奈良千春さんのレビュー一覧

最強アルファと発情させられた花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

2作目

他社さんで出た「最強アルファと発情しない花嫁」の続編、おめでとうございました。すっかりパパママになった二人、寄り添い、柔らかい表情を見せる攻めが超素敵です・・なんですがシリアスが不得手なので、お話自体にはあまり盛り上がれず、萌にしました。本編250p弱+あとがき。

子どもたちと幸せいっぱいの生活をおくる黒瀬と五色でしたが、ある日アルファ至上主義者と新しいSアルファの存在を知らされ・・と続きま…

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「最強アルファと発情させられた花嫁」コミコミスタジオ特典小冊子「きっと、大丈夫」 特典

目覚めるオメガ性

兄弟愛、家族愛で揺れる心を支えられる、そんなお話です。BLというより、キャラクターの心情を書いてくださっていて、好きでした。もしこれから購入されるならコミコミさん特典付きをご検討いただいてもよいのでは。

16歳の誕生日を迎えたユウキ。最近やたら眠いし、体調は優れなくって、成績も微妙になってきていて、不安が募ってきています。可愛い弟のカナタはまだまだ無邪気に「サッカー教えて!」と朝からきゃっき…

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「最強アルファと発情させられた花嫁」出版社特典ペーパー「籠城」 特典

籠城3時間

本編とはまた違って、兄弟愛のお話とでもいえばよいのかな。コミコミさん特典さんと合わせて読むと、沁みました!兄弟大切、良いお話と思います。可能ならペーパーあるところで是非。

カナタは絶賛お部屋に籠城中。というのも寄宿学校行きを打診されたから。
大好きな兄弟たちと離れて一人寄宿舎なんてありえない!!!とゴネているのですが、Sアルファである自分が他の兄弟たちにとって危険な存在であることも分かって…

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「最強アルファと発情させられた花嫁」コミコミスタジオ特典小冊子「きっと、大丈夫」 特典

身体の変化に戸惑う心

本品は『最強アルファと発情させられた花嫁』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編後、ユウキが体調の変化を感じるお話です。

ユウキは16才の誕生日を憂鬱な気分で迎えます。

目指していた学校にも受かって友達もできて
充実した日々を送っている
・・・はずなのにこのところのユウキの心は
鉛のように重くなっていました。

まだ7時前でもう一度寝ようとしていると
ドアがそっ…

1

「最強アルファと発情させられた花嫁」出版社特典ペーパー「籠城」 特典

気に入らないのは

本品は『最強アルファと発情させられた花嫁』の
フェア書店特典ペーパーです。

本編後、カナタが籠城するお話です。

カナタはの父も母もSランクのアルファとオメガで
カナタ自身もSアルファですが、兄姉は皆オメガです。

カナタは友達のスマートフォンを借りて
Sアルファについて調べ、
Sアルファがオメガにとって危険な存在だと
書かれた書き込みを見つけます。

その上、
自分…

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最強アルファと発情させられた花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

新たな敵に狙われたのは!?

今回はSアルファである軍人とその番であるSオメガのお話です。

アルファ至上主義者達の活動が活発化し
Sアルファによって攻様一家が狙われる事件の顛末を収録。

この世界には
アルファ、ベータ、オメガという第二の性があります。

人口の7割占めるベータは特質すべき点のない中間層ですが
人口の2割しかいないアルファは全てに優れた能力を持ち
生まれながらのエリートととして世の中を動…

6

「最強アルファと発情させられた花嫁」コミコミスタジオ特典小冊子「きっと、大丈夫」 特典

本編で活躍してたユウキ視点のお話

出版社ペーパーでは寄宿学校への不安からカナタが部屋に籠城していましたが、それを励ましていたのがユウキでした。

そしてこちらのコミコミさんの小冊子は、時系列的にはその前になるようです。

16歳になったユウキは体調の変化から、発情期が近いのではないかと日々怯えていました。
何も知らずユウキを慕って来るカナタに、複雑な思いも抱えているようでした。

そんな時に部屋にやって来たメグと話す…

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「最強アルファと発情させられた花嫁」出版社特典ペーパー「籠城」 特典

成長したカナタ

本編ではまだ赤ん坊だった黒瀬と五色の子どものカナタ視点のお話でした。

既に他のオメガの子たちは成長して、定期的に発情するので武田の処方する漢方で抑えているようです。

そしてカナタは両親から寄宿学校の話を聞いて、ショックで部屋に籠城していました。そのカナタを説得していたのが、本編でも活躍していたユウキでした。ユウキは相変わらず賢くて兄弟思いの良い子でした。

カナタはみんなと離れて暮…

1

最強アルファと発情させられた花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

続編刊行ありがとうございます!

今回もとても面白かったです。夢中になって読みました。
独自のSアルファ、Sオメガという設定がとても魅力的なのです。黒瀬と五色の番の関係もとても素敵でした。
奈良先生の黒瀬はカッコいいし、五色は可愛いし文句無しで好きです!


自分達の子と黒瀬の異母兄の子供たちと、本当の親子のように暮らす様子がとても微笑ましくて大好きです。

そして今作ではそんな平穏な日々を脅かす存在が近付いて来まし…

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ヘブンノウズ 物語 小説

英田サキ  奈良千春 

活かされない霊視設定

前作でカップルが成立し、甘々な雰囲気で始まる最終巻。賑やかに終わり、まさに大団円の幕切れだった。

主なストーリーは、ミツルの養子話から母親殺害事件の真相へ。事件部分は酷評しか出てこないため、詳細は割愛する。
一つだけ言うなら、唯一他の多くの作品と差別化を図れそうな霊視設定が、今作ではさっぱり活かされない。読みながらずっとオカルトどこいった?と思っていた。一応渋澤が旭のピンチに駆けつけた理由…

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