蓮川愛さんのレビュー一覧

官能小説家 小説

藤崎都  蓮川愛 

打ち掛けプレイ

1冊すべて表題作です。
浅岡(受け)の視点でストーリーは進みます。

何かの作品とリンクしているのかなと、何となく探りながら読んだのですが、特に登場した人物はいなかったようです。完全に単独で読めます。

分かりやすく整理して語ってくれているので、浅岡が「子どもの頃に会ったトラウマの相手」と、久慈の「デビュー作の少女のモデル」がお互いであると読者にはぴんときます。

ですが、単に仕事関…

1

イノセント~夜に棲む鳥~ 小説

久能千明  蓮川愛 

儚い受け

久能さんが書かれているSFのシリーズものは大ファンなのですが、なぜか現代学生ものは今までツボに入ったことがなく・・・。これも、個人的には少し合わなくて残念。
基本的に元気な攻めと綺麗で芯が強いけどどこか脆い…みたいな組み合わせがお好きなのかなと思います。この作品もそんな組み合わせでした。

設定やストーリー自体はそんなに単調ではないのですが、受けキャラの設定と恋愛ものとしての展開は非常にベタ…

1

独占トラップ 小説

藤崎都  蓮川愛 

単独でもOKですが純情ファンには特にお勧め

「トラップ」シリーズですが、この1冊だけでも楽しめます。
ただ、ヒューバードとユーインが登場しますので、「純情トラップ」「発情トラップ」は読んでいた方がより楽しめます。格好良いタキシード姿のイラストもありますし、二人がお好きな方には是非にとお勧めです。

1冊すべて表題作です。
礼(受け)は、老舗ブランドのイメージモデルに選ばれ、大学の夏期休暇中に渡米します。バーティ会場で暴漢に襲われます…

1

豪華客船で血の誓約を 小説

妃川螢  蓮川愛 

マフィア×麻取の再会愛

あらすじ:
船員として豪華客船に潜入した麻薬取締官の麻人(受け)。
そこでかつて抱き合った仲であるクリスティアーノ(攻め)と再会し…

麻人は麻薬取締官、クリスはイタリア系マフィアという、いわば敵対関係にある二人の再会モノ。
舞台が豪華客船ということでゴージャスでドラマティックな展開を期待しましたが、ゴージャスはともかくドラマ性は今ひとつといった印象の作品でした。

麻人はイタリアに…

4

豪華客船で血の誓約を 小説

妃川螢  蓮川愛 

マフィアとマトリの再会

この主人公(受け、麻人)は麻薬取締官として、活躍したのだろうか?
麻人はイタリア留学時代に傷を負ったクリスを匿い関係を持つようになり、別れがあって、数年後、潜入捜査で乗り込んだ船上で再開する。で、物語が始まるのですが、アシスタントパーサーとして潜入したのに、強引にクリスに専属バトラーにされ再び関係を持つようになる。秘書は別にいるから半分は愛人みたいなものでしょうか。
外事警察とのやりとりも、お…

3

発情トラップ 小説

藤崎都  蓮川愛 

「純情トラップ」の続編

「純情トラップ」の続編です。
なんと十数後の話だそうですが、蓮川先生のイラストでは相変わらず二人とも若々しかったですし、そんな年月が流れたと思いませんでした。
二十代前半(大学生)→三十代半ばでは、外見もそう変わらないでしょうし、元々「純情トラップ」での二人が落ち着きがありましたので。

ストーリー上は前作を未読でも大丈夫そうなのですが、読んでおいた方が二人のハッピーエンドの微笑ましさが増…

1

継承者(下)―ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

おしりぺんぺん

岩本先生、蓮川先生好きで、このシリーズ(文庫版の方)を読破させていただきました。。。
なんで今頃コメントするかってーと、
この本でやっと好きな展開がはっきり出てきたので、
すいませんうれしさのあまり。(笑)

略奪者の時から思ってたんですけど、
もうちょっとちゃきっとした受け(アキラ・長男受け)がいいなあと。
したら、この巻の受け3人パジャマーパーティ
(イノセント無敵王者 ルカ主…

7

略奪者 ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

なんでこういうのが好きなのか自分でもわかんない

岩本先生好きなんです。
蓮川先生も好き!間違いなく好き!
でもたっぷりシリーズのあるこちらに手を出すと、
終わらん!と思って、
腐 になってからずっと我慢してました。
ふと油断したときに ○○の恋 シリーズを先に読んで、
どうしても我慢できず、とうとうこちらも。
これ以上ない王道中の王道。

攻めさんがなんで受けさんを好きになったのか
今一つピンと来ず、そういう場合、普通イラッ…

2

華の闇 小説

榎田尤利  蓮川愛 

榎田さんのエロ万歳

榎田さんのエロ万歳、な作品。

遊郭で男娼(陰間でなく男遊女という変わった設定なので表紙絵となる)の華嵐。華に嵐のたとえもありますわな。絵に描いたような健気受け。
一方攻めは、財閥御曹司。なので身請けも出来るぞ、と。やはり他の男に抱かれるシーンはNGだったのか、危害ある華嵐ながらもその辺りの描写は出ず。ストーリーとしては片手落ちな印象。

攻めがかたくなすぎてややイライラしますが、結局ハ…

1

初恋迷宮 小説

鳥谷しず  蓮川愛 

残念

裏のあらすじから嫌な予感がしたものの、文章が読みにくくて内容がまったく頭に入ってこない。

宝坂眞──かつてチェロ弾きだった年下の彼が、雪人を振った男が――上司として現れたのだ。

ここだけでセンスが悪いのが伝わってくる。
綺麗な表紙で手に取ったものの、もったいない買い物をしてしまった。

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