茶屋町勝呂さんのレビュー一覧

夏の塩 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

BL以上のなにか

コミックは読み漁る割に、小説(ティーンズ文庫系というのでしょうか)には全く手を出していなかったわたしです。小説ではほのめかせる程度のBLが好きだったので。
こちらの作品は人からおすすめしていただいて読んだのですが、ストライクでした…。

薄幸の美青年魚住くんの過去や傷は壮絶です。シリアスな話は好きですが、これはなかなか重い。言い方はものすごく悪いのですが、「所詮BL」という見方から入ったので…

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非BL作品

咎狗の血(9) コミック

茶屋町勝呂  Nitro+ CHiRAL 

九巻

シキが王(イル・レ)だと知って、自分の目的とケイスケのことでの憎しみでごちゃ混ぜになって動揺しているのが伝わってきて切ないです。

「シキヲコロス」とカタカナで書いたのには理由があるのでしょうか?
あと「おまえを失って俺ははじめて後悔したんだ」というセリフは、ゲームでも印象的でしたが漫画版でも一ページまるごとこのセリフだけに使っていました。しかもベタで。

シキの元から逃げ出したアキラは源泉に助け…

1
非BL作品

咎狗の血(8) コミック

茶屋町勝呂 

八巻

シキにさらわれたアキラは彼のアジトで暴力を受けます。でもこれ明らかにヤられてるような描写があるんですけどいいんですか(笑)?

そしてアキラから絵タグを奪ったリンは怪我を引き摺ってヴィスキオに行きますが、アキラのタグは偽物なので当然相手にされません。しかしアルビトロはレフェリー権限でリンと王との戦いを認めます。どんな思惑があるんでしょうね。

今回リンの過去話が少し載ってましたが、これ移植版にある…

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非BL作品

咎狗の血(7) コミック

茶屋町勝呂  Nitro+ CHiRAL 

七巻

前巻で次はシキのターンとか書きましたが実際は黒ケイスケのターンでした(笑)。すみません。

アキラと黒ケイスケの戦闘がメインです。ピンナップの爽やかなふたりが切なさを倍増させます。

ところでコミカライズ版は非BLのはずなんですが、ケイスケはアキラをあからさまに恋愛で意識しすぎです(笑)。「アキラはこんなに柔らかくない」とか考えて彼女にフラれたシーンをコミカライズでやるとは思わなかったなあ。

そ…

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非BL作品

咎狗の血(6) コミック

Nitro+ CHiRAL  茶屋町勝呂 

六巻

いつも思いますが茶屋町さんのアキラはゲームよりかっこいいですね(笑)。

今回はアキラがキリヲによりヴィスキオにさらわれてしまいます。そこでアキラは自身の血の秘密を知ります。

食事を出され、一服盛られているかもと警戒しますが、その秘密を知って動揺しつい水差しを飲んでしまい、案の定盛られていた薬でダウン(好みじゃないから盛ってないって言ったくせにアルビトロめ)。

ですがアキラは風呂に入れられたす…

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非BL作品

咎狗の血(5) コミック

Nitro+ CHiRAL  茶屋町勝呂 

五巻

前巻のアキラと猛の対決からスタート。

猛がイグラ優勝にこだわるのは妹のため。咎狗独自のシャッフル家族でできた妹なので血はつながってませんが、珍しく仲がいい兄妹です。この兄妹愛はとても切ないです。

あとは源泉がアルビトロを訪ねたりシキがナノとの過去を思い出してセンチメンタルしてたりエマがついにトシマ入りしたりと、脇キャラ勢たちもそれぞれの思惑で動きまくりです。

一番大きな分岐はアキラがケイスケ…

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非BL作品

咎狗の血(4) コミック

Nitro+ CHiRAL  茶屋町勝呂 

四巻

巻を追うごとにどんどん展開していく咎狗です。

今回は黒ケイスケが登場したり、ナノとグンジが対峙したり、アルビトロが余計な一言でシキを怒らせたり、エマがトシマ付近まで来ていたり、いろいろフラグが立っています。

アキラがグンジに教われているときにナノが現れたのは、やっぱりアキラを助けるためなんでしょうかね。タキ○ード仮面みたいです(え)。

いろいろとベビーな咎狗ですが、今回はヴィスキオファミリー…

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非BL作品

咎狗の血(3) コミック

Nitro+ CHiRAL  茶屋町勝呂 

三巻

いろんな意味で分岐となる巻です。

ゲームでの重要なストーリー分岐、アキラとケイスケのケンカ(「おまえ見てるとイライラする」という名言のアレ)シーン、アキラとシキの二度目の邂逅、リンとシキの対峙、ゲームには無かったナノとグエンの接触、ライン中猛など盛りだくさんです。

リンは親と仲が悪いと判明しましたが、ゲームではここのところは詳しく描かれて無かったと思うんですけどねえ。シキが両親を手にかけたこと…

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非BL作品

咎狗の血(2) コミック

Nitro+ CHiRAL  茶屋町勝呂 

二巻

アキラとシキの邂逅からスタート。

マルチエンディングのストーリーをひとつにまとめているので、より見やすくわかりやすくするためなのか、ゲームでは後半にならないと出てこないエピソードがすでに語られていたりします。

コミカライズオリジナルのエピソードも無理がなくてうまく世界観に溶け込んでいておもしろいです。

実のところケイスケはあまり好きではないキャラなのですが、茶屋町さんの描くケイスケはなんだか…

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非BL作品

咎狗の血(1) コミック

Nitro+ CHiRAL  茶屋町勝呂 

一巻

BLゲーム咎狗の血のコミカライズです。

全体的な流れはゲームと同じですが、アキラが一話目のラストまで出てこなかったり、ゲームには出てこないオリジナルキャラが出てきたり(このキャラ気に入ってます)、アキラがイグラに参加せざるをえなくなった事件をちょい出しにしたりとか、漫画ならではの表現はすごくいいですね。

ただ前の方も書かれてますが字が多くて若干読みづらいです。

ですがよくまとまっているので、…

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