志水ゆきさんのレビュー一覧

是(5) コミック

志水ゆき 

予想に話して

アダルトなお二人のお話でしたww
集団生活の皆様とはかなり離れてしまった感あり。
個人的にはアダルトな男二人がカップリングされるというのは思ってもない好機ですがwウマ

主人に恵まれない紙様と、言霊を使わない主人。
引き続き暗いネタでいきますが、コレはコレですごくクル作品。
執拗に言霊を使おうとしない主人と、主人がどんななのかもしらない。
過去使えてきた主人にされた仕打ちを考えても、…

4

是(3) コミック

志水ゆき 

切なくて激しい恋

メインカップル入れ替えで、(言霊師)×氷見(紙様)のお話。
16年前の過去編が中心になっています。

自分と母を捨てた亡き父の紙様だった氷見を貰い受けた玄間は、
強引に彼を犯し、毎晩のように無理やり抱き続けます。
初めて見た時から、氷見が欲しかったという玄間ですが
愛情表現がうまくできず、ついつい彼を乱暴に扱ってしまいます。
それに対して、それまでの主人とは、全く違う態度をとる玄間に…

6

是(2) コミック

志水ゆき 

じっくり描かれた純愛

この巻は、雷蔵×紺がメインとなります。
個人的には、かなりお気に入りなカップル。
初エッチまでの長く険しい道のり(笑)が楽しかった~。

もともと仕える予定だった言霊様のところへ紺くんが攫われてしまったり、
波乱含みの展開ではありますが、
二人が本当の意味での恋人同士になるまでの過程が丁寧に描かれています。
雷蔵のおばあちゃんが亡くなった時の回想シーンには、思わず涙が…。
ラブラブ…

6

是(1) コミック

志水ゆき 

愛の意味を

初めて読んだ志水ゆき作品。
この方、すごく沢山描いているという印象が強かったのだが、発表作は3タイトルしかなかった事に少し驚いた。
しかし短命な作品が多いBLジャンルで、2タイトルも長期連載が出来るのは稀有な作家であるという証拠でもあり、やはり志水さんはスゴイ!と言えるかもしれない。

そんな「是」の1巻は雷蔵×紺を中心に、近衛×琴葉・櫻花×紅緒・彰伊×阿沙利、そして人形師の和記などが登場…

6

是(1) コミック

志水ゆき 

存在意義

面白い設定だな~と思いました。
言霊使い(陰陽師)と、言霊使いの災厄を引き受ける為に存在する
100%天然パルプの神で出来た紙様たちが登場するお話。
こういう設定のお話って、出てくる言葉や名前等がわかりにくくて
覚えたり理解するのが大変…というパターンに、陥りやすいと
思うのですが、その辺り上手に描かれていると思います。

物語は、言霊使いと紙様の巣窟(笑)へ、何も知らない一般人の雷…

7

是(2) コミック

志水ゆき 

涙の意味を教えて

1巻に引き続き雷蔵×紺編。
言霊師の力を持たないものの、紺の言霊様になると申し出た(プロポーズした?)雷蔵。
その理由がこれ以上無暗に紺を傷つけたくないから、そしてこの先は自分が彼を守っていきたいからというもので、かなり強引なのだが(笑)何とか紺を貰い受けることに成功したのが前巻。
これでめでたしラブラブなのかと思いきや、やはりなかなかそう簡単にはいかないようで・・・・・・。

今回は元…

7

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

傑作発見

調教モノかと思ったら、ぜんぜん違いました。
最初はお金のために犬のふりをしているだけの主人公が、だんだん「犬でありたい」と思うようになる。
そう思うようになるまでの展開が自然で、共感してしまった。私も犬になりたい。普通は共感しないです、榎田さんの描写力に感服しました。
嵐のなか、外に繋がれたまま、簡単に逃げられるのに逃げない。飼い主のほうは、もういいから俺から逃げろって言ってたんですよね。でも逃げ…

6

秘書とシュレディンガーの猫 小説

榎田尤利  志水ゆき 

シリーズ3作目ですが、先入観を持たず、一番最初に読むのをおすすめします

祖父からの「遺産がほしければシュレディンガーという名前の猫を探せ」という遺言のため、屋敷に集められた3人の孫たちの猫探しの日々。
祖父の秘書にしては若いストイックな雨宮や、メイド服が着たくてメイドになった千鶴、祖父の知人という割りに若い金持ち仁摩、6匹いると言われている猫たちと、会社が倒産しそうで金が必要な妻子持ちの加瀬(孫その1)、金融業の社長で金の亡者・ついでに猫アレルギー?の舘(孫その2)…

4

いけすかない 小説

榊花月  志水ゆき 

最低男の成長

傲慢で俺様な遊び人衛藤と、小生意気で綺麗な子猫ちゃん彗の恋の話。
『ふれていたい』(※衛藤は主人公の最低な元彼として登場)の
スピンオフ作品になります。

出会いは最悪です。
自分を振ったばかりの恋人にちょっと似ているという理由だけで、カフェの店員、
彗の足をひっかけ、いちゃもんをつけた衛藤。
お客様(衛藤)とトラブルを起こしたことにより、
住み込みのバイトをクビになってしまい、

4

脱がない男 下 Don't Worry Mamaシリーズ(新装版) 小説

木原音瀬  志水ゆき 

藤原の秘密

ユーモア溢れるストーリーは下巻へ。
藤原の内面の変化をもうちょい萌える形で書いて欲しかったなーとは思いましたが、じゅうぶん楽しませてもらったから、まあいいや。
よく考えると、普通のBL小説家なら、藤原のほうを主人公にするんじゃないかなァと思う。
部下に秘密を握られ、脅されて無理やり体の関係を結ばされ、そのうち惹かれていく…っていうの、脅した側の視点で読むと、バカだよコイツ、と思うw

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