富士山ひょうたさんのレビュー一覧

肩と指先 (3) コミック

富士山ひょうた 

期待していただけに

攻めの桐江にも受けの神崎にも、何ら共感も好意を抱く事無く終わってしまいました…。

2人とも何を考えているのか伝わってこず、神崎に至っては桐江を意識し出しても彼に対する誠意がこちらに伝わって来なかったです。

長年好意を持っていたあのあざとい女性のその後は要らなかったですね。
それといくら気にしていなくても自分に好意を持っている人物に対する態度が無防備でイラつきました。

そこに下地…

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肩と指先 (3) コミック

富士山ひょうた 

もう少し、何かが欲しかったのです。

こういう同居から愛情が生まれ、徐々に家族になっていくお話が大好きです。なので、3巻の発売を楽しみにしていました。おまけに最終巻ということで、家族になった2人のイチャイチャ甘々が堪能できるのかと期待しつつ読みました。

結果として、桐江さんの粘り勝ちでした。途中ライバルまでもいかないですが、チャチャが入ったのが起爆剤として愛情を大きくしてくれた感じです。

毎日の生活線状にお互いへの愛情があ…

2

不測ノ恋情 番外編 ショートストーリー集 コミック

富士山ひょうた 

懐かしいキャラにまた会えた感じ。

2011年作品「不測ノ恋情」の番外編・集。
雑誌「Daria」の小冊子などに掲載されていたショートストーリーを一つにまとめたものです。
なんか懐かしくて購入しましたが、思った以上に薄口だったかな。
最近のBLって番外編はエロ濃いめって感じだったから、無意識の内にそういうのを期待してたのかも。

読んでみると、おそらく「不測ノ恋情(2)」あたりからの、恋人としての甘さが出てきた後の空気感?…

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恋になるなら 小説

渡海奈穂  富士山ひょうた 

恋というより、愛かもしれない

年齢的にはそれほど高くないリーマンものですが、後半にかけて次第にしっとりとした大人の恋が色濃くなっていきます。富士山ひょうた先生のイラストがドンピシャ。

中学時代、同じバスケ部だった先輩後輩同士の再会もの。再会後にお互いを知っていく流れなので、過去に含みはありません。

見た目は良くても愛想のなさがコンプレックスで苦労している入社一年目の上村と、中途採用で上村とは部署が異なる伴瀬。伴瀬は…

2

ルチルレーベル創刊23周年&ルチル文庫創刊14周年記念小冊子 特典

22小編

小説は全て3段組です。コミックは未読のものが多く、申し訳ありませんが
コメントできないものあります。以下長文失礼いたします。

1.安曇ひかる先生「純情タヌキ、恋に溺れる」番外編「純情タヌキ、お仕置きされる」8P
 季史と鼓太郎が温泉へ旅行に行くお話+温泉エッチ話。

2.伊郷ルウ先生「王子様と愛され初恋二重奏」番外編「王子様と永遠の二重奏」8P
 本編未読。お風呂エッチ話。

5

ディア・グリーン 瞳の追うのは 3 コミック

富士山ひょうた 

熟年のようで付き合いたてのようで

「ディア・グリーン」の馴れ初め編「瞳の追うのは」の3巻です。付き合ってからさらにもう1冊という感じ。そして長い馴れ初め編の先、男夫婦前日譚も収録されています。8年描かれてたのね先生!思い入れも深いわな。

付き合いだしたら突然甘々な2人。落ち着いたら元来恋愛に淡白ゆえに、それはそれで長持ちしそうな人たちです。落ち着いた雰囲気が楽しみどころの男夫婦モノですが、むしろまだ恋愛初期の感もある笑
初…

0

ディア・グリーン 瞳の追うのは 2 コミック

富士山ひょうた 

遂に…!

「ディア・グリーン」の前日譚、馴れ初め編「瞳の追うのは」の2巻です。

遂に…!という感じですが、両方(元?)ノンケで、こんな風に行くかなとは思ってしまう。恋愛に振り回されそうになかった2人が明確なきっかけなしにあれよあれよと。ある意味あらゆるきっかけは内山なのか…?不憫。内山への下手な救済漫画がなかったのは好感。

無印なら読んでると、音海から先に好きになったことが意外。あんなに他人への…

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ディア・グリーン 瞳の追うのは 1 コミック

富士山ひょうた 

ゆっくり続く

ディアグリーン無印の続刊。無印は既に同居してた男夫婦でしたが、「瞳の追うのは」は馴れ初め編です。1割別作品が収録されてます。

人間のしがらみめいたものがリアル。富士山ひょうた先生は社会性をリアルに描かれるところが大変良いです。辞められないバイトとか、断れない女友達の依頼とか。ゲイの恋愛はいかにも社会性と密接であるし。
馴れ初めもいいんだけど、この一冊でやっと2人が恋に気づくぐらいのゆっくり…

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ディア・グリーン コミック

富士山ひょうた 

瞳の追うのは…に続く

幻冬舎がセール中なので、どなたかの参考になればと持ってる本のレビューをひたすら書いてます。懐かしい本を引っ張り出してきましたよ。

男夫婦の日常を読めるこのシリーズ。隠れ名作なんですよね〜
ネタは男夫婦あるあるなんだけど、こういうのが読めるの楽しい。こちらの無印は半分表題で、「続編の瞳の追うのは」が馴れ初め編です。本音は男夫婦編が沢山読みたいのだけれど…

富士山先生が大人なんだろうなぁ…

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愛すべき男 2 コミック

富士山ひょうた 

可もなく不可もなく。

藤堂と武内のキスシーンを目撃したことから始まる2巻。
目撃したことで、同性を恋愛の対象にすることをリアルに感じ、モヤモヤし始める有迫。
そして藤堂は「今好きな人」の有迫を吹っ切って「元彼」の武内とよりを戻すのか。
一度は振られていると。
心が弱っている藤堂に、畳み掛けるような武内のあざとさが、いい感じで有迫に程よくプレッシャーを与えてくれます。
マイペースな有迫らしく波はありながらも、色…

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