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女性フランクさん

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2カプ登場します

母を亡くし、施設行きになる誓史を引き取った弁護士の佐伯。

義理の父となった佐伯への思いを隠して、あえてわがままで可愛げのない息子の役を演じる誓史。

この誓史がとても意地っ張りなんですね。

特に両思いになった後の天邪鬼っぷりが、非常にめんどくさい。
本人もそんな自分に自己嫌悪しつつ、自分の感情をもてあまし気味なんですね。
これが20代、30代だったら、おまえ……いいかげんにせーよ(怒)となるんだけど、まだお子ちゃまだから仕方ないか……と許せた。

それよりも攻めが、当時14歳だった誓史を出会った時から見初めてたというのが、微妙に受け付けられない……。

えぇ…そんな年齢下のも対象になっちゃうの?
ショタOKなんですか?みたいな。。。

初版が1996年で、今から24年前はそこらへん緩かったのかなぁ。

同時収録はスピンオフなんだけど、これまた受けの背負ってるものが重い。。。。

双子の片割れの死と、大学時代の親友の死。
自責の念に囚われて続けて、死の影に染まってるような受けには、やっぱり若くて生命力溢れる直球な年下攻めですよね!というお話。
あのメールにキュン。

この時代は、ケータイはあるけどメール機能はなかったのかー。
そしてアナログ回線とか懐かしい。。。

ーーー
あとがきでホッとした部分が。
「文庫化にあたり読み返したところ、あらすじ以外はほとんど覚えていなかった」とのことなんだけど、生みの親でさえ、そうなのですね!!と。
私も、読んだのにすぐに忘れてしまったり、途中まで読んでこれ読んだことある!!とよーやく気づく始末で、脳みそヤバイな……と前々から思ってたので。
なんかホッとしました。

「行動原理は攻め」な残念ハイスペ受け

「行動原理は受け!受け我が命っ!!」みたいな受け至上主義の攻めってときどき見かけますが、この作品はその逆で、そこが新鮮で面白いと思います。

受けはハイスペックなんですね。
冴え渡る美貌と切れる仕事っぷり。
周囲からは一目も二目も置かれてる。
なのに攻めのことになると、かなりおかしくなってしまう残念さ……。

ちなみに受けは資産数十億あるお坊ちゃんなので、攻め宅の上下階を借りて生活音を聞いたりしてる筋金入りのストーカー。

だけど、マイルールというかストーカーの矜持(?)みたいなのがあるんです。

(1)給料範囲内でやりくりする。
(2)攻めがいらなくなったもの=ゴミしか買い取らない。(がめつい攻め妹から廃棄タオルを5万で買い取り、それらをコレクションルームで保管)
(3)攻めをおかずにしない

攻めへの思いとマイルールの狭間で葛藤してる姿が面白いです。

攻めを思い続けて15年。
神様のように崇拝していた攻めとまさかの恋人同士になってしまったもんだから、大変。

雲の上の存在から「俺も好きだよ」と言われても、なかなか信じられないんですね。
おまけに長年ストーカーをしてきたのがバレたら……と思うと身が竦んでしまう。

だから迷える羊というより臆病羊って感じかな。
そして嘘つき狼というよりも、そんな受けを見守っている忍耐狼って感じだと思いました。

攻め<<<<<受けだと思っていたけれど、後半の「律儀な羊と腹黒狼」では、攻めも受けのことを愛しまくってるんだなぁというのがわかる攻め視点があるところも好き。


一生憑いていきます!

これ、タイトルが秀逸だと思う。
幽霊がらみで、そしてナルシーなんだけど、面倒見の良いキャラなんだなというのもわかる。
だって、「一生」ですよ!
兄貴!一生憑いていきます!みたいな。

この作品は、pixivで長年連載を追ってて完結まで見届けたんです、無料で。
普通ならそれっきりなんだけど、お金出してもいいからまたあの二人に会いたい!とコミックスを買って、たまに読み返してる。
だって攻めも受けもどっちもいいキャラしてるんですよ。

まず地縛霊の昴がどこか天然でかわいい。
笑顔がほわほわ〜で、かわいい。

攻めの月尚はナルシストなんだけど、なんだかんだ言って人がいいんですね。
「男の人に抱いてもらえるまで成仏できない!」とか無茶なこと言う地縛霊の昴を相手に、なんだかんだ言いつつもあれこれ奮闘しちゃう。

せっかく抱いてもらおうとしたのに、ドキドキしすぎてポルターガイスト現象を起こしてしまった昴が
「月尚さんが かっこいいからドキドキしちゃったじゃん!」と言うと、
すかさず、「君、わかってるね」と月尚がキリッとしちゃう、みたいなところがおかしくて。

