ゆーちん24さんのマイページ

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エキスパートレビューアー2019 「BLアワード検定」合格証

女性ゆーちん24さん

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思っていたテイストと違った!

表紙の感じからコミカルなお話かな?と思ったら、かなり心理面に迫っていくお話でした。

「もし1等宝くじが当たったら…」
宝くじなんてその妄想を買うようなものだと思っているけど、もしそれが現実になったら、人生どんな風に変わるんだろう。
…とそんな思いもよらぬことが起こっちゃったリーマン悦士と、密かに悦士に片想いしている大学時代からの友人・玲のラブストーリー。

うだつの上がらない日々にどんよりしていた悦士が、なんと7億の宝くじに当選!
興奮して酔っ払ってしまう悦士と、いつもと違う悦士の態度に乗せられて勢いで告白してしまう玲。
玲からの告白シーンや、大学時代から7年間もの片想いを描いた回想シーンは、展開もストーリーもとてもよかったです!
特に2人きりのバイクと野宿の卒業旅行。
これは本当に素敵なシーンだった。
キラキラの学生時代の恋。友情。
手を繋いだ1分間の大切な思い出。
ものすごく綺麗でした。
でも決して純粋で綺麗なだけではない、腹黒さや屈折した部分も描かれていて、完璧な男に見える玲の中にあるドロドロした思いや執着心に、普通の人間らしさを感じました。

はじめ私、この作品は切なコミカルな感じかなーという気分でわりとサラ〜ッと読んでいたんですが、そんな感じで読んでいたから、中盤からの展開には正直戸惑いました。
あ、これ深いやつやんって。
最後まで読むと深層心理がきちんと描かれているのでなるほど!となるんですが、サラッと読んでいた一読目、悦士の気持ちの揺れが唐突すぎてよくわからなかったんですよね。(読解力なくてすみません汗)
7億当たった!って興奮して、玲からの告白を「今それどころじゃない」とスルーしたのは、玲が可哀想だとは思いつつ、まぁわからんでもない。7億だし。
でも、スルーしたからには友達以上って認識はないんだろうなと思っていたら、あれ?悦士も玲のこと好きだったの?いつどこでそうなってた?みたいな。
なので、もう一度真剣モードにチェンジして読み直しました。

基本単純で庶民的な悦士ですが、玲へのコンプレックスからくる歪みみたいなものを持っています。
そのコンプレックスが強すぎる故なのか、玲への感情がぶれやすく、最初私には読み取るのが難しかったです。悦士自身が自分の気持ちを整理できていないので当然といえば当然なんですが、うーん、ホント心理面が深い。
玲も悦士の気持ちを知るのは大変だっただろうな…。


↓結末のネタバレあります。


結局勘違いだった宝くじ当選ですが(私ならショックで立ち直れない〜)、それにより、お互いの感情をぶつけ合い、本心をぶちまけ、長い友人関係から前に進めたのは、お金では手に入れられない幸せだと思います。

しかし一瞬も7億になびかなかった玲かっこよすぎ。
欲しいものは悦士だけ…ってかっこよすぎだろ。
そして、玲の気持ちを受け取った悦士が、憑き物が落ちたように迷いから解放され人生が上向きになっていく姿には、希望が溢れていました。ぜひこの先を読みたいカップルですね。

読み返して味わいたい作品

大人の恋はややこしい。
プライドや経験が邪魔をしたり、かっこつけたり、余裕があると見せかけて実は新しい関係を築くのに若いときよりずっとずーっと臆病だったりする。
恋のカケラがそのへんにたくさん落ちている若い頃とは違う重み、恋愛の面白味が、オトナBLにはあると思う。
未完成で発展途上な若者ではなく、長年の経験によって思考や行動が完成されている大人ならではの苦悩やすれ違いが巧みに描かれていて、切なく胸にくる作品でした。

前半はエロくて甘くてコミカル。
最後まで「経験豊富な社会人男性2人によるめちゃくちゃエロい作品」かと思いきや、シリアスな展開になっていきます。
途中途中の匂わせや、この作品の評価の高さから見るに、単にあまエロコミカルなストーリーで終わりはしないだろうなーとは思っていたけれど…。
これから読まれる予定の方は、ネタバレなしでお読みになることをオススメします。


