水島忍さんのレビュー一覧

ゴシックドール~意地っぱりの花嫁~ 小説

水島忍  すがはら竜 

ありえない攻め様でありえない( º言º)

一昔前のお話とはいえ、こんな攻め様が受け入れられていたのかしら!?
いやちょっと、だいぶ無理~(#゚Д゚)

ともかく攻め様の尚人が、あんたそれ本気!?と腹立たしくなるレベルで傲慢。
私的に感じが悪すぎて、受け入れられませんでした。
胸ぐら掴んでグーパンしたくなる攻め様ヽ(*`皿´*)ノキィィ──!!!!
受け様の伊月よ。
こんな奴のどこがよかったんだ。

もしかしたらどこかでき…

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微熱のムーンストーン 小説

水島忍  みろくことこ 

切なくて甘くて胸キュン

今作は前作の『監禁メタモルフォーゼ』の受の和人を監禁したマーセルが攻になったお話。また、和人にちょっかいだしに来たマーセルがたまたま和人に横恋慕しに来ていた陽介の匂いに惹きつけられて無理矢理襲ったことから始まる。
なんやかんやあってマーセルに気に入られる陽介。マーセルと別荘の行ってエッチした夜、マーセルが狼になった姿を目撃してしまう。正体を知られたマーセルは陽介を突き放す。狼人間には正体を知られ…

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束縛の指輪 小説

水島忍  三池ろむこ 

引き込まれて読んだッ!ゾクっとなる話

出版社によるあらすじや帯の文言からは、過保護で甘々な年上の男にロックオンされちゃった学生くん危うし!みたいなストーリーを想像すると思う。
実際…
恋に奥手な主人公の愁が逆ナンデートで女の子を待っている場面から始まります。
ところが、突然その子の兄だと名乗る男がやってきて、妹は渡さん!と急に殴りかかってくる。
愁は何が何だかわからない殴られ損。
ところが、その妹本人は兄に隠れて本物の恋人と…

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強制同居は恋のはじまり 小説

水島忍  一夜人見 

勘違いからの本気の恋

妹の杏里と別れさせるために同居を強制する久我×弟と勘違いされてしまった祥吾の勘違いの同居から始まります。
勘違いと言っても、祥吾は弟の健吾のフリを自らしてしまったので、勘違いしているのは久我だけです。祥吾は強制同居になった時に後悔しますがそれでも久我からの難題(家の片付け)をきちんとします。

健吾と連絡がついて杏里との恋が本物と分かると弟の恋の為にも身代わりを続行する事を決意。普段は傲慢な…

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傲岸不遜なプロポーズ 小説

水島忍  砧菜々 

翻弄される高校生男子……

先に読んでいた「迷える子羊とロマンティスト」の関連作。(こちらの方が先のようですが)あちらのダーリン・史織さんのお兄さんが登場する物語です。

身体の関係先行で恋に発展していく系の話ですが、大金持ちの遺産争いに巻き込まれる主人公がちょっとかわいそうです。最初は敵対していた二人が恋に落ち、最終的にはめでたしめでたし……ということなのですが、なんとなく問題をごまかされたまま終わったような気がしない…

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迷える子羊とロマンティスト 小説

水島忍  砧菜々 

ウブすぎる童顔青年の恋物語。

甘いトーンのラブストーリー。あんまり甘いので、どこかでどんでん返しが来るか?と思ったほどでしたが、ちょっとした波乱が起きただけで甘々のままハッピーエンドでした。

童顔でかわいい主人公と高校時代の先輩の再会ラブの物語なのですが、なんだか色々な設定があまり生かされないまま放置されたような気がしないでもありません。
主人公はいくら頼りない感じのキャラだとは言え、仮にも高校教師として社会人やってい…

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ご主人様のリクエスト 小説

水島忍  桜城やや 

男版シンデレラ

主人公は大家族の長男。
ある日、父親がリストラされてしまい、母親は妊娠中のため、家族のために高校を休学し時給のいいバイトを探していたところ「男メイド募集(住み込み)」という求人を見つけて無事面接に合格。
しかしバイト先のお屋敷は少し変わっていて、ここで働いている者は誰もご主人様を直接見たことがないらしい。
そんなある日、意地悪な先輩たちに押し付けられた仕事を黙々とこなしていると、知らない男が…

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白銀の狼と甘やかされた獲物 小説

水島忍  みろくことこ 

言葉って大事

大学生の颯(受け)は友人の失恋ドライブの途中、海辺で著名な写真家のディーン(攻め)に出会います。友人が彼ののファンだったようで写真のモデルを頼まれ、しぶしぶ了承します。できた写真を見においでと言われますが、ディーンから目が離せない自分がよくわからなくて会わないようにしなければと思うのです。が、なぜかディーンは颯の家を知っており、マンションまで写真を持って訪ねてきます。二人だけのときはスキンシップも…

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真純さまの言うとおり 小説

水島忍  桜城やや 

主従下剋上もの

攻めのは呆れてしまうところがあります。
幼いころの受けが夜の怖さに耐えかねて部屋を訪ねると冷たく追い返します。その理由が震えている受けが可愛くて犯罪者になってしまいそうだったから。「テディベアよりも自分を頼りにしてほしい」ってどの口が言うんでしょうか。
冷たくしていたのは理由がありすべては主人公のためだった、っていうは創作の王道ですが、これは少し自分勝手に見えます。この時受けは幼児、寂しい生活…

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ガラスの檻 小説

水島忍  すがはら竜 

無理ありすぎ

無理やりラブに持って行った感がハンパないです。
他人から依頼を受けて、攻めは受けを拉致、監禁、陵辱、調教するのですが、直接的な表現はないものの、気分次第で蹴る、タバコの火を押し付けるなど虐待します。なのに受けは自分の孤独と攻めの孤独な過去を重ね合わせて好きになります。攻めは依頼が終わったからと優しくなります。性癖や執着で酷いことをする人より、金で人にタバコの火を押し付けたりできるほうがよっぽど怖…

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