習得しちゃうし、とどまることを知らない旬への愛。
ただし旬が好きすぎて、もはやただの変態になりかけてるところとか好きすぎる。

受けが好きすぎてもはや変態の域に達してる攻めとか大好物だし、ここまで振り切ったバカップル作品って滅多にないので神です。

シリアスに始まるけど……

オメガが当然のように虐げられる弱者設定が作家さんご本人もすごく苦手とのことで(さすが典雅さん!)、オメガが理不尽な扱いはされていないのでオメガバース苦手な人でも読めると思います。

それにしても「小林典雅さん×笠井あゆみさん」という組み合わせ。
発売当時、本当に三度見してしまった。

シリアス風味で始まるのだけど、蓋を開けてみれば、実に典雅さんらしい受けだと思います。
受けのキリルは、兄を討った仇相手と結婚させられた悲劇のヒロインなんだけど、けっして打ちひがれてヨヨヨ……としてるわけではなく、結構図太くてたくましいんですよね。
ナニクソ根性が備わっているので、心の中でのダメ出しの容赦ないことときたら。
おまけに臆せず口にも出しちゃう。

攻めから「身体に負担にならない程度に2、3人産んでもらえたら」と言われて
「オメガだからって魔法のようにぽんと産めるわけじゃないんだから、そんなに欲しいなら自分で産んだらいい」と言いそうになるところとか、笑える。

俺様で傲慢だと思っていたロランと、ようやくお互いの誤解を解く場面。
キリルの容赦ないツッコミ!
そーだ、そーだ、言ったれ!

初読時は、キリルと一緒に育った幼馴染のリオドルスの不憫さに心がシンクロしちゃいました。
ずーっと密かにお慕い申し上げてたのに、横からロランにかっさらわれて、夜毎キリルの嬌声を聞かなくてはいけないとかどんな拷問よ……と。
なんて可哀想‥‥と。


天才芸術家様に惚れてしまった苦しみ。

あらすじから、「ラプンツェル王子の通い妻」と同じ香りがするけれど、その割にはレビューで攻めザマァ!みたいなのが見当たらないので、きっとモヤモヤさせられるだろうな……と思い、発売当時から購入するのを見送っていたのですが、なんか読めそうな気がしてポチ。

あぁぁ、やっぱり天才芸術家様に惚れてしまった凡人の苦しみみたいなもんが、受け視点でこれでもかと伝わってきてなかなか苦しいものがありました。

読んでいると、打ち寄せる浜辺に立ってるような気持ちになるというのかな。
しっかりと立っているはずなのに、足裏から絶えず砂が流れていってしまって心もとないような、ざわざわする、あんな感じ。

しかもそれが10年間も続くという……。
おまけに、あえて突き放し追い込む攻めのあの所業。
天才様には惚れるもんじゃないな、とつくづく思わされました。

後半で、攻めと決別して一皮も二皮も剥けて変わっていく受けの姿。
ここがとても良かった。

攻めに対しては、なんといっていいのやら……。
こんな男に惚れてしまったのが運の尽きという気がします。

実は両片思いものだったんだ……と気づいたけど、両片思いものだと期待して読むと、攻め、どーなってんじゃー!!と叫びたくなるはず。
だから設定の「片思い」が相応だと思うな。
攻めが真実を打ち明けた終盤以降で、攻めに対する印象がガラッと変わるということもなく、なんとなく胡散臭さが残りました。

二人の噛み合わなさが面白い。

女性みたいな表紙、「妊娠出産が可能な青年」って、もはやNLに近いんでは?と悩みましたが、大好きな名倉さんの作品ということで購入。

なかなか面白かったです。
お互いに一目惚れで結婚して毎晩睦みあってるのに、これは両片思いカプですか?みたいなすれ違いっぷりというか、噛み合わなさ。

受けのミカは、「ザ・ツンデレ」。
ツンデレのお手本のようなお方。

攻めのアルベルトは真っ直ぐな青年。
だけど、辺境育ちゆえにどこか洗練されていないというか、うーん惜しい……!みたいなところがある。
(でもお花のエピソードとか、すごくいい!)

笑ったのが、ミカをお迎えするときに、精一杯頑張ってオシャレするんですね。
そしたら、張り切り過ぎてキラキラケバケバの、一言で言えば「ダサい」格好でお出迎え。
おまけに香水も…!と張り切ったら、かけ過ぎてしまい、臭くて息を止めないとミカが側にいられないほどに……。

うーん、残念!!みたいな。
10代の頃、デートの相手がとんでもない格好をしてきて、見た瞬間帰りたくなった太古の記憶が蘇った(笑)

お互い惚れきってるのになかなか噛み合わない二人の様子は、とても面白かったです。

そして、清々しいまでの横恋慕ヤロウによって、ミカがさらわれてしまう。
ミカは、花嫁になるために育ってきたので、武芸がまったく出来ないんですね。
一応蹴り返したりと抵抗はするものの、全く歯が立たない。
そこで冒頭の「NLに近いんでは?」という思いが再発してしまいました。

