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女性フランクさん

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さらっと

ワンコ大好き人間なんで、読んでみましたが……。

受けはあんな純真な良い子に、ウリまでやってるような俺は相応しくないとかなんとか言って逃げ腰なんだけど、ウダウダ言ってないでさっさとくっつけ!としか思えませんでした。

攻めもワンコといえばワンコだけど、攻撃力が高めというかかなり気が強そうだなと思うところがところどころあり、微妙に好みじゃなかったです。

お祭りのシーンなんかは可愛かったけど、もっともっとワンコならではの可愛げがあればなぁ。

兄の恋人に焦がれる攻め

成績優秀で性格も良くて顔も抜群という出来が良すぎる兄を持つ広見。

そんな優秀すぎる兄に屈折した感情を抱きながらも、周囲からの賞賛や親の期待など兄が得ているものは一度も欲しいと思ったことはなかっのに、生まれて初めて兄のもの(恋人)を欲しいと思ってしまう広見。

兄の恋人をオレのもんにしたいぃぃ〜!!と渇望する広見視点が萌えました。

で、完全無欠マンかと思われたにーちゃん。
彼は彼なりに、長男とは、物分かりの良い兄とは、親の期待に応えるには、優等生とはetc.etc
こうあるべきと皆から望まれる姿を演じてたんだろうなぁとちょい哀れ。
いつでも正しく穏やかと思われた彼が見せた激情シーンはそりゃ自分勝手だし、「一人じゃ生きられないくせに」と言い放った姿には本性見たり!という気持ちになったけど、何故かそこまで嫌いにはなれません。

萌えたのは、そんなにーちゃんが呟いた「でも、性格のいい本当にかわいい子は、広見のことを好きになっちゃうんだ」というところと、「自分がどれだけ世界に愛されてるかわかってない」と言うぼやきに対して「そこが広美のいいところだと思うよ」と秋に広見のフォローをされちゃうシーン。
にーちゃんの胸の内を想うとかわいそすぎて萌えました。ざまぁ。

攻め受けよりも攻め兄への言及が多いので、受けの秋について。

秋の孤独や枷にはなりたくないと思ってしまう気持ちが痛々しかった。
広見を追いかけたくても物理的に出来ない玄関のシーンが印象的。

それにしても、前半のお風呂場のシーンも、後半の事故の電話シーンも、感情決壊が凄まじいですね。
事故が起きて以来、様々な感情を削ぎ落とさなくては生きてこれなかった秋の慟哭が突き刺さります。
それだけに、広見の胸で泣くことを自分に許すシーンや、広見の指先に口付けながら秋から言ったシーンは感動的です。



ふたりとも初々しくてかわいい!!

とにかく安心して読める両片思いものでした。
そして誰一人、嫌な人が出てこないし、みんなほんわかほのぼのしていてとても優しい世界。

2021年秋の小説ディアプラス「溺愛」特集に掲載された作品だったのかな?と読みながら思ったくらい、後半わかりやすく攻めが溺愛してます。
(小説ディアプラス2021・秋のを引っ張り出してみたら、違かったけど)


律(受け)のバイト先に、以前から憧れていたトレイルランのプロ選手である黒谷(攻め)が新入りバイトとしてやってきます。

あの!憧れの人がぁぁ〜!!と嬉しい反面、思ってたのとなんか違う……と思う律。
というのもSNSのイメージから「渋くて寡黙な黒谷さん」だと思ってたのに、いっしょに働いてみたら「やたらと元気で暑苦しい体操のお兄さんもどき」な人だと知って戸惑うものの、真面目で好感が持てる黒谷に律はどんどん惹かれていきます。

一方の黒谷も、あーこれ、ぜったいに律のこと好きだね、好きでしょ(確定)と読者には丸わかり。
というのも、「かわ……」とか「かわいい……」とか無意識に呟いちゃってるんで。

そして黒谷は学生時代は野球一筋、今はトレイルランに一筋で恋愛には興味が持てなかった=つまり童貞というわけで、お互い初めて同士という嬉しいオプション付き。
二人してかわいいな!!と、ニマニマしちゃいました。

後半のSS「好きの限界突破」は黒谷視点で、あんた何回「かわいい」を言ってるのと突っ込みたくなるくらい「律、かわいいぃぃぃ」を炸裂させています。

おまけに律のこと好きすぎて、ちょっと変になってるし。
受けのこと好きすぎてトチ狂ってる攻めは大好物なので、大変楽しく読めました。

非常に読みやすく、今後も癒されたいときに読む一冊となりそうなので、おまけして神で。

アホの子ほどかわいい

受けのコーイチがアホの子でかわいかったですねぇ。
ノンケってなんだっけ??と読んでて心配になっちゃうほどチョロい。(褒めてる)

熊沢はいい身体してるし、お料理上手だし、本気だしたときの雄っぽさといい、攻めとしてのポテンシャル高!
今までの恋人に恵まれなかっただけで、めーっちゃくちゃいい彼氏になりそうとワクワクしながら読みました。

全力で身も心も懐いてくるコーイチのチョロさに乗っからず、言いくるめず、一度突き放す熊沢にギャア好き!!ってなりました。
熊沢めちゃくちゃいい男じゃん!