お話は想像範囲内なんですね。
かなしい結末ではなく、こうあってほしいなぁという願いがちゃんと叶えられる。

ナルシストだけど面倒見の良い攻め×天然ほわほわ地縛霊によるラブコメで、好き。

とても良かった

「いいことばかりではなく、こんな生活、と思いながらも、その日常が案外かけがいのないものだったりする」

もともとは1997年に刊行された本なんですね。
それが約20年の年を経て、2018年に電子化されたみたいです。

でも古さは感じられませんでした。
強いて言うなら、「連絡がつかない」みたいなシーンで、あ!携帯のない時代か……!と思ったのと、伯父さんがやたら手が出る人なので、そこに昭和の頑固オヤジみたいなのを感じたくらいかな。

父親を知らず、母親に「たやすく謝るな、たやすく礼を言うな」と叩き込まれて育った智朗は、心臓疾患を抱えていても底抜けに明るくて、屈託がなく周囲から好かれている従兄弟の克巳の眩しさが疎ましい。
智朗は育ちのせいで屈折してて露悪的な言葉を吐く少年なんだけど、伯父一家の元で暮らし他人と関わり合っていくうちに、狭い視野というか屈折してたフィルターが外れて新しい視野を得られる。
「傷つける言葉ではなく、癒す言葉を、自分もいつか使いこなせる日が来るだろうか?」と思うまでになった智朗の成長にジーンとなる。

攻めとか受けとか当て馬とか萌えとか、そういうわかりやすい立ち位置を与えられたキャラによるお話ではなく、主人公たちやその家族、そして脇役の女子に至るまで、大小差はあれど皆、エゴや悩み、苦しみがある一人の人間として描いているところが良かったです。


「100%悪い人間も100%善い人間もいないと思う」という言葉通りの本だった。


「cross my heart」は自虐的な草子と克己の主治医とのお話で、完全にNLなんだけど私はすごーく好き。

繰り返しの積み重ね

あぁ〜もう好き!としか言えないこの空気感。

とくにドラマチックなことは起きないんですね。

だけど、考えてみれば高校球児だった攻めの純一郎がプロ入りしちゃうって、実はかなりドラマチックなことだと後から気づいたくらいなんだけど、浮ついたところがまったくない。
というのも純一郎が「オレ、スターになっちゃうぜー!」みたいなキャラではないので、ふつーに就職して遠距離になっただけです、みたいな感じというか。

純一郎は、プロ入りしようと淡々としてるというか、己の課題をこなして己の技術を積み上げていくだけだ…みたいな求道者みたいな雰囲気を漂わせつつも、澄山さんとエロいことしたいっす!!みたいなところがかわいい。

本編の最後の
「会いたかった の繰り返し
繰り返しを いとおしく想う」
っていうここが、とにかくめーーーーちゃくちゃ良くて泣きそうになります。

一巻の「あさはらたそかれ」が、まさにそうだったじゃないですか。
日曜日を除く毎朝、街角ですれ違っていた二人。
高校球児と、昼夜逆転生活を送るブロガーという普通なら接点をもたないような二人が、毎朝毎朝すれ違うことで……という繰り返しから始まったお話だと思うんですね。
そこから変化が生じて、ここまでたどり着いた、だけどこれから先も日々を積み重ねて、季節もめぐって、繰り返していくという着地点がとにかくお見事だなと思いました。




こじらせた赤ちゃんおっさん怖いわ……

超〜久しぶりに読み返して、その間に何か自分の感想が変わるかなと思ったけど、初読時と変化なし。
自分とは相性がやっぱり悪いのだなということで、申し訳ないですが辛口です。

どこかスカしぎみの攻めだったけど、あれこれ拗らせた赤ちゃんおっさんだったんだなと。
あれこれ拗らせるのは構わないけど、だからといって生徒相手に「僕と楽しいこと、してみる?」というアレの免罪符にはならなかったんですね。
トラウマゆえの情緒未発達な人だからとか、あれこれ言い訳はあるかもしれないけど、学校の保険医としての倫理観すらないの?と。
捕まってしまえ!淫行教師!としか思えなかった……。(教師じゃないけど)

どちらもトラウマからの解放ということなんだけど、そういうことの前に、保健室で勤務中にエッチしちゃう先生二人(しかも他人に声聞かれてて、上巻に続いてツメが甘いというか、いい年した大人がなにやってんだか……と思うと醒める。)とかそういうところに躓いてしまってダメなんです。