自分がゲイであることへの向き合い方。
家族や周囲との向き合い方。
育ってきた環境や持って生まれた性格によって、自分の守り方は人それぞれだと思う。
この作品では、環境や向き合い方が逆だった2人の恋が、とても丁寧に描かれています。
単純にエロいなーと思っていた前半部分も、最後まで読んでから読み返すと何だかとても切なくなるんです。
土倉にとって吉井と付き合うこと、セックスすることは、自分が本当の自分でいられる、ものすごく貴重な時間だったんだろうなって。
自分に正直な吉井のことが、とても眩しい存在だったんだろうなって。
いろいろな意味で、二度も三度も読み返して味わいを楽しめる作品だと思います。

職場や普段のやり取りの中では土倉に対して塩対応な吉井ですが、セックスになるとスイッチが入ってどエロくなるのも最高でした!
同じ会社で働く2人が、仕事モードから恋愛モードに一瞬で切り替えるシーンが何度かあって、その切り替えの速さとギャップには超絶萌えました。
さっきまで軽口叩きながらも真面目に仕事してたのに、急にSっぽく言葉責めする土倉と、それに応えて淫語連発する吉井とか(〃ω〃)

特に嘘から解放されたあとのセックスは、お互いにリミッターが外れて、本当にエロかった。
身体だけじゃなく心の信頼で繋がった2人の、疑心暗鬼や遠慮のないエッチは必見です。

Renta!版 短冊。素晴らしい。

上質な大人の童話

上質な絵本のような美しさと愛らしさ。
童話のように優しさと残酷さが同居するストーリー。
先の気になる展開。
1話目から強烈に惹きこまれました。
(まず試読したのですが、続きが気になりすぎて即ポチでした。うますぎる)
切なく愛溢れる素晴らしい人外ファンタジーだと思います。

おおかみ男ウル×生贄に捧げられた少年・太郎。
痩せっぽちの幼児だった太郎を“大人になったら美味しく食べるために”という理由で、食事や素敵な衣服や教養などを惜しみなく与え、大切に大切に育てていくウル。
太郎はそんなウルのことが大好き。
いつか食べてもらうために、大好きなウルの側にいるのです。
そして太郎は少しずつ成長し、思春期を迎えるときが訪れて…。物語が大きく動き出します。

ウルの正体とは?太郎が大人になったとき、2人に何が起こるのか?
もう、先が気になって仕方ないのだけど、世界観があまりにも美しいから、先を急ぐのが憚られてしまう。
1ページ1ページをものすごく大切にしたいような、そんな作品でした。

ウルはめちゃくちゃ男前で優しくて、太郎は可愛い。
ウルはしょっちゅう太郎のことを抱きしめてペロペロ舐め回しているんだけど、これわかりすぎる!
ずっと愛でていたいくらいに反則級に愛らしいんだもん。
本当に「食べちゃいたいくらい」可愛い。

そんな2人の生活は、あたたかくて優しくて、その未来は感動的なものでした。
今、心がとてもぽかぽかしています。

甘い運命

可愛くてちょっぴり切なくて、甘い中にもところどころピリッと刺激がある、そんなバランスのよい萌え作品でした。

記憶喪失の絡んだ再会もの。
入院先の田舎の病院で不思議な美青年リヒトに恋をした中学生の日向。
しかし恋に落ちた2人をリヒトの病が切り裂いてしまう。
数年後再会を果たすも、利仁(リヒト)は日向の記憶を失くしてしまっていた…。

記憶喪失ということで、切なくてもどかしいシーンはもちろん多々あるんですが、前向きで明るく強い心を持つ受けの日向の性格のせいか?読感はほのぼのスッキリ。
何年も変わらずリヒトを想い続けている、一途で健気、なおかつ少年の頃のままの可愛らしいルックスの日向ですが、決して弱々しく流されたりせず、しっかりと自分の意志を貫く子で、とても好感が持てます。
幸せを引き寄せる思考ってこういうものなんだろうなぁーというお手本のよう。

