憂鬱な朝(8)

yuutsu na asa

憂鬱な朝(8)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神167
  • 萌×27
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

8

レビュー数
20
得点
873
評価数
178
平均
4.9 / 5
神率
93.8%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
憂鬱な朝
発売日
価格
¥720(税抜)  ¥778(税込)
ISBN
9784199607714

あらすじ

亡き先代の面影が残る鎌倉の地で、思い出す確執と擦れ違いの日々──暁人の渡英が迫る中、過去と向き合った桂木は「二年間は長すぎます」と本音を吐露してしまう。そんな真摯な桂木に、暁人は「一緒に英国へ行かないか?」と旅券を渡して…!?久世家を守り、未来を繋げるために、二人が歩んだ恋の軌跡、ついに感動の最終巻!!

表題作憂鬱な朝(8)

久世 暁人(久世家当主・子爵)
桂木 智之(久世家元家令、29→31)

その他の収録作品

  • Last scene
  • あとがき
  • epilogue「Life is just biginning」

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レビュー投稿数20

唯一無二の作品

私に悶えるという感情を与え続けてくれた作品が遂に完結…!!
日高先生10年間大変お疲れ様でした!そして、こんなに素晴らしい物語を、本当にありがとうございました!
最終巻をやっと読み数日経ち、想いが抑えきれず、初レビューさせて頂きます。

私は4巻発売少し前から憂鬱な朝を読み始め、約6年間この作品を追いかけてきました。3巻まで一気に読んだ当時、時代背景やお家騒動もがっつり話に絡み、憂鬱感溢れるこの作品を読んだ時は衝撃的でした。
こんなに苦しいBLがあるのかと…。
いや、もうこれはBLじゃない。
2人の素晴らしい歴史物語だと思いました。
そして、4巻で桂木が暁人様に想いを告げた時は、暁人様になったかの様に歓喜しました。
周りの腐友人の多くに、今すぐ読め!と全巻セットで貸しまくり、友人が「自費で漫画全て買った」という報告を受ける度に、営業で成績を上げたかの様な満足感を感じる程、作品にのめり込んでいました。褌萌えを教えてくれたのも、この作品です。

そして、憂鬱な朝の新刊が出ると知り、調べると最終巻の文字…
ずっと、終わりに近づいているとは思っていましたが信じられませんでした。実際に購入した後も、数日ページをめくる事が出来ずにいました。1巻から読み直し、気持ちを整え、遂に8巻を読み終わりました。

今までお互いの事を想うがあまり、行動がずれまくっていた2人でしたが、お互いの為ではなく、自分の信念の為行動し、自立していく2人にじわじわと感慨が溢れてきました。
また、暁人様が桂木を渡英に誘った事には少し驚きました。
鎌倉で蜜日を過ごした後は静かに別れるのだろうと思っていましたが、私の予想など遥かに超えて2人は好き合っていました…。桂木はやはり残る事を選びましたが、銀時計を貰った時の表情や、暁人様が出立する前のベッドでじっと見つめている目から、未練というか、暁人様と離れたくないという想いが溢れていて…ありがとうございます。

海で2人でじゃれ合っている時も、外でやろうとする暁人様に手を払う桂木…その冷静さというか、つれなさ。とても好きです。日高先生もあとがきで言っていた通り暁人様好きすぎてしまった桂木ですが、どこかつれなさを残して頂ける所がとっても好きです。
暁人様の手紙読み切れてない所も好き…。暁人様のいつか外でやってやる、という台詞に期待してしまった人は私だけじゃないはず。

2年後、暁人様が帰国してきた時に2人が再会するシーンはありませんでしたが、暁人様は一直線に桂木に飛び込み、桂木は伸びた髪に苦言を言いながらも嬉しそうに抱きしめるのでしょう。妄想すみません。
あと、石崎の成長した姿、カッコよかったですね。

そして最後には、手を繋ぎ肩を並べて歩く2人…
暁人様が願っていた姿そのままな事に、感激しました。2人が明るい朝を迎えられている事が何よりの幸せです。

言いたい事は沢山あるのですが、漫画を読まなければ分からない魅力が多く詰まったとても素敵な大切な作品です。
今までこんな素晴らしい物語を届け続けて下さった事に、憂鬱な朝に関わった皆様に感謝感激です!!
毎秋の楽しみがなくなり、とてもとても寂しいですが、この作品はずっと忘れません。
まだまだスペシャルbookも発行される予定との事で、とっても楽しみにしています!
素晴らしい名作に出会わせてくれて、ありがとうございました。

