緒田涼歌さんのレビュー一覧

恋する王子様と箱入り花嫁 小説

高峰あいす  緒田涼歌 

乙女受け注意!

冒頭、凌辱シーンから始まります。そんなことよりももっとインパクトがあったのは「こんな初夜、嫌」という台詞、実際には怯えきって口は出せない心の声なのですが。
いや、いやいやいや!
ちょ!どう処理しようか、このこみ上げる変な笑い!
ということで、乙女受け注意です。
かなりナチュラルに結婚、花嫁、ドレス、妻、と言う言葉が飛び交い、受はナチュラルにお嫁に行く気満々で、攻は受にドレスを着せる気、妻に…

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熱砂の王子は囁きすら淫ら 小説

六堂葉月  緒田涼歌 

意外とおもろかった~

帯『おねだりしてくれたら気持ち良くしてあげるよ(ハート)』

この作品を楽しむには先ず、期待しないって事が必要かもしれないです。
期待しないで読むと意外におもろいけど、期待して読むと肩すかしくらいます。
自分の場合はしょっぱなが砂漠の真ん中で青姦、さらに「かわいい(ハート)」と7ページ目の段階でこ、これは…とガタガタッと一気にハードルを下げたので読み続けるとあれ、覚悟してたよりは結構おもろ…

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きみはぼくを自由にできる 小説

金丸マキ  緒田涼歌 

コバルトらしからぬ作品

暴力を振るう攻めは嫌いなのですが・・・
なぜだか今作品の攻めは許してしまいました。。

受けが学生時代付き合っていた人の子供と受けが付き合うわけですから、内容的にはかなりドロドロです。
攻めは最初、受けをうらんでいますし、受けも昔の恋人の子供だときづかないまま、昔の恋人(攻めの父親)を引きずってますし・・・。

苦手な人はとことん苦手でしょうから、万人にオススメできるというわけではあり…

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揺れる吐息に誘われて 小説

和泉桂  緒田涼歌 

「孔雀攻」ですって

フェロモン系の華麗な年下の攻め様が、フェロモン全開で敬語責め。

でも、しょせん年下なので、つい暴走したりして…

この本、和泉さんでリンクスにしては珍しく1段組。
時代設定も現代で、登場するのはコンサルタントとバーテンダー、主な舞台は飲食店。
どのシリーズにも属さない独立した話で、けっこうサックリ纏まっていて、普通に読みやすかった。
登場キャラ達はみんな、人間なら誰しも持つような、…

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緋色の雪 小説

いとう由貴  緒田涼歌 

激しい

こんなに激しい受は、いとう由貴先生の作品に珍しい。
もっと儚くいじらしい受と思って読んでたのに、びっくりする程の強かさ!結構すきのパターンだが、早死するね、二人とも…こんなに激しい憎しみと愛を混ざり合った感情をずっと維持するのに、ハンパないエネルギーを必要だ(^_^;)読んでいて、こっちまでずっとハイのままで、終わるときどっと疲れた良い作品ですが、体力のない方にはオススメしません.そして自分が一...

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花嫁は砂漠にさらわれて 小説

加納邑  緒田涼歌 

大和撫子を求めて、砂漠。

幼いころから大和撫子を妻にする!という夢のもと、日本語を学びそしてついに理想の大和撫子を求め日本へやってきた砂漠の国の王子サイード。
さすが王子様!やることが一味違う。
そんな折に、とある紹介で訪れた柳川家でついに理想とする大和撫子と出会う。それが、受けの真琴。
可愛い着物姿でお出迎え、おまけに具合の悪くなったサイードを介抱したり、お昼ごはんを作ってあげたりしているうちに真琴こそ理想の大和撫…

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不確かなシルエット 小説

きたざわ尋子  緒田涼歌 

唐突に読み返したくなったのでレビューします。

きたざわ先生の作品って、唐突に読み返したくなることがあります。
持っている作品数は少ないのですが、少ない割りに再読率が高いです。
この作品もそのうちの一つ。

きたざわ先生の受けって、純情で一途・・・な受けが多い気がします。でも、弱々しい感じはしなくて、しっかりと“自分”を持っているタイプが多い。
この作品の巧真もそういうタイプ。とっても好感を持ちました。
凛としていながらも、しなやか…

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公爵閣下と屋根裏の花嫁 小説

弓月あや  緒田涼歌 

BL版小公女

「公爵閣下と屋根裏の花嫁」ベタも、もうここまで来るといっそ潔いタイトルですな!
弓月さんのカラーは苦手な人は苦手だろうけど、自分は好きです。
だってこんなベタ話、ありがち~とか言っても実際他に読む本があるかっていうと無いじゃないですか。
こういうベタな話を思いっきり堪能出来るのもBLの楽しみの一つ。

「屋根裏」って単語見た時、反射的におお!小公女セーラ!!って思ったですがストーリー自体…

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身代わり花嫁のキス 小説

真船るのあ  緒田涼歌 

2年ぐらい前に完読

これも友人に借りた本です。コバルト文庫にもBL小説があったんだ、知らなかった・・・。とびっくりしたことを憶えてます。
内容は男の子なのに身代わりに見合いをして、相手に気に入られお付き合いしていくに好きになって、だけど男で相手を騙している自分に後ろめたさがあって、て感じで話が進むわけですが、とても読みやすかったです。
花嫁シリーズはこの後何冊か続いてますがこれが一番面白かったですね。
脇キャラ…

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Chocolanovels Special After Story 特典

凪良ゆうさん、佐田三季さん目当て

……↑なので、他の作品はノンタッチレビューです。
小説ショコラの9月号に特別付録として付いてくる、その後のSSが収録された小冊子。応募しなくていいなんて嬉しいな。
9月号はまさに今現在発売中なので、収録作品のファンの方は要ちぇっくですよー!

『よくある風景』(凪良ゆうさん「散る散る、満ちる」その後)
馴染みのお店で一緒にご飯を食べながら、何気ない会話をする同棲三ヶ月経った里見と如月。

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