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西野花 タカツキノボル
渋茶
ネタバレ
売春婦もある程度の地位に昇れば厚遇を得られるという特殊な特権の中で、過去に『伝説の娼婦』と称されるまでになったサギリは、娼婦を辞めて別の裏家業で身を守りながら暮らしていた。 それでも周りのマフィア達に身を狙われていた所に、ギルメディアを束ねているボス・トリスタンに連れ去られる。 …という出だしから始まる、架空の犯罪都市に多国籍っぽいキャラクターな世界観で繰り広げられるマニアック映画のような…
西野花 陸裕千景子
こにしそる
主人公・依泉はネットに自分の痴態をアップするネットアイドル、という設定のお話です。いつもエロに特化した設定で楽しませてくれる西野さん作品ですが、今回はそこまででもなかったかな…という感想です。 というのも、ネットでいつも書き込みをくれるファンに密かに気になる人がいたけど、親の再婚で兄になった人がそうだった、という偶然にしても突飛な感じと、それがわりと前半であっさり分かってしまった所が物足りな…
西野花 佳門サエコ
西野さんの小説は多く読んでますが、これは普段と違うなぁという感じ。 もちろんエロのために書かれたエロによるエロ重視の設定という点では間違いなく西野さんの作品ですが! どこが違うのかと考えると当然ながら一話完結の連載でオムニバス形式だということでしょうか。設定やストーリーは他のレビューで書いて下さってますので割愛しますが、一話ごとにストーリーの起承転結が盛り込まれており、複数のカップルが読め…
西野花 稲荷家房之介
今回初めて読んだふたなりものだけど、あまり進んで読みたいシチュエーションじゃないなって悟った。 ふたなりってどうも受けが男の子に見えなくなってしまうのよ…。 おまけに受け・白兔の意志とは関係なしに複数の島民との乱交ってのも…。 ただこの話、自分の好みから外れているのだけれど、バッサリと『趣味じゃない』と切り捨てられない惜しさもある。 閉鎖的な人間関係、奇妙な因習、官能的な絡み、ハッピー…
西野花 緒田涼歌
「トレインビースト」の続編。 主人公は違いますが、前作の2人の話も入っています。 二冊目なので、一冊目を読んだ時のような衝撃は薄れたのですが、エロ度は同じくらい…。「痴漢」を「接待」する子は自分の意思で乗ったわけでなく、嵌められて乗車するはめになり、そこで自分を解放していく…という話のスタンスは前と同じです。 こういう真面目で何も知らない子が調教されていくお話がすごく好みです。 吉…
西野さんの作品なので設定上何でも許せる気もしますが、このエロゲーのような設定、とても楽しませて頂きました。 主人公・忍は友人に騙されて痴漢したい人・されたい人が合意で乗り込む「痴漢電車」に乗車する事に…という設定です。この貸しきり電車、どこから出ててどこが用意してるんだ、とかいうツッコミは置いといて。 陵辱ばかり続きますが、レーベルがレーベルなので購入層は定まっているだろうし、内容も濃くて…
西野花 立石涼
やまいも
神社が舞台だし神主だし花嫁だしシリアスっぽい、と思っていたのですが全然そんなことなくて読みやすいエロでした。 読みやすい陥没乳首からおっぱいミルクでした。 当て馬も添える程度だし二人の愛を阻むものは受けの意地くらいで。激しい起承転結はないけど単なる801じゃなくてちゃんと愛もあります。 ページ数もあまり多くないので胃もたれすることなく度重なる結合も読みきれて、ちょうどいい分量でした。 それ…
西野花 神葉理世
こころ319
セフレ止まりの関係で終わった気がする。 モブ姦というんですか? 強姦はもちろん、合意でもモブ姦が嫌い。 ので、途中からはパラパラと流し読み。
cryst
エロに特化しすぎた作品というのは、内容のあまりのお粗末さにエロの量がいくらあっても逆に萎えてしまったりするものですが、これはそこら辺のさじ加減が絶妙でした。 ストーリーはとてもシンプルで、先はほぼ読めてしまいます。ご都合やファンタジーで押し切っている部分も散見されます。にもかかわらず最後まで飽きず、萎えずなのは、どこまでストーリーを削ってもいいのか、どこまでファンタジーで押し切っていいのかを…
西野花 兼守美行
快楽を与え続けられるという社会的罰を受けることになった主人公…という飛んだ設定ですが、西野さんの作品なので問題なし。エロに特化した作品を書かれる作家さんで大好きな作家さんの一人です。 官能的なシチュエーションを多く盛りこめるお話を作る中で、よくこんな新しい設定を次々思いつくなぁといった感じです。 「罰」といっても主人公が「悪人」という設定でもないのでそこも一安心。(悪人なら悪人で面白いかも…