中原一也さんのレビュー一覧

最強アルファと発情させられた花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

気概と矜持に溢れた、先生にしか書けないオメガバース

とにかく読んでる最中から、圧倒されっぱなしでした

オメガバース、花嫁、子育てから想像される内容を吹っ飛ばす、スピード感と熱量
ストーリーテリングで読者を引っ張る引っ張る!

艶やかな表現、研ぎ澄まされた文章、ラストへ向けて加速する構成力、弱者へと揺るがぬ視線は中原先生でしかなく、デビューから20年をかけて築き上げてきたオリジナリティはどんなテーマにも発揮されるのだ、とベテラン作家の実力…

9

拝啓、百年先の世界のあなたへ 小説

中原一也  笠井あゆみ 

心の引き出しの中がぶち撒かれ、整理するのに時間がかかった

まさにタイトル通りで、なかなかレビューが書けませんでした。

タイムトラベルものです。
読みはじめて違和感が。
受けの一人称で物語が綴られているのですよね(ごく一部を除いて)。

ちょっと今回は外したかな? と思った自分を殴ってやりたい。

中原さんのあとがきや他の方のレビューでも触れられていますが、
ド○えも○(イケメン執事型バージョン)です。
季節が移り変わるさまをしっとり…

2

最強アルファと発情させられた花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

続編出た直後ですが続編を希望します

前作が発売後にレーベル休刊という憂目にあったのに新たに別のレーベルから続編が出版されると決まり実現した
(前作は去年刊行です)
この短期間でここまで詰めて発行したということがこの作品の面白さの証明な気がします
実現してくれた編集者様と先生に感謝です

前作で当て馬の兄に無理やり番にされ引き裂かれたが番の上書きというウルトラcをかまして
晴れて家族になったsアルファとsオメガの二人ですが…

6

最強アルファと発情させられた花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

続編も最高✧*。

Splash文庫の『最強アルファと発情しない花嫁』の続編。 前作も面白かったけど、続編はそれ以上に面白かった! 冒頭から緊迫の展開で惹きこまれ、最後まで予想がつかず、ドキドキハラハラしながら読みました。 黒瀬も五色も家族が大事で平穏に暮らしたいだけなのに、Sアルファ・Sオメガ故に陰謀に巻き込まれ翻弄されるのは辛かった。互いを家族を守る為に戦う姿は感動、ラストすごく良かったです。不器用な五色の心から…

4

最強アルファと発情させられた花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

ううう…(´;Д;`)

もしも、ですね。
花嫁?あまりそそられないんだよねー(ヾノ・ω・`)
と、思っていたらちょっと待って!

花嫁モノだと侮るなかれ。
お子様が登場してファミリー感はありますが硬派な作りになっています…!
重めなオメガバースがお好きなら是非にとオススメしたい。

「Sアルファ」「Sオメガ」という独自設定が皮肉でとてもシンドイんですよ(;ω;)

普通のオメガバースでも重々に背負わさ…

10

女王様と犬 小説

中原一也  立石涼 

これぞワンコ攻め!

ワンコ攻め大好き!ワンコに腹黒さはいらんのじゃい!な私にはドストライクなワンコ攻めでしたv

酔った勢いでどう見てもノンケな男を喰っちゃった受さん。そしたら妙に懐かれ…を超え、ストーカーされる始末(笑)
ただこのワンコ、一生懸命で可愛いです。ひたむきというか。意地っ張りで素直じゃない受さんにはこれくらいがちょうどいいのです。
何故か昔から動物に好かれる受さん。どうして、なんて、読んでりゃ解…

0

最強アルファと発情させられた花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

切ないのに格好よすぎるよーーーー!!

「最強アルファと発情しない花嫁」の続編になります。
完全な続きものなのでご注意下さい。

前作の刊行元であるSplush文庫さんは休刊となってしまいましたが、なんと出版社の垣根を越え、こうしてシャレード文庫さんが続編を出してくださいました。
ありがとーーーーー!
シャレード文庫!!

で、こちら、すでに結ばれた二人と言う事で、さぞかし甘かろうといそいそと読み始めたんですけど。
それ…

21

熱砂の黒鷹と約束のつがい 小説

中原一也  奈良千春 

攻めがステキ

読み始めてすぐに受けの初恋相手の予想はついてしまう。
番に選ばれなかった理由も予想通り。
設定はお約束通りですが、問題はありません。

受けのウジウジしすぎなところはちょっと鬱陶しかった。小鳥に励まされる?デ◯ズ◯ープリンセスかよ? 笑

とにかく攻めがステキ❤️惚れてまう。
だから、私の受けへのイライラは嫉妬かもしれない。何一つ残念なところがない。
完璧なキングオブ攻めだったんで…

0

悪辣色男 小説

中原一也  奈良千春 

嫌よ嫌よも好きのうち?

気になっていた中原さん、現代モノ・単巻ということで、こちらで初読み。一冊目がこれで良かったのか……?という一癖ある内容だが、作者らしいとの感想もあったのでまあいいか。

文章はクセや特徴が綺麗に削ぎ落とされていて、内容だけがスルスル入ってくる。読んでいるのに文章の気配を感じないというか、なんかステルスな印象。

受けの川崎は外でも家庭でもとにかくずっと我慢している。最初はいつかキレて爆発し…

0

熱砂の黒鷹と約束のつがい 小説

中原一也  奈良千春 

五感を目覚めさせる鮮やかな物語

圧倒的な色鮮やかさで立ち現れる物語に引き込まれました

伝説の鳥の翼、柘榴の果汁、滴る血の官能的な深紅の残像が目に灼きつく
砂漠の熱風と異形の者との交わりに肌や心がヒリヒリと痛む
激しい戦闘の羽ばたき、誓いの血の匂いと味

主であり贄という「飢え」を介した交わりの緊迫感と切実さで最後までストーリーを引っ張り、さりげない台詞や仕草の優しさを際立たせる手腕はお見事!

そして最後に明か…

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