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夜光花 奈良千春
ふばば
ネタバレ
ぐぬぬ〜… この「騎士」ストーリーは「少年神」の続編ではなく、あくまで「アナザー」な物語であると頭ではよーくわかっているんです。 でも、でも! 私は「少年神」での高潔で潔癖で清冽なランスロットが好きだった… 樹里を身悶えするほど愛し求めていても、体を手に入れて欲しくはなかった。しかも圧倒的な体格差・体力差を盾にして、抵抗を塞いで、嫌がって泣く樹里を… ただの手籠めじゃないですか。 …
榎田尤利 奈良千春
renachi
前作で綺麗な終わりを迎えた本シリーズ。今作はちょっとしたおまけのようなお話? バカンスのはずが仕事を請け負う芽吹。交渉人は休めないというか休まない。愉快な仲間たちと兵頭と舎弟たちも加わって、明るく賑やかだった。 今作の芽吹はまるで探偵のよう。いいところで颯爽と兵頭が現れるのはお約束。交渉シーンはあまりなく、屁理屈をしゃべりまくる芽吹が見られなかったのは残念。その代わりでもないだろうが、心理…
前作で圧倒的七五三野推しになってしまい、正直テンションが上がらないまま読み始めた。今作はコメディ要素がいつも以上に強くなり、新キャラ桃子の何でもアリ感に、一体何を読まされているのか?と何度も目がテンになる。とはいえ大団円のラストは気持ち良く、感動もあって良かった。 芽吹と兵頭は順調なようで、エロもなんだかすんなり。だがそれより父と子のような七五三野と芽吹の会話の方が萌えるという困った状態。 …
前作からの続き。シリアス展開が続く中、芽吹を慕う兵頭の舎弟たちだけが妙に現実離れしていて、小さな緩衝材になっていた。舎弟の一人が観察した芽吹の一日に、やりすぎ感があって笑った。善人ヒーローでほのぼのすぎて面白い。 兵頭は相変わらず環側におり、辛い展開が続く。芽吹がピンチに陥り、助ける役割は七五三野のものになっている。 薄々思い始めていたことだが、このシリーズで一番カッコイイのは七五三野なの…
すごいところで終わってしまった四冊目。コメディ要素は薄くなり、芽吹に影を落とす過去がガッツリ語られる。とはいえ暗くシリアスな雰囲気になりすぎることもなく、新キャラの志津がおばか要員として頑張ってくれていた。 シリーズ中ずっと続いていたのは、芽吹が人を信じられないという自己申告。これには最初から違和感があって、心から人を信じられない人間は自分も信用できず、芽吹のように用心深さに欠ける迂闊なこと…
今作は依頼による事件でなく、芽吹が自ら突っ込んでいき、過去がチラ見えするお話。一作のテンポはもちろん、シリーズが進む中での話の進展もスピード感があって引き込まれる。一冊目はシリーズ開幕のご挨拶、二冊目は事件中心、そしてこの三冊目は芽吹というキャラの深掘りだった。 中心となるのは、芽吹が弁護士時代に担当した一人の青年。二冊目でテーマとなっていた、人を信じるか否かという自問自答がまだ続いていて、…
事件ものシリーズのパターンに則り、二冊目は濃い目の事件で一冊まるごと使っている。コメディ要素も強くなり、軽く読めるラノベ感。テンポが良くて面白く、いくつかの決めシーンは画面的に映えそうだと思った。 今作はタイトルにもあるように、人を信じる信じないの精神論を絡めて進む。理想に縋る芽吹は、主人公としてある意味完璧なんだろうと思った。人としてってことでなく、傷のある人間が共感を呼ぶ論理を組み立てて…
人気作ということで、何の前情報も無しに読んでみた。まず仕事が本当に交渉人で、なるほどこういう職業の話か、と。導入から笑いどころが多く投入され、意外にコミカルなので気楽に読めた。 さらっと実演でお仕事紹介があり、すぐに強引な兵頭の登場。話に引き込む力が強く早い。序盤から一気にぐいぐい読まされる感覚で、あっという間に終わってしまった。 読みやすい文章とテンポよく進む展開、分かりやすく魅力的なキ…
「騎士の誓い」出版社特典ペーパーとなります。 タイトル「愛しき人」 ↓↓↓↓ 本編ラストで、ラフラン湖畔にてついに樹里を抱いてしまった後のお話… 一言、キツいです。 樹里は失神しています。 全裸で気を失っている樹里の身体を拭き清めながら、高揚と後悔を噛み締めるランスロット。 勿論、アーサー王の王妃である樹里に対する恋慕は許されない、まして肉欲など!…
「少年神シリーズ」のアナザーストーリー開幕! …という事で、少年神は全巻読了してから読んでおります。 内容的には5作目の「少年は神の子を宿す」でのランスロットの乱心からの分岐ストーリー。 つまりアーサーは亡くなり。 ランスロットが主役?となっていく世界観。 少年神の方でもランスロットは大変魅力的な登場人物で、この「騎士」シリーズを読むのはとても楽しみだったのですが。 が! ここで…