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妃川螢 朝南かつみ
あーちゃん2016
ネタバレ
朝南かつみ先生のラフあると聞いて購入。時々重いなあと思うこともある妃川先生ですが、今回はロシア舞台だからか、攻めの雰囲気がとても良かったので萌2にしました。本編260p弱+あとがき+かつみ先生のラフ2p。 父親の命令によりロシア拠点のテコ入れのために赴任した咲人。最初の伝手にけんもほろろに追い払われ、言い寄ってきた別の相手に会ってみるとヤバそうな相手で大ピンチになったところ、最初の伝手である…
ぴれーね
特典ペーパーの類いですが、特筆したい、強く印象に残ったもののみレビューさせて貰っています。 で、こちら初版購入での特典ペーパーでして、本編主人公の兄視点で語られるお話です。 本編ラストですが、すごく情熱的でロマンチックなものになるんですよね。 若い二人が手に手を取って、逃避行的な。 で、それを「咲人の思うように生きていいんだよ」と、後押ししたのが、この兄になるのです。 誰の顔色も…
本編も好きでしたが、こっちも良かった!初版に全部ついているペーパーなので、気になっている方は是非。本編に出てくる受けのお兄ちゃんのお話です。 以下ネタバレ 弟と生き別れになってしまった聖人(本編受け兄)。ある日、渋滞に巻き込まれて、ちょっと商店街を歩く羽目になったのですが、そこでふとペットショップ、そしてそこにいたロシアンブルーの仔に目が留まります。だってその仔の誕生日は、忘れもし…
個人的に、妃川先生の書かれる受けがツボなのです。 強気で不器用で健気。 その生真面目さ故に、貧乏クジなんかを引きやすくて。 また、硬質な色気なんかも持っている。 攻めは大抵、最初は傲慢だったり俺様だったりするんですけど、その見た目から御し易しと嘗めてかかった受けの、意外な芯の強さや凛とした姿に興味をそそられる。 で、「お前は面白い」とか言いながら、一転、受けに甘くなる。 ついでに、…
凪良ゆう 朝南かつみ
ちはやぽっぷ
凪良先生の作品は3冊目です。先生の作品は切ない系しか読んでいないのですが、暴力的で打ちのめされるような絶望感はなく言葉が優しいというか、、なんとなく心地よいので気負わずどっぷり浸れるのが気に入っています。 この作品の主人公である蓮は詐欺師なのでこの先必ず良心の呵責に苛まれる展開になると容易に想像できちょっと面倒だなとも思いましたがさほど構えることなくすんなりストーリーに入り込めました。 …
しろたん9610
ゲイ相手の恋愛詐欺師と、カモられるお医者さんのお話。いいお話でまとまっているのだけど、話自体が短くて、本の半ばで本編が終わってしまうのが物足りない。特に、じっくり読みたい後半の、恋愛の自覚→葛藤→逮捕→服役の流れが急ぎ足に感じられてしまった。 恋愛詐欺師としていろんな男を手玉に取っていたはずの蓮が、加賀谷に惚れたきっかけが、お金を渡した後にセックスをしなかったから、というのはちょっとピュアす…
青い空白い雲はるか彼方
凪良ゆうさんの作品は評判の高いものを何作か読んだけど、この作品が一番気に入りました。 あとがきに、凪良さんの積木のイメージは「すぐ崩れるもの」だけど、担当さんは「ひとつひとつ積み上げていく感じ」と返事したとあり、私のこの作品の積木は積み上げていく方の印象だった。 出所後、同棲するまでが一段、クリスマスにケンカし仲直りしてもう一段、この先は、加賀谷の実家と戦って一段、蓮が無事就職して一段と、積み…
夜光花 朝南かつみ
人の記憶を見ることができて、催眠術で忘れさせたり操作する能力を持つ清涼。ある事件の目撃者の記憶を消したことを刑事の秦野に責められ、そこから二人の関係が始まる。 そんな二人の始まりが、レイプというのは結構衝撃的。秦野は父親から性的虐待を受けていた過去があり、その記憶を勝手に覗いた清涼に激昂し、襲ってしまう。けどその後の清涼がどこか飄々としていて、嫌な目に遭ったら同じことをして記憶の上書きをしなけれ…
沙野風結子 朝南かつみ
ましゅ
ちるちるさんのBLニュース『本当に無慈悲なBL』で紹介されていた当作品。 胸をズキズキさせてほしい気持ちで購入しました。 結論からいいますとなかなかに良かったです。 子ども時代から一途に攻めのことを想う受け、航希に胸打たれました。 健気受けで心配になる受けの性格のイライラ度…私はありませんでした。 癪に障る要素がなかった為プラスな気持ちで航希の姿を追えました。 自分は代用品と理…
華藤えれな 朝南かつみ
fandesu
評価が高評価に偏っているのがよく解る! このお話を通して描かれているスペインの空気感が、大声で叫びたくなるほど「ヨイ!」のです。 闘牛場は暑いのです。そして、砂塵が舞っている。 そこに集まる人々の熱狂も、熱いけれどやっぱり乾いている様な気がします。 素晴らしい闘牛を行なえば熱狂的に持ち上げ、無様な様を晒せば地の底まで闘牛士を貶める。 湿度の高い日本で育った私には、この空気はとても魅力的で…