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柏枝真郷 ひたき
甘食
ネタバレ
31歳元刑事の探偵デス×24歳元男娼の美貌助手トニーのシリーズです。架空の街とはいえニューヨークっぽい都市の近くのスラム街みたいなガラのよろしくない地区に愛の巣を構えて暮らしている2人。洋画を見ているような感覚でどんどんストーリーに入っていけます。 シリーズものなので近所のゲイバーに勤める女装男子(心は女性)のリタやマンディ、ダンディーで素敵すぎるデスの義父の弁護士ジェロームも活躍します。二…
面白くて一気読みしました。元刑事で探偵の31歳金髪攻め×元男娼の探偵助手24歳黒髪緑目ツンデレ受けです。舞台は70年代アメリカ東海岸のどこかの都市のスラム街。日本人が登場人物全員外国人の長いシリーズものを書けるってすごい事だと思います。 2人は愛し合ってますが、探偵ゆえに身の回りでは悲惨な事件ばかり起こり、ラブシーンよりはそちらをメインに書かれています。でも話が面白いのでつい読まされてしまい…
飯田実樹 ひたき
チョコ柿ピー
8代目ランワンの時代だけを描くのではなく、フェイワンの幸せな現在を始めと終わりに入れ、8代目の話を挟んだ額縁式の構成は良かったです。 8代目の話とフェイワンの幼少期の話は、どれも辛くて涙なしでは読めませんでした。 8代目の龍聖に起こった内容は、第一巻で9代目龍聖が見つけた手記に書かれていた心理状況を正確になぞった出来事が起こっただけで、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。 龍聖は…
エコ
素敵なご縁でご本を手に取ることが出来、読み終わりましたので、拙いながらレビューさせて頂きますね。 構成は、幸せフェイワン達ロイヤルファミリーの日常のひとこまから始まり、 先代リューセーを知る人たちからの聞き取りを経て、日露戦争時の明治日本へと巻き戻り、丁寧な先代リューセーのエルマーンでの日々へと過去が綴られていきます。もうここからは涙が止まらない箇所がかなりありました。 ランワンを慕いな…
他のレビューにもある通り、とにかく甘々の二人です。 攻めの受け溺愛が大好きな私は、この巻はもう何度も繰り返し読みました。 でもあんまり人気ないのかなぁ? とはいえ、18歳の男の子が言葉も生活習慣も文化も全く違う世界に一人転移し、家族と一生会えずに過ごすのですから、不安や葛藤が多くあることは当然のことだろうと思います。 素直で心の純粋な龍聖がシィンワンを心から慕い、そのことをシィンワンも受け…
この巻が発売されて初めて読んだときは、「えぇ~っと、うん、そうか、こういう龍聖か」という感じであまり受け付けなかったのですが、その後に発売された8代目の話が織り込まれた「猛炎の小竜」(2019年11月発売)を読んだあとは、あまりに悲しいお話に、もうとにかく明るく楽しい巻を読み直したくてたまらなくなり、こちらを読み直しました。 そういう意味で、この巻はかなり落ち込んだり悲しいお話を読んだ後にはすご…
鳩村衣杏 ひたき
ふばば
鳩村衣杏先生の2005年発表作。 表紙絵が思いっきり入れ墨なので極道モノかと思いきや、全く違うのです。表紙の印象と中身は全然違います。 舞台は、出版翻訳代理店。 そして主人公は、かつて「現役高校生作家」として脚光を浴びその後「現役大学生作家」に。前途洋々だった「真淵匠」こと仲江音弥です。 真淵匠の4作目。1人の熱狂的ファンが、作品世界に引きずられて自殺未遂をする事件が起こり、それ以降小…
鳩村衣杏先生の2006年発表作。 「彼の背に甘い爪痕を残し」のスピンオフ作、なのですが知らずにこちらから読みました。 実母が失踪、義父から虐待され施設で暮らしていた淑仁。8才の時に遠縁の出版社社長・今給黎家に引き取られる。そこには5才の晶がいて、淑仁を慕い、背中に残る虐待の傷跡を見て泣いてくれた… 小さな晶が自分を守ろうとしてくれている事、自分も晶を一生守ろうと決めた事。 34才になっ…
夜光花 ひたき
まぎぃ
直前に読んでいたものが今ひとつだったせいか、あまり詳細を見ずに読み始めて、文章力があるなー、誰かなと想ったら夜光花さんでした。 美人の調律師、裕也と、暴力に興奮してしまうきらいのある危なげな刑事、竜治。 お話は、裕也が目の手術のため渡米した先で、他人から封筒を言付かったところから始まる。 爆発事故のために失明しかけたが、海外で手術して回復した裕也。 一方、竜治は高校生の頃から裕也に…
ぴれーね
「空に響くは竜の歌声」シリーズ、8冊目にして初の短編集(表題作は長編です)になります。 表題作がフェイワン達の物語で書き下ろし、更に同時収録作でタンレンとシュレイの物語も書き下ろされています。 ここに、一作目のフェイワン編から五作目ルイワン編までの、特典ペーパーや小冊子用に書き下ろされた短編。 他、雑誌掲載の短編となります。 こちら、めちゃくちゃお得だと思うんですよ。 いや~、シ…