再会後は昔とは性格の違う俺様な利仁に抱かれ、家政婦兼愛人のような関係になってしまう日向ですが、切なさはあってもそこに悲壮感は不思議とないんですよね。
むしろ日向の方がしっかり者の妻(時々かあちゃん)的ポジションで、利仁をコントロールしてる感があって。
性的にウブなのに感じやすくてエロいところも最高でした。利仁がエロ社長と化すのも無理ないわ。

白いジグソーパズルという小道具が効いていて、2人の過去が明らかになる瞬間は胸が熱くなりました。
例え相手に忘れられても、相手の性格が変わってしまっても、愛を更新していく日向ってすごいし、記憶を失ってもまた同じ人に恋する利仁って素敵。


重要なサブキャラの相模原は、策略家といった感じで2人を刺激しつつ上手いことキューピッド役になってくれたお方ですが…
セクハラ発言が多いよ、相模原さん(´ω`)

※口絵エロすぎ注意です。可愛い表紙捲ってからの〜いきなりのあの絵で心臓バックンですわ。
(そのシーンはよ来い!とウキウキで読んでました、すみません)

週7…!?いやいや

「えっちは週7希望ですっ!」

なんて身も蓋もないタイトルだ〜!けしからん!(どんどんやれ)と思ったら、週7どころか週10×3回で週30くらいやってるとんでもない絶倫×淫乱カップルだったー!!!
ここまで受けのお尻+内臓の心配をしたのは初めてかも知れません。

看板に偽りなしで、エロてんこ盛りです。
作中半分以上Hしてるんじゃないかな?ってくらいやりまくってます。
でもちゃんと恋愛マンガなんだな、これが。

酔った勢いでHしたことから始まる、絶倫巨根の伊織とえっち大好きド淫乱葵の恋。
そこに愛は、恋心はあるのか?というくらいエロの大洪水なわけだけど、これ、2人にとっては全然問題じゃないの。
「2人とも美味しいものを食べに行くのが好き」とか「2人とも映画観に行くのが好き」なのと同じで、「2人ともエッチが好き」なだけ。
だからすっごく相性がいい。身体の相性だけでなく、価値観が合う2人なんです。

でも受けの葵は心の恋愛経験不足なので、ちょいちょいやらかしちゃう。
プレイに走りすぎて3P提案しちゃったりとか、恋愛の仕方を間違えちゃうんです。
間違えてからようやく自分や相手の気持ちに気づくというね。
※3Pは未遂です。プレイはないのでご安心orご注意を〜。

年下攻めの伊織が愛ある子でとてもよかった♡
愛があるし包容力忍耐力高めな優しい子だけど、これがまたガンガン攻めるんだな、巨根で。
葵を身も心も満足させられるのは、この世に伊織一人しかいないと思うので、もう間違えることなく伊織を大切にするよ〜に!

Renta!はしゃかしゃか斜線でしたが、白抜き電子もあるかもです。
私もこれは可能なら白抜き回避推奨ですね。
なんせHシーンが多いので、かなり邪魔になるし、エロみ半減かなーと思います。

シリアス、サスペンス、エロの黄金比

前巻では「全体像を見て改めてしっかりと評価させて頂きたいようなタイプの作品」とレビューさせていただきましたが、ラストまで読んでみて、多重人格ものとしてとても納得&満足のいく内容となっておりました。

この巻はカズハが悠真と共に精神科医である悠真のいとこ光太郎のもとを訪れるところから始まります。
そして語られる、幼い頃の育成歴やトラウマ。
そして悠真との出会い…。

主人格は誰なのか?
六実というひとつの人格が消えたのち、他複数の人格はどうなってしまうのか。
悠真とレイとカズハ。この奇妙な三角関係の行方は?
謎のある展開と、BL的結末、とにかく気になることがいっぱいで、ハラハラドキドキしっぱなしでした!

ぜひネタバレなしで物語の展開や真相や2人の結末を追ってみてください。

私にとっては、切なくて、悲しくて、でもとても幸せだな…と思える素敵なラストでした!
誰かを救う手があるっていうのは、本当に素敵なことだなって。


切ない…なんて話をした後で恐縮ですが、エロについて。

修正は今回もかなり甘く、電子(シーモアにて購入)でもR18並みのくっきり描写に細い(マジほっそい)白線数本でした。
こんなにいいんですか!?.\(( °ω° ))/.ってくらい、結合部もバッチリ!
肉体は2人分なのに人格が入れ替わる3Pも凄かった!
浮気になるのかならないのか?というギリギリの背徳感も合わさって、ドキドキもんでした。
Hシーンも多いし、アングルもどエロいしで、ホント最っっっ高!!!