上巻から1mmも攻めの良さがわからないので、最初は反発してたのにそれに惹かれていく受けの心変わりにもついていけず……。


ハラハラ&切ない

今月発売されたばかりの「アルファ皇子の宮中秘恋」が良かったので、積んでたこちらも読んでみましたが、こちらもとても面白かったです。
ただし妊娠中のエロ描写があったので、苦手な人は要注意だと思います。

αにトラウマがある従兄弟の代わりに、怜藍:れいらんが請われて、第3皇子(州舜;すしゅん)の元へ嫁入りすることになるんですね。
Ωという事実を隠したまま、数年間の期間限定という約束の元。

この「Ωのであることを隠したまま嫁入りした」ということが、後々の怜藍を苦しめることになる。
(なぜΩではなくβの花嫁を必要としているのか、という理由については、国の情勢を絡めて書いてあるんだけど、ちんぷんかんぷんになることなくスムーズに理解できます。)

お互い一目で惹かれあって両片思い同士。
だけど、想いを伝えることができないし、受け入れることができない。
なぜなら、皇位継承をめぐる内乱が起きてしまうから……。

自分の想いに蓋をして、州舜から離れようとする怜藍の苦しみが切なくて良かったです。

個人的にうわぁ……と思ったのは、妊娠中のセックス描写があったとこ。

設定に「妊娠・出産」があるように、怜藍が身ごもります。
州舜が性欲過多すぎて、怜藍が妊娠中でも抱かないと気がすまないとか、そういう鬼畜な理由じゃないからまだいいんだけど。
(突然の発情&不可抗力による初合体で身ごもってしまい、番の契りがまだだったので……という理由)

「妊娠・出産」は好きってわけじゃないけど、まぁ読める。
だけど「この体勢のほうが、腹に負担がかからないだろう」とか、なにを読んでるのだろう……という気分になる。
妊婦のセックスって男向けのマニアックな特殊エロだと個人的には思ってるので、BLでこれが登場するとツライ。
この州舜と怜藍のは単なるサービスエロシーンではなく、番の契りという非常に重要シーンであるため、すっ飛ばして読むわけにもいかなかったので……。

あと、50ページに一度くらいでいいので、登場人物の名前のふりがな振っていただけるとありがたいなと思います。


ーーーーーーー
個人的覚書
州舜:すしゅん
α:之 シ 
Ω:几 キ


面白かった!

何が面白いかというと、まず受け・瑞春のキャラ。

瑞春は巷に知れ渡っている美貌の持ち主なんだけど、本人はそういうのに無頓着で。
無表情ゆえについたあだ名は「石像」。

だけど中身は熱烈な帝オタクってところがまず笑える。
せっせと集めた帝の御朱印を神棚に飾っては「はぁ〜尊い」と悶える姿は、オタクそのもの。

その優秀さゆえにイジメにあっても泣き寝入りするどころか、数倍返しする(しかも周囲に絶対にバレないように)という根性を買われて、帝からお召しがかかるんです。

あの!
憧れの!!
帝から!!!ということで、極度の興奮状態に陥る瑞春。
帝の前で真っ赤になってハァハァする瑞春を見て、「気持ち悪い」と変態扱いしたのは帝の弟の淑英(攻め)。

この二人の応酬ときたら、あぁ言えばこう言うって感じで、ラリーみたいなんです。
だけど淑英のほうが一枚上手で、瑞春が歯ぎしりしながら、今に見てろ!!とばかりに心の手帳に書き付けるところも笑える。

淑英が予想以上にいい男なんですよ。
尻上がり的にというか、知れば知るほどいい男というか。
最初は六人もオメガの妃がいるので、なんだもうそんなに奥さんいるの……とガッカリさせられたのだけど。(これにも訳がある)

ベータだと思ってた瑞春が発情してしまった際も、一線を超えないの!!
まだお互いに運命の番だと気づいていない二人。
早く気づいて〜!!とハラハラドキドキする読者を尻目に、瑞春を楽にしてあげるだけで己の欲望はぐっっと耐える淑英。
ここがめ〜ちゃくちゃ紳士にうつるんですね。

この作品のいいところは、安直に「運命の番」だから〜♡で結びつかないところだと思うんです。
運命の番のフェロモンまともにくらって「不可抗力」な状態なのに、思い通じあってないからと一線を超えない淑英があっぱれというか、すげーよ、あんた……と。
あと、淑英がオメガ用の首輪を用意していた理由にロマンティックな性格が伺えてキュンとなりました。

