北上れんさんのレビュー一覧

ごめんなさいと言ってみろ 小説

榎田尤利  北上れん 

俺様スケベオヤジ×意地っ張り猫

漫画家シリーズです。
クリエイティブな職業の男性っていいですよね。個性的でわが道を行く生き方がカッコイイ。
榎田さんの書かれるキャラクターは毎回魅力的ですが、こちらも外してません。

お互いに意地っ張りな二人の、テンポの良い言葉のやり取りが楽しいです。
小説と漫画を通してお互いを認めていく課程も、この設定ならではで面白い。
それにしてもこのシリーズの作中作は、毎回とっても気になります。…

1

酔いどれ金魚と野獣 小説

中原一也  北上れん 

さくらんぼがもったいない

デススパイラル系ダメ男のバーテンさんを、生命力も精力もたっぷりな彫り師さんが、セックスで虜にしちゃうお話?

バーテン・門脇はほんとに何にも気がつかないダメダメ男。
ここまで終始一貫した、救いのないダメ男の受けは、ある意味珍しい。
対する、彫り師の今井も、見た目以上の絶倫さん。
セックスを楽しむ(?)ために、さくらんぼや、ピンまで使っちゃう
これも、ここまでしながら、鬼畜な訳じゃない。…

1

ごめんなさいと言ってみろ 小説

榎田尤利  北上れん 

楽しい榎田節一人称で、サクサク、くすくす読めました。

萌萌。(MAX:萌萌萌:めちゃオススメ)
題のごとく「ごめんなさいと言ってみろ」と言い合う、負けず嫌い同士の作家と少女マンガ家の恋です。
意地の張り合い掛け合い漫才かと思えば、二人とも思いのほかかわいい性格なので、
最後はキュートなカップルに仕上がっていて微笑ましかった。
とても口当たりのいいお話。

お互い男ははじめてカップルの話を読むと、たまーに「えっ、そんなナチュラルにネコ役でい…

2

ホネヌキにされたい コミック

北上れん 

ヘタレ年下わんことクールな年上飼い主の「おあずけ」に萌え

年下攻め、年上はクールで余裕がありそう、に見えて……!?
という展開が私は大好物です。
出張やお邪魔虫出現などでの「おあずけ」、そしていつもクールな年上の方が…耐え切れなくて爆発(笑)という展開は最早BL王道ですが、やっぱり大好きなんです!

年下のヘタレわんこくんは記念日だの一晩中連絡を待っていたりだの、「会いたい」といっていきなり押しかけてくるだの、現実にされたら結構うざいと思うんです…

2

心臓に甘い牙 小説

バーバラ片桐  北上れん 

なりきれなかった男。

2008年夏、バーバラさんの書かれるエロスに埋もれたい!と思った時に丁度発売された作品。挿絵も好きな北上さんだったので一石二鳥。
父の借金により真俊にまでまわった魔の手。妹を売りに出すと言われ黙っちゃいられない真俊が強引に体を開かれ奥浦の情人となってしまい、半ば無理矢理ながらも一緒に過ごしていくうち互いに気付いてしまうものがあり、他の組も混ざったいざこざの後めでたくゴールイン…な王道モノではあり…

6

Knockin' On Heaven's Door(合同誌) 小説

英田サキ  宇宮有芽  藤城靜  北上れん 

オヤジスキーにおすすめ

四人の合同作品集。もっぱら可愛い大人中心です。

■「恋愛引力」: 宇宮有芽 作 
物流会社のオペレーター・柳と上司・志摩のお話ですが、そこに現場作業員の望月(ごついオジサン)が絡んでくるのでなかなか面白いお話になっています。
恋人同士になったものの、仕事の都合ですれ違いばかりの二人は、久々に一緒に過ごせる時間ができウキウキドキドキしていたのですが、
望月が「オカマ掘られちゃった」悩みを…

2

ホネヌキにされたい コミック

北上れん 

ワンコ攻

ワンコが攻めていると、ココロから沸き立つ何かを感じます。
含みとしては、ワンコは、ご主人が大好き。
大好きで大好きで。甘えたくて。かまってもらいたくて仕方なくて。
ご主人は「よしよし」してやって。
普段は、ご主人の方が優位に居るのに、イザとなったときには、ワンコが攻める!!
この、逆転の発想がとてつもなく萌です゚+。:.゚(嬉´Д`嬉)゚.:。+゚
ご奉仕するワンコ。
そのワンコを受…

1

ごめんなさいと言ってみろ 小説

榎田尤利  北上れん 

漫画家シリーズ第二段

榎田尤利さんの漫画家シリーズの第二段です。このシリーズ大好きだ。
榎田さんの描く、働く男たちが好きです。藤井沢商店街シリーズしかり。ちゃんと地に足がついてるというか。
センスとテンポのいいユーモアをふんだんに混じえてテンポよく進むストーリーは、ほんと最高に面白いです。

今回は、謝れない男vs謝れない男。
高飛車で俺様なハードボイルド小説家(攻)と高飛車で俺様な漫画家(受)の、似たもの同士の恋です…

2

ホネヌキにされたい コミック

北上れん 

劇的な展開があるわけではないですが

ヘタレワンコ好き。年下攻めなら最高!な私は、日々そういうお話を探しています。

この作品は、こちらのレビューでワンコ年下攻めと知り、購入しました。

大きな事件もなく、カップルの同居生活が描かれているだけですが。
年下の大型ワンコがバカで可愛くて、萌えました……

特に強烈な当て馬・悪人が登場する訳でもなく。
攻と受の気持ちもラブラブでしっかりしている。
だから恋に落ちる過程のときめきを求める方は…

1

ホテル・ラヴィアンローズ 小説

高遠琉加  北上れん 

シリーズ化してほしいぐらい秀作です!

タイトルの「ホテル・ラヴィアンローズ」にまつわる短編が三話収められています。
「ホテル・ラヴィアンローズ-青-」
滝口を密かに思っていた久住は、そのことを化学教師の崎田に知られ、証拠のデジカメを返して欲しければと行為を強要される。好きだという気持ちを隠したままいつしか滝口と親密になりそんなある日、事件を起こしたと滝口が久住をたよってきて、二人は逃避行することになった。読後、青春映画をみたような…

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