(個人的には、リアン×光太郎のお色気シーンがもうちょい欲しかったです)

狂気に毒されそう

冒頭から巻き起きる事件。嫉妬。憎しみ。復讐。執着愛。
最後まで付き纏う、何とも言えない不快感と妙な切なさ。
夢中になって読みました。

才能ある部下・青池の持ってきた企画を尽く握りつぶす上司の大河内。そんなパワハラに加え、ゲイであることをバラされた青池は、ある日大河内に襲いかかってしまい退職に追い込まれることに。
そこから始まる復讐と愛憎劇の行方を描いたこの作品。

青池に脅迫され、半監禁生活を送ることになる大河内。
首輪で繋がれ犬扱いをされ、人としての尊厳を奪われる同居生活が始まります、
青池のすることは常軌を逸しているし、酷いことだし、暴力は大嫌いなんだけど、序盤はいまいち大河内に同情出来ませんでした。
何故ならこの人は青池にしてきた悪事を自覚しながら、まったく反省していないから。
犬扱いされている自分の惨めさに涙することはあっても、相手の人生をめちゃくちゃにしていたことを悔いる気持ちはひとつもない。

一方で、なかなか理解できなかった青池の心理は、後半の彼視点の物語で明らかに。
あれほどの憎悪に至った根本に、純粋な恋心があったとは。爽やかな恋心がドロドロの憎しみに変わっていく。徐々に壊され狂っていく様子が悲しい。

前後半で視点が変わり、片方の心理がわかるともう片方の心理が読めなくなるのが面白かった。

ラストは壮絶…。本当に壮絶でした。
二転三転するラストに、残りページ数とにらめっこしながら「ええええ!!」「えーーっっ!?」と息も絶え絶え。
監禁ものは、狂った加害者と支配されて狂っていく被害者…という図式が多く、そこに芽生えるものを愛と捉えるのは難しいのですが、2人の中で他人には理解し得ない新しい世界が生まれるのは確か。
いやー、それにしてもこれは…
木原先生の筆致のなせる業か。

人間の嫌な部分やそのままの感情を、ぎゅぎゅっと凝縮して歪に丸めたまんま、取り繕ったり装飾したりせずにポーンと読者に投げてくる木原先生は本当にすごいと思う。

心地よくないのはわかっているのに読んでしまう。そんな悪魔的魅力がたまりません。

いろんなとこ刺激されます

やっぱり藤峰式先生のオメガバースは最高に面白い!

大手芸能事務所の看板アーティストでαのミナト×出世欲の強いマネージャーでΩの春人。
そんなプロフィールに加えて、「黒髪イケメン・俺様・強引・執着攻め」×「強気・エロかわ・絆され受け」…と、私の好きな属性てんこ盛り。
さらに、藤峰式先生のコメディセンスは毎度めちゃくちゃツボにハマるので、P254余すところなく楽しませていただきました!
いやー、お得感半端ない。

笑えるし、しっかりエロも多いんだけど、恋心にキュンとしたり、じーんときたり、苦しくなったりもちゃんとあるんです。
強気で、出世のためなら何でもします!な春人が、恋を自覚して変わっていく。
赤面する春人や涙でぐちゃぐちゃになる春人にものすごく感情移入してしまった。

そして、ある1ページに思い切りやられました。
世の女子が思春期に妄想しがちなやつー!
ミナトぉぉぉ〜はぁ…クラクラするわ…

巣ごもりでちょっと心が弱っている今、主人公たちの突き抜けたキャラや明るさ、強さに、たくさん元気をもらいました!
エロもたくさんいただきました!
(エロ摂取欲って私にとって生命力のバロメーターなんです)

シーモア版白抜き。ですが、擬音と喘ぎがすごいんで、十分エロい。

黒か白か(4) コミック

さちも 

進化を遂げていく2人

シゲの慎への執着が、さらにさらに!強くなった4巻でした。 慎への想いの叫びとでも言うのかな。
シゲは本当、100%慎で出来ている気がする。

タイトル『黒か白か』の意味がよりはっきりとしてきた巻だと思います。

慎、シゲ共に新ドラマの撮影が始まります。
両マネージャー、花崎、多々良と、周囲に2人の関係を知る人が増えるにつれ、被っていた皇子様の仮面がどんどん剥がれていくシゲ。
でも周りは、2人にちょっかいを出したり牽制したりはするけど、基本慎の味方だし、2人の仲を守ろうとしてくれてる人たちです。
その中でシゲは、自分の力のなさや不甲斐なさを痛感して、ある決意をするのですが…!?

