小山田あみさんのレビュー一覧

檻の中で愛が降る ~命がけの恋~ 小説

あすま理彩  小山田あみ 

究極の執着愛です

和泉桂さんの「この罪深き夜に」がすごく好きなのですが、設定が似ていると思います。
大正浪漫、身分差、執着攻め、主従(従えるほうが攻め)、という設定は同じで、異なるのは下剋上があり、エッチが多めなところです。

中原は梓を思いすぎるあまりにあえて傲慢でそっけない態度をとることが多いですが、その時の中原の表情描写がとても切ないです。
執着愛が隠せてなくてとても萌えます。

個人的に、攻めが…

1

王子と狼殿下のフェアリーテイル 小説

小林典雅  小山田あみ 

「のび太受け」と毒舌仔狼たちの珍道中!

いや〜、めっちゃくちゃ面白かった〜!!
小林典雅先生のファンタジーを読むのは、初めて。

実はこちらの作品、一度読み始めた時10ページぐらいで脱落していたものでして、、
多分初読時はファンタジーの気分じゃなかったんだろうな、と。

今回意を決してもう一度読み始めてみて、本当に良かった◎

受け君の「面倒くさいことはなるべく回避!」な思考には笑っちゃうし、仔狼は可愛いし(小山田あみ先…

1

熱砂の相剋〜獅子は竜と天を巡る〜 小説

戸田環紀  小山田あみ 

イザークの執念に\(^o^)/

一気読みでした!
物語も壮大でさらにイラストが小山田あみさん!すんばらしい挿絵の数々。はぁ〜、相乗効果ましましです。

表紙で一見髪の色が違うだけ?どっちが攻め?と思っていたのですが、読みだしたらそんなことはどうでもいい!なくらい夢中になりました。

悲しみ苦しみ悔しさままならなさが続き、これは辛いお話かなあ?と読んでいると…。
あ〜なんて〜素晴らしい執着だ〜♪

8歳で別れてから…

1

運命のつがいは巡り逢う 小説

義月粧子  小山田あみ 

さらっと

時々、こんにゃろーー!!ってくらい腹ただしい俺様攻めと遭遇してしまうのが義月作品だと思っていますが、許容範囲でした。
そんな許せない俺様攻めと遭遇してしまう可能性があるにも関わらず、ついつい手にとってしまうのは受けが好みなことが多いんですね。
凛としていて芯があってしっかり物申すことができる大人の受けというんでしょうか。
この作品の受けも、非常に有能かつ芯があるお方で好みでした。

αか…

0

獣はかくして囚われる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

No Title

獣はかくして~シリーズ大好きです。
骨太な男たちのBL小説いつもいつも読み応えがあります。
楽しみに待っていた3作目。

鹿倉さん大変でした…。
しかし、遠野に相対するビッグチャンスを前に2人の関係がそんな形で足を引っ張るなんて…思った以上にビッグラブ(???)w

ゼロ→鹿倉の矢印は分かりやすく、なんだかんだとサポートし本気の救助活動し、伝える言葉や繋ぐ身体から熱い感じが伝わってく…

1

獣はかくして囚われる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

鹿倉の受難

男前だらけのハードボイルド&エロ…役者がそろっていよいよクライマックスへ!の第3作でした。本シリーズは主役より周辺キャラがミステリアスで魅力的だと思います。強くてクールな獣たちの熱量高めラブ、ウェットな弱い感情じゃなくて、支配し支配される強い”力”に焦がれる男たちが感情をむき出しにして、暴力的なわちゃわちゃを繰り広げるとゆーアンダーグラウンドお耽美BLです。

今回は”鹿倉の受難”が裏テーマか…

6

獣はかくして囚われる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

思っていたより

前巻のレビューで1年後くらいには続編を読みたいと書いてましたが、ちょっと遅れたくらいでほぼ1年だと思っています。沙野風結子先生こんなに早く書いていただきましてありがとうございます。

思っていたより早かったです。

前々作と前作は鹿倉の青臭さが鼻に付いたんですが、今作でもやっちゃってくれてました。遠野を消すチャンスを逃してしまったシーンでは「何やっちゃってくれてるわけ⁉︎」となりましたが、…

7

獣はかくして囚われる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

囚われすぎててシンドイ

「獣はかくして交わる」
「獣はかくしてまぐわう」
ーーーに続くシリーズ3作目です。順読み必須。

表紙から硬派な空気感が伝わるかと思います。
法律外の場所で復讐と戦いを繰り広げるお話で、
攻め・受けのみならず敵対する相手も規格外で。
沙野さんの筆致で硬派な物語を盛り上げてくれる作品です!

規格外と書きましたが、
メインのメンツはトップに君臨する男ばかり。

・無戸籍の孤児…

15

熱砂の相剋〜獅子は竜と天を巡る〜 小説

戸田環紀  小山田あみ 

戸田先生版ロミジュリ

ミフルの半生は過酷。ビザン・ラクシュと生きてきたけど国を追われ母を亡くし、その責任を一人で負ってるのが辛かった。ミフルに責任がある訳ないのに。そんなミフルに陰ながらずっと寄り添っていたのがイザーク。ミフルを守る為に強くなり権力を得たんだろうなぁと思うと健気。だけど、チャンスを得てからは何があってもミフルを離さない振り向かせるって執着、そのギャップが良かった。
ミフルの心境は複雑だし、惹かれてるけ…

3

「人生七周目の予言者は王弟殿下の寵愛を回避したい」電子限定おまけSS「痴話げんかは王女殿下もお召しにならない」 特典

姪っ子ちゃん、大活躍!

『人生七周目の予言者は王弟殿下の寵愛を回避したい』の電子限定おまけSS。

攻めのウィルフレッドの6歳の姪っ子ちゃん、シャーロット視点のお話になります。

婚礼衣装の打ち合わせでの行き違い時にウィルフレッドが不用意に放ってしまった一言で、部屋を飛び出していってしまったルカ。

二人に仲直りして欲しいシャーロットが考えた、「魔法使い大作戦」とは…?

作戦名からしてもう可愛らしすぎる…

0
PAGE TOP