秀香穂里さんのレビュー一覧

運命の歌 ~ 純愛なるΩ ~ 小説

秀香穂里  のあ子 

子づくり旅その後の続編ありますよね?

秀香穂里先生の作品は、自分的に萌えポイントがずれるのも多く
当たり外れがあるのですが、今回のこのお話は好きな方だったなあ…と。

受けさんの誠は、
見た目金髪、ピアスじゃらじゃら、コンビニバイトの帰りにバイクを乗る姿からは
チャラいヤンキーにしか見えないんですが、
実は体の弱い母思いの身持ちも固い孝行息子。
Ωという性で産まれた事で母子共々苦労しながらも生活を送っている中
ランボー…

4

双子の秘蜜 小説

秀香穂里  高久尚子 

愛とエロの3人もの

顔はそっくりだけど性格も行動様式も正反対の双子の兄弟にロックオンされた儚げ美人…
一応、どっちを選ぶ?的な流れで進んでくるんだけど…
コレはもうはじめから「3P」だな、という空気が滲んでる。
だからここはもう少し、どちらを選ぶのかの推理モノ、またはサスペンス要素を入れて欲しかった気がします。
どうなるの?どっちを選ぶの?っていうドキドキ感も感じたかったかな。
とはいえ、2人の書き分けはな…

3

我が儘な食卓 小説

秀香穂里  緒田涼歌 

パンチェロッティって何?食べたい〜

秀香穂里先生の2006年発表の作品。
秀作品にてお馴染みの御茶ノ水の大手出版社・メディアフロントに勤める、週刊情報誌「イズム」のデスク・槇(まき)が主人公。
情報誌の人間としてグルメや流行に強く、その日も同僚のおすすめで六本木にニューオープンしたイタリアンレストランに行ったのだが…
そこのオーナーシェフが高校時代に付き合って捨てた相手だった!
…という冒頭。
あの時は酷いことを言い過ぎた…

3

くちびるに銀の弾丸 小説

秀香穂里  祭河ななを 

「しゅみじゃない」けどとりあえず

なぜか無性に傲岸不遜なキャラの出てくる小説が読みたくなり、手当たり次第に検索して俺様キャラの描写が凄いとのふれこみだったので手に取りました、

以下、続編「くるぶし~」とあわせての感想。
うーん、文章はしっかりしてるし、ゲーム業界のことも調べられてはいるんだろうけど、キャラに全く感情移入できなかった。
受けにノンケ男を転ばせるほどの魅力を感じられなかった。

逆に作者後書きですら「人で…

0

黒い愛情 小説

秀香穂里  奈良千春 

愛はトラウマを救う

秀香穂里先生作品の中でも最も高得点を得ている作品ですが、やっと読みました。
今では秀先生作品を色々と読んでいるので「秀作品」のバラエティの豊かさは知っていますが、私の場合、あくまで私個人の意見なのですが、はじめは「秀香穂里」と言えばキレキレの、ドロドロの、エロエロの、ダークなハードBL、という印象だったんですね。
本作は、そのイメージそのままの作品です。
本性を隠したドSの同僚が、ロックオン…

0

烈火の契り 小説

秀香穂里   

青すぎて重いほど。絶海の孤島の空

荒々しくも美を感じる彩先生の表紙と口絵が実に素晴らしい!
本作は、沖縄県の今は無人島になってしまった小さな島・神喜島を舞台として、リゾート開発計画と古来の因習が絡み合った、サスペンス・ミステリー風味のBLです。

10才の夏、父に連れられて行った神喜島で2人で遊び回った1週間。
心の中で、島の少年・高良光司をずっと忘れずにいた大里斎(いつき)は、勤めている不動産会社の計画する島丸ごとのリゾ…

3

3シェイク 小説

秀香穂里  奈良千春 

萌え萌えあり過ぎ

こんなにもカッコいい受けが、これまたカッコいい攻めさま二人に愛されるお話 めっちゃ王道で大好きです。情熱的な年下となかなか腹黒の年上攻めさまに狙われて、結局自分も深みにはまりまくって、萌えの要素がふんだんにあり過ぎて萌え転げまくりです。タイプが違う攻め2人の話は2冊の本を一冊にしたような内容になるので萌えないわけがないです。お話も業界物で華もあるので映像化してもらいたいと思ってしまうくらい素敵なお…

1

運命の歌~純愛なるΩ~ コミコミスタジオ特典書き下ろし小冊子 特典

行き先不明の旅の目的は

本品は『運命の歌~純愛なるΩ~』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編後、週末にお泊りデートをするお話です。

オメガの誠の恋人はアルファで
高級車を操る年下の高校生・裕貴です。

一週間前、
誠は泊りがけの外出に誘われます。

誠は体の弱い母をひとりきりにするのは
気が進まなかったのですが
夏空が続く最近は母の体調も良く
笑顔で送り出してくれます。…

1

運命の歌 ~ 純愛なるΩ ~ 小説

秀香穂里  のあ子 

アルファの男前度が足りない…

今回は高級外車を乗り回す高校生と
一匹狼のコンビニバイトのお話になります。

誰も寄せ付けなかった受様が
境遇が違い過ぎる攻様の運命の番になるまで。

この世界には3つのヒエラルキーが存在します。

生まれつき才能と容姿に恵まれ
ピラミッドの頂点にたつアルファ、

その次に位置するのが
穏やかな気質で人数も多い
普通の人間であるベータ、

そして世界の最下位とされるの…

4

双子の秘蜜 小説

秀香穂里  高久尚子 

まさに蜜なお話し。

タイトルと表紙からして、そういうお話なんだろうなとは思いましたが、
最初から三人仲良く……という展開でなかったところが面白かったかな。

それぞれがそれぞれに魅力的で、情熱的。
壱也も双子が執着するくらいには可愛い。

ちょっとした波風はありますが、
ストーリー的にはそう大事件もなく。
それでも最後まで読めたのは、壱也の揺れる感情について行けたからかなぁ。
それと、徹の言葉攻と、…

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