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表題作是(1)

三刀彰伊(みとうしょうい) 言霊師
阿沙利(あさり) 紙様

その他の収録作品

  • カミの棲む家
  • 紙と言霊
  • プロポーズ
  • 阿沙利
  • 灰になるまで
  • 愛が欲しい

あらすじ

ワケあり美形がひしめく屋敷で雷蔵は恋をした。相手の紺は、無愛想でつっけんどんで、でも雷蔵のことを嘲笑(わら)ったりしない美少年。住人Sのちょっと激しめなラブシーンにあてられながら毎日紺を好きになる雷蔵。ところが紺は、屋敷を訪ねる客相手に秘密の“仕事”をやっていて……。志水ゆきの逃げられないLOVE DESTINY、開幕!!

作品情報

作品名
是(1)
著者
志水ゆき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
発売日
ISBN
9784403660993
3.9

(188)

(87)

萌々

(32)

(45)

中立

(14)

趣味じゃない

(10)

レビュー数
38
得点
712
評価数
188
平均
3.9 / 5
神率
46.3%

レビュー投稿数38

大好きなシリーズ読み返し

大好きなシリーズ是
今更ながら読み返して書いてみる。
すごく好きで色んな人にオススメしてるけど実は1巻読み返すのとっても久しぶりでほぼ忘れてた。

雷蔵くんと紺くんのカップリングは特別萌えがなかったのでサラッと流してたのですが、あらためて読むとなかなか雷蔵くんも紺くんも不憫。

唯一の肉親のおばあちゃんが亡くなって天涯孤独になってしまった雷蔵くん。生活の為に三刀家の住み込み家政夫としてやってきて、この家の不思議な出来事に巻き込まれていくってところからお話が始まる。やっぱ、最初から引き込まれるエピソードや魅力的なキャラが出てくるよね。

謎の狐面の男 阿沙利ってば、優しいじゃないの。雷蔵くんが落ち込んでる時に慰めに現れたり紺くんの事気にかけてあげてって言ったり。
近衛ってお人好しで優しい印象あったけど、最初はどっちかというと冷たかったんだとか。
久しぶりに読むと新たな発見がありました。

三刀家の人たちは紙様と言霊師のペア三刀櫻花&紅緒・三刀琴葉&近衛それと紙様を創り出した創造主人形師の和記、言霊師を持たない紺くんが暮らしている。
紙様はいわゆる式神みたいな感じで、誰かの傷を代わりに移したり、呪いの儀式の代償として身体に負傷を負ったりすんの。摩耗が激しいと最後は散り散りになって消えてしまう。

主人の居ない紙様は存在価値がないと思ってしまっている紺くんは、何とか自分の存在意義を出そうと無理な依頼をわんさか受けて身体中傷だらけにしたりして、痛々しい。優しい雷蔵は気になって仕方がなくなってしまうの。

三刀彰伊登場のシーンで雷蔵くん[………!すごいイイ声……]って固まっちゃってたけど、CV森川智之さんだもの。そりゃそう。あぁ、やっぱり彰伊と阿沙利カップルが好き!切ない……。この2人何があったの?って1巻から心掴まれるな。

まだ読んでいない人がおられるなら是非読んで欲しい。めちゃくちゃ面白いから。
ドラマCDも神作です。

紙本で購入
ほんのり白抜き修正
女性キャラの裸有り

2

このシリーズを読み返すぞー٩(ˊᗜˋ*)و

私が初めて読んだ志水先生のシリーズ。
大好きで、何度も読み返しているシリーズです\(*'‪꒳'*)/♡
絵の感じが、ちょっとずつ変わっていってるんですねぇ。
でも好き(≧∇≦)


天涯孤独になった雷蔵が、家政婦として住み込むことになった家には、癖ありな人達が住んでいて。

言霊を扱う言霊師の一族である三刀家と、言霊師が被る厄災を引き受け、守る『紙様』達。
加えて『紙様』の製作者である人形師。

シリーズそれぞれのカップル達が、よく分からないまま一通り出てきた感じで、これから一組のカップル達に焦点を当てて進んでいく訳で。

彰伊と阿沙利の2人は、さわりだけでも苦しくて切ないですね。
そして人形師である和紀の胡散臭さよ(^_^;

0

贅沢なシリーズ作。「是」(1)

シリーズはトータルで読了済み。
全て読んだ後で、いざこの1巻目をレビューするとすれば…

出発点は随分とほのぼのしい。
終着点とは随分と違う。

この1巻目。
主人公は、優しくておおらかな性格の雷蔵。
そんな雷蔵が家政夫として何やら訳ありの家に住み込む事になる。
住人たちは一癖も二癖もあって、雷蔵がこのわちゃわちゃな環境の中で、コミカルに色んなアレコレに巻き込まれていくお話、なのかな〜?
…と思って読んだ訳なんだけど。

やっぱりこの「是」はある意味贅沢な作品だと思う。
というのは、既に他の「言霊x神様」がずらずらと出ていて、初めから長丁場の意図で描かれているんですよね。
今のBLの状況を考えると、初めから10巻ベースで始めるなんて多分無いでしょ?
とにかく情報量も多いし、引き込まれる要素だらけで次へ次へ、と誘われる1巻目です。

2

実質メインカプという概念がないので、満遍なく沢山のカップルを堪能できる


前々から気になってた作品で、ちるちるの好み検索で出てきたり、最近のディアプラスで番外編を掲載されていたり、今年のこのBLでオールタイムベスト4位だったり...で色々重なりいざ読んでみました(´,,•ω•,,`)♡

結論、とっても名作。【言霊師×紙様】という唯一無二なファンタジーさと、紙様は言霊師を守る為にあるという主従関係が切なさや感動を生んでました。紙様の言霊師への健気や甲斐甲斐しさがとっても沁みます。使われない紙様や、核が破壊されると白紙になる..というストーリーは涙なしには見られない

紆余曲折ある作品ですが、泣けるけどハピエンなので安心して読んでください( ˘ω˘ )♡メインカップルはいるにはいるんですがわりとメインという概念はあまりないので満遍なく沢山のカップルを堪能できるのが良いところ。イチオシはやっぱり玄間×氷見と彰伊×阿沙利。でももっとみたかったのは隆成×守屋。

カプは人気すごそうだなあ。満点高評価です

0

初見で一巻だけ読んでもあんまり…

人気の長編という情報だけで読み始めました。最初からばんばんキャラが出てきて、長編の気配が漂う作品。一巻ではまだあまり分からないかも、と覚悟しなきゃいけない感じでした。
紙様や言霊様の設定は面白いです。ただ本当に最初からキャラが多いので、主題が煩雑になっていて分かり辛いです。ついでにいろんなカプがそこかしこに出来ていて、カプ乱立系の雰囲気もあり、入り込んで読めませんでした。
できれば最初だけはキャラを絞って何がしたい作品なのか強めに訴えて欲しかったと思います。初見で一巻だけ読んでもいまいち。元より先まで描く予定が決まっていて、そこに胡坐をかいているように感じました。(昨今の続編が厳しい状況で描く必死さが伝わる作品に触れることが多いからそう感じるのかも)
あと雷蔵が頑張って作った料理を何度も無駄にしたりアサリをぶちまけたり、食べ物を粗末にする描写が激しく嫌いです。
先まで読んで一巻を読み直せば面白く感じるのかもしれませんが、一巻で全く引き込まれることがなく、二巻を読む気になれませんでした。

1

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