木原音瀬さんのレビュー一覧

秘密 小説

木原音瀬  茶屋町勝呂 

灰色と黒の沼みたいな

なんですかねこの主人公は・・・・・簡単に言うと「ひぐらしの鳴く頃に」の症状をわずらったような人物です。ひぐらし知らない人はごめんなさい。

字が読めない男(ディスレクシア)と小説家になりたいと夢をみる男の恋・・・愛を書いた一冊だと思います。
たぶん、主人公も精神的障害をわずらっているんでしょうがここでは詳しく書かてしません。
この主人公の思いこみにより充がかなり振り回されめんどくさいことに…

7

期限切れの初恋(CITRON) コミック

木原音瀬  糸井のぞ 

あーもう!こっからって時に!

小説と漫画の同時発売。
最初は漫画から……。

この漫画を開いた時に、タイトルとか先入観とか
全くなかった割にドキドキしなかったのが印象的だったのです。

「このふたりくっつくのかしら?ドキドキ」とか
「これからすれ違うのかしら?ワクワク」とか
多少なりとも、本を読むときに感じる興奮が
あまりなかったのです。

理由が分かりました。

主人公がかなり無機質だったからな…

2

期限切れの初恋(BBN) 小説

木原音瀬  糸井のぞ 

感情消耗、苦い後味。

コミックから入って、光の見えなさに、
正直ノベルズを読むかどうか迷っていました。
読みながら色々な感情を消耗しましたが
結果的には読んで良かったと思う。
でも、萌えとか神とかは考えられなかった。
「中立」なのは、本当に
どう言っていいかわからないから。


村上視点で物語は進むけれど、
私は辛くて何度も泣いてました。
村上にも宇野にも感情移入してるわけではなく、
こんなにも…

12

期限切れの初恋(CITRON) コミック

木原音瀬  糸井のぞ 

どこがいいのか…

読みやすいかなと思い、まずはコミックスから。
読み入ってしまうんだけど、やはり私の中ではありえない男・村上でした。
ついでに言えば宇野の方もちょっと…こればかりは性格だからしょうがないのかな??

読み終わってすぐに思ったのが、宇野以外に自分を支えてくれる人間が現れたら
すぐにそっちにいくんだろうな…てきな。
正直、宇野が好きなんじゃなくて、ただ都合のいい存在にされてしまってるよね?

8

期限切れの初恋(BBN) 小説

木原音瀬  糸井のぞ 

愛でも恋でもない思い

コミックから読みましたがノベルズの「期限切れの初恋」→コミック→ノベルズの「人でなしの恋」が良いかも知れないと思いました。
「期限切れの初恋」はノベルズをそっくりコミックにした感じです。
コミックを見た後すぐに小説を読んだのでかなり読み飛ばし気味でもったいなかった。
「人でなしの恋」はリアルでした。
BLがファンタジーなんて大嘘です。木原節炸裂(笑)
初恋に恋心にけりをつけたい宇野と転落…

10

期限切れの初恋(CITRON) コミック

木原音瀬  糸井のぞ 

期限切れから始まる恋

ノベルズとコミックとどちらから読もうかな~と思いましたが、コミックから・・・。
糸井さん、初読み作家さんでした。
絵柄がお話にとてもあっていたと思います。
表情から宇野の切なさが伝わってきました。
対する村上の転落振りもすごかった。
物語の終わりはけっして幸せではなかったけれど、前途も多難そうだけれど、今は、この関係が大事なのだと思わせるラストでした。

余談ですが・・・コミックから…

3

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

松岡、幸せになってね!

「できる松岡」と「ダメな自分」を比較して卑屈になっていく寛末。
だけど、それで勝手にイライラして松岡に冷たくするのは間違ってんじゃないの???

松岡は、寛末の見えないところでたくさん努力してる。
繊細で傷つきやすい本当の自分を隠して
弱いところを見せないように、いつも背筋を伸ばして頑張ってる。
相手の気持ちを考えて、いつでも気を遣っている・・・
寛末に対しては勿論だけど、仕事上でも…

5

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

あまりにも切ない。

2007年の作品なのに、今年度32位って!!!
もう、どれだけ皆様に愛されている作品かってほどがわかります。


女装でストレスを発散していた松岡を、出会いから女性と信じて愛した寛末。
「江藤葉子」という女性として寛末から愛されるうちに、
同性とわかっていながら寛末を愛し始める松岡。

「どんな姿でも江藤葉子なら愛せる」

なんて寛末の言葉を信じたばっかりに~~~~~~!!!!…

7

期限切れの初恋(BBN) 小説

木原音瀬  糸井のぞ 

最低村上。

もう途中から今回は駄目なんじゃないか、二人は幸せにはならないのではないかと思っていた。

いつもながらの木原作品に出てくるとんでもない男。
村上!最低過ぎ。
こんな最低攻め男は、あまりいないのではないか。
何だかんだ言っても、結局のところは雛乃が好きだし、これからも好みの女性が現れれば宇野に容赦なくまた「お前では駄目だ」と言ってそちらに行くことだろう。
で、そちらと駄目になったり、また…

13

期限切れの初恋(CITRON) コミック

木原音瀬  糸井のぞ 

ずっとジクジク、ヒリヒリとする。

小説への導入部分のコミカライズなのですね。
読みながらずっと胸が鈍く痛いというか、
萌えどころは感じられませんでした。
正直、続くノベルズのほうを
読むかどうか迷っています。

村上に再会してしまったことは、
宇野にとってよかったのか。
見続けて忘れられなかった恋も終わりにできず、
告げられないまま生殺しのような状態のまま、
失望したくないから期待しないと思い込む。
宇野が村…

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