麻々原絵里依さんのレビュー一覧

メールの向こうの恋 小説

火崎勇  麻々原絵里依 

サブキャラが

麻々原先生なのでマストバイと購入したものの。雑誌掲載されていた分はまだしも、書き下ろしの部分に出てきたサブキャラがどうしても苦手で申し訳ないです、中立にしました。本編140P弱+その続き115Pほど+あとがき。

学生時代にバイトしていたカフェで見知っていた四方(よも)を、就職訪問で訪れた先で発見した卯月。もともと憧れていたリフォームの会社だし、リフォームの仕事にとても誇りを持っているようだっ…

4

メールの向こうの恋 小説

火崎勇  麻々原絵里依 

二人とも女々しい

こちら、一通の間違いメールが繋ぐ恋と言ったお話で、少しほろ苦くて落ち着いた雰囲気で読ませるラブストーリーになります。

子供の頃からの夢を叶え、リフォーム会社で働く営業マン・卯月。
同性に恋する悩みを綴った間違いメールを受け取った事をキッカケに、顔も名前も知らない相手・ブラックとメールをするようになるんですね。
実は卯月自身、同性の上司である四方に憧れを抱いていてー・・・と言うものです。

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ドリアン・グレイの激しすぎる憂鬱 ご購入特典書き下ろしペーパー ドリアン・グレイはヒギンズになれるか 特典

鎌倉の館にて

本品は『ドリアン・グレイの激しすぎる憂鬱』のフェア書店特典
ペーパーです。

本編後、白洲が宙人に服を作るお話です。

白洲絵一の筆名をもつ神代双葉は伊集院宙人を愛人としますが、
己の隣に置くには宙人の趣味は悪すぎます。そこで双葉は自身の
服を手掛ける浮島に、宙人を任せる事にします。

神代宅に呼ばれた浮島はイギリス映画に出て来そうな老人で、
黙々と宙人の体型を計り続けてメモを…

1

ドリアン・グレイの激しすぎる憂鬱 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

ある作家の完全犯罪について

今回は感性が独特過ぎる若手作家と
多数の文学賞を手中にするベストセラー作家のお話です。

攻様と一夜の過ちを犯してしまった受様が攻様の恋人に収まるまでと
攻様と恋人になってからの後日談短編を収録。

受様は現代文学者の中ではまだ若手と評される作家ですが、デビュー
以来、様々な文学賞を受賞し、現代文学の旗手と呼ばれています。

また若き日のヘルムート・バーガーと呼ばれる美貌の主で…

4

ドリアン・グレイの激しすぎる憂鬱 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

BL小説はこうじゃなくっちゃ!

シリーズのスピンオフですが、私は本作品が一番好きです。
(シリーズ未読の方にも楽しめる内容となっております)

受けがまず普通じゃないです。そこが良い!!!きちんと我があって、いかにもなイケメンなのに目立たないように擬態して、でもきちんと打算もできる大人な受けです。

そんな受けのテンポを崩す攻めの人間的面白さといったら最高です!!これまた自由奔放で、単なるイケメンには終わらないけれど謎…

5

ドリアン・グレイの激しすぎる憂鬱 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

突破力

色悪作家シリーズのスピンオフ。読む人を選ぶと思うのですが、私自身がとっても好きなので、神にしました。なんと宇宙人小説家、宙人vs大吾の天敵、白洲絵一!楽しかった。絵一は「色悪作家と校正者の純潔」に出てくるし、宙人は「色悪作家と校正者の貞節」に出てきて、二人とも強烈な個性を輝かせていますので、是非色悪作家シリーズの方からお読みくださいませ!各種分からないところを、「わかんないけど、まいっか!」とさっ…

6

透明なひみつの向こう 小説

きたざわ尋子  麻々原絵里依 

恋愛ものではない……

 相馬睦紀は、アルバイトをしても失敗ばかりで、なかなか続かない。
 そんな時、誘われたのが占いの受付のバイト。
 実はインチキだけれどよく当たると評判の占いで、従業員同士の関係もとてもよく、客からも気に入られてスタートは上々。

 ところがそこに現れたのは雇い主の兄・麻野裕一郎……
 睦紀は以前のアルバイト先で、裕一郎を見かけ、優しくしてもらい、そっと憧れていたのだった。

 という…

0

嵐のあとは桜色 小説

きたざわ尋子  麻々原絵里依 

少しトゲの取れた普通の恋人同士の日常話

 麻野裕一郎と付き合い始めて、幸せな日々を送る相馬睦紀。
 そんな中、睦紀の弟の春海が大学進学の準備のために、睦紀の家に居候することになった。
 嘘のうまくない睦紀は、なんとか殆ど自宅に帰ってないことを誤魔化そうとするが……

 という話でした。
 睦紀には実は、少々ブラコン君の弟がいたことがわかるシリーズ2作目。
 1作目は少々、睦紀のバイト先である占いの館により気味の内容でしたが、…

1

色悪作家と校正者の不貞 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

壁になって二人を見守っていても、会話についていけない

性格が水と油ほどに違う小説家と校正者という組み合わせ。
文学オタクによる文学知識や蘊蓄を絡めたケンカップルみたいななやりとりが最大の見どころだと思います。

お互い一歩も引かないやりとりをしつつも
「お前は説明しなくて済むのが唯一のいいところだな 話しやすい」と攻め。
「説明の必要がないところが、あなたの唯一の長所です」と受け。

お互いおじいちゃん子で、本の虫として育ち、文学に精通…

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だってそんなの知らない コミコミ特典SS小冊子 そして今夜の楽しみは 特典

更に萌えました

本編後に浅見と晴弥がキャンピングカーでスケッチ旅行に行くお話です。

夏休みに色々あったので恋人同士になってからの初めての旅行らしく、まだ絵が完成してないので週末だけ浅見の部屋への帰宅生活が続いているようでした。

相変わらずのスパダリぶりで、晴弥の行動を熟知していて完璧なスケジューリングでした。

途中に浅見の父親から電話がかかって来て、スケッチ旅行に一緒に行きたかったと拗ねてました…

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