日高ショーコさんのレビュー一覧

夜をわたる月の船 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

鬱だ・・・

最初らへんは意気揚揚と読んでいたんですが、途中からの展開がもう、どうにも・・・
正直、この作品は「神」「萌」「中立」「趣味じゃない」のどれにも評価としてつけられないです。

最初はあらすじそのまま、信頼していた上司・柴岡に異動希望の代わりに自分とセックスするように強要される河瀬。
悩みながらも柴岡とセックスしてしまいますが…
結局柴岡は、河瀬が異動になる前に北海道へ栄転。
自分はセック…

6

夜をわたる月の船 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

萌えはないです。

なんとも感想の言いづらい作品です。はっきり言って私、このお話には「萌え」は一切ありませんでした!!その分、木原さんお得意の人間の嫌な面が、不安定で不確かなものとして描かれていました。人の心なんてわかるものじゃない、ということをまざまざと感じました。木原さん、もうBLって枠じゃないです。

主人公の河瀬は、かつて商品企画部への人事異動と引き換えに、上司である柴岡とセックスをしました。そのことを通…

4

夜をわたる月の船 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

難しい、難しすぎる

帯に不穏なことが書いてあった気がするが私は何も見ていない、と自分に言い聞かせ、もちろん裏のあらすじも見ず、口絵を無視して本を開きました。まさかの二段組に衝撃を受けつつ、先へ先へ。
…まだ整理がつかないので、箇条書きのような感じで。ネタバレありです。


とにかく柴岡が性悪すぎる。嘘はつくし口が悪い。死にたがり。けれど愛されたがり、なのだと思う。真っ当な愛され方をした経験が無いから(母親との…

6

嵐のあと コミック

日高ショーコ 

恋に振り回される大人

シグナルでクセのある脇役として登場したゲイの榊がメインのお話(シグナル読んでなくても問題ないですよ)

榊をシグナルで見た時は掻き回し役って感じで傍若無人な奴だなぐらいの印象だったんですがね。

以前一度だけ本気で好きになった相手はノンケの友人で、本気だからこそ関係を崩すのが怖くて言えなかった。
だからゲイ同士の割り切ったドライな恋愛をしていた榊でしたが、好みのタイプの岡田に出会ってしまうんですね…

3

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

恋愛ってエネルギーがいるね

恋愛の浮き沈みを松岡と共に味わえました。
「女装」という悪癖に最初はひいたのですが、いや~松岡、むちゃくちゃいいです。
今までに読んだ木原作品の登場人物の中で一番好きだー。


上巻の前半は、不器用な優しさを持つ寛末に、少しずつ惹かれていく松岡の気持ちが丁寧に描かれています。
江藤葉子目線で見る彼は、本当に優しいです。

女装は完璧でした。
行動も女性的です。
男だなんて欠片の…

5

リスタート コミック

日高ショーコ 

絵的には◎

ネットでチラ見して購入。
絵はきれいだし、上手で結構すきな感じなんだけど、なんだろ…ちょっと表情が乏しい?のかな???
でも、時々ドキッとするような表情の時もあるんだよね~。

「リスタート」「ステップ」「リバース」「コンタクト」
売れっ子後輩モデル・アキ×売れない先輩モデル・匡
匡に憧れてモデルの世界に足を踏み入れたアキ。
お互いに酔ったイキオイでHして以来、ぎくしゃくした関係が続…

2

嵐のあと コミック

日高ショーコ 

なんだか切ない。

ゲイのインテリア会社社長・榊×ノンケの取引先担当者・岡田

ゲイとノンケ。
考え方が違うだろう2人。
だから、榊は踏み込めずに自分の感情の波が収まるのをただ待ち続けて。
それでも、嵐のように吹き荒れる感情に動かされるように行動してしまったり。
相手がノンケだから、どうせうまくいくはずがないと思ってるようなとこがあるというか、始めないようにしようとしてる榊がなんだか切ない。
一過性のも…

2

憂鬱な朝 1 コミック

日高ショーコ 

桂木がステキ。

時代モノですね。
というわけで時代モノならではの爵位とかそういう肩書に対する思い入れみたいなのが絡んできたりするわけですが。

最初の方はオールバックの桂木にちょっと馴染めなかったんですが、後の方は髪型もそこまでかっちりじゃなくなったのでビジュアル的にも個人的には見やすくなりました。
というか、徐々に桂木の生い立ちとか背景とかが見えてくるにつれて、その下ろした髪とかにも色気が漂ってくるとい…

2

リスタート コミック

日高ショーコ 

破壊と、再生

攻・工藤彰広 売れっ子モデル
受・吉沢匡 落ち目のモデル

2人の出会いの時点では、匡は売れっ子モデル。
彰広はスカウトされたばかりの高校生。
それが3年の間に立場は逆転し、彰広は超売れっ子に。
匡のレギュラー仕事はすべて彰広に奪われてしまい…。

半分自棄になりつつも、キッパリとモデルをやめることもできない匡。
アキと成り行きで寝てしまったのですが…アキは出会ったときから匡に惚…

6

嵐のあと コミック

日高ショーコ 

ジリジリ、悶々とした萌え

この作品、榊のグルグル、うじうじ、悶々とした様子がイイ!
三歩進んで二歩下がる的な進度で、少しずつ変化していく
岡田との関係が、読むがわからしてみたら、ジリジリ萌えるわけで…

それにしても、岡田!「オカマっぽいね 榊さんて」
悪気はないにしても、それは、ひどいでしょう!っと、
ちょっとイラっとしました(泣)
それが、榊のノンケへのトラウマを浮き彫りにさせたきっかけだったので、
必…

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