5

光り輝く朝。堂々の完結編‼︎そして、これでさようなら。(涙)

終わってしまうのが、本当に嫌で…。読んで仕舞えば、終わってしまうので。買ったはいいものの、読むのを躊躇っていました。私が読まなければ、いつまでも終わらないのだと思ってみたり。また、その終結にガッカリさせられるのではないかと、恐ろしくもあったのです。それほど、この物語は特別でした。これまで、じっくりと読み込んで来たと自負している読者のひとりとしては、やはり全てが想定内だったと申し上げるほかありません。桂木は自身の立ち位置を得、暁人さまの渡英には着いて行かないだろうし、暁人さまは、桂木の心の不安、不信の元となっていたその出自を明らかにするだろうし、直継さまの遺志を受け、その子供、直矢さまの後見をするんだろうし、未来の久世家とそれ以上の発展の為に、書生として受け入れた若者たちの指針になるであろうことは容易に想像し得るものでした。
ただ一つ、驚いたのは、総一郎の縁談‼︎ 何、このミラクル⁈ さすが、桂木‼︎ 総一郎は、自身が悔やんでいた様に、その初恋を苦い想い出として終わらせるのだとばかり思っていました。桂木が諭した様に、総一郎には暁人さまの様に選び取り、責任を取る覚悟は無いのだと。ここでも桂木の奸計と愛情深い結末に涙させられます。『あなたの味方は、この私だけです』と桂木の言った言葉。涙腺決壊です。ハリボテの身分など、意味を成さないが、それを装ってさえすればまかり通る。その馬鹿馬鹿しさを逆手にとって、一石を投じた策略だとも思いました。総右衛門殿はもちろんカンカンでしたが、この先、総一郎が覚悟を決めて進んで行きます。そして、遂には総右衛門殿も桂木とは和解するのでした。

暁人さまが桂木に贈る、揃いの指輪ならぬ、揃いの銀時計というのも素敵でした。これは、学院の首席が代々贈られるという曰く付きのものでしたが、桂木は首席であったに関わらず、先代の暁直さまに「平民出が首席を取り続けると、余計な敵を作る」と指摘され、最終学年ではワザと首席を取らず、賜われなかったもの。そして、暁人さまにとっては、やはり首席であったのに、隠遁生活を余儀無くされた為に、首席を続けることが叶わなかったもの。そして、この時計は二人の「これから」を刻む時を象徴するもの。暁人さまが渡英する際に互いの名を刻んだ時計を交換するという桂木もロマンティックです。あの律して崩すことの無かった桂木の甘い甘い願い。着替えて見送る事をせず、ベッドに突っ伏したまま、見送る桂木は色っぽかったですね♡ そのしどけなさに暁人さまも相当後ろ髪を引かれたに違いありません。

暁人さまの渡英、2年後の帰国まで描かれていたのも嬉しかった。表紙の暁人さまの髪がなぜ、そんなに長いのかと思っていたのですが、あまり整える事もなく、ただ伸ばしていたのでしょう。 epilogue で、台詞は無いですが、「髪を切れ」と言っている様な桂木が微笑ましい。私も、暁人さまは短い方が好きです。

また、桂木が先代の暁直さまに認められたいと願い、叶わなかったと思い続けて来たこと、幼ない暁人さまと過ごした『悲観的だと思って来た』状況を『今、思えば、私は…。幸せな処に身を置いていたのだ。』と思えるまでになれた事。桂木の心を救った物語にもなっていて。とても幸せな気持ちになれました。願わくば、渡英はハネムーンでは無く、桂木にとっても学ぶことがあったとも思うので、行かせてあげても良かったのに、とか。この2年の間に「時間はありません。来週には紡績工場の役員会に出るので。」と、(昔の船旅だから無理⁈ どれくらいかけて行くのかしら。)突然慌しく会いに来る桂木、とか。そういうのも見てみたかったです。二人のあまあま後日談は、来年刊行予定の特別版を期待して。やはり、読めて良かったと思うことにします。
でもやっぱり寂しいな。寂しくてたまらないよ‼︎(涙)

4

他に類をみない名作中の名作です!!

