憂鬱な朝(4)

yuuutsu na asa

忧郁的早晨 4

憂鬱な朝(4)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神353
  • 萌×224
  • 萌8
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
41
得点
1886
評価数
388
平均
4.9 / 5
神率
91%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
憂鬱な朝
発売日
価格
¥648(税抜)  ¥700(税込)
ISBN
9784199605192

あらすじ

桂木(かつらぎ)は先々代の庶子だった…!!
事実の発覚を機に、暁人(あきひと)を外から支えようと、
久世(くぜ)家を出て石崎(いしざき)家に入った桂木。
ところがある日、暁人の不穏な噂を聞きつけ、
急遽別宅を訪ねてしまう。「もう会ってくれないと思っていた」
はかなく笑う暁人は、爵位を桂木に譲るため縁談を破棄、
森山(もりやま)侯を脅迫した、と衝撃の告白をして──!? 

(出版社より)

表題作憂鬱な朝(4)

久世暁人(学生・久世家当主・子爵)
桂木智之(久世家元家令・石崎家大番頭)

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レビュー投稿数41

封じ込めたはずの熱が溢れ出て…。シリーズ中最も評価の高い第四巻‼︎

この第四巻の評価が最も高いのは、やはりあの冷静な桂木が自ら暁人さまを抱き寄せ、混乱しながらも触れたいという気持ちに抗えず、淫らに抱かれてしまうという、熱いシーンがあること。さらに終盤では決して言葉にする事なく逃げていた、その事で暁人さまを苦しめていた桂木が、自ら暁人さまに告白したことだと思います。『夢でもいい…。』と暁人さまが望んでいた言葉。たった一言。「…好きです。」と。

暁人さまは桂木がかつて望んだ様に、久世家を陞爵させ、桂木を当主として久世家に迎え入れる為に奔走します。その為に邸を出て、石崎の元女中が住んでいた下町の家に(たぶん、身分を偽って)下宿する。初めて商店で買い物をしたと言い、女中が飯や風呂の支度をするのを初めて見たと話す暁人さまをいたわしいと思う桂木。
桂木は石崎家に将来、暁人さまの後ろ盾になって頂くことを条件に石崎家の大番頭になる。そして、石崎の教育係にもなる。石崎は暁人さまの親友でもあるので、やはり桂木も信用しているのだ。「お前は俺をも久世家の為に利用するつもりか。」と言いながらも、石崎はとても良い男なので、『今はこの二人をどうにかしてやりたいと思ってしまっている。』
この二人の思惑に振り回されているのは石崎家だけではない。雨宮から、桂木が先々代・直弥さまの庶子である事を知らされた、桂木家当主・高之は、全面的に暁人子爵の味方をすると誓う。久世家を疎ましいと思う以上に、この男は昔から優秀だと言われてきた智之を気に入らないのと、父が旧態依然として久世家に平伏して来たことが許せないのだ。
そして、娘が西園寺家に嫁いだこの大事な時期に、暁人さまに脅迫され、久世家の陞爵を求められる森山侯爵。
また、旧いしきたりに囚われず、時代に沿った新しい在り方を模索する暁人さまについて行けない、久世家の使用人や旧領地に残る家臣達を不安にさせている。「だけどお前なら、お前が当主になれば、家の誰もが喜ぶよ。」と桂木に告げる暁人さま。暁人さまはただ、桂木の幸せの為に、久世家に仕える人々の為に。桂木に居場所を作ってやりたいとだけ望む。暁人さまの想い。深い愛情。
ところが、そんなものを受け入れられる筈も無い桂木。ただ、これまでと違うのは、暁人さまの覚悟を知ったからこそ、その気持ちに全力で応える決意をしたのだと思います。初めて告げる告白。「好きです…。暁人さま…。どうか私をあなたのお側に。」(プロポーズ⁈)

