本庄りえさんのレビュー一覧

一途なあの子のフラストレーション コミック

本庄りえ 

理由が弱い気が…

幼い頃から高校生になった今も誠一を想い続ける悠の一途さは健気で良かったし、すぐムキになるところは可愛くもあって応援したい気持ちでしたが
すごくシリアスに描かれている誠一の"どん底"がわかりにくかったです。
夜眠れない、被虐趣味がある、というのと
悠の父親のことを好きだったというのはどう繋がるのかわからず。
悠の父親に気持ちを伝える勇気がないからいい加減に快楽を求めていた…

0

自惚れとランジェリー ハイスペ同期の困った愛し方 コミック

本庄りえ 

どうすればいいか分からないんだもん!

タイトルそのまんま!自分のイケメン度に相当自惚れている高村と。乳首が感じ過ぎてしまうので、やむを得ずランジェリーを着けている西川。
BLあるある。酔っ払って介抱された夜、西川は秘めていたそのランジェリー姿を高村に見られてしまう。そこからはもぅ。秘密にしている代わりにと、アレコレとエッチな要望に応えまくる西川。ローターを付けられ、過敏過ぎる乳首を刺激され。自分が持っている乳首保護用の物より、用途不…

9

恋と帰ろう コミック

本庄りえ 

ドラマのような4日間

本庄さんの作品は、ハマらないとどこまでも粗探しをしてしまうけれど、ハマるととことん萌えます。
こちらはとことん萌える方の作品。

見てください、裏表紙を。
表は至ってシンプルですが、ひっくり返してびっくり。
このイラストに何時間かかってるんだろう…と思いつつ、うっとり眺めてしまいます。

唐津くんちを舞台にした、幼馴染み同士の初恋です。
一緒に暮らしていた祖父が亡くなって、高校の卒…

1

悪食と餌食 コミック

本庄りえ 

君は典型的なダメンズ好きに萌えるか?

カフェという文字を見たら、読まずにはいられません。
そんな同好の方に申し上げます。
食べ物とかカフェ的な飲み物は出てきません。

オフィス街でカフェを経営する倉知とリーマンの木佐貫は、大学時代からの友人。
倉知の秘密を一方的に知っている木佐貫は、彼に秘めた思いを抱いていたが…。

うーん。
倉知というひとがよく分からない。
分かるんですよ、一言で言えばダメンズです。
でも彼女や…

0

愛に溺れそう コミック

本庄りえ 

扉絵の美しさよ…

この作品、何と言っても扉絵が美しいんですよ。
表紙も巻頭カラーイラストも良いのですが、3〜5話の扉絵が秀逸です。

ただ今回読み返したら、「萌」でした。
初読のときのわたしは、扉絵の美しさに見惚れて「萌2!」の評価をしたんだろうなあ。
結構ツッコミどころが満載でした。

水泳部に所属するノベ(新延水輝)と、同じ学部の大貫の話です。
既婚者であるコーチとの不倫の関係が終わったノベに、…

0

世界は尻尾でできている コミック

本庄りえ 

伏線の取りこぼしは故意?

半獣人と人間が共存する世界。
最後のニホンオオカミの夫婦が亡くなったことから、役所の獣人第二福祉課に勤務する伊織がひとり残された子供・凛久を担当することに。
ニホンオオカミとの半獣人は、凛久の他に作家の強羅しかいなくて…。

という始まりです。
伊織が家に近付いてくるシーンで、強羅が甘い匂いを感じるというフラグが最初から立ちまくっています。
さらに伊織には幼い頃、獣人の子供と遊んだ思い…

0

ふしだらなインセンス コミック

本庄りえ 

自分の生き方がハッキリ決まっている人間なんて、そうそういないって。

フェロモンか、オメガバースか、というくらい。仁良には何故か人の好意を匂いで分かるという特殊設定。サトリサトラレ系である。
自分へ向けられた好意は、強烈な芳香剤で、悪意は悪臭。そして、自分に関心の無い人たちは「無臭」なんである。「無臭」⁈ 仁良はこの気楽な「無臭空間」に癒されているが、同僚たちが全く自分に何の関心も無いってどういう心境だよ。と、心配になるが、この設定は後で事件の伏線となって行く。

5

ふしだらなインセンス コミック

本庄りえ 

香りから始まる恋もある

〝匂いで感情が分かる〟という、特別な能力を持った主人公・仁良と、孤独なイケメン大学生・悟とのラブストーリー。
ちょっぴりサスペンス要素もあり、不思議なお話でした。


相手が自分に向ける感情が匂いで分かる仁良。
感情が放つ香りを苦痛に思っていた仁良でしたが、弟の友人・悟からはいい匂いがしてきてーー…

仁良の能力は、人の心が読めるのと同じような力だと思います。
嫌悪は悪臭と感じるし…

4

酒と上司と甘いキス コミック

本庄りえ 

しみじみと良いBL

読めば読むほど深い味わいの出る、スルメのようなBLです。
こういう話は寒い冬の夕暮れに炬燵に入って読むと心もぬくぬくしてきます。

キャラ造形が地味なのにすごく繊細でオリジナルだなと思いました。
攻めの百瀬が副社長の息子なんです。社長じゃないのが新しいなと思います。出世するのか‥スパダリと言えるのか‥微妙なスペックなんですよ。

性格もチャラチャラしてて深みがなく、始終コンパコンパ言っ…

1

裏腹眼鏡サマの懊悩 コミック

本庄りえ 

メガネフェチ歓喜

メガネフェチさん集まれ~!
受け・攻め共にメガネ充な1冊でした♬

ゲイのデザイナーの夕鷹は幼馴染の陽良に長年片思いをしてきました。
けれど、そんな想いを伝えることも出来ず、
ずっと親友として傍で陽良を見つめてきました。

一方、陽良はノンケではあるものの、親友として夕鷹を慕っていて、
多忙な親友を気遣い頻繁に家を訪ね、休日には一緒に出掛けたりと
その行動からも夕鷹を大切にしてい…

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