志水ゆきさんのレビュー一覧

花鳥風月 2 初回限定版小冊子付 コミック

志水ゆき 

可愛さと切なさが交互に

 一見と糸川は糸川の方さえ決心がつけば、安定感抜群のカップルになれそうですね。1巻で今までの人生を一見に告白しているので、もう恐れたり躊躇したりすることはなさそう。これから一見の手によってどんどん蕩かされていって欲しいです。

 火弦は陽明の下で純粋な犬としての慕い方と、人間らしい欲を持った慕い方の間で葛藤する姿が憐憫の情を誘いますが、同時にそこが愛おしくもあり。周りがなんだかんだ彼に甘いのは…

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花鳥風月 1 コミック

志水ゆき 

それぞれに明るさをもたらしてくれるものは何か

 新刊を読むにあたり、そういえばレビューしていなかったと1巻から再読。志水先生の美麗なタッチで良い男、可愛い男がたくさん登場し、焦れったい恋愛を繰り広げていく当シリーズ。田舎を舞台にいろんな性格のキャラを楽しめるのが醍醐味ですよね。1巻で糸川が一見に全裸で抱きつくシーンは何度見ても笑えます。明るい雰囲気とシリアスな雰囲気がちょうど良いバランスで混ざり合う、広くオススメできる作品です。

 一見…

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「ツァイガルニクの恋の沼」出版社ペーパー「どんぐり勘定の蜜夜」 特典

こんな溺愛カレシ様、羨ましいわ~

航輝と同棲を始めて1ヶ月の春音視点のお話。

春音が仕事から帰ると、美味しい食事やお風呂がが用意されている居心地のいい家。
いたれりつくせりカレシからの甘やかされ生活。

自分も航輝に何かしてあげたい、とマッサージを試みようと航輝のセーターをめくると…。

疎遠になるきっかけとなった尚輝へのセーター。
しっかり航輝はしまい込んでたんですねぇ。

航輝、付き合いだしたら態度だけじ…

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是(9) コミック

志水ゆき 

これは、傑作ですね。

全巻一気読みしました。

泣けた・・・とにかく、感動して泣けました。

感無量です。

一言では、語れない愛の物語。

是非、オススメしたいシリーズです。

1

是(9) コミック

志水ゆき 

凄い作品。

1~11巻まで一気に読みまして、
9巻がいちばん好きですので、
こちらでレビューさせていただきます。

読み終わったあとは、動悸がおさまりませんでした。
ただただすごいなと。

いろんなカプが出てきますよね。

彰伊×阿沙利
9巻主題のこのカプ。最高でした。
1巻からちょくちょくでてくるカプですが、
8~9巻でいろいろありまして。
おもわず涙がこぼれました。

近衛×…

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ツァイガルニクの恋の沼 小説

月村奎  志水ゆき 

両片思いの幼馴染の再会もの

恋人がいるのでは?
やっぱり嫌われているのでは?と両片思いのすれ違いや、
攻めが間男(誤解)に嫉妬したりなど私の大好きな展開モリモリ。
攻めが甲斐甲斐しく受けの家に通って手料理を差し入れたり尽くしてアプローチしてるんだけど、受けは一体どういうつもりなんだ??と訝しんだりしてて気づいてないのが面白い。
そして引っ付いてから急激に甘くなるもの萌える。
攻めよ、その激甘な態度をもっと最初から発…

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頬にしたたる恋の雨 小説

久我有加  志水ゆき 

時代の流れを感じました。

昭和初期、漫才が流行り始めた時代の藝人と興行師の恋のお話。


受け様は、落語家の栗梅亭もずこと文彦。

攻め様は寄席の主、瀬島。

舞台にあがると固くなってしまい、ちっとも笑いがとれないもずは、瀬島から落語家としては解雇を言い渡され、漫才への転向を勧められる。

漫才は色物と括られ、格下扱いだった時代。
漫才師なんぞなりまへん、と初めは頑なだったもずだけど、新しい漫才の面白さ…

2

ツァイガルニクの恋の沼 小説

月村奎  志水ゆき 

フルパッケージ

幼馴染の拗らせ両思い再会もの
どこからどう見ても両思いなのに本人だけ気付かないってなんでこうも楽しいんでしょう
と手放しで言いたくなるほど完成されてる感じがします
二人それぞれに誤解を喚起するキャラがおり
すれ違いが入りつつ紆余曲折を楽しめます
受けちゃんからの一人称ですが受けちゃんが編み物作家一歩手前的なキャラで
攻めくんが人気の家具作家
子供の頃の幼さ故の誤解からそのまま疎遠にな…

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ツァイガルニクの恋の沼 小説

月村奎  志水ゆき 

やっぱり良い、月村作品

タイトル通り、やっぱり良いです。
好きだなぁ…月村先生の作品。
なーんとなく、最終的には大団円!
なのはわかりつつも、程よく
はらはら、ドキドキ、きゅんきゅん
良い波で感じさせてくれるんです。
また、これでもか!と言う程ぐるぐる
勘違い、すれ違い…笑えるほどというか
呆れるほどと言ったほうがよいのかも。
それがしつこくて嫌と感じるか
微笑ましいと感じるかは私達読み手次第。

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是(11) コミック

志水ゆき 

逸品

「是 ZE」シリーズの完結篇、たまたま聴いたドラマCD「是 ZE」ファイナル、とても感動したのでコミックも購入しました。

和記と力一との出会いから、真鉄、紙様(かみ)たちの誕生話〜私個人的にはBLなのですが、力一と宇多の関係性、宇多の薄幸な人生に涙が止まりませんでした。力一が、宇多の幸せを願い、どんな気持ちで手放したか…

運命か宿命か…どんなに努力しても頑張ってもカルマ、不運からは逃れ…

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