宮廷を舞台にした汚職も絡んで、ドキドキハラハラの楽しい一冊でした。
オメガバースが苦手な人でも、オメガがさほど虐げられていないし(瑞春も泣き寝入りするようなひ弱なキャラじゃないので)読めると思います。

評価は迷いました。
汚職事件の黒幕は誰なんだろう、どんだけやばい相手なんだろう……とハラハラドキドキしていたのに、全てが明らかにならなかったところがちょっと肩透かしくらったので萌萌かなぁと思ったり。
だからこそ、瑞春がこれからも侍従長として働く!!というところに繋がるのはわかるし、妃におさまるよりも働きたい!という瑞春にますます好感持てたのも事実だし…。

なによりも両思いになってからの初エッチが、超〜萌えたのでおまけして神で!

天然ダメ王子×世話焼き苦学生のほのぼの同居もの

受けの経済的な理由から同居を始めた二人が、自然と距離を縮め、そしてお互いに無くてはならない存在になるところをきちんと描いている良き同居ものだと思います。

まず二人のキャラが良かった。
攻めはハイスペックで王子様と言われてるけど、実はまるで大きな子供というか、天然なダメぼっちゃまというところがかわいい。
おまけにのんびり素直なおっとりキャラ。

そんな攻めをほおっておけず、ピシピシと躾をしたり面倒をみたりする男前受け。

そんな二人によるやりとり&暮らしぶりがとにかく微笑ましいんです。
おぼっちゃまゆえに庶民の暮らしに無知な攻めを連れてスーパーに行ったり(攻め、おおはしゃぎ!)一緒にご飯を作ったり。

おまけに攻めは甘えたさん。
絵を描いてる受けの背後からベッタリ抱きついてみたりとかわいい。
そしてそれをフツーに受け入れてる受け。
なんなの……こいつら♡(注:付き合ってない)

その結果、距離感がやたら近くなり、まるでカップルか?!みたいな二人の様子に周囲がざわつくところが好き。

最後も良いの。
のんびりとしたボンボン攻めかと思いきや、厳格な父と決別しダメぼっちゃまからの脱却する。
告白のシーンもなんか心に残って好きです。

委員長気質がそのまんま大人になっちゃうとどうなるか……

残念ながら、登場人物の誰にも共感できませんでした。
攻めはタイトルに「やりすぎ」とあるように、本当に極端なんですね。

清廉潔白な委員長だった子供時代の攻めは、まさにヒーローって感じで確かにかっこいい。
子供時代そんな攻めに助けられ守られていた受けは、成長しても「優等生タイプ」が理想で、攻めを忘れられない。
そんなある日、職場で再会するのだけど、大人になった彼はとっても厄介な存在になっていて……。

正論かざして周囲と衝突し、融通も効かないので職場の雰囲気も悪くなる始末。
言ってることは間違いじゃないんだけど、言い方ってもんがあるでしょうよ…みたいな。

母親の危篤の報が入ったのに、「規則だから」と早退せず、仕事を続けようとする攻め。
みかねた受けに説得され早退することになるんだけど、その理由を「プライベート」としか言わないので、嫌味な上司にチクチクされるんです。
そこでみかねた受けが、攻めの代わりに理由を説得する……というくだり。

この一連のやりとりによって、委員長の言う事は正しいと思っていたけど、彼だって間違うことがある、自分だって臆せず「対等」に意見を言っていいのだ!と受けは目が醒めるんですね。

攻めのフォロー役ができることに受けは喜びを見出したみたいだけど、自分だったら絶対に絶対にごめんだ!!!としか思えなかったです。

苦労するのが目に見えてるもん。
正論かざして周囲と衝突する夫のフォローなんて、気が狂いそう。

おまけに他の男との仲を勘違いして、受けを問い詰めていくくだりがモラハラ男っぽくて腹ただしい。

そして受け。
製パン会社の製品企画課に勤務してるのに、惣菜パンはカレーパンとウインナーロールしか思い浮かばないって、どこの素人ですか……。
近郊で人気のあるパン屋すら知らないし……。
あまりにも不勉強すぎると思いました。

当て馬含めて、脇キャラもせこい男ばかり。
コンビニでお釣りを多くもらって喜んでたり、仕事を妥協して小狡さを見せる奴らばかりなんですね。
そんな奴らは嫌だけど、だからといって攻めのほうがマシとも思えない。
セコくもなく、融通も効くフツーの男はいないんですか?と思ってしまった……。

おまけに下には嫌味言いまくり、上には媚びへつらっていた嫌われ課長が、まさかのメス調教みたいなオチに至っては、ゾッとしてしまいました……。