ひたきさんのレビュー一覧

DESPERADO series 500MILES 小説

柏枝真郷  ひたき 

多様な愛情が垣間見える

既に絶版になっているものもあるDESPERADOシリーズの新装版の作品でした。
元刑事のクラークと元男娼のアンソニー、二人の出会いから半年くらいの話で
BL的にはどうなんだろう?なんて思うくらい探偵もの尽くしな骨太ストーリー
これだけ読むと、別に設定が男同士でなくても成立しちゃうんじゃない?
って感じる事も多々あるのですが、同時収録されているHOME AGAINを読むと
アンソニーがクラ…

4

仮面の恋 小説

綺月陣  ひたき 

化粧で偽る

至〔受〕は思いっきり化粧をし髪にメッシュも入れて夜の街を彷徨っては援助交際するという快楽的な生活を送ってます。
ある時、至はとりわけ目立ついい男をみかけ、その彼が人探しをしているのをいい事に、「そいつを知っている」と嘘をついては室岡〔攻〕をあちこち引っ張りまわし、また電話で「いまそいつと居る」とまで嘘を付いて彼を呼び出したりをもします。
でも最初はただからかい半分な至だったんですが、途中から室…

2

ひかげの薔薇 小説

鹿住槇  ひたき 

萌えます!

電子書籍で読みました。

不倫もの。
と言うと敬遠されそうですが、こちらは攻めと奥さんが特殊な関係なので、ドロドロさは全然ありません。

まず社長と愛人、って設定だけで萌えますw
攻め御倉の執着っぷりがいいッ!
とにかくカワイがります♪
溺愛攻めサイコー!!!
陽カワイイあまり、ネクタイでしばってお道具攻め・・・・なんてオイシイ場面も(≧▽≦)
すっごく溺愛攻めに萌え萌えしながら読みました。

御…

4

愛にふれさせてくれ 小説

夜光花  ひたき 

執着攻

帯『不幸にするとわかっていても、お前への執着を捨てることができない…。』

大好きな執着&心に狂気をはらんでる攻ですよ、わーい。
そしてこれまた自分の大好きな地味系の平凡気味受です、わーいわーい。
やはりこの位の容姿と性格の受にですね、攻が執着しまくるってのが萌える訳ですよ!!
これが平凡地味系受萌えの神髄!!!ビバ執着攻!!

続き物なので前作を読んでおかないと色々分かりにくいです…

1

月下の縁 小説

水原とほる  ひたき 

ラストシーンが『神』です。

おいおい、と思う所もありましたが、ラストシーンはとても良かったです。
あの別れから十数年ののち、祖国でない地で一瞬すれ違うだけの二人連れ。
穏やかで綺麗で、たぶん幸福なのだと思わせる描写が、あの時からの彼等の人生を想像させて、ウルッときました。
綺麗事でない、苦労や戦い、挫折や痛みなど、二人で乗り越えてきただろう歳月を慮ってしまいます。そして、残された者達の上にも、平等に時は流れたのだと、ラ…

2

灼熱を呼べ 小説

夜光花  ひたき 

ミステリと恋愛の絡め方

夜光花さんの作品で、現時点ではこれが一番サスペンス要素と恋愛との絡み具合の出来が良いんじゃないでしょうか。あ、ファンタジー要素有りは抜いて、ですが。

冒頭は夜の高校に竜治[攻]が友人と共に忍び込むシーンから始まります。
そこが裕也[受]との真の出会いと言っても良く全体を通しても意味のあるシーンなのでちょっとじっくり読んでおいた方がいいかも。
裕也が地味系メガネ受で職業が調律師というのも好…

2

その刑事、天使につき 小説

剛しいら  ひたき 

世界は愛に溢れている!といいよねっ!

攻めがだんだん壊れていく様が見ていてとてもほほえましかったです。
壊れると言っても「崩壊していく」というのとは違って「虚勢がパリパリ剥がれ落ちていく」って感じです。

最初は超俺様でいけ好かない感じなのですが、それが受けの純粋さに触れるにつれ、ちょっとずつ殻から抜け出してくる感じ。
こう、ちょこっとずつ外の様子を見ながら、ちょいっと顔出して、手を出して、足も出して、気付いてら外に出てた!み…

4

その刑事、天使につき 小説

剛しいら  ひたき 

天使な天然受けが意外キャラで良い

何だか、最近の剛さん作品の受けちゃんは健気の良い子が多い気がしますが、今回はまるで天使のような・・・
いや、本当天然ボケだったら苦笑モノなんでしょうが、本当に天使みたいで、癒されるんですよ。
汚れちまった自分にもマブシイ~~~!
ちょい爪の垢でも煎じていただきたいですわww

外国語枠で採用され、ガイジンの多い六本木署に配属された瑞樹。
お父さんが学者で、小さい頃から一緒に諸外国を旅し…

1

その刑事、天使につき 小説

剛しいら  ひたき 

これはいい突飛

アフリカ人が絡んだ殺人事件を担当することになった、生真面目な検察官・出水と語学が堪能な純真な刑事・瑞樹のお話です。
それぞれが両親に関係する問題を抱えており、出水はそのため人を信用できなくなっているし、瑞樹はそれを受け入れながらもストレスになっていることは否めなくて・・・

まずこのお話のポイントは、瑞樹が信じられないくらい純真無垢だということです。
相当なマザコンで、お坊ちゃんで、さらに…

2

仮面の恋 小説

綺月陣  ひたき 

設定買い

設定や展開がおもしろそうだったんだけど、思っていたほうに話が広がらず、期待はずれだった。残念。

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