ほの暗い独占欲もたまらんし、なぁなぁで抱かない誠実さもたまらんし、その後大爆発して「俺だけ」宣言しちゃうし、やっぱりあんたはいい攻めだ!

実は激重と、心配になるほどチョロ軽という良い組み合わせでめちゃくちゃ良かった。


続編決定とのことで楽しみです。
作家買いも決定。

「加減が出来たら、とっくにしている」

前作がめちゃくちゃ好きだったので、迷わず購入しました。

嬉しかったのは、ノエラ王妃やちびっこたちの登場が多かったこと。
前作の電子特典SSでノエラ王妃はランフォードから「強い」「とにかく、強い」「ただ、強い」と評されていたんですね。
大騒ぎするちびっこたちにガツーンと雷を落とす様子にすっかりファンになってしまっていたので、今作ではノエラ王妃の登場回数が多くて嬉しかったです。
あのお上品かつ強烈な嫌味!そしてその後の様子。
姉さんついていきます!!って思いました。

一方で、女狐の厚顔無恥さが読んでてちょっとキッツイなーと辟易してしまいました。
ちょっとしたスパイスどころか鼻が曲がるほどの毒々しさ全開な悪役キャラなんですが、ああ言えばこう言う様子にこいつはいつまでいるんだ?と。

イライラ、ムカムカしちゃって。
(もちろんその後、ガッツん!!!と清々しいまでの制裁が下るのですが、そこまでが長く感じた。)
再読時にはその後のザマァ展開を知ってるので、へっ!こんなにイキがってるのも今のうちだぜ!ってな気持ちで読めましたが。

ダルニエ医師も、相変わらずダルニエ医師って感じで良かったです。
女狐の言い草に激昂して、シェインのことを「奥手」ランフォードのことを「朴念仁」と称してる様子に、前巻を思い出してふふふとなりました。

あと、シェインと母とのこと。
己を責めるシェインに向かって「んなはずない!!君悪くない!!」と怒りをあらわにしつつ説得するランフォードに、そーだ!そーだ!!!と加勢しながら読んでましたが、シェインはただただ自分を責めて弱ってしまうんですよね……。
でもランフォードに言われて「はっ!確かにそーだよなっ!」となるようならシェインではないわけで、読んでてなんとももどかしかったです。

甥っ子たちからドン引きされるくらい強烈な匂い付けをして、レンフォードからも「少しは加減したら……?」とたしなめられても「加減が出来たら、とっくにしている」とキッパリ言い切るランフォード。
ちるちるの属性登録で「ヤンデレ」とされていて、思わず笑ってしまいました。
ランフォード自身は正義の人なので純粋な「ヤンデレ」とは思わないけど、確かに「ヤンデレ」としての資質も立派に備えているなぁ。と。

お人好しドノンケ×変わり者

「受けが攻めを買うシチュエーションが書きたくて作ったお話」とあとがきにありましたが、攻めがドノンケなんですね。
なのに男娼として受けの元へと派遣されてしまう。

この経緯がなんじゃそりゃ?というか、元凶である後輩の三好のダメダメっぷりというか三好の思考回路が異次元すぎました。
(同じ砂原さんの「バーテンダーはマティーニがお嫌い?」の手島を思い出しました。生まれながらのトラブルメーカーなんだけど、こいつがいたからこそ、攻めと受けが出会えた……みたいな)

ドノンケゆえに最初は碓氷相手にピクリとも反応しなかった外村と、変人枠といっても差し支えないほどの碓氷。

お互いに好感度ゼロからのスタートして両片思いになっていくんだけど、これはBL読者といういわば神視点だからこそ両片思いだとわかるけど、当事者たちからすれば成就の可能性はゼロパーセントとしか思えない状況が続くんですよ。

そもそも碓氷は、相手の気持ちどころか自分の気持ちすらわかってないし!

