藤井咲耶さんのレビュー一覧

花嫁奴隷 小説

高峰あいす  藤井咲耶 

年の差カップル

2008.1.23発刊。Amazon unlimited
年の差カップル。

朝岡組の末息子・勇紗
イタリアマフィアのボス・クリスティアーノ

病弱だった 勇紗は、母の希望で女装で5才まで育てられていた。
父が主催した園遊会に振袖で参加。
会場で出会った綺麗な外人の青年と、ネクタイピンと簪を交換する。
青年に突然キスをされて驚き、貧血を起こして倒れて、勇紗は青年の名前も聞けなかっ…

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狂愛 -不器用な恋のゆき先- 小説

妃川螢  藤井咲耶 

むむむ

コレは小説なのか?と思ったのが最初の感想。
ポエムというか叙情詩というのか。

主人公達の気持ちが綴られる形式で進んでいきます。二人が惹かれ合っていた要因はなにか?というのが分からずじまいでしたが、恋に落ちる、というのはそういうものなのかも知れません。
寂しさ、が根底にあった二人が無意識に惹かれ合い、だけどそれを意識的には認められない、
青春なのかな。

そして並行して語られる父親の…

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純潔を闇色に染めて 小説

バーバラ片桐  藤井咲耶 

受けがちゃんと活躍するお話が好き

あらすじを見た時に、ヤクザと書道家??とピンとこなかったのだが、意外にも筆耕というお仕事があって、ああなるほど!と思った。現実はどうなのか知りませんが。

攻めが好みの受けを拾ってきて囲う話、というのはよくあるが、その滞在先でちゃんと受けが自分の能力を生かして活躍の場が与えられる、というのは読んでいて気持ちがいい。ただエロいことだけを求められたり、女性の代わりのような役割を求められるのはモヤモ…

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虎狼は愛に餓えて 小説

バーバラ片桐  藤井咲耶 

ヤクザ×ヤクザ

刑事とヤクザとか一般人とヤクザとかは読んだことがあったけど、ヤクザ同士、しかも敵対する組の相手というのは初めてかも。
受けが極道の世界に堕ち切っていないというか、完全に悪に染まり切れていないのが、どこか可愛らしくてよかった。
男らしく腕の立つ受けが、より腕っぷしの強い男に屈服されるのはやはり萌え。

攻めも実はいい人で、その行動理念にはちゃんと理由があるし、受けに執着していた理由も、受けが…

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焦がれる胸にくちづけて 小説

柊平ハルモ  藤井咲耶 

真祐くん家の家計事情を何とかしてあげて

2004年刊。
裏表紙のあらすじから元家庭教師×元教え子の関係を楽しめるかと思っていたが、期待していたものとは違っていた。
正確には外資系プライベートバンク、資産運用コンサルタントの三崎が一時期担当していた顧客家族の面倒を見ていた縁で、その息子である真祐(まひろ)と繋がりがあった、という形のものだ。

真祐の一家はバブル崩壊前後の時期に彼の父親が土地を相続してにわかに資産を持った流れで三崎…

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ナアレフの恋人 小説

谷崎泉  藤井咲耶 

登場人物はすべて癖あり

電子書籍を購入。
挿し絵あり、あとがきあり。
なんとなく、読むものもなかったので手に取りました。
ヤクザもので、シリアスな重めの話。
ではなく、
あらすじから受ける印象とは180度異なるコミカル、ほのぼのな内容です。
鬼畜、辱陵、強姦なんてキーワードがピッタリで、受けが悲惨な目にあっているのですがねぇ。
なぜかクスリと笑みが浮かんでしまう。

とりあえずの1巻の購入だったのが、そ…

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俺を抱いてイケ 小説

中原一也  藤井咲耶 

主人公の恋狂いぶりが面白い

電子書籍で読了。挿絵あり。あとがきなし。

10年前の中原さんです。
それもかなりトンチキの香りが漂うタイトル。
ですが「トンチキなのか?」と問われれば、私としては「……うーん。確信犯という感じはしなかったけど、筆が走っちゃったんでしょうかね?」という感じでした。

ヤクザの家の長男に生まれた真田は、家業から離れ、女から資金を出してもらって喫茶店を営業しているのですが、基本的にはやる気…

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指先で辿る恋 小説

義月粧子  藤井咲耶 

受けが酷いのか攻めが酷いのか

脳外科医×新薬会社の社員という、ややお仕事モードの入ったお話ですが、二人は最初からセフレという関係です。
表紙からしてややベタな…という雰囲気なのですが、葛城の鈍さがツボに入って楽しめた一冊でした。

正直に書くと、特筆すべきストーリーはないような王道作品だと思います。
新鮮味はないけど、安定したBLという感じ。なので、カップリングが好みかどうかがそのまま好き嫌いに繋がりそうです。

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天使の卵料理 コミック

藤井咲耶 

設定にいらいらするかも

とにかく食べ物大好きな食いしん坊のため、食べ物が出てくる作品を新旧問わず読みまくっていて出会った作品。
表紙に3人描かれているので嫌な予感がしましたが…。

クッキングスクールの講師と生徒の高校生、そしてその父親。
何となく高口里純さんの「PINK」を彷彿とさせる設定でした。
あの作品はわたしにとって地雷以外の何物でもないので緊張感が走りましたが、この作品では高校生が講師を好きと自覚する…

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オレ様と王子様 コミック

藤井咲耶 

お父様の顔が見たかった。

とある美形だらけの王族の中に、1人だけ毛色の違う王子様がいましたとさ。 外見だけでなく自分自身を見てくれる人を捜し求めて日本に。 全寮制の名門校に入学したのですが、そこで出会ったのが俺様な生徒会長。 先が読めるお話なのですが、その生徒会長の周りにいるキャラたちがなんか中途半端だったかな。それに王子様の身内関係もなんか中途半端でもう少し掘り下げて欲しかったかも。 だって本当はみんなから好かれてる王子…

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