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木原音瀬 鳥人ヒロミ
たまゆまま
ネタバレ
どうしようもないヒモ男。 恋人に捨てられて、後先考えず持ってるお金をパチンコにつぎ込むし、お金がなくなったら誰かに拾われるまで捨て犬の様にしてるし、こんな奴最悪!と思っていたけど、いざ小田と恋人になり、昔の彼女にせまられて鳥人先生のイラストのヒモ男が「ごめん。あいつに捨てられたくないんだ」というところ、ヒモ男が可愛く見えるから木原先生はすごい。 元カノとは本当に何にもないと泣きじゃくるシ…
木原音瀬 山田ユギ
本当この受けは女のことばかりに囚われてるし、不器用だし、もうどうしようもない奴。いつ素直になるのー?と思いながらずっと読み進めていたけど一向に明るい兆しが見えない。 木原先生はとことんまで突き落とすのが本当にうまい。 お金も仕事も健康な体もすべて失って、初めて最後のほうに救いが見えた。 胸が震えた。 盛り上がり身も蓋もないくらいに突き落として、最後少しだけ浮上する。 その最期が…
麻生ミツ晃 木原音瀬
夛椛
原作よりこちらのほうを先に読み、あとに原作の方を読ませていただきました。購入した当初はCOLDシリーズに興味があったのもそうなんですが、麻生さんの漫画はそんなタッチで描かれているのかが気になったのも購入するきっかけでした。 原作の方も読んでみて改めてこちらのコミカライズの方を読んでみると、皆さんもおっしゃっておられるのですがホントにうまく1冊にまとめられているのだと感動してしまいました(笑)…
木原音瀬 日高ショーコ
「美しいこと」では、完全に2人はつながれません。まだ2人の物語が描かれるスタート地点までを描かれています。 「愛しいこと」ではやっと希望が見えた2人のその後が描かれています。しかしここでもそう簡単に2人を幸せにしてやらない木原節がバンバン効いてました。 前回より更に寛末sideにイライラしました。どこまで松岡を傷つけたら気が済むんだというくらい無神経さ。それと優柔不断さも。もおこの男にこの…
ほんの興味本位で女装を始めた松岡。ある日女装の姿で散々な目にあったとき手を差し伸べてくれたのが寛末です。女装姿で松岡は寛末と会うようになります。松岡は寛末に惹かれ、寛末は女装姿の松岡・架空の江藤葉子に惹かれます。 松岡が自分の本性を明かした時はすごく切なくて胸が締め付けられる思い。 松岡の嘘は寛末を傷つけ、寛末の拒絶は松岡を傷つける。互いに傷つけ合っていたのです。非常に痛々しかったけど、こ…
木原音瀬 小椋ムク
また新しい世界観の木原作品ですね。ラブホを舞台にした作品なんて私にとって初めてですよ。タッグを組むのは小椋ムクさんということでどちらも大好きな作家さんなのでこのコラボは神コラボだと思いました! 最初はまったくちがう温度や雰囲気で描かれるお2人なので「どんな風になるんだろう」とドキドキしてました。木原さんの温度感と小椋さんの温度感が中和してる感じで冷たさの中に暖かさがある感じを受けました。 …
はちみつ
女装して騙してるのにどうしてあんなに積極的になれるのか不思議な松岡と、勘違いしてその気になってる寛末の乙女チックなやり取りに赤面するやら腹立たしいやら楽しかった。それが一変、後半はあまりに松岡が哀れなので哀れを通り越して思わず笑ってしまった。寛末と自分の恋心に毎度懲りもせず振り回される様は、喜劇の主人公のように滑稽ですらあった。だから余計悲劇的だった。話の区切りで視点が変わることはよくあるけど、こ…
塔藤琴羽
高評価だったし攻めと受けの萌え属性も好きだったので購入してみましたww 攻めの十亀監督は責任感があって、手を出したくても高校生だからと我慢する優しさとか大人だなぁってすごく好きなタイプでした☆★ でも受けがちょっとタイプじゃなかったです・・・ その責任感を笠に着て相手を服従させるやり方が好きじゃなかったです。 なんか大人な態度を踏みにじるやり方と云うか・・・ 「好きだから」とか「気に…
木原音瀬 北畠あけ乃
satoki
ずっと探していたので再版されてうれしいかぎり。 実は昔ビブロス版の白い背表紙の本を持っていたのですが、なかなか完全版の方がみつからなくて。 氷のナイフ――明智の嫌なヤツっぷりが光っていた。 こんなヤツ現実にいそうだと思いつつもあんまり憎めないのはなぜ。 明智にほれてしまった先生にはご愁傷様の言葉を贈りたい。 表題作――ある意味で嫌なヤツ×嫌なヤツ。 掛川に感情移入しつつ読んだけ…
雀影
コミック掲載誌は未読です。 小説のコミカライズって、どうしても長くなるって先入観があったので、あの原作が、この普通のコミックス1冊にどうして収まっているのか不思議でしょうがなかったのですが(更に木原先生の書き下ろし小説部分まで入っているのに)、これが、なかなどうして、見事に1冊になってました。 確かに小説での描写のかなりな部分をばっさり落としていますが、お話の展開として必要なエピソードは網羅し…