連載から10年…長いようであっという間に過ぎて、いや…長い10年でしたね。日高ショーコ先生本当にお疲れさまでした!!そして、何より心から感謝申し上げます。こんなきれいで素敵な世界、私は知りませんでした。

8巻というBL作品の中では長い巻数で、時代は明治…現代とは違う制度や価値観の中ですすむ内容には正直難しさもあり、なかなか意図や考えがわからずに、何度か読み返して理解することもありました。言葉や制度の意味がわからず、調べた事も何度かありました。
だからこそ、「憂鬱な朝」という世界にどっぷりとハマり、8巻を手にした時は読む前から胸に熱いものが込み上げました。

鎌倉で過ごした日々は「憂鬱な朝」の中では驚くほどに穏やかでゆっくりとして、お互い身体だけじゃなく心に触れ、ゆっくりとしっかりと強く繋がってゆく様が温かく心地よく伝わりました…暁人さまじゃないけど、本当に夢の様でしたね。そして、私も高之さん雨宮と同様、絶対に桂木は暁人さまと英国には行かないと思っていました。夢の中では生きていけない、現実で…その言葉通り己の足で立ち歩んでいけるよう、先を見つめながらも今をしっかりと生きていくふたりが輝いて見えました。二人の選んだ各々の道は、何度も曲がりぶつかり遠くなりながらも、最後は真っ直ぐ太い一本道になったように感じました。

8巻を手にとって、表紙の銀色に輝く「憂鬱な朝」の文字と二人の手をとる姿に胸が熱くなり、読みながら暁人さまの桂木を抱きしめる手の強さに桂木の表情にぐッときて、出港前に身体を重ねる二人に顔がほころび、船内で泣き崩れる暁人さまにもらい泣き、ラストの笑顔で手を繋いで肩を並べ歩き始める暁人と智之にもう…もうもうっ、胸が痛くなりました。終始、涙で視界はボヤけっぱなしでした…心が感じて動いて感動ですもんね、本当に感動しっぱなし。

銀時計に刻まれた通り、名にも生にも家にもとらわれない、何ものにもくくられない従わない「暁人」と「智之」は本当に眩しいくらいでした!!

あと、脇勢のそれぞれもしっかりと描かれています。総一朗とこふさ…予想的中し、やはり嬉しい結末でした。

日高ショーコ先生、完結おめでとうございます!!
私の中に、ずーーーっと暁人と智之は生きております。

6

全部完璧です。ありがとうございます。

この作品に出会えて幸せです。

2人とも強くて男らしいのが大好きです。
遺言書を託して旅立つ暁人と、旅券を渡されてなお付いては行かない桂木。
まさに夫婦の中に男が2人、リーダーが2人と言う感じ。
守り守られる関係、また主人と従者の関係ではなく
肩を並べて歩く関係。これが2人の苦悩と努力によって
達成されたのだと思うと本当に感慨深いです。

ハピエンで良かった!
えっちしてる時に桂木が好きって言ったし、気持ちいいって言った\(^o^)/
何かもうそれだけで泣けるぐらい2人ともよくここまで頑張りました。。
あと、「2年なんて短いよ」と強がった後に
1人でガン泣きする暁人がどこまでも尊いです・・・

2年後も書いてくださってありがとうございます。
感謝しかないです。

7

これ以上なく好きな作品でした。

二人の葛藤とか思慕とかが入り乱れた作風が大好きな作品でした。最後は今までの伏線が回収され綺麗にまとめられていました。

桂木の渡英に関する展開も良かったし、これまでにないくらいの蜜月関係もあったし、新しい当主を受け入れる事ができた結末も良かったです。

だだ、既刊での複雑な心理描写を加えた展開が好きだったせいもあり、そして大好きな作品なだけあって最終回に対するハードルが上がってしまい、8巻の足早な展開に少し物足りなさも感じました。

既刊で終わりがどんどん伸びているというあとがきを読んでいたせいか、この巻はどうにかして終わらせるために描いている印象を受けたせいもあるのかもしれません。

また、日本に残った桂木も好きだと思ったのですが、なんとなく元々視野の広い暁人よりも桂木にこそ渡英して広い世界を見て欲しかった感も残りました。

この気になるところは好きだからこそ気になったところなので、最終回にここまで綺麗にまとめられた作品はやはり神作品だと感じます。

2

明けない夜の果て 特別な朝

「朝が来なければいいと思いました」

 いよいよこの長く壮麗な物語も終章を迎え、この桂木の台詞で、タイトルの意味がようやくストン、と胸に落ちました。「憂鬱な朝」って、相愛の恋人同士が甘い一夜を過ごしたあとの「後朝(きぬぎぬ)の別れ」のせつなさを指していたんですね。

