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39/130(合計:1295件)
日高ショーコ
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ネタバレ
初コミックスですね!短編集です。 日高ショーコさんの作品は、あの長編大作を2作積んでいてまだ読んでないのですが、いつもレビューの難しいお話だなあと思います。 今回は短編集ということでBLにこんなことを言ってはいけませんが、世の中にゲイしかいないんじゃないかと思えてきます。 〈足りない時間〉 優柔不断で執着しない攻め。高校生の時に受けに手を出して、卒業以来2ヶ月前に突然受けが訪ね…
まりぽん812
全サ小冊子だった本作品。後から木原さんの作品にはまった私には本当にありがたい電子書籍での配信です。電子書籍なのに、プリントアウトして小冊子みたいに綴じて、本編2冊と共に手元に置いているという…。思い出したときサッと手にとるには、やはり紙がよくて。何度読んだことか。もう好きすぎて…すみません(笑)。 やっと結ばれた寛末と松岡。物語は、二人が新幹線の駅で別れた後、松岡が職場に遅刻するところから始…
ふばば
7巻です。 もう完結の運びという事で、1巻から積んでいた本作を一気読みしているわけですが。 う〜〜ん… 美しいですよ。それはもう。 華麗で。 身分制の縛りからくる禁断性や。 家制度の窮屈さや。 若き子爵の一途さや。 はじめは冷酷だった年上の桂木が、やがて甘く彼を受け入れていく様子や。 桂木が抱えている(らしい)出自に関する業や。 この設定や時代考証の重厚さ、絵柄の美しさ、BL的…
6巻です。 激動だったはずの5巻ののち、エッという位落ち着いた日々。 暁人は(表向き)病気療養をする、桂木は引き続き石崎の大番頭、森山侯爵は久世家から引く事。 そして桂木は暁人にあれこれ言わなくなった。好きだと言う以外… 何度も言うけど、ここに違和感を感じてしまう私。損してるなぁ〜。 そして両想いなのに独りで留学をしようとしている暁人と、それを知っても聞いてないふりをする桂木。それはお互…
5巻です。 4巻末でこの時代物メロドラマもハッピーエンドに帰結するのかという流れ?と思いきや。 森山侯爵邸での夜会にて、またしても思惑が入れ違いになる…! 韓流ドラマか…⁉︎ こういう波乱、波乱、また波乱というの、好きな人にはたまらないのでしょう。ですが私はイマイチです。 そりゃあ、時代が違うし、身分制が厳しくて家制度と恋愛が乖離している世界での、当主と家令、しかも男同士で。障害はいくら…
4巻です。 冒頭、いきなり下々の暮らしを実行している暁人の姿。 何をしているのかと思いきや、爵位を捨てる気でいると言う。 あゝまた桂木の意図と暁人の行動のすれ違い…! 元はと言えば桂木が思惑を何も語らない事で暁人が憶測してまた憶測して、それでやっぱりわからずに自分の考える事をやってしまうから、いつもいつも桂木がイラついて怒る展開。 桂木は久世家のため、暁人は桂木のため、それは一致せず、交…
木原音瀬 日高ショーコ
初めて読んだとき、口絵イラストの寛末のセリフ「(松岡に)キスしたい衝動が押し寄せてきて…」に、すごく驚いたのを思い出します。上巻を読んだ後では、寛末が松岡を好きになる展開が全く想像できなくて。 付き合っていた葉山さんと別れた寛末が、松岡に「好きだと思うんだ」と告げる踏切のシーン。松岡はしゃくりあげて泣いてしまいます。『涙が落ちる分だけ、気持ちが崩れる。辛うじて自分を保っていたものが、もっと弱…
3巻です。 冒頭から一気に「久世家当主」としての存在感を増す暁人の姿。 ということは当然、桂木とのズレが生じる。 単独で動いて森山侯爵より実業家の石崎に近づいたり、家での習慣を変えようとしたり。 また、2巻から現れた雨宮が桂木の出生の秘密を遂に突き止めてあれこれと画策している。 桂木は桂木で、どうやら暁人に情がわいてきたよう。 その心境の変化は、正直分かりづらいかな…暁人の一途さが桂木…
2巻です。 冒頭は、養子として迎えられ勉学に励む少年時代の桂木。 しかし、先代久世子爵には実子のお世継ぎが誕生なされた…存在の不安定さに直面する桂木。 なら彼は後から来た暁人を憎んでいるのか?そんな憎い相手から主従をかさにきて強姦されたのか? 暁人サイドから見れば、心は桂木を恋い慕っている。そばにいたい、そばにいてほしい、それだけだったのに… だが実際現象だけ見れば、暁人は自分が主人であ…
この大作もこの度完結を迎えるとの噂をきき、1作目から積んでいた本作を遂に7作目まで実読!いたします。 わくわくどきどき。 …と読み出し、はて。昨日まで読んでた「獣」シリーズ(藤崎こう先生作)と設定かぶってる。 10才の御曹司と優秀な教育係。 しかし、こちらの教育係・桂木は非常に冷たい。 幼い暁人に優しい言葉一つかけず、取りつく島の無いような態度。 暁人は反発よりも認められたい一心で彼な…