麻々原絵里依さんのレビュー一覧

王を統べる運命の子① 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

壮大な物語の開幕です

今回は元第二王子と同じ名で蛇の家紋の貴族と
寺院の引き取られる前の記憶の無い戦災孤児のお話です。

受様が国王を支える七使徒選定で「王の鞘」に選ばれるまで。

受様はフロシフラン王国の王都から遠く離れた小さな城塞都市で暮らし
ている戦災孤児です。3年前の隣国ハーデとの戦争には勝ったものの、
この町には崩れたあとがいつくも残っています。

受様は3年前に町の近くで倒れていたところ…

2

王を統べる運命の子① 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

しこみ山盛り

樋口先生4か月連続出版の第二弾。デビュー作以来2回目の異世界ファンタジーとのこと。登場人物多く、1巻は仕込みだらけでどうなるのか全く分からないまま終わってしまいましたがストーリーとしてすごく続きが気になるので萌にしました。2冊で終わると聞くお話、本編370P弱+あとがき。

フロシフラン国境近くのセヴェルという町の寺院で、日雇いの仕事をしつつ、小さな子供たちを世話し導師様とかつかつの生活をして…

2

王を統べる運命の子① 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

わからない

続き物ということで中立にしましたが、恐ろしくテンポが悪い。なくてもいいシーンが間にちょくちょく入ってくるのがしんどい。同じ意味の文章が何度も繰り返される。続きが気になって読んでしまう感が全然ない。いつでも止められる。
後編は小冊子が欲しいから買いそうだけど、読むかはわかりません。

7

王を統べる運命の子① 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

感情に理性が追い付かない怒涛の面白さ

薄幸の美少年リオが魔術師ユリウスや貴族ユリヤらとの出会いを経て、王の使徒となる運命に翻弄される長編異世界ファンタジー。
様々な苦難や経験を経て受が精神的に強く、逞しくなっていくという非常に樋口先生らしいお話だと思います。

1冊ぶっ通しで読み終えた時、現実の時間軸が麻痺してしまいました。
本当にリオと共に長い旅を、そして30日の選定期間を駆け抜けたかのような気分。
読者を引っ張るさすがの…

3

王を統べる運命の子① 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

夢中で読んだ

さすがの樋口先生でした。面白くて夢中で読みました。主人公のリオや他の登場人物もそれぞれ魅力的でした。
BL的要素は最後にユリヤとちょっとだけしかありませんが、それだけでも満足でした。
リオが儀式の相手に誰を選ぶのかと、城に着いてからずっとハラハラしていたのでユリヤでほっとしました。

リオの正体、ユリウス、ユリヤ、国王の関係が何となく察せられます。それでも本当に正しいのか最後に答え合わせを…

0

Chara collection EXTRA 2009 特典

スタンドイン(小説)

二重螺旋のエピソード「スタンドイン」の小説版をようやく発見・・・後発ファンなので探した探した。
雑誌Chara2012年8月号に掲載された円陣先生のコミック「スタンドイン」よりこっちの小説が発表先だったんですね(そりゃそうだ)。円陣先生のVoice or Noiseのエピソードも嬉しかったので、萌2にしました。以下読んだものだけコメント。

1.クラウスによる相対的恋愛の法則「わが愛しのドク…

0

王を統べる運命の子① 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

ファンタジーとBLの見事な融合

あー、すごい面白くて余韻に浸っています。
ファンタジーの中にBLがあるのでも、
BLの中にファンタジーがあるのでもなく、
どちらも存在感があって二つがちゃんと融合しています。
私は読んでいるうちに、『里見八犬伝』を思い出しました。

ぺージをめくるとすぐに、今回の主人公もしんどい子なんだなぁというのが分かります。
貧しくて今日の食べ物にありつく事さえ困難な日々。
〝野良犬〟扱いされ…

11

王を統べる運命の子① 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

まだまだ謎が多いけど面白いッッ!

(評価は神寄りです)

面白かったーーーッヾ(*´∀`*)ノ
ファンタジー読み慣れてなくても混乱することがなく、
スルっと世界観に入り込めて読みやすかったです。

分厚いから読み応えあるぞ♪とウキウキで読みましたが
一部同心円状グルグルする部分は読んでも読んでも進まない疲労感は少々感じました。

それを差し引いても大満足の面白さだったし、
まだまだ謎が多いので2巻が楽しみで仕方…

5

王を統べる運命の子① 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

本格派ファンタジーです。ストーリーとして、文句なしに面白いです。

王を守護する「七使徒」がテーマとなる、本格派ファンタジーです。

こちら、370P程度あるんですけど、まだまだストーリーとしては、これから本番って感じなんですよね。
あちこち謎だらけで、気になって気になって眠れんわ!
また、主人公を襲う運命が過酷すぎて、胃がキリキリしてくるわ!
いやもう、マジかー。
ここで終わるかーーーー。

ちなみに、ラブとしても、まだまだ入り口。
BLとして…

20

ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

攻めザマァ!!!!

普段、小説は読まないのですが、私の好きな攻めザマァ展開だということで初めてBL小説を手に取りました。

初めてでしたがスラスラ読めて小説もなかなか面白いな!と思えました。

肝心な内容ですが、絵のことになると恋人そっちのけで没頭してしまう克己と、そんな恋人の世話を焼くチャキチャキ系の昭良。

克己がどれほどかというと、絵のインスピレーションが浮かぶとデートの約束も忘れ、連絡もなしに昭良…

6
PAGE TOP