是(3)

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  • 是(3)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神69
  • 萌×227
  • 萌18
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

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レビュー数
26
得点
509
評価数
119
平均
4.3 / 5
神率
58%
著者
志水ゆき 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

作画
志水ゆき 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
発売日
ISBN
9784403661334

あらすじ

「寝るぞ、氷見。さっさと脱げ」出会った頃から変わらない、傲慢で滴るような色香を放つ声で、玄間は命じる。氷見は屈辱と欲情に震え、しかし逆らう術を持たない。幼い頃に自分を追い出した亡父が残した紙様&氷見を、息子の玄間が引き継いだ最初の夜から、強引で淫蕩な調教は始まり…。メインキャラクターを一新し、志水ゆきが描く、最も切なく烈しい恋物語!!

表題作是(3)

玄間,荒々しく傲慢な若き支配者(不動産屋)
氷見,先代の遺志を継ぐべくこの世に残った紙様

その他の収録作品

  • 氷の記憶
  • 獣来りて
  • 愛玩人形
  • 迷子
  • 濡れて、
  • 愛を知る

レビュー投稿数26

いつしか己の意思で死生を選び出す、紙の人形の成長と変化。

4巻から以降、号泣ものだと思っていたが、読み返してみれば、この3巻から結構ヤバかった。今では、この物語の結実を全て判っているものの、やはり涙しながら読む始末。あとがきにもありますが、掲載中の雑誌の方のリニューアルに合わせたアダルト仕様になったとかで、そのせいか2巻までと違って、グッと大人っぽく、艶っぽく、湿り気を帯びたトーンになっていきます。玄間と氷見の出逢いと別れ。遠い記憶。16年前の猛々しく劣情をぶつけてくる獣のような玄間に怯える氷見。…そのずっと前、少年だった頃から、玄間は 父 成間に寄り添う氷見に惹かれていたのだ。美しい氷見をそのまま「紙の人形」として眺めて暮らす成間。氷見は厄災を受ける仕事をさせて貰えないことにもどかしさを感じながら成間が死ぬまでその元に仕えていたのだ。何も知らない玄間は父と氷見が関係を持っていただろうと邪推した事もあって、嫉妬に狂いもし、荒々しく抱く。しばらくの後にその誤解が解けた夜、玄間から要求されて何度も口づけを交わす。傷を治すという理由なぞ無いキス。乱暴に抱かれることが無くなり、心も解かれていたある夜、ようやく二人は愛を確認し合う…。やっと、愛し合うことが出来たのに。身も心もお互いのものになったのに。愛を知ったその朝、襲われた玄間を庇って、氷見は命を落とす。
「自分の命よりも 何よりも あの人が一番大事。」
…あぁ そうなのか、この気持ちが愛なのか。
紙吹雪になって薄れゆく意識の中で涙を流して玄間に最期の口づけをする氷見。

やっぱり涙無くして読めません。美しい氷見。そして、16年前と16年後の玄間。「紙様」である氷見の外見は変わらないけれど、玄間は確実に年を重ねていて。その若い頃も渋みを増した後も、両方とも素敵で。氷見にメロメロなところも…とても良いです。

ところで、「紙様」のメンテナンスの様子、が最後まで閉ざされた扉の向こう側、謎なまま終わります。何をどうしてるのか、とっても気になります。勝手にカスタマイズされちゃうし。

7

切なくて激しい恋

メインカップル入れ替えで、(言霊師)×氷見(紙様)のお話。
16年前の過去編が中心になっています。

自分と母を捨てた亡き父の紙様だった氷見を貰い受けた玄間は、
強引に彼を犯し、毎晩のように無理やり抱き続けます。
初めて見た時から、氷見が欲しかったという玄間ですが
愛情表現がうまくできず、ついつい彼を乱暴に扱ってしまいます。
それに対して、それまでの主人とは、全く違う態度をとる玄間に戸惑い
彼の真意が理解できず悩む氷見。

玄間と氷見のすれ違う感情が切なくてもどかしい…。
徐々に気持ちを通わせていく二人ですが、物語のラストでは
事件が起こり、玄間と氷見の身に危機が…。
お、思わず泣いてしまいました。こんなところで続くだなんてぇっ!

今回のお話は、シリアス度が高めでエロもたっぷり。
野性味溢れる玄間と清楚な氷見の組み合わせが良いです。

ものすごく気になるところで、終わっているので、
4巻とあわせて読むことをお薦めします。

6

氷見×玄間

このシリーズでイチオシのカプです。暴君と佳人(紙様)
元は玄間の父親の神様だった、氷見は玄間の父親の遺言を守る為、屋敷と共に息子・玄間の名義に。
愛情表現が下手な玄間は、本当は一目惚れして好きなのに、氷見に対して傲岸不遜な乱暴な態度をとってしまう不器用な男・玄間と案外したたかだけど、意外と天然誘い受な氷見のボケぶりが魅力。

5

カプ変更

玄間~なお話。
正直「おだやかじゃねぇなぁ」という感じがするつくりになっております。
決してあかるいお話じゃない。
「なぜ?」「どうして?」
乱暴で、強引で淫らで。
どうして・・・と思うほどの執着の中にある何か・・・という感じですか。
4巻に続く~なので、もやっとしたもんを残したまま次へ。
これ、続編があったから良かったものの、リアルタイムで読んでたら発狂してたね私。
キャラ的にはそんなに執着ないんですが、話のつくりの巧さで、ひきつけられるのは雷蔵ちゃん以上かな。

