山田ユギさんのレビュー一覧

映画館で逢いましょう(2) 小説

鳩村衣杏  山田ユギ 

受けの性格以外は好き

ストーリーは面白かったです。
でも主役の受けの性格が…。
攻めの昔の恋人のことを考えてうじうじぐるぐるマイナス思考する受けです。
二年も前に別れた「昔の恋人」だぞ?
攻めが不実な行動してるならともかく、めちゃくちゃ愛情深く接してくれてるのにさァ。
どんだけ贅沢な悩みやねん、いい加減にしろー、と思いました。
前作のうじうじぐるぐるは大丈夫だったんですが、この続編でのうじうじぐるぐるにはまったく共感で…

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映画館で逢いましょう 小説

鳩村衣杏  山田ユギ 

お仕事BL楽しい~

小さな映画の配給会社で働く社長(攻め)と見習い社員(受け)のお話です。
恋愛描写より、お仕事に関する描写だらけでした。
でもそれが良かったです。
お仕事しつつ、その隙間にちらちらと恋についての話を入れてくれてるっていうの、結構好きなんですよね。
さらに仕事中の男たちが恋愛脳じゃないっていうのもポイントが高い。
主人公の受けはぐるぐるマイナス思考なんだけど、キメる場所ではきっちりキメる男。告白したの…

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最後のドアを閉めろ! コミック

山田ユギ 

すごく面白かったです!

登場人物が皆魅力的です。三角関係ものですが、キャラが皆さっぱりした人だから嫉妬を通り越した憎悪などなく、むしろ友情が芽生えています。1,2巻読んでから1巻表紙の3人の笑顔を見ると、この3人の絆の強さが潜在的に育っているんだなと思えて温かい気持ちになります。是非全2巻そろえて読んでみてください。

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花片雪 小説

英田サキ  山田ユギ 

信じる強さを持つ為に

今回は元ヤクザ幹部で今はスナックのマスターと
顔と身体で稼いでいた過去を持つ元ホストのお話です。

受様が巻き込まれた元売り仲間の殺人事件の顛末と
解決後の2人の様子を描いた後日談を収録。

攻様の店「ボヌール」は間違っても
おしゃれなバーでも料金が安い訳でもないのに
圧倒的に女性の常連客が多い店です。

昔の男に軟禁されたせいで
勤務していた運送会社を首になった受様は
攻…

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愛想尽かし 特典ペーパー 特典

シリーズ一番のラブカプ編♪

本品は『愛想尽かし』の
フェア書店限定配布の特典品になります♪

英田さんとユギさんそれぞれのご挨拶コメントに
ユギさんの四コマ漫画を収録。

発刊記念のペーパーなので
四コマも当然本作カプかと思いきや、
甥っ子カプのほのぼの後日談となっていて
柊也が枠外で怒ってるのも楽しいです(笑)

大好きな愛ちゃんと結婚の約束をした誠。

大きくなったらおムコさんになって
とプ…

2

愛想尽かし コミック

英田サキ  山田ユギ 

相手の為にできる事

今回は元ヤクザ幹部で今はスナックのマスターと
娑婆に出ても顔と身体で稼いでいたホストのお話です。

務所での因縁に絡まれながらも、
2人が互いに魅かれあっていってまとまるまで。

攻様はヤクザの幹部でしたが
上の命令で手を出したヤクの売買で実刑をくらい、
服役三年目に移動していた舎房で
ヤクザ者のイロになっていた受様と出会います。

受様は無気力で怠惰な様にも妙な色気があり

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高校教師、なんですが。 小説

菅野彰  山田ユギ 

破れ鍋に綴じ蓋

あり得ないほど流されてしまう高校教師な受けが主人公です。
断るのが苦手で、押しの強い人間相手だとぐいぐいとそっち方向に流されて。しかも、まあいいか…と自己完結してしまう。
ノンケなのに男と寝てしまったのもそのせい。
いくら流されるといってもエッチまではないだろうと思うんですが、この受けならあるかもなって納得させられてしまう。このへんは菅野彰さんのうまさだろうなと思います。
そうやって始まった関係を…

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花片雪 小説

英田サキ  山田ユギ 

いいな、どんな自分も理解してくれる恋人って。

【愛想尽かし】からの続編です。
【愛想尽かし】は、刑務所で出会った2人があれこれあって同居に至るまででしたが、
この【花片雪】は、柊也の辿ってきた辛い過去と、恋人同士になってからの椹木ならではの柊也への愛情を、柊也関連で起きた殺人事件に絡めて表した巻でした。

その椹木ならではの愛とは・・・
もちろん柊也との恋愛があってこそなんですが、椹木の柊也への想いは恋人のソレだけではなく、もっと深…

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俺は悪くない(文庫) コミック

山田ユギ 

そうそう誰も悪くない

メインカプの大学時代と7年後の現在を、
従兄の少年視点で語る、ちょっと変わった趣向ですが
何の変哲もない、そこらにいそうな人物たちの日常を
何と生き生きと描き出していることでしょう。
大学サークルなんてしょーもない輩の集まりだったり、
無為に思えた日々も思い返せば眩しくて少し照れ臭かったり。
大学時代の手撮りのフィルムを眺めながら、
回想と現在を行き来するドラマ仕立てな流れも秀逸です…

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たったひとつだけの恋 小説

月上ひなこ  山田ユギ 

個人的にはクセになる”惜しい”感

お話、設定、展開、ノリ、キャラ、全部魅力的で好きです。
月上さんのお話は、私なんだかとっても好きみたいです。
面白いんですよ。みんな可愛いし。
だから「面白かった」って前提なんですが、ホント毎回毎回毎回毎回…書いてますけど、毎回引っかかるのが、地の文と無駄な攻め視点。

しつこいですが、「好きな作品」って前提なんです。萌えたしキュンときた。
ただ途中でお話よりも地の文に気が行っちゃうっ…

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