暁人さまのダダ漏れの恋心は親友の石崎だけでは無く、新しく家令として迎えられた雨宮にも直ぐにバレてしまいます。桂木の幼い頃を知っているという、雨宮に「僕はお前に嫉妬してるんだよ。」と可愛らしく話す暁人さま。全体にシリアスなムードで進行しているので、緊張感がハンパないのですが、ここ少しホッとしてクスリと笑えます。

お互いに久世家を譲り合う事に埒のあかなかった桂木と暁人さまでしたが、桂木は一つ突破口を見つけます。それは、暁直さまが家系図からも外されていた、直弥さまのもう一人の庶子、妾腹の子、暁直さまの弟君に久世家をお譲りする事。この桂木の企みは次巻へ持ち越されることになりますが…。
わたし的にはちょっと納得しかねるんですよねぇええ。もぅ‼︎ 暁人さまを支えて、二人で久世家を盛り立てて行けばいいじゃん‼︎ などと思ってしまうんですよ。どうしても。きっと、作者の意図としては。家からも、旧いしきたりからも、解き放たれてこそ。二人はようやく「個人」として幸せになるんだろうと。そういう結末を用意してくれているのだろうと。期待もし、望んでもいるのですが。家を捨てるという事が本当に良い事なのか。とても悩ましかったりもするのです。そしてそんな私のもやもやを他所に、うっすらと夜は明けて行きます。

1

絡まって解けない糸のように。憂鬱な朝4

4巻です。
冒頭、いきなり下々の暮らしを実行している暁人の姿。
何をしているのかと思いきや、爵位を捨てる気でいると言う。
あゝまた桂木の意図と暁人の行動のすれ違い…!
元はと言えば桂木が思惑を何も語らない事で暁人が憶測してまた憶測して、それでやっぱりわからずに自分の考える事をやってしまうから、いつもいつも桂木がイラついて怒る展開。
桂木は久世家のため、暁人は桂木のため、それは一致せず、交わりもせず、2人はどんどんこじれる。
桂木も、暁人も、雨宮も誰も彼も、その場で思惑は明かさずの思わせぶり。
こういう展開は作者様がこの作品で用いている手法なのでしょうから、こちらは作者様の描く通りに読むしか無いのですが、私個人はこの方式、非常に読みづらい。
3巻末で結局桂木は久世の家を出て、この4巻では石崎の大番頭になっている。でもそれすらも暁人のバックに石崎をつけようとしての事。なのに。
顔を合わせてしまえば暁人の熱に引きずられて、借家の2階で熱く抱き合う。
ここもBL的にはいいシーンで眼福ではあるけれど、いつから桂木は暁人にほだされた?いつから心でも暁人を求めるようになった?
それでいて事後に手を振り払ったりして、暁人にしてみれば桂木の心が今では自分にある事など分からないでしょう。
…とごちゃごちゃこじれておりますが、クライマックスは森山侯爵邸に持ち越しとなります。

ラスト数ページの、この久世家を二人でどうにかいたしましょう、という言葉、そして一生涯あなたに応える、と。
ここは絵柄の超絶的な美しさと共に、遂に2人は和解し手を取り合うのだ、というメロドラマのカタルシスが得られる…のですが。

実はこの先まだまだ2人に甘い両想いの空気など起きないのですよね…

0

ついに...

憂鬱な朝シリーズの中でも一番評価が高いのも納得です!この巻は暁人と桂木の関係が大きく変わるひとつの区切りになっています。もちろん、まだお互いの腹の中を探り合っている二人ではありますが、桂木の暁人への愛情がしっかり感じられ、切ないくらいでした。やっぱり、4巻の一番のお気に入りのシーンは、桂木が暁人と抱き合っている途中に、涙を流すシーンです!いつも理性的な桂木が、自分の感情をコントロールできなくなるくらい、暁人に心を奪われてることがわかって、嬉しかったです。そして、ラストの桂木の告白は、暁人にとって待ち続けた言葉だったので、本当に胸に迫る思いがしました。やっとここまできたか...と一安心でした。

