門地かおりさんのレビュー一覧

おきざりの天使 小説

夜光花  門地かおり 

異色の学園モノ?

昨今のBLの中でこれを読むと、ぜんざいの塩昆布のような(笑)
そういう意味で、読み出したら止まらない、面白い作品でした。

ま、最後が無理矢理、ってところは同意しちゃいますけど。
でもって、CPになった圭一と高坂。引き取られた家の息子、幼馴染的な徹平。
このへんのバランスは良かったですが、ミステリーに引きずられた分、心情の描写がシンプルだったかなとは思います。とは言え、こういうジャンルで…

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是 -ZE- ファンブック コミック

志水ゆき  新也美樹  北沢きょう  橋本あおい  未槻直  雨隠ギド  カキネ  三池ろむこ  立野真琴  木下けい子  ねぎしきょうこ  阿部あかね  小椋ムク  津守時生  門地かおり  夏目イサク  南野ましろ  麻生海  二宮悦巳  草間さかえ  北上れん  小鳩めばる  藤川桐子  金ひかる  木原音瀬  栗城偲  一穂ミチ  久我有加  榎田尤利 

「是」愛、炸裂。

当時「是」の9巻の発売直前タイミングで発表された豪華ファンブックです。

冒頭はカラーページ。
全員集合〜的な表紙から、雷蔵x紺、近衛x琴葉、若玄間x氷見、守夜x隆成、彰伊x阿沙利、双子x初陽。
双子とおっさん玄間、ガイコツと和記。
再び、雷蔵x紺、近衛x琴葉、守夜x隆成、若玄間x氷見、メガネなし彰伊x阿沙利。
全て着衣で肌色は無しですが、合計14点でしょうか、豪華なカラーイラストです…

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mother 小説

丸木文華  門地かおり 

母に優しいマザコンならまあいいじゃない

 甘い濡れ場も多い反面、ベースには常に不穏な空気が漂っている物語。人を疑う、悪く言うことがなく、見た目だけでなく性格もまさに天使な真治。しかし、大学入学前にレイプされてしまい、初めて人間不信に陥る。黒幕が誰かというのはとても分かりやすくて大まかな展開は序盤で予想がついてしまいます。ただ、塚越が真治に執着する理由、それが分かった時真治がどう行動するか、という点では興味深い作品でした。

 「母」…

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偽りに花は生まれし 小説

いとう由貴  門地かおり 

清純かつ淫らです!

いとう先生のねちっこいエロさと粘っこい執着攻めが好きで読み、大変満足でした。


遊郭などの類の話ではありませんが、受けちゃんを攻め様のもとに送り込む正妻の企みで、受けちゃんはプロ並の閨作法を仕込まれております。そのテクに気づく程度に手慣れた攻め様は、受けちゃんのうぶさとのギャップにそそらせます。初物の感想が『美味であった』!!

受けちゃんの淫らさと清純さ、そして利発さが全編で魅力的で…

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生徒会長に忠告(7) コミック

門地かおり 

2014年か…

「母さん 風邪薬ないです」
知賀のこの口調に何故か異様に萌えてしまう冒頭から始まった生徒会長に忠告7巻です。「つんつんしてません」といい、母親にちょこちょこ丁寧語になるのはなんなのか。可愛い。

今回、知賀のセリフに何故か萌える。すっかり国斉バカになっちゃったなぁ。「近藤 明日はついに俺たちデートだな」…ツッコミじゃなかったっけ知賀って。「バカめ…」って………すみませんセリフバレし過ぎてます…

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ノエル 小説

丸木文華  門地かおり 

BL版、源氏物語


物語の時代は戦後の日本。
当時6歳で孤児である受けを外国人である攻めが拾い、自分好みに育てます。

作中にもありますが、源氏物語をモチーフにしていて今風のBLにした感じ。
とはいえ、色んな受けが出てくるでもなく、至って攻めはノエル一筋。

最初から伴侶にするつもりで自分だけの世界に閉じ込めて、自分だけのものにしたいという攻めの執着が最高でした。
対する受けも攻めの執着を心地よいと…

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可愛い下僕の育て方 小説

雪代鞠絵  門地かおり 

健気なのは、

タイトル通り、下僕を(今以上に)可愛く(するべく)育てていかんとするストーリーなんですが、なにせこちらの攻めさま、下僕である受けをひっそりこっそり溺愛しているものだから、どこを読んでも甘くて可愛かったです(^ω^)
タイトルや表紙から俺様な傲慢攻め×健気受けのお話なのねと勝手に想像していたのだけれども、想像を良い意味で裏切る可愛いお話でした。
兎にも角にも、このお話のキモは「健気攻め」克幸だと…

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mother 小説

丸木文華  門地かおり 

天使と母

いつもにこにこと笑い憎しみや怒りといった負の感情に囚われない天使と例えられる受けが、レ〇プされたことにより人間らしい闇部分の存在を自分の中に見出し、苦しみます。
更にア○ルセッ…の虜となってしまう。

攻めはそんな天使の親友。
初見だったらやっべぇ奴とビビった気もしますが、『モンスターフレンド』で耐性ついていたので諸々予想できました。

受けに対しての執着が露骨なんだけど、家柄の力もあ…

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たとえ偽りの運命であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

思ったよりハマれず…


続編のようで、この巻のみでも大丈夫との事で迷って購入したのですが、作中、前作のキャラの名前や出来事が「あの事件」のように書かれていて、私はやはり「何があったの!?」と、すごく気になりました。

また、その他の友人など最後まで関わってくるのと、アレクの口調や性格が違い、私は「え!?」と戸惑ったので、前作を知っておいた方がより楽しめるだろうと思いました。

年上攻めが純真無垢な受けに手を出…

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mother 小説

丸木文華  門地かおり 

発売当時に読みたかった〜

これ、発売当時に読むと多分すごい衝撃だっただろうと思います
漫画の方ばかり読んでましたのでこちらまで手が回らなかった…病んでるほどの執着大好きなので過去の自分に早く読みなさい、と伝えたい

Kindleで購入しましたが挿絵がありません
それでも流石小説ですよね。頭の中で想像できるんですよ。なので問題はありませんでした

9割は受け視点、最後の最後に攻め視点が入ります
物語が進むにつれ…

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