みずかねりょうさんのレビュー一覧

鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

愛を継続させること

愛ってなんだろう…と、考えさせられる話でした。

彼のことが好き、でも彼は俺のことが好きなの?わからないよー!うー!
っていう、単純な話じゃなくて、愛を持続可能にしていく努力、つまりSDGsを考える物語だったのかなと、そんなことを読後思ったりしました。
なんでも、持続性って難しくて、ただ持続するだけなら簡単で、それをただの依存や執着、惰性にしないために何ができるんだろうって考えるとこの小説…

7

狐の婿取り 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

可愛さ100%、エロさも抜群

昔に一度読んだことはあったが、内容を忘れていたので再読した形。

狐の神様と人間との禁断のラブストーリー。
それプラス、可愛い小狐の陽(ハル)がいます。
というか、ちみっ子可愛がり小説では。
日常の、ほのぼの系を描きつつ、ヤるとこはしっかりエロく書かれています!
初めは人間の涼聖を警戒していたのに、だんだんと絆されていく過程も見どころ。
神様の琥珀がえっちで可愛くて、それに翻弄されえ…

0

契約恋愛 小説

野原滋  みずかねりょう 

まともに会話が成り立たない無口な受けが…

久しぶりに会った羽鳥(受け)から唐突に「期間限定の恋人契約」を申し込まれて……というお話。
羽鳥とは同じサークル仲間だったとはいえ、挨拶を交わす程度相手からそんな事を言われて困惑するも、仕事で便宜をはかってもらったこともあり断ることもできず腹を括る英介。

「不器用で口下手すぎる羽鳥」とありますが、それにしても喋らない。
せっかく会話の糸口もぶった切る。
こりゃ〜苦労するわ……と同情しち…

2

あにだん 恋の季節 (表題作 虎穴に入らずんば恋を得ず♥) 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

虎と猛禽類

大型ネコ科猛獣と猛禽類が大好きですので、前作より個人的に悶えました。
アムールトラと人間の恋、猛禽類同士の恋が編まれてました。

続編とあって進化種の定義みたいなシリーズを通じてのお約束?的なものが固まりつつあり、やや説明的ながらも世界観がしっかり説得力あるものになったように感じます。
好きな動物なだけに具体的に思い浮かぶ個体と脳内で重ねながらキュンキュンさせてもらって、本当に贅沢な読書時…

0

バースデー 小説

安西リカ  みずかねりょう 

絶対にネタバレ読むなよ!?読むなよ!?


とても不思議な一冊でした。

そしてやっぱり、あらすじや関係性、ネタバレやレビューを見ずに読んだ自分を褒めたい。
言いたいことはたくさんあるのに、何を言ってもネタバレになってしまうが悔しい…!!
そもそも題材がとても珍しいので、これをBLで読める嬉しさ。
内容の好き嫌いも、多少は分かれると思います。

けど!

ネタバレありで読んで後悔するより、
ネタバレなしで読んで後悔し…

4

「黒龍王と運命のつがい - 紅珠の御子は愛を抱く -」コミコミ特典書き下ろし小冊子「告竜王の幼な妻と小龍たち」 特典

賑やか子育ての日々の中。

本編終了後、龍偉は龍王となりつがいの弥月と共に龍王城へと居を移していました。

弥月は龍王妃と呼ばれ、産まれた4人の時期龍王候補となる王子達にたっぷりの愛情を注いで育てる毎日。

それぞれ個性も成長速度も違い、弥月は慌てることもあるけれど、弥月に懐く子龍達はかわいく愛しくて。
龍偉がどっしりとと構えていて、頼り甲斐がマシマシでした(^.^)

最後はお互いに、ますます魅力的になってる…

0

「黒龍王と運命のつがい - 紅珠の御子は愛を抱く -」発売記念ペーパー『二人の龍王とつがいの御子』 特典

妃大好き龍王ズ(´∀`*)

本編終了後のお話。
龍偉と弥月の元へ、現龍王より自分のつがいである妃を紹介したい、と話が来て、2人は龍王城を訪れる。

そこで歓待してくれた妃は、男性ながら中性的で天女のようにたおやかな麗人。

幼い子龍時代の龍偉の思い出話も出て和やかに談笑していると、自分達のつがいはかわいい、とやにさがる龍王ズ。

お酒が進む龍王を置いて、妃2人が庭の散策をすると、それを愛でる龍王ズ。
それに気…

0

黒龍王と運命のつがい - 紅珠の御子は愛を抱く - 小説

眉山さくら  みずかねりょう 

人の温かさを知る(*´ω`*)

龍王が治める龍国の異世界ファンタジー。

受け様は、龍の御子である弥月。
人の世界では胸に“龍の欠片”である紅く光る珠があるため、人々から恐れられ、1人山奥で暮らしていた。

猟師に襲われているところを助けてくれたのが攻め様である龍偉。
一緒に行こうと言われ、それまで独りぼっちに生きてきた弥月は、そのまま彼らの世界へと連れて行かれる。

龍偉は龍国の時期龍王候補の1人。
現龍王よ…

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ご主人さまと謎解きを 小説

楠田雅紀  みずかねりょう 

勢いがあって面白かった

財閥御曹司と執事見習いが事件に巻き込まれる話


就職してすぐ本社当主の竜徳寺家に執事見習いとして出向させられた椎葉歩夢(受け)。
病床の当主には母親について不可解なことを聞かれるし、指導役の執事・立花には冷たくあしらわれるし、当主の息子たち3人は仲良くなさそうだし、何やら色々ありそうな職場です。
優秀と評判の次男の政宗(攻め)は歩夢の好みドンピシャで、親しくなりたいと思うのですが、少し…

3

「聖なる騎士は運命の愛に巡り合う」電子版限定特典 特典

新婚旅行のお話でした

本編でフィオラノーレで大怪我を負ってしまったティモの為に、クラウスは王弟殿下である父親の所領地にある温泉での湯治を勧めていましたが、二人の結婚式やなんやらでやっと新婚旅行という形で叶っていました。


本編でもクラウスのティモへの愛情は凄かったですが、こちらの電子版限定特典でもそれは変わりませんでした。むしろ結婚した事でティモが素直にクラウスに甘えているので糖度は増し増しになっていました。

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