北沢きょうさんのレビュー一覧

オオカミ陛下は愛妻家 小説

くもはばき  北沢きょう 

韓国ドラマのような遊牧民族モノ

今までのばき先生とは毛色の違う作品。

ざっくりと話を説明すると、受は異国の王に見初められて嫁いだのだけれど、初夜が最悪で攻の評価が転落。しかしなから周りの人たちのアドバイスや仲良くなれる出来事があって最後はハッピーエンドの新婚夫婦でありそうな問題解決本

という感じです。

ばき先生の本は、最初に世界観を理解するのに少し時間はかかりますが、その後は一気に読めてしまいます。
今回の話…

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オオカミ陛下は愛妻家 小説

くもはばき  北沢きょう 

民族色豊か

「ナンバーコール・・」が印象深かったので購入。今回は素直じゃないキャラに萌えられず、申し訳ないです、中立。先生とは萌えポイントが違うのだろうか・・本編250P弱+あとがき。

ネレイデスの女王の長子として生をうけたエウドキアでしたが、父親が女王を捨てて別の女性と結婚したため、母からの愛情を受けたことがありません。離宮に隔離されたままだったのを、十何年ぶりかに訪ねてきたかと思えば「東の果てで人狼…

5

愛の子羊 小説

名倉和希  北沢きょう 

ホスト吸血鬼ふたたび

名倉先生過去作品発掘中。「愛の狩人」の続きで、面白かったんだけど、1作目の方がやっぱり面白かったなと思ったため萌にしました。本編260P弱+あとがき。大好きなコメディ路線です。

平凡を絵に描いたような容姿の弘斗に、ベタぼれになってしまったホスト兼吸血鬼のユアン。変わらず二人はラブラブでしたが、ある日めっちゃ毛深いけどやたら愛想の良い男と、儚げな様子の美青年が訪れてきて・・と続きます。

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オオカミ陛下は愛妻家 小説

くもはばき  北沢きょう 

誤解からのすれ違いっぷりに萌えで涙でた(;///;)

いきなり余談ですが
タイトルも表紙もくもはばきさんっぽくなくて
著者名を2度見したぐらいビックリしました。

インタビュー記事にも書いてあるのですが
「2018年に出版された作品を調べ尽くして出来上がった」という過程が面白い。
出来上がった作品に萌えがあればそれでよし。
読者はそのくらいのスタンスで良いのかなーと(ばきさんのツイート見てそう思いました)


内容は姐様方が書いて…

8

オオカミ陛下は愛妻家 小説

くもはばき  北沢きょう 

最高だ!ぜひ推したい!

作家インタビューで様々なご意見が寄せられた本作、いきなりあとがきから引用させていただきます。
『何が一番勉強になったって、結局どんなプロットでもいつも言いたいことや守りたいものは同じだし、あんまりテイストも変わらないんだなということです』

「ホントにそうだな」と思ったの。
いや、ばきさんのファンになって良かった。
明日も早くて寝なくちゃいけないけど、読む手が止まらなかった興奮が冷めぬ間…

14

オオカミ陛下は愛妻家 小説

くもはばき  北沢きょう 

不器用攻め、可哀想・・・っ!Σ( ̄□ ̄;)

中央アジア風の国を舞台とした、人狼の王×妖精族の妃による、溺愛ファンタジーになります。

実は最初、新刊のタイトルやあらすじを見て、かなり戸惑ったんですよね。
これまでと明らかに作風が違う・・・!
えーと、担当さんからの「BL小説で多く書かれている設定を調べて、その題材を書いてください」と言う指示のもと、今作を書かれたそうです。
個人的には、この指示が不思議で不思議で。
だって、作者さ…

9

愛の狩人 小説

名倉和希  北沢きょう 

職業:ホスト+吸血鬼

先生の過去作品探索中。めっちゃ面白かった!攻めが好きなタイプだったので萌2にしました。本編260P弱。俺様な攻めがお好きな方には絶対おススメしたいです!やっぱりくすくす笑えるお話ってサイコー。

歌舞伎町で売れっ子ホストのユアン。実は吸血鬼で「本当は血を吸いたいんだけど、汚れるから」と新たに考えた「エナジー吸い取り」により、かれこれ300年ほど生きています。歌舞伎町の住民たちは色々いて面白いけ…

3

夢を生む男 小説

沙野風結子  北沢きょう 

強い関係

先生買い。シリアス話はあんまり盛り上がれないかなと思ってたら最後の方で泣きそうになったので萌2にしました。受け兄が気になるので、スピンオフが出ると嬉しいです。本編260Pほど+あとがき。

5年間、短い期間での引越しを繰り返し何とか逃げてきた暁(あきら)。その日も朝に予兆があったので夜には引っ越さなければと思っていたのに、バイクで転倒。目覚めると8歳の頃から育ててくれた伊織が側に控えていて、5…

5

かわいい彼 小説

清白ミユキ  北沢きょう 

ありがちかと思えば

手前のこげ茶髪が受け、奥の男性が攻めです。

過去の恋愛で臆病になった受けが年下攻めに癒されるありがちな話かと思いきや、結構予想外な攻めでした。

表紙イラストで朋久(攻め)がホットケーキを作っているので料理上手かと思っていたら、実は料理はそれほどでないという高校生らしさで、ではなぜホットケーキだけは上手かというと理由がある、そしてそれが将来なりたい職業に繋がっているといった具合でした。

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夢を生む男 小説

沙野風結子  北沢きょう 

これ、親子ものですよね?違う?

沙野さんの新作は『予知夢を操作して現実を変える能力を持つ一族』と『その能力を最大限引き出すことの出来る一族』が関わるお話。
この2つの家が日本の政財界を大きく動かして来たという設定なんですけれども、相変わらず虚構を現実に引き寄せるのがお上手。
例えばですね、155pに下記のような文章があるのです。
『雰囲気というものは曖昧なようでいて、時代を作っていく基盤でもある』
「まさに!」ですよ。

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