夢乃咲実さんのレビュー一覧

お側にいます いつまでも 小説

夢乃咲実  篁ふみ 

受けが聡くて健気で素直でかわいい!

あとがきによると担当さんから「MAX甘々で」と言われて頑張ってみたとのことですが、激甘とまではいかないと思います。
というのも、半分くらいすれ違ってるからかなぁ。

奉公先の主人である威史(攻め)は、周囲に見せつけるかのように志信(受け)を可愛がります。
手ずからご飯を食べさせたり、お膝抱っこしたりと、確かに甘いけどそれは人前限定で、二人きりになると途端にそっけない態度になっちゃうんですよ…

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羊が結ぶ溺愛レッスン 小説

夢乃咲実  カワイチハル 

方言癒し男子と羊。

田舎の方言バリバリの高校生と羊。
カワイチハル先生のイラストときたら、ほっこりかわいいわ〜(*^^*)

受け様は、片田舎の叔父夫婦の元で暮らしていた高校生、空。
羊の"雲"を家族同様にかわいがっている普通の高校生だったのに、名門一族の後継者選びの一人として東京へ。

攻め様は、遠い親戚筋から空を見つけ出し、後継者の一人として連れてきた弁護士の国原。

誰一人と…

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草原の王は花嫁を征服する 小説

夢乃咲実  サマミヤアカザ 

民族BL その1

あとがきによると、このシリーズは「民族BL」なのだそう。

草原の民の部族が2話。
1.草原の王は花嫁を征服する  ソリルとセルーン
2.恋人たちは草原を駆ける夢をみる オーリとハワル

「草原の王は花嫁を征服する」でソリルが草原の王となって、部族の統合をはじめます。そして「恋人たちは草原を駆ける夢をみる」でも、ソリル王が登場。東の国の軍隊にオーリが密偵として入り、草原の部族の統合をや…

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恋人たちは草原を駆ける夢をみる 小説

夢乃咲実  サマミヤアカザ 

民族BLその2

「草原の王は花嫁を征」に続く物語で、セルーンとソリルが登場します。
このシリーズは、読み物として面白いけれど、エロス度低いです。

自分が馬に乗って、大草原を走っているような気持ちになって楽しかった。
モンゴルが未だまとまらなかった時期の草原の物語、馬と家畜と人の移動生活は郷愁を感じるので好き。

「草原の王は花嫁を征服する」に登場した草原の部族を連合する王のソリルは、草原の部族を未だ…

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恋人たちは草原を駆ける夢をみる 小説

夢乃咲実  サマミヤアカザ 

風が変化するんですよ

前作『草原の王は花嫁を征服する』が好きだったものですから、楽しみにしていたんですね。出版社あらすじも見ないまま購入して「え?主人公、馬に乗れないの?」とビックリ。前作ではあれだけ爽快だった『草原を吹く風』が、このお話ではちょっぴり痛冷たいです。

遊牧の民であるならば、馬に乗るのは必須のこと。
それが出来ないハワルのつらさ、いたたまれなさを考えるに(それもメンタルの理由なんですよね)……

2

草原の王は花嫁を征服する 小説

夢乃咲実  サマミヤアカザ 

草原もの

夢乃先生らしい民族もので、キャラは今一つ惹かれなかったですが読後感が良かったので萌にしました。最近でた「恋人たちは草原を駆ける夢をみる」の元作品です。本編250P弱+あとがき。民族ものがお好きな方でしたら是非。

草原の1部族の族長三男坊として生まれたセル―ン。ある日、一人で羊を牧草地に連れて行ったら、見知らぬ男が馬で駆けてきて「狼を見た!」と助けてくれます。彼は人質としてセルーンの部族に来て…

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「恋人たちは草原を駆ける夢をみる」コミコミ特典SS小冊子「新しい風」 特典

夏の遠出のお約束

本編から2年後のお話です。争いは無く、少し落ち着いてきていて、甘さを増した二人の様子が読めます。



2年たって、ユイ、ミン親子を通して東の民と少しずつ交流を広げているオーリとハワル。東の国の南側が不穏になったので、草原の方に侵攻することが無くなり、落ち着いています。変わらず王の使いをしているオーリも、この夏は少し休みを・・という話になり、二人で北の放牧地に行こうかと計画中。

2人…

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恋人たちは草原を駆ける夢をみる 小説

夢乃咲実  サマミヤアカザ 

草原の民

先生買い。「草原の王は花嫁を征服する」のスピンオフでした。草原を渡る風を感じられるような心地で、お話は好きですが、めっちゃ残るか?と問われると?なので萌にしました。「草原の王・・」のカプがちら出するし、そもそも草原の民vs東の民という設定にがっつり乗ってる話なので、「草原の王・・」の方も読んだ方が面白いと思います。本編270P弱+攻め視点の後日談8Pほど+あとがき。

幼い頃のアクシデントで馬…

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恋人たちは草原を駆ける夢をみる 小説

夢乃咲実  サマミヤアカザ 

一人の戦士なのです

モンゴル風民族BLで「草原の王は花嫁を征服する」のスピンオフになります。
単独でも問題無く読めるんですけど、セルーン達が結構活躍するので、既読だとより面白いと思います。
セルーン、立派になってたよ!

で、こちら、草原で羊を放牧して生きる草原の民が主役になるお話なんですよね。
厳しい彼等の生活に、男同士の特別な絆。
いや、まさにタイトル通りのドラマチックなお話で、読んでてうっとりしちゃ…

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倫敦夜啼鶯 小説

夢乃咲実  八千代ハル 

ロンドン舞台

八千代ハル先生の挿絵大好きなので購入。夢乃先生らしい、しっとり素敵なお話で、攻め受けとも嫌いではないですけど、強烈なインパクトは無かったので萌にしました。本編260Pほど。

身寄りなく、幼いサミィを抱えてその日暮らしのルーイ。ある日知り合ったハクスリーの家まで荷物を持っていくと、その家はなんだかとっても雑然と汚れていて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
サミィ(ルーイに懐い…

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