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表題作残像スローモーション

菊地原仁,高校3年生,映画製作部部長
市川義一,高校2年生,映画製作部所属

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:イラスト&人物設定

あらすじ

男子校の寮生3年、映画部部長・菊地原 仁。眉目秀麗、成績優秀、運動神経抜群、自信家で派手好き。いつも人に囲まれている人気者だが、ひとつ歳下の部活の後輩・市川義一は異様にライバル心むき出しでつっかかってくる。そして菊地原の方もまた、市川を意識していた。ある日、そんな2人が寮の同室になってしまい…!? ぶつかりあいながらも惹かれあう、不器用で切ない青春恋愛譚。大人気『黄昏アウトフォーカス』スピンオフ。

作品情報

作品名
残像スローモーション
著者
じゃのめ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ハニーミルクコミックス
シリーズ
黄昏アウトフォーカス
発売日
ISBN
9784065200117
4.4

(304)

(199)

萌々

(62)

(34)

中立

(5)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
28
得点
1350
評価数
304
平均
4.4 / 5
神率
65.5%

レビュー投稿数28

よかった

癒ししかいらない、その雑誌と理念にピッタリとハマる、最高作品。人生において辛い事があった時にパズルのように心にハマるやさしい作品。
特に監督ズのカップリングは甘々だけじゃなく、ちょっとスパイスがきいていて、癒しだけじゃなくカップリングを楽しめる。続刊に期待大!

0

映画のように美しい世界

黄昏アウトフォーカスのスピンオフになります。
映画部の部長で3年生の菊地原 仁と後輩で2年生市川義一がスピンオフの主役です。
黄昏アウトフォーカスに2人共登場していますが、市川くんがお馴染みの、という感じですね。
黄昏アウトフォーカスも読んでいるのですが、私はこの2人のカプの方が好きかも、というくらいに良かったです。
市川くんって実はこんな子なんだ!という発見。

先生の作品は言葉選び、画、シチュエーションと本当に美しくて、映画部が舞台なだけでなく映画のようだな〜と思います。
漫画で読んでいるのに映像が浮かぶみたいな、とにかくキレイ。

黄昏アウトフォーカスを読んでいなくともスピンオフだけでも読めますが、読んでいた方がさらに楽しめると思います。
エッチシーンもありますが、それ以上に2人の心が結ばれるまでにキュンとしたり、やり取りが尊くて涙が出そうになりました。
寮、部活、青春、恋、見たいものが詰まった作品です。

1

勢いにのまれました

黄昏アウトフォーカスのスピンオフ。
映画部の部長である菊地原は、同じ部の2年市川から罵倒され続け、同じ映画監督という立場もあり犬猿の仲。(というか一方的にいちゃもんつけられている?) それが家庭の事情で、自宅住まいの市川が短期間寮に住むことになり、あろうことか菊地原と同室になる、というところから始まるお話。
共同生活をすることでお互いがお互いの違う一面を知り、映画ではない別の共通の趣味が出来て(それがBLなのが面白い)、仲良くなる一方で、こと映画の話になるとやはり罵倒が止まらない、というのが意外性があって面白かったです。
市川くんは頭の回転がいいので、ぽんぽん言葉が出てきて、あまりに軽妙なので読んでいて笑ってしまいます。相手が先輩なのにため口とか、言わなくてもいいこともはっきり口にするとか、問題はあるのですが、マンガだからなのか勢いにのまれるのか、だんだん気にならなくなりました。
むしろ、このクセの強い彼を「案外いいやつじゃん」からよく恋人にまで引き上げられたなと、むしろ菊地原の手腕に脱帽しております。俗に言うケンカップルとも違う、不思議な関係です。
強くて強引で口が悪い市川のようなキャラは描き方によってマイナスに働くことも多そうなのに、子供時代のエピソードを見ていると、一生懸命で理想が高くてかつ繊細で、ただ生きづらそうであり、非凡ゆえかあの性格も仕方ないと思えるのもすごいなと感じました。少なくとも前作を読んだときには、CPの片方になるキャラとは思えなかったので、本作はいろんな意味で意欲的と思います。
それと、表紙にキャラ紹介があって菊地原の誕生日が4月2日牡牛座になってました。牡羊座の間違いか、5月2日の間違いか気になります。イメージは5月2日。
ギョウザマンのクッション、欲しいです。可愛い。

2

待ってました

黄昏アウトフォーカスのスピンオフ!

BL好き!友達!監督!市川くんです!
お仲間がみんなイケメン揃いでさ〜
メガネいいですよね〜で、真面目なの。笑
細身でなんかエロくて照れ屋なの可愛い

攻との相性抜群!
ナルシストで少し強引だけど小心者でヘタレ攻。なかなか素直になれない市川には、ちょっとむず痒くなるような言葉を言って市川の反応を察してあげる強靭な精神の持ち主があってた!

そう!それが映画部3年菊地原仁。
犬猿の中だけど映画が絡まないと落ち着いた雰囲気で一緒にいても心地よくて惹かれあっていくのがとても良かったな〜

ストーリーの進み方というか魅せ方は、黄昏アウトフォーカスに似た感じて映画みたいに進みます。(個人的にはそう思った)
でも、アウトフォーカスが映画のドキュメンタリーのような感じならスローモーションはメイキングって感じかな!監督同士だからこそ、映画や部活への思いの違いがあってこのシーンがあるのはこの想いからみたいに解説ついてる感じです!


ふたりで部屋で語り合うシーンがあるのですが、とても良かった。1番好きなシーン。なんかゆっくりゆっくり心が近づいて最後は確かめるように、、、はあ。これは読み返したくなる。。

ほんの少しだけど黄昏アウトフォーカスoverlapのコミックにプロローグ載ってるのでoverlap読んだらこちらを続けて読むと楽しいです!笑

1

何度でもスローで見たいキスシーン・:*+.

『黄昏アウトフォーカス』のスピンオフ作品ですが、私はこちらの作品の方が個人的に好きで、何度も何度も読み返しています!

じゃのめ先生の繊細な美麗絵で紡がれる、部活の先輩×生意気メガネ美人後輩DKストーリー。
一コマ一コマが本当に美しくて、見ているだけでうっとりしてしまいます・:*+.

タイトルどおり「スローモーション」のように描かれるキスシーンが特に美しすぎて、息を止めて凝視してしまいました……

仁と義一が実は幼少期に会ったことがある、というエピソードで、優勝なのに泣いて悔しがる義一が可愛すぎ。。
そして今とはちょっと(だいぶ?)違う姿の仁も可愛すぎ。。
その時の写真をいまだにこっそり大事に持っている仁に、萌えが広がりました。

1

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