1

断然一気読みがオススメ

はっきり言って、ずっと神評価でも良かったのですが自分の中ではこの巻が一番盛り上がったので今までは神にしておりませんでした。

ふーっ。一先ずは、お疲れ様と言いたくなる。
小さい頃から憧れて、桂木に認めてもらいたくて、自分を見てもらいたくて、体を繋げてからもまだ心が貰えなくて、段々こちらを向いてくれるようになったと思ったら出ていかれて…。暁人さまにしてみれば、この4巻までがとてつもなく長い年月でした。ようやく言葉にしてもらえた時の暁人さまのお気持ちを考えると、泣いてしまいそうです。泣かなかったのは、これが再読だから。

ご存じの通りまだまだ試練と騙しあいが続きますので、しつこいようですが一気読みをしてください。

2

心が震える巻。

私が憂鬱な朝という存在を知った時にはまだ4巻しか出ていませんでした。
一気に4巻まで読んでしまったために5巻が出るまで待つのが本当に辛くて辛くて、何度4巻を読んで続きを待っていたことか。
セリフもほぼ覚えてしまうほどに読み込んでいても、二人の逢瀬のシーン、最後の桂木と暁人さまのシーンには毎回心が揺さぶられます。

身体を繋げる時にお互いの服を脱がせ合いキスをする場面がありますが、時が止まったような静寂が二人を包んでいるように感じられました。
まだ二人を取り巻く問題に解決の糸も見られてはいないけれど、今この時だけはしがらみから解放されて二人だけの大切な時間が流れているように。

今はこんなことをしている場合じゃないとわかっているのに抱き合うことを止められない。
今までの桂木のことを考えるとありえないことですよね。桂木は自分の気持ちが明らかに変化していることを認めざるを得ず、気持ちが溢れて涙します。
もうね、萌えるなんて簡単な言葉では言い表せない気持ちが読むたびに渦巻くのです。

最後のシーンは簡潔に言ってしまうと、やっと思いが通じた瞬間なのですが、両思いになれてよかったねーなんて軽いもんじゃありません。
暁人の桂木への強い深い気持ちを知っているからこそ、桂木の今まで頑なまでに暁人を拒絶してきた経緯を知っているからこそ、今そこにある二人の思いに激しく感動するのだと思います。

こんな気持ちになれる作品は滅多にありません。
まだ憂鬱な朝を読んでない人にはぜひ読んで欲しいと思います。



6

キターーーーーーーーーーーっ!

真っ直ぐで情熱的。
ガツガツ気持ちがストレートにわかる暁人とはうってかわって
少しずつの変化は見えるものの・・というところだった桂木がついに落ちた。
家の為、地位の為ではなく
気持ちも体も完全に手の届くところに降りてきた。
泣きそう。や、泣く(´;ω;`)ウッ…
あの桂木が・・と思うと感無量なのであります。
むしろここでハッピーエンドでもいいと思うの。

とはいえ、
桂木は別の家で働き始めるし、
暁人は家を出てるし。
まだまだというところですね。
読めない展開、次回はもう少し幸せなその後が見たい。

5

うわああああとしか言えない

途中のエロとあと、ラストにめっちゃドキドキというか…なんというか…
うわああああですね(何
2人の関係の進展になんだか少しほっとしました
ただ、内容が濃くて頭が悪い自分には理解が大変(汗
でも何回も読みたくなる作品です

3

日高作品の中で一番好きです

絵が美しすぎるし、キャラクターもストーリーも全てがツボです。

暁人が借りている石崎息子の家に桂木が訪ねていったシーン
「お前は器用だから・・・」と桂木の目を隠すシーン、
喉の奥がぎゅーっとなりました。切なすぎる。。。。TT

と思っていたら、最後の数ページでの感涙!
やっと言ってくれたのね、桂木。暁人の涙目の「知ってる」で一緒に泣きました。

恋愛進行の面ではわかりやすいストーリー
時代背景と爵位云々などに関しては少し無理があるかな〜と思いますが
主人と家令(執事?)というシステムを自然に取り入れるにはこの時代が一番フィットしますもんね。
親友の石崎は、何か裏がある重要な存在なんじゃないか、、と思っていましたが違ったようでホッとしています。

あと、特典ペーパーなどに結構重要なストーリーが描かれているとのことで、手に入れられない地域の人たちはとっても悲しいです。。。
なんとかウェブなどで情報仕入れていますが、まとめて
買えるようにしていただけると非常に嬉しいです!


