六芦かえでさんのレビュー一覧

身代わり花嫁は月下に愛を誓う 小説

野原滋  六芦かえで 

まもるために必死

先生買い。受けがええ子やったけど、めっちゃ惹かれるかと言われると?だったので萌にしました。野原先生お好きな方でしたら、安心しておススメできます!本編260P超+後日談16P+あとがき。

1歳年上の姉の春燕と両親とで織物、染色を生業とし生計をたてている伶偉(りんうぇい)。とても素晴らしい織物を仕立てていて皇帝に献上していたこともあったのですが、祖父の代の時に事件に巻き込まれ、以降はなかなか引き…

1

身代わり花嫁は月下に愛を誓う コミコミ特典SS小冊子 月は二人を祝福する 特典

新婚さんの新居にて

本品は『身代わり花嫁は月下に愛を誓う』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、伶偉のために建設さられた離宮のお話になります。

都の西に位置する場所に旭宇は伶偉のために離宮を建設します。伶偉
の故郷の村は山や川や森に囲まれた自然に溢れる土地で、旭宇は要望
を聞かれても希望も注文も恐れ多いという伶偉のために伶偉が喜ぶ
だろう森と宮殿を建設していたのです。

重厚な門扉が開けられた先…

4

身代わり花嫁は月下に愛を誓う 小説

野原滋  六芦かえで 

再会から始まる恋物語

今回は宮中にも出入りする謎の青年と
花嫁候補の姉の身代わりとして宮中に入る青年のお話です。

受様が陰謀に巻き込まれながらも攻様の伴侶となるまでと
2人が受様の生家を訪れる後日談を収録。

受様の村は染色や織物を生業にするものが多く、各家々の独自の染色技術は
親から子へと伝えられています。受様の家では毒草を用いて他では真似ので
きない鮮やかな色を特徴としています。

この高い…

5

身代わり花嫁は月下に愛を誓う 小説

野原滋  六芦かえで 

BLファンタジー、大いに結構!!

身代わり花嫁もの+中華風ファンタジーになります。

こちらですね、健気で芯の強い受けと、包容力があり愛情深い攻めが、真っ直ぐ純粋に想い合うー。
そんな心が洗われるような、ピュアと言うか純真な二人であり、物語になるんですけど。
二人の揺るぎ無い愛に、めちゃくちゃ萌えましたよ。
二人を襲う試練に、のたうち回りましたよ。

あとこちら、「BLはファンタジーだ。ここまでいったらぶち上げちゃい…

12

告白 小説

可南さらさ  六芦かえで 

コッテコテの少女漫画風味

「約束」が凄〜く好きなので、関連作品のこちらも読んでみる事にしたんだけど、途中からほぼ流し読み状態に…

というのも、まんま少女漫画なんですよ。
受けは男だけど、ヒロインといったほうがしっくりくる。
ノロマだけど頑張り屋さん☆で周囲からは何かと手助けされる愛されキャラ。
おまけに何かとやたら泣く。

で、お相手は、アイツだけは絶対にやめとけ!と言われる生徒会副会長。
そんな彼に一目…

2

鏡の国の恋人 小説

夢乃咲実  六芦かえで 

鏡モチーフ

六芦先生の挿絵狙いで購入。夢乃先生お好きな方なら、安心してお読みいただけるお話かと思います。攻め受けともめっちゃ訴えるキャラとは感じなかったのですが、すごく嬉しいシーンがあったので萌2より萌にしました。本編280Pほど+後日談33Pほど+あとがき。

施設育ちの陽生(はるき)は接触嫌悪があって、家人が留守の間に家事を行うというスタイルで家政夫をしています。ある日事務所所長が「難しい案件なんだけ…

2

鏡の国の恋人 小説

夢乃咲実  六芦かえで 

巡り会うべくして巡り会う恋人達・・・

作家買いです。

今回、ちょつぴりファンタジー要素ありのお話になるんですね。
鏡の向こうで出会った少年。
彼の正体はー?、みたいな。

この設定が二人の恋愛に、本当に上手い事生かされてまして。
こう、オチでのあまりのロマンティックで感動的な落とし所に、うっとりしちゃったんですけど。
巡り会うべくして、巡り会う恋人達・・・みたいな!(≧∀≦)

また、不器用で孤独な攻めが、健気で…

8

きみを見つけに 小説

うえだ真由  六芦かえで 

愛は、奪うのではなく与えるもの

長時間の移動をしなければならない事態を前にして手持ちの本がなくなりかけるという危機に陥り、フェアの最中の本からこちらのレビューを頼りに物色した中の1冊。うえだ真由さん、初読みですが期待以上に良かった!
今まで書かれた姐さま方のレビューにもありますが「うわー、どうなるの(ハラハラ)」と言ったドラマチックさはないのですが、橘高と遥斗の心情が丁寧に描かれている所がとても良い感じです。

出版社あら…

3

熱愛未経験。 小説

黒崎あつし  六芦かえで 

好きなやつです……

 これは個人的に「凄く好きなやつ」でした。いいですね、この愛と優しさに包まれた攻めの腹黒さというか執着というか……。
 前作「恋愛未経験」は未読なのですが、かなり楽しめました。単体で読めると思います。

 受けの一弥が直情型猪突猛進タイプなのに対して、攻めの小金井はじっくりねっとりしつこいタイプでしょうか。それがベッドシーンにもあらわれています。私は焦らしていくスタイルが好きなのでそれもとて…

4

優・等・生 小説

五百香ノエル  六芦かえで 

惜しい。

思春期特有の「誰もわかってくれない」を盛大に拗らせてしまった感じの作品でした。
正直なところ趣味じゃない作品です。ですが、「萌」評価にしました…
それは、攻めでもなく受けでもない、受けのルームメイトである結城があまりにも不気味で怪異なキャラが緻密に表現されていたから。結城のような頭のネジが10本がぐらい外れてしまったような第三者キャラが出てくると地味に刺さるのです。あと、受けの良のブチ切れシー…

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