 物語序盤の桂木は、昼は子爵家の家令職と暁人さまの教育係を完璧にこなしつつ、夜は男女問わず上流階級の情人たちのベッドを渡り歩く、かなりやさぐれた日々を過ごしてました。
 「たった一人で…明けない夜を、ただ彷徨って 朝の光を浴びることもなく…」
 美貌の芸者として数多の浮名を流した挙げ句、父親の分からない子として彼を産んだ実母に自らの姿を重ね合わせて。この頃の彼にとって朝の光は憂鬱じゃなくてむしろ救いだったかもしれない。情事の後の身体は怠く、重くても、職務に追われる日中は、底なしの孤独を忘れていられたから。
 
 曲折の末、暁人と想いを通じ合わせてからも、桂木はいつもどこかしら身構えていた。全身全霊で恋に溺れるのを自らに禁じていた。決して寝顔は見せない。本音も言わない。まるでいつか訪れる破局を見越しているかのように。暁人の愛が信じられないというのではない。恋と当主の責務の両立も困難には違いないが、ふたり力を合わせれば、越えられない壁ではなさそうだ。それでも、末永くふたり共にある未来を無邪気に思い描けるほど、おめでたい生き方を彼はしてこなかった。「僕はお前を幸せにしたいんだ」繰り返し暁人は言ってくれたけど、誰より桂木自身が、自分が幸せになる未来を信じ切れていなかったのだ。

 桂木のトラウマの根源、それはやはり、先代暁直子爵との因縁抜きには考えられない。桂木のため良かれと思って、きくが暁直氏に差し出した蓄妾届。それが彼の運命を大きく狂わせた。理不尽極まりないようだが、誰かにことさら非があるわけでもない。それでも、信じていたものが一瞬で覆ってしまうことは、確かにあるのだ。

 だから今回、すべての始まりである鎌倉の地を訪れて、自分の歩いてきた道と向き合う時間が、どうしても彼には必要だった。桂木を裏切り者と決めつけて、冷たく突き放したまま逝ってしまった暁直氏。でも暁人の目を通してみると、違う一面も見えてくる。何より彼は最期に、自分の一番大切なものすべて、子爵家の全権と最愛の一人息子の教育を、桂木一人にゆだねて逝ったのだ。傲慢だけど聡い暁直氏。桂木が過去の自分の仕打ちを恨んでいて、お家を乗っ取り暁人に害をなす可能性に思い至らなかったはずはない。それでも彼は桂木に託した。桂木が結局、自ら手塩にかけた暁人を裏切れなかったように、暁直氏もまた、最後の最後には自分の育てた子どもを信じたのだ。その重みはきっと桂木にも届いたはず。ずいぶん時間はかかったけれど、自分ももう一度自分自身を、未来を信じてみてもいいんじゃないかと。

 鎌倉から帰還した桂木は、いつも以上に彼らしさを取り戻していて(暁人いわく、「目が覚めた」んだそう)とても彼らしい決断をします。寂しさ半分、でもやっぱあいつならそうするよな、そういうあいつだから好きになったんだし、と納得顔の暁人。そこからは逢えない2年分を先取りする勢いで怒濤のお別れエッチになだれ込みます。ふたりきりでホテルの一室にこもって、誰か来ても追い返して(気の毒な高之氏)、残された時間のぎりぎりまで… 最後の夜明け、桂木が暁人に初めてさらした無防備な寝顔。そして冒頭の一言… そう、憂鬱な朝は、身も心も満たされた幸せな夜を過ごしたからこそ、恋人たちに訪れる特別な時間だったのですね。憂鬱だけど、せつないけれど、この朝はまっすぐふたりの未来に続いている。孤独を抱えて明けない夜をさまよう日々にはもう戻らない。新しい一日が始まる。


 日高先生、そして作品の制作に関わったすべての皆さま、桂木と暁人をこの世に生み出してくれたことに感謝します。おそらくふたりは、BL史上最も美しい(その生き方も含めて)カップルとして永遠にその名を刻まれることでしょう。10年分の眼福をありがとうございました。

10

完結おめでとうございます!

