一条珠綾さんのレビュー一覧

『孤独な宝石商は恋を知る』コミコミスタジオ特典SSペーパー 特典

1年目の記念日に張り切ってみましたが・・・

本品は『孤独な宝石商は恋を知る』
のコミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編後、2人がデートをするお話です。

今日のゼーは完璧な1日を目指して
朝に弱いルベルを起すところから気合が入ります。

すやすや眠るルベルは揺さぶっても起きる気配はなく
カーテンを開けて朝日を入れて「一緒に出掛けるんだろ?」と
さらに揺さぶった事で少し頭が回ってきた様子です。

「コーヒーを淹れて…

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孤独な宝石商は恋を知る 小説

一条珠綾  渋江ヨフネ 

盛沢山の要素が活かしきれていないかな

今回は自警団リーダーと宝石店店主のお話です。

人との付き合いを拒む受様が
厄介事から助けてくれた攻様と恋仲になるまでと
その後の2人を描いた後日談を収録。

家族愛を尊ぶこの国では
愛の証として宝石を贈る事が慣習化しており
宝石業が盛んです。

受様は注文から商品の受け渡しまで
顧客と直接会う事がなくちまたで
幻の宝石店と噂される宝石店の店主です。

受様の家系は

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孤独な宝石商は恋を知る 小説

一条珠綾  渋江ヨフネ 

No Title

宝石好きなのでタイトル買いしてみたものの、攻め受けともキャラにシンクロできず、お話にも?だったため中立としました。シリアス好きな方ならもう少し評価が違うのかな。本編190頁超+後日談20P+あとがき。

店のありかを顧客には告げず、伝書鳩などの通信で顧客と商売をしているクラリス宝石店。宝石の妖精と同じように紅い瞳をもつルベルが一人で営んでいます。ある日工具を買いに出かけた先で、やっかいな店に当…

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孤独な宝石商は恋を知る 小説

一条珠綾  渋江ヨフネ 

宝石のようなキラキラしさ

主人公が宝石商だからか、宝石がたくさんでてきますし、宝石がキラキラ輝いてるような描写が多くて読んでて新鮮でした。宝石には全く詳しくないのですが、そんなわたしでもキラキラした美しい世界を見せてくれるお話!

森の奥で、ひっそりとお店を構える宝石商であるルベルと、自警団のリーダー、ゼーの物語。
ふたりが出会い、ゆっくりと距離を縮めていく過程は微笑ましくもあたたかいものでした。
片思いの苦しさや…

4

孤独な宝石商は恋を知る 小説

一条珠綾  渋江ヨフネ 

運命に導かれてゆく淡い恋心は、痛みか幸せか、それとも……

作者の一条珠綾先生は、前作の星詠みのお話といい、今作の宝石のお話といい、透明感のある美しいモチーフをベースに書きこなすのが非常に上手い作家さんだと思いました。

今作は、宝石がモチーフとなっていて、たくさんの石が登場します。
この作品の中で、宝石は特別なものであると同時に人々の日常生活にも根付いているというのが特徴的な設定。高価な宝石は単なる宝飾品ではなく、石が人々の心の拠り所にもなっていて…

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『星詠みと海賊の嘘』コミコミスタジオ特典小冊子「浮気者の純愛」 特典

可愛いところも(≧▽≦)

本編終了後のお話。
ガルディや仲間達と、常夏の国を訪れたハシュナ。
ちょうどカーニバルの真っ最中で、賑やかな喧騒に包まれた通りにて。

カリスマ性のある美女と出会し、声をかけられる。
ガルディ好みの明るくてサバサバした女性で、2人の様子を見て、過去の関係を察知してしまうハシュナ。

今夜のお誘いは、きっちり断ってくれたけれど、自分にとってガルディは唯一の心惹かれた人だけど、ガルディに…

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星詠みと海賊の嘘 小説

一条珠綾  カワイチハル 

メッセージ性を感じるお話でした。

角川ルビー小説読者賞受賞作品。
なるほど、ぐいぐいとお話の世界に入り込んで、とても面白かったです。
昨今の多様性とか、生き方とか、いろんなメッセージを受け止められるなぁᡣ(*^^*)

受様は、今では星詠みと言われる神聖な存在のハシュナ。
重大な嘘を抱えて星詠みとして生きてきて、結婚式を前に婚約者である王子テムジンに、嘘を告白するも拒絶され、海辺入ったところを海賊ガルディに助けられる。

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星詠みと海賊の嘘 小説

一条珠綾  カワイチハル 

読者賞おめでとうございます!!

不憫な生い立ちの美貌のハシュナは、過酷な環境から逃れるために、王国の王子の伴侶であり「星詠み」となるべく、肩に焼印を押して痣を作る。

その後、20歳を迎えるまで星詠みとして国を支え、王子との婚姻前日、弱気な王子を前に自らが星詠みではないことを明かした。

するとたちまち王子は怒り狂い、ハシュナは逃げ、海に投身しようとしたところ大海賊のガルディに拾われて、、、
というお話。


ハ…

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星詠みと海賊の嘘 小説

一条珠綾  カワイチハル 

途中からテムジン推しになってしまった

めちゃくちゃルビーィィィって感じの作品だった。俺様攻めと守られ受けのファンタジー。神話やキャラの設定が凝ってて面白かった。
途中からテムジン推しになり、自分にとっては悲恋のお話になってしまった。

ハシュナはなんとなく聖母的な雰囲気を感じる主人公。地獄から抜け出す嘘を吐いたこと以外、話し方も考えもふんわり。人としての欲も最初はあまり見えない。
ガルディは我儘な子供っぽい。感情を全然隠さない…

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星詠みと海賊の嘘 小説

一条珠綾  カワイチハル 

デビューおめでとうございます

また楽しみな作家さまがデビューされました。文章力も構成力も文句なしだと思いました。サクサク進むお話はテンポが良くてストレスを感じませんでした。そしてキャラがとても魅力的でした。

1番驚いたのはハシュナの一人称で書かれている点でした。受け視点のお話は数あれど最後まで一人称なのは初めてに近かったです。この一人称によってハシュナがとても真面目な人物だと言うことが伝わって来て、星詠みだと偽った事にず…

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