最後に私も言いたい。
ふんどしの締め方、youtxxeで観てしまいました〜 ^o^

5

最高すぎるっ‼‼

やはり日高ショーコ先生は神です!
この作品はもう最高傑作‼

暁人の「もうお前しか好きになれない」の言葉を聞いて、暁人への気持ちが溢れだした桂木。
二人の想いが止められなくて再び結ばれるシーンは美しすぎて何度も何度も読み返しました。
そして最後に桂木がようやく口にした暁人への想い…
桂木が想いを告げる日がくるなんて‼
ショーコ先生、本当にありがとうございます❗
4巻は切なすぎて身悶えます!
話の展開、魅せ方が上手くてしびれました。
もうこの世界にどっぷり浸かりすぎて、しばらく出てこれなそうです…

3

初めて言葉にした思い

 今までで一番ドラマチックな巻になりました。暁人がすごく変わりました。大人になった?冷静になった?違うな、どう表せばいいんだろう?久世家に縛られる桂木の昔の野心を知って、桂木に居場所を、久世家を与えようと決心して、何よりも切望していた桂木を手放してでも、彼の望みを叶えたい、桂木に永遠を与えたいと願い、そのために強くなる。そして桂木は外から暁人を支えようと久世家をでて、石崎家を利用する。お互いの思いは確かに伝わっているのに、久世家や関わってきた人々の存在が大きすぎて、どうにもならない。優雅で素敵だわ~と思っていた上流階級のお話ですが、ここまで拗れると、旧家も名家もただ煩わしさしか感じません。もうなにもかもどうでもいい。ただただ幸せになってほしい。自分の幸せが相手の幸せでもあると早く気がついてほしい。切なくて切なくて、どこを読んでも泣けてしまいます。

 冷静だった桂木は暁人の愚行を聞いて、暁人が借りる家に駆けつけます。声を荒げる桂木に、そばにいろ、お前が欲しいと時には涙して激しく感情をぶつけてきた暁人が「お前が僕のことを忘れて、自分のためだけに生きることが出来る、それだけで僕は嬉しいんだ」と静かに語りかける姿が、途方もなく悲しかったから、桂木がそのまま暁人の首を抱きよせて愛しあった時は、ずっと涙、涙でした。切なさと萌えがたっぷりつまったSEX。暁人に優しく丁寧に抱かれて、桂木は思わず大きな声を漏らし、堅く握りしめた拳は暁人に開かれて、しっかりと握りあう。自重できない自分に嫌気が差すのに、泣くほど嬉しいと思ってしまう。あの桂木が泣いているんです。乱れた髪で瞳は見えないけれど、涙が流れ落ちて・・・。言葉にせずとも思いが溢れてきます。そして沢山のかたがレビューされていますが、桂木の褌のチラリズムの色気には目眩がするほどです!このシーンだけでも神を付けたい。

 石崎が言うように桂木を取り戻して、一緒になれればいいけれど、二人が一緒になると言うことは久世家の血が絶えると言うこと。それならば、後継ぎの残せない自分より、桂木が当主としても適任だと考えている暁人。桂木は新たなる策を実行するために暁人の元へ向かい、暁人が切望していた言葉を口にします「好きです。」と・・・。夢のような言葉をもらい「知ってるよ」と呟く暁人の切ない顔にまた涙してしまいました。

 どうか桂木の策が上手くいきますように。そして桂木自身も自分の幸せを疎かにしませんように!

5

この作品が収納されている本棚

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