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森田しほ 竹美家らら
marun
ネタバレ
運命の出会いのように過去に囚われている受け様と 困惑ともどかしさを抱えながらも傍に寄り添い二人の 未来を掴もうとする攻め様との悲しく切ないながらも 再生への一歩を踏み出す愛情物語でした。 ストーリーの構成自体はかなり重めで暗くなりがちかも知れません。 受け様の精神的に成長しきれていない無邪気さが却って その重さを助長するんです。 親に捨てられ、残された10才と17才の兄弟、身勝手…
茶鬼
作者さんのサイトで綴られた「兄の掌」というお話の弟のその後編ということになるそうです。 文中に入れられた、その過去のお話は非常に辛く厳しく 育児放棄された兄弟が身を寄せ合って、二人だけでしのぐ姿が垣間見られます。 この弟にはどうしようもない救い難いものがあります。 重く苦しく、果たしてこの関係が進展したこの終わりでいいのだろうか? 確かに救われたハッピーエンドの形をとって、ラブ度の高い後…
一穂ミチ 竹美家らら
もこ
読後、間が空いてしまったために、どんな話だったのか思い出せない・・ ということは、そんなにインパクトのある話ではなかったのか。 ここでの評価がすごく良い作品であり 早いうちに読んでみたいと思い続けてきた作品でありました。 しっとりと、ほかのBLにはない雰囲気を感じた。 思い出すべく、ページをめくって思う。 繰り返し読むことで味が出る作品なのだろうか。 昔は、同じ本をなんでも繰り返…
斉藤まひる 竹美家らら
雀影
歪な子供のまま大人になってしまったIT企業の若きカリスマ社長を、一流の腕をもつ板前がその探求心と愛とで解きほぐす話。 単なる惚れた腫れたや肉欲を超越したその先の、絶対的な無償の愛を受け入れさせるまでの餌付けの日々。 谷の作る料理が、どれも真剣勝負でおいしそう。 愛故に、総てにおいて、谷が自分の命より北村を優先していて、実際に結ばれるまでには、命を落としかけたりもするのですが、ここまで延々…
かわい有美子 竹美家らら
サガン。
上海の共同租界に住む貴族子息のレイモンドとわけあって天涯孤独となったその身を拾われたエドワードのお話。 ある日、置いていかれた駆け落ちした使用人の息子・エドワード。 エドワードは拾われた時点ではその名前さえ持っておらず(当時の中国人では珍しくなかったことらしい)中国人でありながら、レイモンドの父に「エドワード」という名を与えられる。 その時点では英語もわからなかったエドワードは教育を受け…
椎崎夕 竹美家らら
これって「帰る場所」の続編だったのですね。 多分、2冊揃えて家にあるはずなのに、うっかり読む順番間違えました。 なので、主人公達は、既に想いが通じ合っているはずなのですが、、、 いやぁ、、 こっから始まる関係って、「帰る~」って、どんだけ、、、、 この受けちゃんって、どんだけ、、、、 怜一が災厄引き寄せ体質なのは、この、自分さえ引けばっていういじけた思い上がりのせいとして、西崎…
クレタコ
田舎の小さな城下町、その故郷に帰ってきた慎と、それにくっついてきたチンピラめいた慎の友人・隼人〔攻〕 慎の家に居候する形で隼人はその町に居つくのですが、そこで出会うのが慎の知り合いでありこの町の「若様」でもある湊〔受〕 湊は、この城下町の殿様の血統の跡継ぎで立場的にも、あと町の人々にも「若様」と呼ばれていてまた若様な存在でもあります。 勿論、現在では殿様などというものは存在はしていないのだけ…
最後まで楽しめました!全然飽きが来ない展開で面白い。 これは、久々に当たり作品でしたよ~ 料亭で板前をしている攻めの谷と、月に数度やってくる受けの北村との 不器用ながらも心が温まるお話です。 北村と言う男は幼い時のトラウマで、本人は自覚していないが 性格的に若干破綻傾向があります。 お金への執着具合や人に傅かれ、振り回す事に快感を 覚えています。それ…
橘盾
歴史ものにはよく見る有りがちなストーリーなのは想像していた通りでした。 この時代の恋愛ものというと、だいたいがこんな感じではないでしょうか? こんな事言うとアンチ?と思われるかも知れないですが決して違います。 あまりに多いこのネタを敢えて描かれたかわい先生の勇気に拍手を送りたいです。 かわい先生の筆の、登場人物達の性格や世界観がすんなりと読者に託される妙に、いつも安心と感心しているので…
小谷みかん
一穂さんと竹美家さんのゴールデンコンビふたたび、なこの作品。登場人物たちのひとりひとりが生きてる、いる、という感じがして胸に迫ってきました。 そのなかでも攻めくんのすさんでだらしなく、だけど芯のあるキャラクターが、受けくんに出会いいっしょにいるうちにかわっていく過程が丁寧に書かれているので、ふたりにしあわせになってほしくてたまらないという気持ちにさせられました。 攻めくんの成長物語であると同時…