木原音瀬さんのレビュー一覧

非BL作品

ラブセメタリー 小説

木原音瀬 

帯の文句に偽りなしの「衝撃作」

木原先生の非BL作品。あらすじ、表紙、そして木原作品という事で痛い作品なんだろうな、と想像しつつ読みました。

この作品は小児性愛をテーマにした作品なので、子どもを性的な対象にする、というのが地雷な方には全力で回れ右をお勧めしたい。子どもを性的に嬲るシーンが割とがっつり描かれていますので、(こういう言い方はアレかもしれませんが)胸糞悪いシーンが多く出てきます。

という事でレビューを。ネタ…

22

WEED(新装版) 小説

木原音瀬  金ひかる 

すれ違いまくりだけど

衝撃。悪友と強姦した男に最終的には抱かれてる。初回とそれ以降が変わったからリバと言っていいのかわからないけど、リバがだめならやめたほうがいいかも?
二人が恋人になるまでは、同じ作者の他の作品と比べるのもなんだけど、いつも1冊かける話が1冊にも満たず、でも凝縮された感じ?もう恋に落ちたのか!と思ったんだけど、その分恋人になってからの話があってラブラブ好きとしては嬉しくもありました。
恋人になって…

5

美しいこと(文庫版) 小説

木原音瀬 

名作

上下に分かれている方を読む前にこちらを読みました。なんというか、芸術?本に引き込まれるようにどんどん読み進めて、松岡の色んな気持ちがリアルに伝わってきて、最後のページで涙が……
女装をした自分を好きな男を好きになるなんて、報われなさすぎる!!!!!!と早く読み進めたいのに何度も手が止まりました。特にダブルデート辺りは本当に辛かった。
どんなに拒絶をされても好きで、鈍すぎて不器用で自分を傷つける…

3

WELL 小説

木原音瀬  藤田貴美 

落ち込んでる時には要注意

初めて読んだBL小説がこれ。未だに一番好きです
受けが割と嫌なやつでモヤっとします。攻めとの組み合わせと化学反応でイイかも? 絶望とか鬼畜にピンときた人はハマるかもしれません。とりあえず攻めが健気?で一途なのがいい。

2
非BL作品

ラブセメタリー 小説

木原音瀬 

答えはあるんだろうか?

あら、レビューがない……僭越ですが書くのをお許しください。

『性嗜好』ではなく『性指向』と学んだ。趣味じゃないから変えられない。
年齢や性別、民族、国籍、貧富の差etc.の違いがあっても、幸せを追求出来る社会になればよいと思う。当然、性的少数者も。

「それじゃあペドフィリアの人はどうするの?……ネクロフィリアは?」
で、行き止まりにぶち当たる。
棚上げしたい。
「でも、それって…

9

期限切れの初恋(BBN) 小説

木原音瀬  糸井のぞ 

好きのベクトルが違うふたり

電子書籍で読了。挿絵有り。

『人でなしの恋』の終焉についての感想を書きます。盛大なネタバレになると思いますがご勘弁ください。


実人生の中で「いい人だと思うけれど、この人に恋することはないだろうな」と思ったことが何度かあります。同じように「この人のことがとっても好きだけれど、この人が私と恋に落ちることは絶対ないな」と思ったことも。だから私は村上がクズとは思えなかったです。また、宇野が…

3

吸血鬼と愉快な仲間たち 1 コミック

木原音瀬  羅川真里茂 

どっちもお好み!

小説はずっと読んでいました。初の小説コミック化にあたりどんな風になっちゃうんだろうと少し不安がありましたが、すごく読みやすくて安心しました。すごく面白かったのでこういった作品がドンドンと増えたらいいなぁと個人的に思っちゃいました。小説版を購入するかコミック版を購入するかで悩めるなんて最高じゃないですか!めっちゃ好きな人はもちろん両方ゲットするでしょう!アルの可愛さはコミック版のほうが生かされている…

3

鈍色の華 小説

木原音瀬  ZAKK 

一冊に2物語

一冊丸々同じカップルの話かと思っていたのですが、2部構成のようで違った感じのカ二組の話が読めてなかなか楽しかったです。が…正直勿体ないです。最初の鶴谷文夫・「ラビットフード」物品管理部課長がなかなか素敵な個性の持ち主なのでこの人を主体とした一冊が読んでみたかったです。最初の方があまりにもインパクトが濃すぎてちょっと後半が薄く感じてしまいます。後半は後半だけで読めば素晴らしいお話だと思いますがやはり…

3

期限切れの初恋(BBN) 小説

木原音瀬  糸井のぞ 

思ったより痛くない。感動!

ずっと気になっていた木原さんの痛い系。
勇気を出して読んでみました。
まずコミックを、そして本編を。
痛くなかったです。COLDシリーズや、『美しいこと』の方が私には痛かった。
攻め目線の『人でなしの恋』
攻めの村上を人でなしとは思えませんでした。
男女でも、同様の感情はある。ただ、男女には付き合った先に、結婚や子供ができたり、既成事実に流されやすいだけ。
最後まで読めば村上が宇野を…

4

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

過去があり今があり

キャッスルマンゴーで明かされなかった十亀の過去の『リバーズエンド』、小椋ムク先生による4Pの漫画『プロローグ』、キャッスルマンゴーのその後の『god bless you』。
この3つで構成された今作、ページの大半は『god bless you』です。

『リバーズエンド』はとにかく重く苦しい。
貧しい日々の中、二宮の存在が唯一の光だったでしょう。
そんな中家族を失い、そして二宮との関係を…

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