碓氷は変わり者ではあるけれど根は素直ゆえに、恋を知って以来、そのまま思ったことを素直に吐き出してしまうようになるんですね。
そこがかわいいかったです。

壮大、かつド根性攻めにあっぱれ。

なんというか攻めのド根性があっぱれ!!な作品だと思いました。

「新婚オメガの戦国初恋絵巻」をきっかけに雨月夜道さんの作品を読み始めた私ですが、うまく言えないんだけど、あぁ雨月さんらしい作品だなぁという感想が真っ先にきます。
二人の心情を取りこぼさずに丹念に追い続けて、そんじょそこらにはない絆という大輪の花を最後の最後に咲かす、みたいな。
プラス、どことなくイタイし、ダークなものが見え隠れする。

そして攻めが一筋縄じゃいかない。

頼久の愛の深さに感動する一方で、慄かずにはいられない執念!
普段BLを読んでてヤンデレ攻めならともかく攻めが闇落ちする姿なんて想像もできないし、そもそも想像すらしないけど、なんか読んでて闇落ちする姿がイメージできちゃうというんでしょうか。
受けという存在と出会ったから光の場所にいる…みたいな。
執念を向ける対象が、雷神様としては落ちこぼれだけど心優しい天という無垢な存在でだったから良かったけど、その執念を向ける相手が負の相手なら超やべーーやつに化しちゃいそうというんでしょうか。
(褒めてます)

前世の記憶を無くしたまま生まれ変わってくる頼久を待ち続ける空の姿に、なんて健気……!と思いましたが、頼久ときたら……!!
どんだけなの……!!と絶句せざるをえません。

あと、生まれ変わってくるたびに、天の状況が良くなっていくのにはほっこり。

結婚相談所勤務の受け。

強面&黒づくしの洋服&圧がすごすぎてその筋にしか見えない攻めと、結婚相談所に勤務してる受けのお話。

攻めの黒川は、傲岸不遜な態度で最初こそなんだこいつ?!だけど、アドバイスは素直に聞くんですよね。
そこが良かった。

最初は平成生まれの攻めなのにヤクザ攻めみたいななんか古臭い喋り方するなぁ……と思ってたのですが、元ヤクザな祖父に育てられて他に接する大人もほとんどいなかったとなれば、あの喋り方を引き継ぐのは納得でした。

はぁ?となることもなく楽しく読めたけど、特にキュン!!となる箇所もなく、さらーっと読み終えてしまいました…。なんとなく既視感があるというか……。
ゲイだけど結婚相談所勤務というのも何度目かなぁ…みたいな。

ラスボス的な威圧感全開の攻め祖父が、まさかの結婚相手を探しにやってきての回。
初回こそたじたじだった信彦が、2回目には自分のペースを取り戻しあくまで結婚相談員としてきっぱりと接するシーンがお気に入り。

俺様かと思いきやめちゃ健気攻め

龍神様ということで偉そうな俺様タイプかと思いきや、めっっちゃ自己犠牲な健気攻めでした。
言動は偉そうなんだけど、どんどん印象が変わっていきます。

家業である日本酒を作り続けるために龍神様から与えられた水と井戸を枯らすわけにはいかず、生贄になることを受け入れようとする八千穂(受け)と、そうはさせまいとする蘇芳。
受けの笑顔を守るために、こっそりと(→ここ重要!あくまでこっそりと)自己犠牲を払い続ける攻め。
なんて健気なんじゃ……。
健気な攻めが好きなので、キュンキュンしながら読みました。

ほのぼの〜。

二作品収録されています。

表題作は、温泉めぐりをする恋人同士のお話でほのぼの〜。
ワンコ攻め大好きなので楽しめました。

そして笑った。

というのも3Pめのドアボーイとしてシュッとした攻めの佇まい。
「ドアボーイさん めっちゃイケメン」「かっこよすぎて でもなんか冷たそう」とモブ女子たちに言われてるんですね。
美形だけど何考えているかわからん系のいかにもシビトさんが描きそうな暗黒キャラ……と思いきや、次のページで無邪気に受けに飛びついてるんですよ。

こいつ……ただのアホワンコだ!

これだけでかなり笑わせてもらいました。
スレ違いからおバカワンコによる暴走もしゃーねーなって感じ。


【イルカに乗った青年】
イルカを助けたyoutuber(登録者数50未満の……)のお話。
人魚みたいななりなので、えーっとどこに挿れるのか?と思いましたが、人魚じゃなくて下半身イルカでした。
だから穴ありますね。
でもどこにあるんだろう?と、漫画読んでる途中で思わず「イルカ 肛門」 でググってしまいまして、あれこれイルカを調べてしまいました……何やってるんだろ。