門地かおりさんのレビュー一覧

華は貴族に手折られる 小説

遠野春日  門地かおり 

シリアス<優しさ

シリーズ第3弾とのことですが、他未読でもまったく問題なかったです。

貴族嫌いの攻めが多額の借金に困り果てていた伯爵家次男の受けを買い、凝り固まっているであろう貴族精神を叩き壊してやろうと思っていたが、顔はいいし、予想していた鼻もちならない典型的なお坊ちゃんというわけでもなく、気付けば恋に落ちていた…というアレです。

そしてなんだかんだ両片想いでもあるのに、お互いうまく歩み寄れず悶々とし…

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mother 小説

丸木文華  門地かおり 

母性愛がある受けNo.1


これぞ、聖母受け!!
そして聖母を汚す腹黒執着攻め。

財閥の御曹司で学園では王様のような攻めが、受けにだけ特別扱い。
もうこの時点で美味しいです。

ずっと隣をキープするし、周りの友人が不審がるくらい。
対して受けは自慢するでもなく、攻めの母親に似てるからだろうな~と楽観的に受け入れているだけ。

最初が圧倒的に、攻め→→→→→受け、です。

嫌がらせしてくる奴が嘔吐し…

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mother 小説

丸木文華  門地かおり 

しゅみじゃない(それだけです)

丸木先生はグイグイ引き込ませる世界観とその作品だけの濃厚なエロが毎度感嘆します。
でもこの作品が(同年発売の鬼子の夢より)一番評価が高いのは個人の趣味を抜きにしても疑問です。母性や執着のドロドロ具合が濃い目だからでしょうか。
読み進めるのが厳しいほどでは無かったのですが納得いかない点や萌えないことも多かったので申し訳ないけれど「しゅみじゃない」ボタンにしました。

まず(ネタバレ)が犯人だ…

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mother 小説

丸木文華  門地かおり 

ビッグベイビー塚越

ヤンデレ執着攻が読みたい時は丸木先生に限りますよ。やっぱり。
私は先生のゲーム作品も好きで何本かプレイしたんですけど、だいたい主人公の実兄がやべーやつなんですよね。motherの真治と塚越は血の繋がりこそないですけど最終的に疑似母子になりますから、これも近親相姦モノと言えるのかなぁ…

前半は彼らの高校時代の話が中心です。スーパーセレブの塚越が庶民の真治を見初めたのが2人の出会いらしく、その…

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第二ボタン下さい コミック

門地かおり 

男の心アンテナ

「生徒会長に忠告」の続きが読める日は来るのでしょうか。スピンオフ元のこちらは、阿久津部長のお話です。お馴染みの国斉さん、知賀(が第一話間抜けた作画なのが笑える。この頃は主役はるCPにするつもりなかったのかな)、近藤も出てきます。

◾︎阿久津×村上
完全に門地ワールド
村上の家でどったんばったん童貞と童貞の初エッチを繰り広げる様子がページのほとんどと言っても良い。1巻なのにこんなに長くこの…

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ノエル 小説

丸木文華  門地かおり 

美しい景色と脆い人形、それを作るのも壊すのも人間

美しい日本風景から戦後の焼け野が原へ
無垢で美しい少年から成長した自我へ
好きでいつまでも変わらないで欲しい気持ちと、変わってしまう・変えてしまう人間の対比が面白かったです。お互いの盲執っぷりはこの時代背景に合っていると思いました。

大好きな年齢差や体格差なんですが、カップリングとしてはあんまり萌えませんでした。
初めの行為シーンも結構無理やりで、今までの溺愛っぷりから想像と違いショッ…

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花のある生活 (新装版) コミック

門地かおり 

今読んでも面白い!

すごいよ門地先生!
2001年に発売されたコミックスの新装版。
とはいえ、こちらも2009年発売のもの。
だけと、内容は全然古くない。
可愛くて笑えるものからシリアスでダークなもものまで多彩。

どのお話も、攻めが受けのことを大好きなんですよね。
ただ、その愛し方がかなり異質。
笑える変態から監禁、思い込み……
どれもそれぞれ面白かったです。

カラーの口絵は、『褪せる』の二…

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恋姫(新装版) コミック

門地かおり 

旧版の感想失礼します

◾︎恋姫,蚊帳の外
◾︎秋川幸二(既婚,脚本家)×白玉=松本優紀
◾︎菊丸
優紀の手に出るって設定が大変切なく作用してくる。寝とった相手はまた別の誰かに寝取られるという世の道理を味わう。菊丸がその謀略の埒外から出てくるのも苦しい。彼はひとり純粋無垢であった。あの時ああしなければという思いが、優紀にはこれ以上ないほど渦巻いたことだろう。
あぁ…苦しい…苦しい、苦しくて好きだ…
「蚊帳の外」…

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告白の言葉のない国 コミック

門地かおり 

悲恋

◾︎表題
◾︎クマル(奴隷商)×シン(従者)
◾︎ソロウ
昔読んだ時に、いかに理解が足りていなかったか気づかされました。告白の言葉がない…なる程。
BLなのかというとまた違う気もする。なにせそれぞれが性愛とは違うところで互いを愛しているような気がするから。もちろん性愛=BLなのかって論点もありますけど、大方がそうではあるという前提で。

◾︎恋愛歌劇場
「お兄ちゃん ホモでフェチで近…

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mother 小説

丸木文華  門地かおり 

10月4日は天使の日。らしい

10月4日は天使の日、と耳にして思わず再読。
未読の方、特に丸木先生の作品を初めて読む!という方には是非、ネタバレ、予備知識なしで挑んで頂きたい作品です。(有名な作品、有名な作者様という事は重々承知の上で念の為。)

丸木先生の独特の、陰鬱と言いますか仄暗いと言いますか…その世界観がたまりません。

本編「mother」
ショートで「child」が入っております。
motherは真治…

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