蓮川愛さんのレビュー一覧

絶対者の恋 (上) 小説

岩本薫  蓮川愛 

上巻です。

上下巻発売ということで、どんな厚みの本が発売されるのかと期待していたのですが、厚みは普段のルビー文庫のまんまでした。
がっかり、だがしかし!好きなシリーズの新作が読める喜びはなんとも言えません。

この上巻はラシードと桂一たちの話から始まります。その後にアシュラフと和輝編が収録されています。
アシュラフと和輝編は下巻へ続きますので購入する時やはり2冊一緒が宜しいかと。

ラシードと桂一…

1

絶対者の恋 (下) 小説

岩本薫  蓮川愛 

下巻です。

上巻後半からのアシュラフと和輝編の続きです。
この巻はアシュラフと和輝編→ラシードと桂一という順番で話が収録されています。
特に、上巻の引きが今後の展開が気になるな!というものだったので早速手に取り読み進めました。

上巻の流れからして、お相手がセレブや王族・貴族にありがちな自分といるよりも、結婚相手候補(?)と一緒になった方が攻めは幸せになるのでは?というしばし受けが陥るジレンマ的マイナ…

4

ボーダー・ライン 小説

久能千明  蓮川愛 

文庫化を切望!

ドラマCD化されている有名作品であり、『グレイ・ゾーン』のスピンオフ作品です。

個人的に、私は主役カプ(グレイ・ゾーンの亜久利×譲)より、この二人(由利×佳也)がお気に入りです。特に、一癖も二癖もあるクセ者の弁護士・由利が愛しくてたまりません。

クールビューティーを絵に描いたような刑事の真行寺佳也は、堅物な位に生真面目で融通のきかない頑固者。

なので、一見ド派手で、あまりにも奇抜…

1

キイワードは雨 小説

久能千明  蓮川愛 

ライトミステリとしても秀作vv

1○年ぶりにこのシリーズを読みました。
当時は二次創作に夢中になりすぎて商業本は後回しとし、
この本を読まずに過ごしてきた私自身がアホ過ぎて驚愕。
めちゃくちゃ面白いじゃないですか!

月の砂漠シリーズの醍醐味は、
もともと美人であることからその手のトラブルが多くゲイを嫌っていた瑞貴が、夏彦との関係に苦悩するところだと思っております。
更に相手の気持ちがわからないままに誘い受けから始…

1

絶対者の恋 (下) 小説

岩本薫  蓮川愛 

国を支える攻め様に受け様が出来る事

上巻でのトラブルの匂いが残るままでのいよいよの下巻は、アシュラフと和輝が主役。
アシュラフの妹で、同じアラブの隣国に嫁いだ妹の国から招待を受ける形で
二人で出向いた先で、その国の国王で、妹の夫から、アシュラフは自分の妹を嫁にと
請われる事になるが、アシュラフは父王の喪も明けていない事や、経済活動で国を
支えていかなければならない時期で妻をめとるつもりはないと断るが、国王に取りあえず
考え…

4

絶対者の恋 (上) 小説

岩本薫  蓮川愛 

ケンカ出来る程絆が深い

恋シリーズのアラブ攻め王子様兄弟と東堂兄弟、2カップルの続編が上下巻で登場。
そして、上巻のメインは、マラーク王国の第2王子ラシードと元SPで今はラシードの
私設警備担当で恋人の桂一とのお話になります。
続編と言う事で、桂一はマラークで暮らすようになって1年が過ぎた頃のお話。

あのオレ様で遊び人みたいなちょっとヘタレたラシードが大きく成長しております。
第3王子が成人して王位に付くま…

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恐竜とハツカネズミ 小説

七地寧  蓮川愛 

2人の出会い編

「Pink Piggy」であさひを助けてくれた人物、幹久たちのお話。

読んでてまず、幹久の性格が本当にただの天然キャラ?
Pinkの時はもう少しズルイ面も持ち合わせているようにも見えたけど。
というか、レックス(ラルフ・アシュクロフト)がPinkの時には
もう少し幹久に対して恋愛感情を強く出してたイメージがあるのですが
今回は出会い編だからなのか、全くそういう意味での愛情は見えなかっ…

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Pink Piggy 小説

七地寧  蓮川愛 

執着系読みたいときは七地さん?!

淡々と読んでて、今回のお話も執着系だな~と。
嫌いじゃないですvv

昔は病気のせいで太ってた事もあり、クラスのみんなからいじめの対象されていた鷹也。
そこに手を差し伸べてくれたのが、あさひ。
まあこれで鷹也があさひに執着していくのもわかります。
今では手術も無事に終了し、昔の面影がないくらいに男前に成長(そしてモデル)
今更ながら、周りの人間は手のひらを反すように近づいて来るのです…

1

Tastes differ. 小説

七地寧  蓮川愛 

キャラとか設定は好みなんですけどね・・・

『恐竜とハツカネズミ』で衝撃を受けて七地先生の他の作品も読んでみようと。
・・・・。やっぱり文章が苦手かも。なんか、作者さんの中でちゃんと文章がまとまって
ないような書き方がどうも・・・
文章によく『とまれ。』って出てくるんですけど。(『恐竜とハツカネズミ』でもありました。)
あれってなんなんですか?意味が良くわからないんですが・・・
ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。
1冊…

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略奪者―ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

BL小説読んだ~って気持ちになりました

これぞ王道と言わんばかりの作品ですが、読んだ後に妙な達成感が!
岩本先生はお仕事関係の描写が毎回詳しく書かれていて、ほんとよくお勉強なさってるな~
と感心します。
そのリアルさがありながら、古き良き時代のBLの王道設定が甘くてですね。
攻様も受様も結構乙女に見えてきて、最終的にはあまあまなんですよ!
も~お互い好き好きで!
ドロドロでひねったBL作品に疲れた心を本当に癒してくれます・・…

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