樹要さんのレビュー一覧

愛しき爪の綾なす濡れごと 小説

鈴木あみ  樹要 

成熟された秘すべき想い

シリーズの中でも超人気カップル・綺蝶×蜻蛉のお話です。
私は別にそこまで入れ込むほど好きなカップルではありませんでした。事実、この巻が刊行されたときは「この二人本当に人気なんだなぁ。まぁ読んでみるかな。」としか思いませんでしたし。

感想としては、読んでみてよかったです。「愛で痴れる~」では世渡上手なわりに超絶面食いだと思っていた綺蝶像が、今作の綺蝶目線を読むことでいい意味で裏切られました。…

1

愛で痴れる夜の純情 小説

鈴木あみ  樹要 

店の双壁同士の恋模様

美貌の双壁…萌えをくすぐられる言葉ですね。

蜻蛉は壮絶な美しさでまさに傾城という見た目ですが、反して精神面では大分幼さが残ってるなという感じを受けました。幼いころに見世に売られたなら辛酸をなめさせられ、精神面でも少しは擦れた部分があってもいいだろうに…。何でもかんでも綺蝶が手助けしたせいもあるんでしょうね。…そう考えると綺蝶って相手に尽くしすぎて、逆に相手をダメ人間にしちゃうタイプなのかしら…

3

恋煩う夜降ちの手遊び 小説

鈴木あみ  樹要 

美貌の白蛇と良家出身の野暮天とのシーソーゲーム

大人気花降桜シリーズの第十弾。

客あしらい、芸事や恵まれた美貌と娼妓のお手本になるような妓、藤野。
白蛇のような絡みつくような妖しい艶めかしさを持つベテランです。

お相手は代々政治家を輩出する名家の諏訪さん。
こちらは三世議員と地元の基盤ががっちりと固まっており、盤石。またハンサムな顔立ちから婦人票も多く集めて当選した新人議員さま。

お話の内容はあらすじが書いてあるので省略し…

4

婀娜めく華、手折られる罪 小説

鈴木あみ  樹要 

勝ち気なお姫様に見せて、意地っ張りなだけだったり

前作「夜の帳、儚き柔肌」にて主人公忍に色々な意地悪をしている(ように見えた)同輩の椿ちゃんにスポットがあたったお話です。
カップルとしてはヤクザ×娼妓という、花降桜シリーズの中ではある意味一番らしいカップルですね。


私は結構忍ちゃん贔屓なので、ちょいちょいイケズなことを言ってくる椿ちゃんにはあまりいい印象がありませんでした。ですので今作が販売された時も「あー、今回は椿ちゃんなのねー…。…

2

けなげなメイドのしつけ方 小説

森本あき  樹要 

メイドというより義兄弟モノ

メイドシリーズ2冊目ですが、前作とは全くつながりがないので、単独で問題なく読めます。
どちらかといえば、メイド物というより義兄弟ものの感じが強いです。
なのでメイドさんを期待していると少し肩すかしをくらうかも・・・。


子供の頃は仲が良かったのに、南が高校生になったあたりから、南に対して冷たくなった義兄、啓史。
南はまた、子供の頃のように仲良くしたいと思っていて・・・。
そんな時…

1

日向の猫 小説

野原滋  樹要 

野原滋 さん初読み♪

文庫なのに新書なみのお値段なので、どうして?
と思ったらとっても厚い本でした。普通の本の1.5倍くらいあります。
野原滋 さん、初めて読みました。
これは2作品目とご本人があとがきで書かれていましたが、
文章読みやすく他の作品もいけるのではないかと今から期待しています。

攻視点と受視点が交互に混ざり合います。
いきなり始まるので、攻視点かと思いきや、途中で受視点だったのね、という事…

1

5秒で恋の魔法をかけて 小説

黒崎あつし  樹要 

お兄ちゃんはショタですか?…完全アウトでしょう。

7年ぶりの兄弟再会直後、始めからハイテンションに弟を溺愛し甘やかします。
恥も外聞もなく構い倒し貢ます。

連れ子同志で再婚した両親の間にできた末っ子で、攻め様は受け様と距離を置いたまま家を出てしまい間接的な付き合い以外疎遠に。

受け様は体が弱く家族に甘やかされて育ち、本人自身も無意識に大人になることに抵抗を感じており高2でも甘えっ子です。性に関しても第二次性徴を自分の中で見て見ぬ振り…

2

スマない!!マスミくん コミック

樹要 

とても優しいほのぼの漫画

樹要さんはBLを読み始めた頃から知っているのですが、その頃読んだ作品がショタ系が多くて、絵柄はとても美しくて好きなんだけど、お話がなぁ・・・という印象でずっと避けていた作家さんでした。
でも、偶然こちらの検索でこの作品の表紙を見て、好みかもしれないと思い再度チャレンジしたのですが、なんとオヤジ受けだという(笑)。
でも、他の方も仰ってますが、このオヤジ、とても綺麗なんですよねー。顔のシワとか一…

1

媚笑の閨に侍る夜 小説

鈴木あみ  樹要 

初花降楼シリーズ!

タイトルにも書きましたが、私にとって初花降楼シリーズです。今までの作品を読んでいなかったので理解できるか不安だったのですが、この1冊で楽しめる作品になっていたので、大丈夫でした!

読み終わった感想としては…
玉芙蓉、今度こそやっと幸せになれて良かったね(>_<)
と、すごく思いました。今までろくな男と付き合ってこなかった玉芙蓉。騙されて貢いでは捨てられ借金が増え…の繰り返し。…

1

日向の猫 小説

野原滋  樹要 

愛を信じきれない生い立ちが切ない

あとがきまで入れれば344Pとかなり分厚い文庫書籍、内容も同じ会社の同期で
同僚の二人の友人としてのコミカルめいた付き合いから、ふとしたきっかけで
自慰の延長みたいな事をして、一緒にいて楽しいだけだった友人から気になる存在に
そして、気持ちを自覚してからは苦悩と戸惑い、恋人関係と思えるような付き合いに
なってからのどこかで微妙に縮まらない関係からの疑心暗鬼や擦れ違い、それに付随して
明か…

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