中原一也さんのレビュー一覧

野良猫とカサブランカ 小説

中原一也  実相寺紫子 

可愛い野良猫

いつも余裕な元警視庁キャリアの須田×15歳で男に飼われた経験のある律の話です。
二人は律が子供の頃お世話になっていた定年間近の刑事をきっかけに出会います。 出会いからしばらくは会うたびに言い合いをしているが律が須田を怒らせようとしても須田には全然ひびかない。須田は須田で律を「子猫ちゃん」よばわりでからかいます。
最初から「好き好き」オーラが出まくりよりもジワジワと好きになっていく方が好みな…

1

極道はスーツと煉獄を奔る 小説

中原一也  小山田あみ 

イタリア編

ついにイタリアマフィア登場。メインCPのイタリア編です。
スーツの展示即売会に招待された榎田。そこで事件に巻き込まれます。芦澤のいる組の組長には隠し子がいるらしいが、それは若頭である芦澤とキャリアで衝突する存在。しかしなんと、イタリア人の血が入っている模様。

そんな手の込んだお膳立てするかな~、的な色々な疑問はつきないのですが、舞台が変わったことで、シリーズも後半で少しマンネリからの脱却が…

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ワケアリ 小説

中原一也  高階佑 

脇キャラも面白い!

丸ごと一冊がひとつのストーリーでした。

いやぁ、こういうお話好きですね♪
あ、お話というかキャラですね。
志岐のように色っぽい受けなんだけれども
でも男っぽさも十分にあり、ナゾも有りでw

もちろん朝倉のように、攻めは男っぽさ全開なタイプで
2人のカケヒキする会話が面白かったりすると最高!
この作品はそんな感じでした。

少々先は想像できてしまうかもしれないのですが、
そ…

3

極道はスーツを秘密に閉じ込める 小説

中原一也  小山田あみ 

ちょっと都合良すぎた

今作は、木崎のその後が語られるので一応そこはすっきりします。しかし、やっぱり火サスというか、色々納得できないご都合主義展開が多くて、”それはないだろ~”と思いながら読んでしまった。

読者としては木崎×諏訪の幸せを願わずにはいられないのだが、ここまで辛い展開にしたのだと、そこから挽回するのにかなり無理があったという印象。

悪役の刑事、野口の行動心理も全く分からない。居心地のよさそうな「テ…

1

極道はスーツを愛で貫く 小説

中原一也  小山田あみ 

まだ続く、気になる続編

久しぶりに手に取ったこのシリーズ。キャラや設定になじみがあると、読んでいて懐かしい感じがしてすぐに作品に入っていけます。一方、カップルは成立しているわけで、毎回ヤクザ絡みの事件を軸に展開しますが、恋愛ものとしてはエロシーン含め飽きてきてしまうのも事実。

スピンオフあたりから木崎×諏訪がメインに座ってきている感があります。このカップルは危うくて壮絶で読み応えがあります。今作では、あらすじにある…

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双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

笠井さんのイラストに注目!

笠井さんの綺麗なイラストにあいかわらずほれぼれしてしまいます!

お話は双子弟たちに迫られる兄というもの
弟たちはそれぞれ違う方面で活躍してかがいているいけめんですが
兄もちゃんと美人で仕事をしっかりしてるのが良かったです
兄の感情の変化などがすこし急で
途中置いてきぼりになった感じはしましたが
双子ものは大好物なのでよかったです

3

心に手錠、唇にはくちづけを 小説

中原一也  山田ユギ 

ベタですが・・・

ヤクザ×刑事です。年下×年上です。表紙からも分かるようにコミカルな作品で、一気に読み終えてしまいます。

高校時代の先輩後輩が、社会に出てから再会。
昔は仲が良かったが、険悪になって別れていた。
ヤクザは弱ったところを狙う。
真犯人は受けの周辺にいる。
受けが真犯人に襲われる。
受けの危機に、攻めがさっそうと登場して、救出。
一見傲慢だけど、攻めは受けにメロメロである。

ベタ…

3

愛だというには切なくて 小説

中原一也  奈良千春 

双葉のはなし

積み本箱から発掘。
このシリーズ、何で全部レビューしていないのかと思っていたら、そもそも積み本箱に埋めて未読だったという、、、
とりあえずこの巻は、双葉の過去と旅立ちの話なので、シリーズ中飛ばしていても、さほど影響がないともいえる。
それにしても、双葉にどんな過去があって、そのために、誰がどんなことを双葉に仕掛けてきて、どんな結果になったのかっていう、相当重たい内容を、いくら主人公は坂下だか…

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双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

最後はやっぱりお兄ちゃん強し!

双子の弟×兄の近親ものですね。
笠原あゆみさんの絵が本当に美麗で…大変美味しゅうございました(*´艸`*)

前半はお兄ちゃんのお誕生日をお祝いしたりーとほのぼのなんですが、弟達の兄LOVEっぷりが凄いです。
いやもー朝から晩までとにかくお兄ちゃん褒めちぎりまくりですね!
お兄ちゃん普通にそれ家族愛として受け入れてるしw

表紙裏のあらすじには“独立を告げた途端、弟たちは「ずっと兄さ…

4

隣人はチャイムを二度鳴らす 小説

中原一也  ひたき 

死んだように生きている受けはお好きですか?

たまたま隣人として暮らすようになった青柳と坂梨が、ゆっくり、ゆっくり近づいて、それぞれの囚われていた過去を乗り越えるお話。
あとがきに、何度も何度も没られたプロットとありましたが、確かに「中原一也の本」としては、過去を秘めワイルド系フェロモンオヤジを攻めに据えてようやくプロットが通ったっていうのは納得。
元々描きたくて、当初通り描ききったのは坂梨の方なら「中原一也の本」としてなかなかプロットが…

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