同じ花嫁ものでも、自ら戦場に乗り込んで攻めと共に戦ったり、攻めを守るような勇ましい受けの話を二冊読んで、それが印象に強く残っていたせいかもしれませんが、ミカ弱いな、守られてるだけじゃん……と思ってしまって、ごめんなさい。

よみがえる高校時代

内容は、あらすじそのまんまでした。
あとがきで「(新キャラの)月島と九条ですが、彼らは今回、添え物と言っては失礼なんですが、賢吾と佐知を学校に導くキャラとして作ったつもりでした。」とありましたが、その割にはなかなか月島は強烈なキャラでした。

天才レベルの図抜けた頭を持ってて、常にニコニコしてる月島。
人がいいからではなく、実は人に興味がないからニコニコ仮面を被ってるに過ぎない喰えない男。

そんな高校時代の月島に、佐知は賢吾と同じものを見出していたんです。
高校時代の賢吾も「人に興味がない、どう思われてもいい」から常に無愛想だった。
もっとも賢吾の場合は、「佐知以外の人間には」という枕詞がついてて、そこが大きな違いなんだけど。

人に興味がないと思っていた月島から、まさかの恋の相談を持ちかけられた佐知。

このお相手の九条が昔の佐知を思わせるようなツンデレで、佐知自身「人の振り見て我が振り‥」になります。
正直いうと、九条はあまり魅力を感じられなかったな。
佐知のような魅力的なキャラのツンデレなら喜んで読むけど、どうでもいいキャラのツンデレは単にめんどくさいとしか思えない……。

新刊は、高校時代の賢吾と佐知のエピソードがいっぱい読めるかなと思っていたけれど、堪能した!というほどでもなかったです。
賢吾はいっぱいネタを抱えているけど、佐知が恥ずかしがってしまって遮ってしまうので……。

ちなみに「別居宣言」とあるけれど、離婚に向かうようなものではもちろんありません。
むしろ佐知は、そんな喧嘩ができるようになったことを嬉しく思っています。

今までの喧嘩は、佐知が一方的に怒り、賢吾はそれに折れるか黙ってしまうかであまりにも一方的だった。
それが、今回は賢吾は引かないし、佐知が怒って家を出て行く!と宣言しても許した。
もちろん出て行って欲しいから許したのではなく、絶対に佐知は戻ってくると信じているからなんですね。
この賢吾の気持ち、そして二人の気持ちを曝け出して本気の喧嘩が出来たというところで、また一段階上がったなと。

高校時代、文化祭の喧嘩の顛末が良かったです。
実に賢吾らしいなと思いました。

昔の自分を思わせるような九条の登場、そして高校の文化祭という舞台が用意されていて、自然と佐知は過去の自分たちを振り返り、そして賢吾の愛を改めて思い知る。
そんな回だと思います。

シリーズ11冊目ということで、正直今までに比べると小粒感があるかなぁ。
といっても、もう記憶喪失のような大きなネタもやっちゃったし、派手な脇役が登場して二人を引っ掻き回すのはウザいのも事実。

電子の特典SSは賢吾視点。
攻め視点好きからすると、これが一番萌えたかも。
愛がどデカイ攻めによる攻め視点とか、ご褒美すぎます。

受けが聡くて健気で素直でかわいい!

あとがきによると担当さんから「MAX甘々で」と言われて頑張ってみたとのことですが、激甘とまではいかないと思います。
というのも、半分くらいすれ違ってるからかなぁ。

奉公先の主人である威史(攻め)は、周囲に見せつけるかのように志信(受け)を可愛がります。
手ずからご飯を食べさせたり、お膝抱っこしたりと、確かに甘いけどそれは人前限定で、二人きりになると途端にそっけない態度になっちゃうんですよ。

威史の二面性に戸惑ったり、屋敷で働く人達から冷ややかな視線を送られて孤立する姿のほうが印象的なんですね。
志信が素直でいい子なだけに、そんな思いをさせる威史め!!と序盤こそ思うけれど、きっと何か訳があるんだろうとも思える。

そして志信は本当に聡い子なんです!!
やがて威史を見ているうちに、彼があえて人前でうつけものとして振る舞っていることに気づくんですね。
その威史の真意を察して、それに沿おうとする。

この健気な志信がほんとうに好ましいキャラで、読んでて自然と応援したくなってしまう気持ちでいっぱい。
そして、威史もその仮面を脱げば、素晴らしく誠実で優しい好人物であるのがわかるので、あぁ早く想い通じ合わないかなぁと。

想い通じあってからは、そりゃあもうMAX甘々!!でした。

初めて身体を重ねるシーン&事後も、志信がかわいすぎるんですね。
そして、そんな志信を可愛くて可愛くてたまらないと思っている威史も微笑ましいし、その気持ちに120%同意したくなる。

そんな素敵な二人でした。