まずは十年もの間、連載を続けてこられた日高先生、出版社様、読者の方々に、完結おめでとうございますと申し上げたいです。

一時は愛憎が複雑に絡み合っていた二人が無事に二人で生きていく道を見いだしたことには深く感銘を受けました。が、一つだけ物足りなさを感じたのは、養子を取って二人で育てていくという無難なラストに収まったことでした。結局、二人とも久世家の呪縛からは逃れられなかったのだなと。あれだけ桂木が紡績業で手腕を発揮し、暁人が留学までしたのだから、産業面で自分達や使用人達の居場所を作り、久世家の爵位を返上して完全に身分差のなくなった二人で生きていくのもあの二人らしいなと思っていたので。

何はともあれ、素晴らしい作品をありがとうございました!

1

拍手喝采を贈りたい

素敵な物語を有難う御座いました
ずっと追いかけてきた作品なので寂しくもありますが物凄く満ち足りた気分です
その後の二人とかいつか見られたら嬉しいな…と思います

2

皆様お疲れさまでした。。。

とうとう終わってしまいましたね。。。
日髙先生はもちろん、読者・出版の皆様(登場人物たちにも!)、憂鬱な朝にかかわった全ての人々に、ここまで頑張ってくれて、最高の物語をありがとう!と心から御礼を言いたいです。
最終巻ではデレた桂木のどんな姿も色っぽくて、くらくらしましたし、暁人様がまた一段と大人になった姿はとてもまぶしかったです。

BLというベースがありながらも、とりまく歴史的な環境や文化、人々のドラマが物凄く濃厚で、本当に読みごたえがありました。
今まで日髙先生の作品は全て現代のBLしか読んだことがなく、またこんなに重厚な作品も読んだことがなかったので、はじめは衝撃的でした。重厚すぎて、読むときはかなり体力気力が必要な作品でしたが、BLという枠でくくっているのは勿体ない!
聡明な登場人物たちが織りなす、激動の時代を真摯に生きていく物語は、本当に多くの人に読んで欲しい作品です。

最後は最高の大団円でしたが、もっとその後のいちゃいちゃしている2人を見たいです。別人のようにデレてる桂木なんて、ずーーーっと愛でていられるし、歳を重ねて男くさくなった暁人様や、直矢くんが美しく育って、暁人様を好きになる、なんていう美味しい状況を妄想して、、、その後の番外編が読めることを待っています。

6

今まで萌えをありがとう!

壮大な明治ロマンがついに完結しました。美しい桂木にもう会えないのは寂しいけど彼が幸せになってよかった!

最終巻で桂木の年がわかった。なんとまだ29歳!私勝手に32歳位と思いこんでました。暁人とは10歳差位で思ったよりちょっと年が近くてよかった。

桂木は帝大を卒業せずに家令になったので暁人と出会った時まだ20歳位だったのですね。少しでも年上に見せようとしてあのオールバックの髪型だったと最終巻で知り、さらに愛おしく思います。

私はこのお話の最大の萌えは桂木の暁人育成というか、狙ったわけじゃないのに自分の育てた子供が超いい男に育っちゃった!みたいな所です。将来のパートナーになるなんて完全に想定外だったと思いますよ。桂木は。

ちょっと嫌な奴になりかけてた石崎パパですがやっぱりいい奴でした。息子もめっちゃいい奴だもんね。小ふさも最後に登場。あの「優しい小ふさと桂木を一緒にするな!」の小ふさ。結局桂木の優しさのおかげで一緒になれてよかったね!総一郎。

初期には険悪な関係だった桂木家、石崎家、久世家の三家も最後には良い関係になって、日本を背負う大企業になっていった予感。暁人坊っちゃんの人徳がなせる技だったと思います。

家というものに縛られていた桂木を大きな愛情でもって解き放ってくれた暁人。出来る男桂木は暁人の後ろをついていくより、肩を並べて共に歩いて行く方が似合う。最後のイラストのように。

留学中一日も欠かさず手紙を書いていた暁人…それってもはや日記じゃん(笑)婚約指輪ならぬ婚約時計のエピソードも素敵でした。色々な名シーンが頭に浮かびますが、一巻からまたじっくり読み直したいと思います。

最後に…桂木の可愛い寝顔が見れて良かったね。暁人!

7

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