2

好きCP

私が一番好きなカップルである玄間×氷見編。間違いなく神評価です。
何度読んでも、ラストの氷見の表情で泣いてしまう。美しいです。

改めて読むと、3巻はエロいですね。こんなに濡れ場率高かったっけ?特に前半は氷見が可哀想なくらい無理やりヤラレちゃってます。ってか玄間、あんた酷い男だよ。好きw
生井先生は気の毒だけどね。右手を折られる描写はうぎゃあってなります。
おやじ萌えだけど、玄間は若い頃のがかっこいい。

あと邪道ですが、阿沙利様×玄間とかあったら萌える(笑)

1

玄間と氷見の話が一番好きでした。

『是』がこんなに面白いとは…、読み出したら止まらなくなり続きが読みたいと本屋へ直行。
ネット通販が待てませんでした。
もう、それだけの価値のある一冊です。

1・2巻では笑いあり、ほろっとさせられたりで面白いなあと思うだけでしたが、この巻になりぐっとシリアスな展開に。
裸率高いのですがそれがいい方向に向いていて、玄間の不器用な人間性をありありと示してくれます。

氷見の抱える事情も切ないし、玄間の育ってきた環境も辛く苦しいことが多いいし、二人がやっと思いを通わせてこれからって時にあのラスト!
もう、玄間のあの顔!あの目!
志水さん、さすがです…。
不器用なくせに強がる男が見せたあのなんともいえない表情。
もう絶対に4巻は大変なことになっているのでしょう。
だって、紙様が白紙になる時は過去の記憶をもすべてなくなってしまうのですから。

玄間×氷見編、予定調和にならない展開に私の心は奪われました。

4

是のカップルの中ではこのカップルが一番好きだ。

限りなくオレオレ俺様な玄間と、はかなげな美形紙・氷見、
小生はこのカップルが一番好きだーーーーーーーーーーー!!!
とちるちるの中で叫ぶ。

この「玄間×氷見」編、しょっぱなから特濃エロスです!

それでなくとも、和風美人な氷見の色気にやられます。
玄間に「脱げ」と命じられて、羞恥に震えながら服を脱ぐ氷見がたまらん…!
羞恥プレイが好きな方にもオススメです。

玄間の強引で命令口調、容赦ない俺様っぷりもいい。
父から譲り受けた、というのも背徳感あってよろしい。

体だけが目的のように見える玄間に当惑する氷見ですが、
次第に情熱的な玄間に惹かれていきます。
そして、最後は身を呈して玄間を守る!
泣けるーーーーー!

4巻に続くので、買うときは3巻4巻セットでね♪

4

不器用×不器用

ファンタジー食わず嫌いしててごめんなさいと心の底から謝罪する巻。
BLがメジャーになりすぎてて忘れてましたがこれぞ原点。真実の愛を求めて葛藤する、人は試練に直面している時が1番美しい、そして肉体と肉体の語り合いは必須!!
これ以上の話があるかしら、この巻が1番なんじゃないかしら、もう3巻完結でいいんじゃないかしら、なんて思わされた直後に、あのような展開が待ち受けているとは思いもしませんでした。→急いで4巻へ。

4

やっぱりラブストーリー

1.2巻で名前だけ出てきていた「玄間」がようやく出てきましたね。今回はこの玄間と玄間の紙様「氷見」(玄間のお父さんである三刀成間の元紙様)の出会いと関係性についての話のようです。

3巻でガラッと話の雰囲気が変わったように感じますが、やはり言霊と紙様のラブストーリーですね。紺君に無茶な仕事させたり、悪徳不動産やってたりと、かなり乱暴なイメージのある人で、、紙様の氷見にも乱暴な事ばかりやっちゃってますが、愛情の裏返しと言うかなんというか…。読めば読むほど今回もどんどん続きが気になっちゃう感じです。

所々で見知った登場人物が出てきたり、なんと幼い頃の雷蔵とお父さんが出て来ちゃったりで…雷蔵が三刀家に住むことになったキッカケもこの辺りからきてるのかな?と思いました。ただこの辺りもまだ3巻では多くは語られていません。
3巻最後で紙様の氷見が突然消えちゃって、え?どういう事?!って終わり方なんで、かなり続きが気になってます。

2

紙様の定期検診

紙様の定期検診、健康診断からお話がはじまりまーす。

近衛と琴葉かな?と近衛がおっさんになってると思ったら今回メインは玄間×氷見でした。
琴葉があんな大人なわけなかった(笑)

健康診断でやってきた玄間にアサリが敵意むき出しで話しかけてきます。
ん〜玄間は元々悪どい不動産業や紙様を使ったお仕事してるから嫌われてるのかな?と思いきや

玄間と氷見の出会い〜のお話へ繋がっていきます。
玄間の父がなくなり跡を次ぐことになったことで出会う2人ですが、乱暴なうえ、父とは違い体を要求してくる玄 間に戸惑う氷見。

嫌われてる、憎まれてる、だからこんな痴態をさらさせるんだとなげく氷見。
たしかにそーとしか見えん!!
2人の始まりから終わりそして巡る想いな一冊です。

主人公なはずの雷太がちょびっつでてきます(笑)
あれ、、、これはみんなが主人公なのかな?
ラスト読んだら即四巻が欲しくなるよ!キーッ

1

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