最近のシゲは嫉妬や怒りに支配されていたけれど、そこで本格的に闇に堕ちることなく、慎と共に俳優として生きていこうと仕事への覚悟を決めてくれたことは本当に良かった!
皇子キャラなんかじゃなく、シゲも慎みたいにどんどん本当の自分を出して、慎とは逆の意味の魅力を視聴者に見せつけて欲しいですね。
実は暗くて、執着心バリバリで、心の中ドロドロで、性欲ももちろんあって、変態な部分もあって。
そんな本当のシゲは、皇子キャラとは違う俳優としての魅力に溢れていると思う。
それが花咲いていくであろう今後が楽しみだなぁ。

性格は対照的な2人だけど、恋のシーンはメラメラ燃えたりほんわか暖かかったりと、いつでも熱があって温いところがとても好き。

1巻では痛くて大騒ぎな慎と、すぐに出ちゃったシゲ…というファンタジー感ゼロな初体験をした2人ですが、エッチの方も進化してますよー♡
開発が進みしっかり後ろで感じる慎と、執着心バリバリに慎を抱き潰すシゲ。
中イキしたことにビックリしてボロボロ泣く慎と、中イキさせたことを喜んですっかり機嫌をよくしちゃったシゲの対比が面白かった!
あー、1巻の初々しい2人はどこに…?(でも最高。大歓迎♪)

シーモア版。白抜き。

池先生すっごい!!!

2009年発売の作品の18禁バージョンということですが、新参者の私はお恥ずかしいながらこの作品のことを知らず、今回が初読みとなります。
池先生の作品がジュネットさんから18禁版で出ている!とウキウキで購入しましたが、期待以上に素晴らしかった〜!!!
いやまず、これが10年も前の作品なのが驚き。
全然そんな感じしないよー。初読みの人間の感覚からすると、むしろ新作と言ってもいいくらい。
美麗絵で描く近未来BLで、なんかもう、ストーリーからエロからいろいろ凄かった。

まずキャラが本当に素晴らしい。
厭世主義で潔癖症の変わり者な天才科学者・銀閣博士と、可愛らしく真面目で純粋かつ信念を持った助手・茅ノ谷。
人と握手するのに、手袋ごしどころか機械の手で触れるほど潔癖な銀閣博士が、茅ノ谷だけには“触れたい”という気持ちになる。
その彼にとって初めて出会う感情に、戸惑い、ドキドキし、振り回され、愛を知り、変わっていく様子がもうたまらなーーく愛おしいんです。
茅ノ谷くんも、本当に純粋で真っ直ぐな信念を持った子で、変わり者の博士のことを、打算なく好きなんですね。
2人の愛にジーンときちゃった。

そして18禁とくればエロですが、そちらもすっごく良かったです。
性具を作る博士の実験台として茅ノ谷くんはエッチな機械でいじめられちゃうのですが、ウブなのに身体はめちゃくちゃ敏感で、涙流しながら感じて悶える姿にはキュ〜ン♡
エロ好きな私は「機械姦もウエルカム♪」ってかむしろ大好きなのですが、ただの機械姦じゃなくて、それを操り見つめる博士っていう視姦要素も加わり、なおかつ博士の心情の変化も伝わってくる…という、三段構えの上級エロ。
池先生の性癖でしょうか。ありがとうございます。ホント最高としか言いようがない。
機械を通してのエロ〜2人の生身の触れ合いになるプロセスもとても素敵なので、ぜひお楽しみに♪

コミカルとシリアスとエロのバランスがよく、やっぱり池先生は昔っから凄かったんだーー!と、改めて尊敬の念を抱いたのでした。